母の言葉と、じゃが味噌のぷちココットレシピ

さっき、夕食の準備をしていてふと思い出しました。

私が小さい頃に母に言われた言葉。

ご飯粒を残すと、「お百姓さんに謝りなさい！」

好きじゃない魚料理が出て、不満を言った時、

「あんたの為に身を投げ出してくれているんだから、食べなさい！」

食というものが、誰かが苦労して作りだしてくれたものであり、

ひとつひとつが命である、

食卓を囲みながら、いつもそう教えてくれていました。マナーにも、厳しかったなぁ。

だから、母の作る食事に関して、不満を言ったことは少ない。

これらがどこから来たものか、

この献立が、どういう思いで作られたものか、

それが小さいなりに、わかっていたのだと思う。

もちろん苦手なものもたくさんあったし、好きじゃない味付け、組み合わせのものだってある。

でも全ての食べ物に共通しているのは、感謝の気持ち。

これがわかっていると、好き嫌いなんて言ってられなくなる。

もちろん、家族みんなで毎日囲む食卓は幸せだった。

夫は、好き嫌いがほとんどなく、

お肉も好きだし、ジャンクフードも好きだけど、

身体に良いものや、お魚も大好きで、骨まで食べてしまうほど。

きっとお義母さんが料理上手だったのと、それに加えて

遅くに帰宅するお義父さんの晩酌の時にちょこっともらえる、大人のおかず。

晩酌のおつまみなんて、ちょっぴり大人っぽいもの。

なのに、お父さんからちょっと分けてもらえる、それが楽しくて嬉しくて

料理に対する良いイメージしか残らない。

子供の味覚って始めのうちは非常に未熟で、イメージで味が決まると聞きました。

子供には苦手そうな内容でも、大人たちが「美味しいね！」と

みんなで楽しくお喋りしながら食べると、きっと子供にも良いイメージが残るんじゃないかな・・・

そんな事を考えながら、サバを焼いてました～

今朝のぷちココットのレシピです。

味噌とチーズって合いますよね～