●それは総デジタル化時代の幕開けでもあった | たかみゆきひさオフィシャルブログ「shadowcube」Powered by Ameba

●それは総デジタル化時代の幕開けでもあった

…なんて書くと大ゲサか(^^;)


なんかねぇ、この話たぶん面白いと思うので、どこかの出版社さんで本にしてくださーい(^^;)
とか言ってみるテスト。


あー、夜が明けちゃったよ(^^;;;)
現在会社で映像の編集中でレンダリング待ち。
ってことでこれ書いてます(^^;)



現在でもノンリニア編集にはレダリングはつきもの。
昔はそれはそれは膨大な時間がかかったんですよ。
(レンダリングがわからない人はググれ!)

その昔、某アイドルのビデオクリップを作った時、一曲(4分くらい)書き出すのに48時間かかったこともある(^^;)


さて、そんなこんなで時はさかのぼって1990年代初頭

当時はフジテレビで企画のお仕事しつつ、アイドル誌のライターをしつつ、アイドルのイベント制作なんかをやってました。
その頃アイドルは「冬の時代」を迎え、アイドルが出られる番組は激減、予算は大幅に削減され、アイドルはデビューしてもコンサートができない、キャンペーンもできない、すなわち、お客さんの前で歌うことができないような状態になってきていたのです。
そんな状態だったので、業界有志でアイドルがステージに立てる環境を作ろうじゃないかというプロジェクトが立ち上がり、ライブを企画。
その時のカラオケの音源はなんと当時一式100万を超えるMacintosh IIcxでSound Designer IIで編集。
なんて贅沢!
これが人生で初めて体験したノンリニア編集だったと思う。

ピッチを半音変えたりするとね、1曲あたり処理するのに40分くらいかかった(泣)。
で、その間ヒマだから近所にメシ食いにいったり(笑)

いやぁ、
デジタル編集は高音質だし、簡単に何度も切った貼ったできるし、便利なんだけど(演算には時間かかるけど)、
機材が高すぎてちょっとなぁ…。

そんな時代


さて、ライブ自体は大成功!
次回ライブ開催の可能性も見えてきた。

この時のMacを使った初めてのノンリニア編集に対する様々な思いが、次への原動力となった。



なんとか手軽に安価でライブ用の音源を作れないものか…。

そんな時、SONYから発表された新時代デジタルオーディオメディアがあった。
その仕様が明らかになるにつれ僕は「これだ!」と思った。


興奮した。


そして1992年11月、そのデジタルデバイスの発売を誰よりも待ちこがれる男がいた。
(プロジェクトX風^^;)

つづく 右差し●それは総デジタル化時代の幕開けでもあった

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●それはまさに「輝きの描写(スケッチ)」だった!
●かくしてデジタル技術革新とともに「地下アイドルシステム」の第一歩は始まった
●それは総デジタル化時代の幕開けでもあった
●地下アイドル?


※「地下アイドル」という表現は個人的にはなんともしっくり来なくて好きでは無いが、わかりやすいので使ってます。