政権交代―どうなる?民主党政治
(前回の更新が感情的になってしまった感があるので、少し書き換えました。)
16日に、鳩山新内閣が発足しました。
8/30に行われた衆議院選挙 で、自民党が大敗、圧勝した民主党に政権が渡る事となったわけで。
まあ、この結果は、これまでの報道の流れから予想はついていましたが、個人的には(立場上、政治に関して意見を述べるのは不適切なのかもしれませんが)、以前にも何度か本ブログでも述べてきた 通り、自民党の失敗は叩きまくるくせに、ご自身の不祥事からは逃れるこの政党やそのトップ達はどうしても信用出来ず、そうした責任を取らずして絶対に政権を握って欲しくない、という思いでいました。
衆院選 も「行かねば」と思いつつ、我が選挙区には投票したい人が誰もいないんですよ(;;)「この人物には投票したくない」と思う候補者を消去法で除外し、残った人に投票せざるを得ないという状況でした。。隣の区(というかむしろ自宅はその区の方の境目)には大臣経験者もいるんですよ。過去の「中選挙区制」の時には、それなりに投票したい人もおり、選挙制を元に戻して欲しいです。
と横道それてしまいましたが、選挙結果は、いくら民主党の圧勝とはいえ、政治も知らなそうな異様に若い候補者が何人も当選したり(「小沢チルドレン」と言われていますね)、自己破産者や逮捕歴・AVまがいの作品出演経験者など、変なのもいたりと聞くと正直、頼りないし期待出来ない!
自民党も歴史的敗北を喫したとはいえ、当選して欲しかった議員も多く落選し(一方、当選して欲しくなかったM元首相やO渕Y子などは当選してしまったし・・・)、その変わりとしては、あまりにお粗末過ぎると思う。
まあ、これまでも民主党は参議院でも、某女子ゴルファーの出しゃばり親父
や、不倫報道のぶってオバさん
などが、何のお咎めも受けずに居座っています
からね!
それにしても、テレビや新聞の報道では「民主党支持率が絶大」のように書かれていますが、周囲では(少なくとも話題になった範囲ですが)誰もこの党に期待していないようです。せいぜい「自民党に嫌気が差したから入れただけで、支持していると思ったら大間違い」との声があったくらい。
実は、この夏に触れ合った人々の中に何と、友人に「H山Y紀夫の愛人がいる」という方がいらっしゃいましたよ!!あまり詳しい事は聞きませんでしたが、その方は「ズルい奴だ」と仰せでした。
実は、ネットでは以前から、マスコミによる旧与党や前総理を叩く姿勢が批判 されていました。何と、ヤフーニュースのコメント欄では、麻生前首相の評価は結構高かったりします。
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20090830-00000007-jct-soci&s=points&o=desc
そして、民主党に関しては以前から、テレビや新聞では公にならない話もあるようで、そういう点が不安視されていたり、上述の「不祥事の責任逃れ」なども、非難を浴びていました。一部のネット記事でも、その辺りを書いているものがありますので、最後に紹介しておきます。
少し前には、民主党員が「日の丸」を切り貼りして党旗を作った事も、ネットニュースで波紋を呼んでいました。日本の国旗には賛否あるとしても、こういう姿勢ってどうなのでしょう?
ネットの情報をどこまで信用して良いかというのは微妙なところですし、鵜呑みにしてはいけないのも承知ではありますが、(自分達も体験しているように)ネットの声って、表ざたになっていない現状を訴える場にもなっているので、侮れないと思います。
この辺りの声の違いは、世代により差もありそうです。
色々書いてしまいましたが、このように決まった以上は、新政権の様子を冷静に伺うしかないですね。マスコミも民主党も、旧政権はこき降ろす事しかしなかったのですから、新政権に対しては甘いという事なく公平にご判断頂きたい。
個人的には、もし新内閣が、かの「教員免許更新制」という悪法 を廃止してくれれば少しは支援する気にもなれるかも。先日それを検討するとの記事も出ていましたので、これに期待したいと思います。
最後に、志半ばにして政権の座を奪われた麻生前総理は、この厳しい中で頑張られたと思います。本当にお疲れ様でした。
2009/9/13
読売新聞が2009年9月13日、早稲田大学と共同で実施した全国世論調査結果を朝刊で発表した。「民主党に期待している」という回答が72%と高い数値を示した。一方、10日に夕刊フジがニコニコ動画上で行った調査では「民主新政権へ期待」は29%にとどまり、読売・早大調査と比べると「真逆」ともいえる結果だった。「本当の世論」はいったいどちらなのだろうか。
読売・早大調査「60歳以上」が4割超
読売新聞社と早大の調査は、衆院選後の9月5~6日に面接方式で行った。全国250地点の有権者3000人が対象で、1827人の男女が回答した(有効回収率は60.9%)。「民主党に期待しているか」という質問に対し、「期待している」と「ある程度」がともに約36%で、計72%が「民主に期待」と答えた。衆院選前の6月下旬に行った前回調査の52%から大きく上昇し、同社と早大が08年10月から計7回実施している調査では最高だった。回答者の内訳を見ると、20歳代が8%と最も低く、最高は60歳代の23%だった。70歳以上も18%と高く、「60歳以上」が40%超と半数近くを占めていることになる。
読売新聞はこれまでに、早大との共同調査以外の世論調査結果も公表している。衆院選前の09年8月21日には、「民主300議席を超す勢い」などと報じていた。
ニコ動・夕刊フジ調査「20代の若者が多い」?
一方、9月11日に発表された夕刊フジのニコニコ動画調査では、民主新政権への期待は低かった。
調査は同紙が10日にニコニコ動画上で実施。「午後0時30分ごろ」から200秒(3分20秒)間行い、「10代以上の3万5167人から回答を得た」。「鳩山新政権に期待するか」という質問では、「とても期待している」(5.7%)、「ある程度期待している」(23.1%)を合わせて約29%が「期待している」と回答。一方、「あまり期待していない」(21.5%)と「まったく期待していない」(33.6%)とで計約55%と半数以上が「期待していない」と回答している。また記事中、回答者の年齢層について、政治ジャーナリストの角谷浩一さんは「20代の若者が多いのだろう」と推定している。読売・早大とニコニコ動画の調査結果にかい離があった理由の一つには、年齢層の違いがあるかもしれない。
2ちゃんねるでは、
「あの組閣内容を聞いて、更に期待できる国民って一体どういう脳みそなんだろうか??」
と、読売・早大調査結果に疑問を呈しているとも取れる声が一部で上がる一方、 「早い話、ニコ動も2ちゃんも有権者の動向を反映してないということだろ。そりゃ常連さんがほとんどだからな。あまりにも層が偏り過ぎてる」
「麻生を支持してたニコニコだから 一切信頼できないな」
といった見方が多数出ている。
確かに、ニコニコ動画のユーザーについては、従来から「自民好き」「麻生ファン」が少なくない。衆院解散直後の7月24日にニコニコ動画が行った支持政党調査では、トップが自民で31%、2位の民主(15.7%)を大きく引き離し、新聞社などの「民主優勢」の結果とは異なる傾向が現れていた。
ちなみに、13日放送されたフジテレビ系「新報道2001」の調査でも、「鳩山新政権を支持する」が66%、で「支持しない」(22.2%)を大きく上回っている。
女中高生「新政権支持しない」が「6割以上」 若者は民主に期待せず?
2009/9/21
大手新聞が行った世論調査ではいずれも新内閣支持率が70%以上となり、発足時で「歴代2位」という高さだった。しかし、女子中高生の間では様子が違うようで、アンケート調査で6割以上が民主党政権を「支持しない」と答えていることがわかった。若者を対象にしたほかの調査でも民主政権への期待は低いようだ。
「高速道路無料化は矛盾している」
モバイルコンテンツを提供するビジュアルワークスは、女子中高生1021人に「民主党政権」に対する意識調査を2009年9月9日から15日にかけて行った。
女子中高生が今、もっとも気になる政治テーマは「景気対策」で41%。「お小遣いが減った」「外食する回数が減った」といった理由だ。次に多かったのは「教育問題」で22%。自分に関わりのあることに関心があるようだ。
一方、「民主党政権を支持しますか?」には、66%が「支持しない」と答えている。その理由は、
「温室効果ガスを25%削減すると言っているのに高速道路無料化は矛盾している」
「鳩山さんも小沢さんも色々と問題があるのにそれを説明しないのはおかしい」
「どうせ票集めの無謀なマニフェストだから、結局半分も実現しない」というもの。
「大勝したのは他に入れる政党がなかっただけ」
「何も期待できない」
「アメリカに楯突くのはやめてほしい」
という批判も多かった。
ニコ動調査、55%が民主に「期待していない」
大手紙が鳩山政権の発足を受けて行った世論調査では、朝日新聞「鳩山内閣支持率は71%」、読売新聞「同75%」、毎日新聞「同77%」、日本経済新聞「同75%」となった。
ところが、夕刊フジが行った「ニコニコ動画」調査では民主政権への期待は低い。同紙が9月10日にニコニコ動画上で実施し、10歳代以上の3万5167人から回答を得た。
「鳩山新政権に期待するか」という質問で、「あまり期待していない」と「まったく期待していない」を合わせて約55%と回答。ネット上では20歳代の若者を中心に「自民党好き」「麻生ファン」が多く、同調査でも20歳代が多く回答したのではないか、とみられている。
J-CASTニュースが選挙当日の8月30日に首都圏の20~30歳代の100人に行った街頭調査でも、「期待しない」が半数にのぼった。「期待する」と答えた人も「自民よりはいい」といった消極的な支持が目立った。
2009/09/13 00:10更新
民主党 の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長兼代表代行は12日、甲府市内で記者会見し、今年4月に導入された教員免許更新制度 の廃止に向け、来年の通常国会 にも教育職員免許法改正案を提出する考えを示した。教員免許更新制度 は安倍晋三 内閣が教育再生の目玉として導入を決めたが、民主党 の有力支援団体である日本教職員組合(日教組)が強く廃止を求めてきた。政権交代により教育改革路線は一気に後退する公算が大きい。
輿石氏は元山梨県教組委員長で、日教組の政治団体「日本民主教育政治連盟」会長を務める。小沢一郎 代表代行と太いパイプを持ち、「参院民主党 のドン」といわれる。
輿石氏は「教員免許更新制は変えなければならない。できるだけ早くやる方向になる」と明言、来年の通常国会 での改正案提出についても「当然あり得る」と述べた。平成23年度から免許更新制を廃止することにも「間に合えばそうする」と前向きな考えを示した。
指導力不足の教員排除を可能とする改正教育職員免許法は19年6月に成立。教員は10年ごとに計30時間以上の講習を受け、認定試験で不合格となれば、2年以内に再試験で合格しない限り、教員免許が失効する。
民主党 は衆院選マニフェスト に「教員の資質向上のため、教員免許制度を抜本的に見直す」と明記。社民党 も「免許更新制を廃止」を掲げてきた。
一方、輿石氏は、参院民主党 からの入閣に関し、「一つでよいというわけにはいかない」と述べ、2人以上の入閣を求めた。また、来夏の参院選後の連立枠組みについて「単独過半数をとったら『もう結構です』なんて、人間の生き方として大変失礼だ」と述べ、社民、国民新両党との連立を維持すべきだとの考えを示した。