レンタル放題。

あくまでレンタル作品の記録本位の感想です(◎:期待以上、○期待通り、△期待ハズレ、×閉口)。

作品感想以外の記事は、しばらく掲示した後に削除します。

「面白い/つまらない」の二元論を旨としております。

ネタばれ御免です。←注意!

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大変ご無沙汰しております;

皆様、大変ご無沙汰しております。


いや~、なんと申してよいやら…;




とりあえず映画鑑賞をサボっている訳ではございませんで、


ただただ感想文をまとめてアップすることのみ


滞っておりまする。




趣味も兼ねてやっている別サイトのゲーム系チャット・日記総合サイト様の方に


明け暮れる毎日です。




ところで、本業に関連して、新たにラクガキなどをアップするブログを新設いたしました。


「そんなヒマがあるならこっちを更新せい」


というツッコミが聞こえてくるようですが、やはりラクガキこそが僕の本業なので


こればっかりはどうにもなりません(^^;




そのうち機会を見計らってまとめて更新したいと思いますので、今しばしのご猶予をいただきたく存じます^^





ちなみにこちらが、そのラクガキブログであります。


興味がおありでしたら覗いてみてくださいませ^^


HNはrinkですw



「がぞログ」

http://rink0725.seesaa.net/

○「白バラの祈り ゾフィー・ショル最後の日々」

レントラックジャパン
白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-


90年に東ドイツで発見された尋問記録を元に、反ナチスを掲げて抵抗運動を行った学生グループ「白バラ」のメンバー、ゾフィー・ショルが、大学構内でビラを撒いて逮捕されてからわずか4日で処刑されるまでを描いた作品。


ゲシュタポというのは、とかく極悪非道であることないこと難癖を付けて罪をでっち上げた末に処刑してしまうというイメージがありますが、この作品では実際にゲシュタポがショルの周辺を調べ上げ、「白バラ」とその反ナチ活動の状況証拠を突きつけて追い詰めていく過程が克明に描かれています。
人民法廷は罪を確定させるための出来レース、手続き上のパフォーマンスに過ぎませんが、捜査機関としてのゲシュタポはそれなりに役目を果たしていたという見方もできるでしょう。

いずれにせよ、ショルはそれらに毅然と立ち向かい、一時はゲシュタポも焦りを見せますが、兄ハンスの自供によってとうとう罪を認めることになります。


戦敗国である上に、ナチスが行った悪逆非道が明るみに出たこともあり、戦後のドイツ人のナチスアレルギーは相当激しいものがあります。
時にはその激しいナチス批判が、戦争責任の客観的観測を妨げるほどでもあります。
この激しさ、憎悪は日本人の戦犯に対するそれを遥かに上回ります。

あるいはこうしたドイツ人自身の手による抵抗運動に、背負った罪の重さからの救いを見出す部分もあるのかもしれません。


この作品は、事件を冷静かつ客観的に描いた作品には違いありませんが、一方でこの作品が本国の映画祭で高い評価を受ける背景にはそういった事実もあることは踏まえておくべきでしょう。


現にこの作品では、ショルやその一味の思想的な背景には一切触れられていません。

処刑が不当であることはゆるぎない事実ですが、果たして彼らは純粋な正義の使者たりえたのか。

冷酷なようですが、全てを鵜呑みにする気分にはとてもなれませんでした…。


白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々 - allcinemaONLINE


時 間 : 121分
製作国 : ドイツ
公 開 : 劇場公開 (キネティック)
初公開 : 2006/01/28
監 督 : マルク・ローテムント
脚 本 : フレート・ブライナースドーファー
出 演 : ユリア・イェンチ ゾフィー・ショル
     アレクサンダー・ヘルト ロベルト・モーア尋問官
     ファビアン・ヒンリヒス ハンス・ショル
     ヨハンナ・ガストドロフ エルゼ・ゲーベル
     アンドレ・ヘンニック ローラント・フライスラー裁判官
     フロリアン・シュテッター クリストフ・プローブスト
     ヨハネス・シューム アレクサンダー・シュモレル
     マキシミリアン・ブリュックナー ヴィリ・グラーフ
     リリー・ユング ギゼラ・シャーテリング
     ユーグ・フーベ ロベルト・ショル
     ペトラ・ケリング マグダレーナ・ショル
     フランツ・シュターバー ヴェルナー・ショル

○「遠雷」

ジェネオン エンタテインメント
遠雷

とある都市郊外の団地近くの土地でビニールハウスでトマトを栽培する農業・和田満夫。
日々熱心に農業に打ち込む彼に、ある日突然見合いの話が舞い込む。
砕けた性格の満夫は、見合いのその日に相手のあや子をモーテルに誘う。
一方、彼の親友・広次は、満夫とも関係を持ったスナック経営のカエデと関係を持つ。
このことから広次の人生が狂い始める。
満夫は思うところがありながらも親友を遠くから見守るが…。


ATG作品でごいます。
もっとシュールな内容かと身構えて見たんですが、なかなか見ごたえがありました。
何より主人公・満夫の若き農夫ぶりが非常に瑞々しく描かれていまして。
ワイルドさと、飄々とした雰囲気と、寛容さと、実は優しい心根とが同居する主人公が何とも魅力的です。

まぁ、そういう主人公の人間的な魅力が最大の見せ場かもしれませんね。


親友の広次が裏切るようなことを言っても黙って見守るし。
カエデが卑怯なやり方をしても無下に責めたりしないし。
こういう大人の人間としての魅力は、映画として見た時の爽快感にはどうしても繋がらなくて、むしろじれったくてイライラする部分があります。
これがATGと言われればそれまでなのですが…。


良くも悪くも、古い「邦画」のイメージ通りの作品です。
人を選ぶ作品かもしれませんね。


遠雷 - allcinemaONLINE


時 間 : 135分
製作国 : 日本
公 開 : 劇場公開 (ATG)
初公開 : 1981/10/24
監 督 : 根岸吉太郎
原 作 : 立松和平
脚 本 : 荒井晴彦
出 演 : 永島敏行 和田満夫
     ジョニー大倉 中森広次
     石田えり 花森あや子
     横山エリ カエデ
     ケーシー高峰 満夫の父
     七尾伶子 満夫の母
     原泉 満夫の祖母
     藤田弓子 チイ
     蟹江敬三 カエデの亭主
     高橋明 あや子の父
     坂巻祥子 あや子の母
     吉原正皓 広次の父
     根岸明美 広次の母
     森本レオ 和田哲夫
     鹿沼えり 和田敏江
     立松和平 農協職員A
     江藤潤 農協職員B

◎「櫻の園」

ジェネオン エンタテインメント
櫻の園


私立櫻華学園高校演劇部。
この女子高の演劇部では、創立記念日恒例のチェーホフの“桜の園”上演を間近に控えて準備に追われていた。
その最中、3年生部員の杉山紀子が喫煙で補導されるという事件が起こり、櫻の園の上演中止の危機が迫る。
当日の朝、早めに現れた、部長の志水由布子は、いつもの生真面目なイメージには似つかわしくないパーマを髪にかけていた。
予定通り集合した部員達は、小さな変化と大きな危機に動揺しながらも上演の準備を始めるが…。



原作「櫻の園」(吉田秋生)は、中野敦子、杉山紀子、志水由布子、倉田知世子の4人を主人公に立てたオムニバス形式の物語ですが、本作はこれを2時間に凝縮し、完全に消化した上で独自の群像劇として思春期の少女達の揺れ動く心を見事に表現しています。
志水・倉田両名のエピソードを中心に据え、杉山・中野のエピソードは、テーマのみ作中に吸収されています。
映画オリジナルの部分も自然で違和感がなく、作品に必要な要素をしっかりと表現していて、非常にクオリティが高いです。
実写化がこれほど見事に成功する例も珍しいのではないでしょうか。


実はこの作品を初めて目にしたのは僕がまだ学生だった頃で、今回は2回目ということになります。
非常に強く印象に残り、すぐさま原作を調べて買ってきて読んだ覚えがありますね^^
原作はもう少し表現的に踏み込んでいますので、本作を楽しまれた方は是非原作もお楽しみください。


余談ですが、この作品を借りた翌日に、100均でレンタル落ちのビデオテープが売っているのを発見してゲットしましたw
借りた翌日というのは少々皮肉な話ですが、にしても105円は安い♪


櫻の園 - allcinemaONLINE


時 間 : 96分
製作国 : 日本
公 開 : 劇場公開 (アルゴプロジェクト)
初公開 : 1990/11/03

監 督 : 中原俊
原 作 : 吉田秋生
脚 本 : じんのひろあき
演 奏 : 熊本マリ
出 演 : 中島ひろ子 志水由布子(3年・部長ドゥニャーシャ)
     つみきみほ 杉山紀子(3年・ヤーシャ)
     白島靖代 倉田知世子(3年・ラネフスカヤ)
     梶原阿貴 久保田麻紀(3年・ロバーヒン)
     三野輪有紀 大町真由美(3年・トロフィーモフ)
     白石美樹 平井和代(3年・ガーエフ)
     後藤宙美 戸田麗子(3年・シャルロッタ)
     いせり恵 河合喜美子(3年・ピシーチク)
     金剛寺美樹 井上志摩子(3年・ヴァーリャ)
     菅原香世 中野敦子(3年・アーニャ)
     永田美妙 藤城千晶(3年・フィールズ)
     丸山昌子 木村環(3年・エピホードフ)
     宮澤美保 城丸香織(2年・舞台監督)
     古川りか 松本圭子(2年・舞台監督助手)
     西村雪絵 三島一子(2年・美術係)
     永椎あゆみ 神奈川潮美(2年・美術係)
     佐藤友紀 高田真理子(2年・美術係)
     浅沼順子 大西加奈子(2年・美術係)
     山田純世 堀口さゆり(2年・照明係)
     白戸智恵子 高野久美(2年・照明係)
     阿部千種 田代有美(2年・音響係)
     大原麻琴 佐野留美子(2年・音響係)
     森沢なつ子 聖華女子学園
     西山友紀子 聖華女子学園
     植竹よしみ 聖華女子学園
     伊藤礼奈 知世子ファンの2年生
     森典子 知世子ファンの2年生
     広野美保子 知世子ファンの2年生
     三上祐一 島田祐介
     橘ゆかり 中野綾子
     上田耕一 坂口
     岡本舞 里美先生
     南原宏治 中村先生

○「ウルトラヴァイオレット」

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション


世界に広がった感染症。
超人的な知能と運動能力とひきかえに、感染後12年で命を落とす“ファージ”と呼ばれる感染者たちが出現したのだ。
ファージの能力を恐れた政府は彼らを殲滅するべく動き始め、ファージの組織と政府との抗争が日常化していった。


その最中、ファージ組織のエージェントであるヴァイオレットに一つの任務が与えられる。
それは政府が開発したというファージ殲滅薬を奪取することだった。
大胆にも政府機関に単身潜入したヴァイオレットは、薬剤の奪取に成功するが、そこには大きな謎と陰謀が隠されていた。
疑問を感じたヴァイオレットは、ついにファージ組織をも敵に回してしまうが…。



いかにもアメコミ原作といった感じのハードな設定のアクション作。
予告編では、妙に様式にこだわったアクションばかりが印象に残りましたが、ストーリーの方も中々もの悲しい運命や希望など、ちゃんとスタンダードを踏襲していて安っぽくはなってませんでした。


僕は正直、こういう生活感をまったく感じない作りこまれたフィクションにはあまりのめり込むことは無いのですが、それでもアクションに見ごたえがあったことは確かです。
やはりこのミラ・ジョボビッチという女優さんはアクションで映えますね~^^


ウルトラヴァイオレット - allcinemaONLINE

時 間 : 87分
製作国 : アメリカ
公 開 : 劇場公開 (SPE)
初公開 : 2006/06/24
監 督 : カート・ウィマー
脚 本 : カート・ウィマー
出 演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ ヴァイオレット
     キャメロン・ブライト シックス
     ニック・チンランド ダクサス
     ウィリアム・フィクトナー ガース

○「嫌われ松子の一生」

アミューズソフトエンタテインメント
嫌われ松子の一生 通常版


笙という名の青年がいた。
ミュージシャンの夢も諦め、何をするでもなく自堕落な生活を送っていたが、ある日突然父親が訪ねてくる。
長年断絶状態だった父の姉が死に、その後始末をしに来たのだという。
とはいうものの、父親はその日のうちに帰らねばならず、仕方なくその後の始末は笙が引き受けることになる。
こうして父の姉・松子のアパートを片付け始めた笙だが、そのうちに徐々に松子の人生を知ることになっていく。


病弱な妹を持った松子は、幼い頃から父親の愛情に飢えて育った。
教員だった松子は、ある時、修学旅行先で起きた窃盗事件に巻き込まれてしまう。
普通に対処していれば良かったものを、とんでもない方法で解決しようと考え逆にこじれさせてしまう。
とうとう教員をクビになった松子の、転落の人生がここから始まる…。



最初は「なんて寒いノリだろう」と、表情をピクリともさせませんでした。
やっぱりミュージカル仕立てってのは諸刃の剣ですな~;
追い詰められると松子はヘンな顔をするクセがある、なんて設定も、インパクトはありますがあんまり活きてるようには思えません。
「下妻物語」を撮った監督さんですから、そういう好みなんでしょうか。


しかし、それでも何となく中盤あたりからエンジンがかかってきます。
松子という人はその不器用な性格ゆえに、自分を愛してくれる家族の愛情に、その家族を失ってからでないと気付かないわけです。
ここが何とも切ないですな~。


幸せになるチャンスは何度もあったのに、その都度不器用な立ち回りでそれをフイにしてきた松子。
せめてあの世で幸せに。


嫌われ松子の一生 - allcinemaONLINE


時 間 : 130分
製作国 : 日本
公 開 : 劇場公開 (東宝)
初公開 : 2006/05/27
監 督 : 中島哲也
原 作 : 山田宗樹 『嫌われ松子の一生』(幻冬舎文庫刊)
脚 本 : 中島哲也
出 演 : 中谷美紀 川尻松子
     瑛太 川尻笙
     伊勢谷友介 龍洋一
     香川照之 川尻紀夫
     市川実日子 川尻久美
     黒沢あすか 沢村めぐみ
     柄本明 川尻恒浩
     木村カエラ 超人気シンガー
     蒼井そら スカウトされた女の子
     柴咲コウ 明日香
     片平なぎさ 片平なぎさ
     本田博太郎 『女弁護士篇』の犯人
     ゴリ 大倉修二 (ガレッジセール)
     榊英雄 めぐみのボディガード・リーダー
     マギー 刑事
     竹山隆範 教頭 (カンニング)
     谷原章介 佐伯俊二
     甲本雅裕 修学旅行先の売店の男
     キムラ緑子 松子の母・川尻多恵
     角野卓造 校長
     阿井莉沙 アイドル歌手
     宮藤官九郎 八女川徹也
     谷中敦 「白夜」マネージャー・赤木
     劇団ひとり 岡野健夫
     大久保佳代子 岡野の妻 (オアシズ)
     BONNIE PINK 綾乃
     濱田マリ 紀夫の妻
     武田真治 小野寺
     木野花 婦警
     荒川良々 島津賢治
     渡辺哲 刑事A
     山本浩司 刑事B
     AI 女囚A・唄
     山下容莉枝 女囚B・家族
     土屋アンナ 女囚C・プライド
     山田花子 女囚D・思い出
     あき竹城 係官
     嶋田久作 牧師
     木下ほうか ひかり荘一階の住人
     奥ノ矢佳奈 子供時代の松子

あけましておめでとうございます;

大変遅いご挨拶となってしまいました(^^;

みなさまよいお正月を過ごされましたでしょうか?


ちょ~っち私生活のほうが込み入っておりまして、

活動の本格再開は来週くらいになってしまうかもしれません;


その際には、あらためましてご挨拶に回らせていただきます^^


つたないブログではございますが、本年も何卒よろしくお願い申し上げます~。



                                    はち

△「CUBE2」

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
CUBE2 キューブ 2 特別版

完全な不条理を最後まで貫き、「不条理モノ」というジャンルすら生み出してしまった(と僕が勝手に位置づけている)、あの「CUBE」の続編です。


この作品の原題「HYPER CUBE」とは、通常の三次元立体である「立方体」に「時間」という要素を組み合わせた四次元立方体のことのようです。
ですから、仕掛けとしても時間の流れが変わったり、小さなパラレルワールドになっている部屋があったりと時間絡みがしばしば出てきます。
今回CUBEに閉じ込められた人々は途中でそのことに気が付くのですが、そもそも四次元立方体が何なのか分からないので謎解きの役にはたちません。


ともかく、平行世界と何度も交差しながら、若干一名狂気に走ること以外は、謎解きをしてるようで実は全然してない状態のまま話はどんどん進んでいきます。
そしてオチへ…。


完全に○○してしまう筈だった「CUBE」ですが、実際はちゃんと○○できるように作ってあり、つまりこれまでの犠牲者達はただ「もうだめだ」と勝手に絶望して次々に倒れていったことになります。


最後、全てが謎の存在だった「CUBE」の正体をほのめかすようなシーンも入っているのですが、これはまぁ、あの「CUBE」に設定を付けろと言われたら10人中9人が思いつくレベルで意外性は無し。


ただただ山崎邦生に似たジェラント・ウィン・デイビス扮するサイモンの発狂っぷりと、彼から逃げる緊張感のみが見所という、なんとも寂しい続編でした。


CUBE2 - allcinemaONLINE


時 間 : 95分
製作国 : アメリカ
公 開 : 劇場公開 (メディア・スーツ=クロックワークス)
初公開 : 2003/04/25
監 督 : アンジェイ・セクラ
原 作 : ショーン・フッド
脚 本 : ショーン・フッド
     アーニー・バーバラッシュ
     ローレン・マクローリン
出 演 : ジェラント・ウィン・デイヴィス サイモン
     カリ・マチェット ケイト
     ニール・クローン ジェリー
     マシュー・ファーガソン マックス
     バーバラ・ゴードン ペイリー夫人
     リンゼイ・コネル ジュリア
     グレース・リン・カン サーシャ
     ブルース・グレイ マグワイア大佐
     フィリップ・エイキン

○「パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト」

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション

鍛冶屋の青年ウィルと総督の娘エリザベスは、晴れて挙式をあげるはずの所を、J・スパロウの逃亡を助けたカドにより逮捕されてしまう。
場合によっては死刑のところを、ある取引によって辛うじて猶予を手にする。
条件は、J・スパロウの「コンパス」を手に入れること。
意味は分からなかったものの、ウィルに選択の余地は無かった。
牢のエリザベスを残して、ともかくJ・スパロウを探す旅に出る。

一方、前回死闘の末ブラックパール号の船長の座に晴れて返り咲いたJ.スパロウには、再び問題が持ち上がっていた。
BP号を手に入れるときに、幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズと「13年後に魂を捧げる」という契約を交わしていたのだ。
その刻限が目前に迫っている。
その契約を無効化させるためには、あるものを見つけなければならない。
そのあるものこそ、彼の不思議なコンパスが指し示すものだったのだが…。



それぞれの理由で、たまたま同じ物を欲しがる男たちのドタバタの争いです。
相変わらずトボけた風味が効いててw
流れ着いた陸地でJ・スパロウが原住民に神と崇められていたり、その部族では「神」は現世の苦しみから救ってやらなければならず、丸焼きにして食ってしまう風習があったり、もうアホすぎて最高です。
吊るされた籠からの脱出もバカだし、籠に入ったまま走って逃げたり(爆)
「持って走るんだ!」
うはw籠の隙間から足出して走ってるしwww

もう、こういうノリが大好きです。
B級と言われようが何だろうが、ドリフが好きなのと同じくらい、ベタなこの笑いが好きなのです^^


フライング・ダッチマン号も格好いいし、怪物に襲われるシーンのCGも完成度高いし。
J・スパロウが怪物に立ち向かっていくシーンは、鳥肌が立つくらいスローモーションで♪


◎でないのは話が途中だってことと、まぁ良くも悪くも後には何も残らない作品なので(笑
でもこのシリーズは好きですね~^^


パイレーツ オブ カリビアン デッドマンズ・チェスト - allcinemaONLINE


時 間 : 151分
製作国 : アメリカ
公 開 : 劇場公開 (ブエナビスタ)
初公開 : 2006/07/22

監 督 : ゴア・ヴァービンスキー
脚 本 : テッド・エリオット
     テリー・ロッシオ
出 演 : ジョニー・デップ ジャック・スパロウ
     オーランド・ブルーム ウィル・ターナー
     キーラ・ナイトレイ エリザベス・スワン
     ビル・ナイ デイヴィ・ジョーンズ
     ステラン・スカルスガルド “ブーツストラップ”・ビル・ターナー
     ジャック・ダヴェンポート ノリントン
     ケヴィン・マクナリー ギブス
     ナオミ・ハリス ティア・ダルマ
     ジョナサン・プライス スワン総督
     マッケンジー・クルック ラジェッティ
     トム・ホランダー ベケット卿
     リー・アレンバーグ ピンテル
     ジェフリー・ラッシュ バルボッサ

映画でカレンダー!

今週は、うかつにもマンガを大量に買ってきてしまったので、感想はお休みということにします。

代わりと言ってはなんですが、以前5011さんにいただいたカレンダーバトンが、ようやく形になりましたので発表します^^


ルール:

それぞれの月から思い浮かぶ映画でカレンダーを作りましょう。
こじつけ、反則なんでもあり♪


色々考えたんですが、あまりシャレた細工は思いつきませんでした;

戦争映画ばっかり。

1月:八甲田山

M3エンタテインメント
八甲田山 特別愛蔵版


明治35年(1902)1月23日、日本陸軍第8師団青森歩兵第5連隊と弘前の第31連隊
が冬の八甲田山を踏破する行軍訓練に出発しました。
結末を知っていると、序盤で神田・徳島両大尉が会食をするシーンが余計に
感慨深く感じられます。
男臭くていいなぁ^^


2月:226

二・二六事件を扱った五社英雄監督の作品。

なかなか迫力がありました。
細かい話なんですが、ちょい役で藤谷美紀が出てた気がするんですが、goo映画では藤谷美和子になってますね…。
真相はいかに?


3月:ドリームチャイルド

デックスエンタテイメント
ドリームチャイルド

三月ウサギ。
アリス・リデルの役を演じたアメリア・シャンクリーの美少女ぶりが目に焼きついてますね~。
本人の写真が残ってるので、似てるかと言うと微妙な線ですが…。


4月:四月物語

ビデオメーカー
四月物語


やっぱりこの方は「旬」を捉えるセンスが絶品です。
もちろん主役の松たか子もいいんですが、助演に、当時「ビオレ」のCMで岡本綾と競演していた藤井かほり(たしか叔母という設定でした)が出ていることにも注目でした。
初めて知ったんですが「スワロウテイル」にも出てたんですね^^
ラスト、小さな出来事に心から喜びを感じる主人公の、スローモーションでのモノローグが印象的でした。


5月:となりのトトロ

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
となりのトトロ


さつきとメイです^^
田舎の雰囲気が凄く出てたと思います。
声の演技も素晴らしかった。
子供向けファンタジー童話というテーマの陰に、優れた演出が光ります。


6月:バタアシ金魚

ビクターエンタテインメント
バタアシ金魚


原作ももちろん面白いと思うんですが、僕は映画を先に見てハマりました。
当時の僕には、これと「櫻の園」は衝撃的な出会いでした。
で、なんでこれが「6月」なのかと申しますと、出演者の中に

いしかわじゅん

の名前があるからです。


じゅん、じゅーん、ジューン、JUNE…;
ま、要は思いつかなかったということですねw


7月:打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

ビデオメーカー
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?


7月かどうかはよく分かりませんが、夏を描いた作品には違いありませんので!
岩井作品の中でも傑出した作品の一つだと思います。
BGM集即買いましたよ。


8月:ウインズ オブ ゴッド

運命の事故が8/1ですね。
戦争・軍事モノが多いです。
趣味ですし(笑


9月:遠すぎた橋

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
遠すぎた橋 特別編


1944年9月、オランダからドイツにかけての5つの橋を占拠すべく連合軍のマーケット・ガーデン作戦が開始された。
第三の橋を陥とすあたりまでは最高に痛快な映画です。
全編を通して見ても、オールスターお祭り映画に終始せず、戦争は生半可ではないということをしっかりと描き出した良作だと思います。


10月:レッドオクトーバーを追え!

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
レッド・オクトーバーを追え!


バート艦長:スコット・グレンがたまらなくセクシーでした。
コンビニ勤務では、レジを見ながら仕事する時にイワン・ターンを使ってますw
潜水艦からクルーが脱出した後の偽装戦闘のシーンで流れた、ロシアっぽいBGMが笑えましたw


11月:エイプリルの七面鳥

日活
エイプリルの七面鳥

11月…そういえば感謝祭ですよね?

ブログ始めてから、最高の収穫だった作品の一つが、これです。

アパートの住人とのおかしな交流や、ドギツイ母の毒舌もさることながら、やっぱりエイプリルの奮闘ぶりがキュートで切なかったです^^

できないことをやろうと奮闘する姿って、可笑しくて感動的ですね。


12月:ゴーストスープ

ビデオメーカー
ゴーストスープ


岩井俊二のクリスマスネタです。
鈴木蘭々という、懐かしい人が主演です。
岩井俊二ばっかですね;
そういえば「LOVELETTER」でも寒そうな雰囲気がよく出てました。
彼にとって「季節感」は重要なテーマに違いありません。





さて、こんなものですがいかがでしょう?

「エイプリルの七面鳥」以外は、ブログを始める前に見た作品ばかりです(^^;

軍事モノと岩井俊二…我ながら刺激的な組み合わせに驚いてます。


フリーバトンですので、興味がおありの方はご自由にどうぞ^^

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