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今の 俺は 青年を 助けることも どうすることも 出来なかったのだ。 



その次には その若者も 俺と同じように バラバラにされた肉体を 大地に 敷き詰められる 残酷な状況も 目に焼き付いた。




それは 実に 残酷で 凄惨な 光景だった。



あの 残酷にも バラバラにされた 可哀相な 若者も 今の 俺と同じように フランケンシュタインのような 怪物に なって 蘇る(?)のだろうか?



今までの 状況を 考えれば・・・、それも まず 間違いないだろう・・・。



そんな状況が 繰り返されるというのは 実に おぞましい 光景だろう。



こんな残虐なことが この魔界のような 地獄のような 大地の上で ずっーと、繰り返されているのだろう・・・。



今 俺は この 地獄から 抜け出すためには レイコを 探すしか道はないと 真剣に 考え始めていた。



薄暗い 肌寒い この地獄のような 殺伐として世界で 目を凝らしていると さらに 恐ろしい光景が 目に飛び込んできた。



フランケンシュタインのような 怪物たちも お互いに 手に触れた 他のフランケンシュタインのような 怪物を 力任せに 引きちぎってバラバラしているのが 見えたのだ。 



フランケンシュタインのような 怪物が 同じように再生された相手の肉体を 再度 バラバラに しているのが 見えたのだ。



そして バラバラにした肉片を 大地を 整地するように 敷き詰めていたのだ。



それは 恐らく フランケンシュタインのような 怪物の意志とは関係なく あくまで 単純な反射的な 行為なのだろう。



そうすると 俺も 再び バラバラにされる可能性があるということだろう・・・。



それだけでなく 俺も 他の フランケンシュタインのような 怪物を 力任せに バラバラにしてしまう可能性が あるのだ。






( つづく )





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