山の上で作る鰹の手こね寿司 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

箸で・・こねても  手こねビックリマーク  汗

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出けた・・ 音譜
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よだれ流しながら取り分ける
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いただきます・・・ ラブラブ ・・  音譜

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終日山で行う樹木の講習の昼食は「コンビニ弁当」の予定だったが変更になった。

参加したヤマハ時代の元同僚の女性が全員の昼食を用意したからだ。

朝から1升のご飯を炊いて寿司めしに、カツオに手作りの漬物各種を大型クーラーで冷やして持参した。

これを朝熊山の頂上の遊歩道にある広場で仕上げして豪華な昼食となった。

あまりの旨さに皆さん大感激でおかわり、あまりご飯を食べない野人もしこたま食った。


手こね寿司とは刺身を混ぜたちらし寿司のようなもので、志摩の郷土料理だ。

志摩半島はカツオ漁が盛んでマグロやカジキも水揚げされる。

由来は、カツオやマグロの赤身の刺身を甘い醤油に数十分浸けて、手でこねながら寿司めしに混ぜ合わせることから来た。

浸けた身は「ヅケ」と呼ばれ、各地で丼や茶漬けで食べられている。


おかげ横丁をはじめ、手こね寿司を出す店は多いが野人はあまり美味しいと思ったことがない。

職業柄美味しい魚に恵まれ、丼や茶漬けは常食している。

一度だけ旨いと感激したのは、手こね寿司発祥の地、志摩の和具の家庭で作られた寿司で、魚は鰹鮪ではなく流通しない安価な魚だった。

手こね寿司は各家庭独特の味があり、寿司めしの味も魚の浸け加減も絶妙で、調理次第では美味しい料理と言える。

野人が食べた中ではこの手こね寿司の味は前回と並びナンバー1だった。

さすが志摩の住民、秘伝の作り方を皆さん聞いていた。

山の頂上で手こね寿司作って食べられるとは思わなかったな。

それまで前菜でムカゴを食しているので食欲も増進したようだ。


周囲は野生の鹿のフンだらけでフンをフンづけずに歩くことのほうが難しい。

ふんころがしにとっては天国だな・・・

昼食後は金剛証寺に参拝が寺・・講習会、庭のムカゴにも群がって拾っていた。

これで生涯秋の山道ではムカゴにありつけることは間違いない。

道に迷っても、何処でも誰でも簡単に採れて、生食で命を繋ぐ貴重な食べ物なのだ。

覚えておけば食生活にも役立つだろう。

半年以上生き続けるムカゴは命ある最強の天然サプリメントと言える。

毎日数個食べていれば乱れた体調も元に戻るはずだ。


美味! となりのトロロ

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秋の味覚 ムカゴ釜飯

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むーさんの・・アジのちらし寿司

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エッチなサイン 自然薯の紅葉

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あんた達の・・勝ち  残念がる仁王
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御神木を揺すってムカゴを拾う・・仏罰も恐れない
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鐘・・つきまくる  シュロの木の講義も

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野人と似た手相の仁王

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朝熊山 金剛証寺で鐘突き

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参加者 記事

手こね寿司  いとっちゃん

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お寺・・

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生栗     ムーンピーチ

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