第2話 メンチカツ/エビフライ
「メンチカツ」
「今日はドヨウの日、廃坑に行く」。曾祖父の日記に何度もあった記述を頼りに訪ずれた廃坑の奥で、トレジャーハンターのサラは謎の扉を見つける。意を決して開けた扉の向こうには、見たこともない“料理屋”があった。…。
「エビフライ」
救援を呼ぶため、魔物に急襲された砦から飛び出したハインリヒだったが、毒にやられた馬も途中で倒れ、自身も道半ばにして倒れようとしていた。最後の力を振り絞り神に祈ったその瞬間、猫の看板がかかった謎の扉が現れた。…?
感想
第二話も大変楽しかった。終始ニコニコしながら視聴していた。グルメ系のアニメや漫画はそこまで数を見てきたわけではないが、これまでのグルメ系の作品では最も好きな作品となった。
この異世界食堂で提供される料理は、現在までのエピソードでは趣向を凝らした料理だったり、特別の食材や調理方法があるわけではない。いたって普通の料理を提供しているだけであり、料理の美味しさを想像しやすく、そして親しみやすく共感できる。
この作品では、そんな普通の料理を異世界の住人が食べて感動している、ただそれだけの物語なのだが、なかなかどうしてこれが面白い。海外のyoutuberが日本に来て、美味しい日本の料理を食べて感動しているのを見ている感覚に近いように思う。
Aパートではメンチカツ。サラを演じていたのは冴えカノのヒロイン加藤ちゃんであったが、声色や演技はまるで別物。このサラを演じるうえではぴったりの声色と演技で感心した。キャストを見ていなければ誰か分からなかった。 もしかしたら、こちらの声色のほうが地声に近いのかもしれない。
この作品では異世界の人には水が貴重だったり、調味料という概念はあまりないらしく、各種調味料やソースをつけたことで変化する味に異世界の住人が感動しているのを見ると可笑しい。
Bパートでは照り焼き侍さんが実は凄い名のある剣豪だということが判明。でも照り焼きさんなんでしょ?って思うと内心クスっと笑ってしまうw
ハイリンヒを演じていた杉田さんの演技は、ここ数年くらいで見てきた演技の中では頭抜けて素晴らしい演技だった。ハイリンヒのリアクションがいちいち面白かったのと、美味しさに心底感動しているという、ハインリヒの心の奥底から湧いてくる歓びが伝わる抜群の演技だったw
思わずBパートだけ、画面を見ないでドラマCDのように聞いてしまったが、それでも笑ってニヤニヤしてしまった。最後の、またこのお店に来ることができて感無量という感じで漏らした「ハァーッ」は本当最高w
ハインリッヒすっかりお気にいりのキャラクターになってしまった。
今回より面白いエピソードが果たしてあるのだろうか。楽しみにしながら完走予定。
(* ^q^) おもしれーw エビフライ食べたひ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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