『とろける鉄工所 7巻 (野村宗弘)』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『とろける鉄工所 7巻 (野村宗弘)』

 

4063523829 とろける鉄工所(7) (イブニングKC)
野村 宗弘
講談社 2011-10-21

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻  3巻  4巻  5巻  6巻

 

 

【あらすじ】

街外れの小さな鉄工所。ワンマン社長のもとで毎日あくせく働く男たち。鉄を溶かしたりくっつけたり、ロボットの足場を作ったり、感電したり、火傷したり。そしてそれを支えたい娘と、寄り添う妻。世知辛いけどあったかい、溶接デイズへようこそ。

 

 

広島県にある中小鉄工所での日常を描く作品です。

 

連載1回分が4ページで描かれるショートストーリーで、

主に溶接工の仕事から、主人公・北さんと奥さんとのイベント、工場責任者・小島さんと娘さんのイベント、

新人で色々と問題を起こす吉っちゃんのイベント、そして北さんの奥さんのプライベートイベントなど、

中小鉄工所・『株式会社のろ鉄工』に関わる人々にスポットを当てた話が描かれておりまして、

『鉄工所とはこういうところだ』・『中小企業とはこういうものだ』ということが面白おかしく描かれています。

 

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ここからは、7巻の感想。

7巻では、主人公・『北さん』の『奥さん』がついに出産を迎えることとなるイベントが描かれつつも、

工場責任者・小島さんと娘・『さと子』の受験イベントが描かれました。
 
まんが栄養素-とろける鉄工所 7巻

(↑奥さんの妊娠以降、北さんと奥さんは一緒に散歩するようになった)
 

そんな7巻のメインとなるのは、もちろん主人公・『北さん』の『奥さん』の出産イベントですね。
このイベントは前巻で主人公・『北さん』の『奥さん』の妊娠が発覚したところから始まりまして、

妊婦期間(かなり辛そう)を経て、無事、出産までの様子が描かれていくこととなりました。
 
まんが栄養素-とろける鉄工所 7巻
 

その出産イベントが本格的に始まったのが、111ページからです。

出産予定日が近づいてきたある日、『奥さん』が夜中に破水したことに気づきます。

そのことを『北さん』に伝えると、『北さん』はすぐに『奥さん』を病院へ連れていくこととなり、

『奥さん』はそのまま入院することとなりました(出産まで少しですが時間があるため、

『北さん』は陣痛が始まるまで仕事場へ行くこととなります)。

 
まんが栄養素-とろける鉄工所 7巻

 
まんが栄養素-とろける鉄工所 7巻
 

そして、その日の夕方についに『奥さん』に陣痛が始まり、『北さん』も仕事場から病院へ

向かうこととなります。 『北さん』が病院に着いたときに、ちょうど『奥さん』が分娩室へ入る

ところであったようで、少しのやり取りだけをして、『北さん』は外で待つこととなりました。
その後は、出産イベントが始まりまして、苦しそうな『奥さん』の様子が描かれつつも、

その『奥さん』を見守るだけで何もできない『北さん』の様子が描かれていきまして、
そして、無事、出産イベントを終えることとなりました(母子ともに健康)。
 

恐らく、次巻以降は、子育てイベントへ物語が進んで聞くことは間違いなさそうです。

『北さん』と『奥さん』にどれくらいの親としての適性があるのか非常に気になりますし、何よりも

子供の成長を通してこの2人が成長していく様子が描かれていくことを期待したいですね。

  

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【総評】

(´・ω●)ノ 安定して面白いです。

今巻はついに『奥さん』の出産イベントが描かれまして、物語が一気に進むこととなりました。

次巻以降も大いに期待したいですね。 

 

点数的には

88点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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