「最新脳医学」眠った力が目覚める7の習慣3 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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「最新脳医学」眠った力が目覚める7の習慣1

「最新脳医学」眠った力が目覚める7の習慣2

差がつく習慣06 記憶力が落ちたと感じるときは

<築山先生からのアドバイス>

…… 「最近どうも物忘れが激しくなった」と嘆いている人は多いかもしれません。

しかし、物忘れがひどくなったと決めつけるのは早計。

実際は思い出す以前に、最初から記憶していないだけです。

情報は、出力することを前提にして入力しないと使える記憶になりません。……

記憶力を高めるには、出力の機会をなるべく多くつくることが大切です。……


<池谷先生からのアドバイス>

物覚えが悪くなったことを、脳の衰えにするのは間違いです。

年齢とともに新しいことを記憶しづらくなっているのは、たんに年相応な記憶のやり方をしていないことが原因でしょう。……

記憶には経験記憶(自分の過去の経験に絡んだ記憶)、知識記憶(知識や情報などの記憶)と方法記憶(自転車の乗り方など無意識で覚えた記憶)の三つの種類があります。

これらの記憶には上下関係があり、ピラミッド構造になっています。

ピラミッドの下の構造ほど原始的で、上の階層に行くほど高度な記憶です。

これは人間の成長プロセスにも当てはまり、最初に方法記憶、次に知識記憶、さらに経験記憶の順に発達します。

記憶力が弱くなったという人は、おそらくこの発達プロセスを無視しているのではないでしょうか。

中学生ぐらいまでは知識記憶が優勢で、丸暗記をしてもどんどん頭に入ります。

しかし、それ以上の年齢になると経験記憶が上回り、丸暗記は難しくなります。

にもかかわらず若い頃と同じ記憶のやり方をしているから、新しいことが覚えられないのです。

大人に適しているのは、自分の体験を情報と関連づけて覚える経験記憶です。

もっとも簡単なのは、人に話すことでしょう。……

人に話すという行為は、まさに出力そのものです。

覚えたい知識があれば、資料を何度も読み返すより、それを職場で話してみるとよいでしょう。

その方がずっと記憶として定着します。


差がつく習慣07 長続きしないときは

<築山先生からのアドバイス>

…… 仕事や勉強が計画通りに進まないときは、問題点を紙に書いて顕在化させる方法が有効です。

人間の思考は各駅停車ですが、感情は快速電車です。

なんとなく行き詰まりを感じ始めると、論理を一気に飛ばして、不安や面倒くささだけがどんどん膨らみ、それがやる気や集中力を奪っていきます。

感情の快速電車を止めるには、問題点や解決までのプロセスを紙に書くことで「見える化」して、思考の世界に引き戻してあげればいい。

問題点がハッキリすると、「こんなつまらないことで悩んでいたのか」と分かることが多いものです。

もし大きな問題が起きたとしても、闇の中で闘うより、見える敵と相対したほうが、ずっと乗り越えやすいのではないでしょうか。


<池谷先生からのアドバイス>

…… 基礎から徐々に難易度を上げていく方法を「スモール・ステップ法」といい、一度に複雑なことを覚えるより最終的に早く多くのことを習得できることがわかっています。

欲張りな学習はむしろ非効率です。

焦らず基礎から順に学んでいったほうが、実はずっと早く目標を達成できるのです。

ただ、スモール・ステップ法にも限界があります。

新しいことを覚えるとき、脳では神経細胞が必死に突起を伸ばして、新しい回路をつくろうとしています。

いくら学習方法を工夫したところで、神経細胞が脳の細胞とつながるためには一定の時間が必要です。

植物にたくさんの水と養分を与えても、一晩で成長しないのと同じです。

そこで萎えてしまう人も多いと思います。

実はここからが重要です。

たしかに最初に基礎を習得するのに時間はかかりますが、基礎を覚えると、その理論を応用して次の段階を容易に覚えられるようになります。……

さらにすごいのは、そのあとです。

二つのことを覚えると相乗効果によってそれぞれの理解が深まります。

これは「事象の連合」と呼ばれ、一般に累乗の効果があるといわれています。

つまり、2, 4, 8, 16, 32, 64, 128……というように、等比級数的な上昇カーブを描いてどんどん成果が表れます。

長続きしない人は、実は 8や16の段階で諦めてしまっている可能性が大。

諦めずに努力を続ければ1000以上に達するのはすぐなのに、そこでやめてしまうのは本当にもったいない!

すぐに成果が出ないからといって、焦って次のステップに進むのも厳禁です。

実は記憶の半分は、覚えてから4時間以内に消えてしまいます。

そこで追加して新しいことを覚えようとすると、「記憶の干渉」という現象が起こり、前の記憶はさらに忘れやすくなり、新しいことも記憶しづらくなります。

焦って次に進むより、まずは復習です。

消えていたはずの記憶も、復習を繰り返すことで定着率が上がります。

昔からよくいわれることですが、やはり勉強はコツコツが基本。

短期的に結果を求めず、長い目で考えることがモチベーションの維持につながるはずです。


今回も、引用だけで長文になりましたので、私のコメントはなしで。

受験生の皆さんにはあまり関係がないと思われる「差がつく習慣05 アイデアや発想が浮かばないときは」は割愛させていただきました。


学習計画表 

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合格へのスパイラル過去記事


るんるん♪語録/6月22日
積み木は土台がしっかりとしていないと、上へ高く積み上げられない。
何事も基礎が肝心要。


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