差がつく習慣03 集中力が続かないときは
<築山先生からのアドバイス>
集中力が高い状態とは、脳の基本回転数が上がっている状態といい換えることができます。
脳の基本回転数とは、何か問題を解決すべきときに素早く的確な判断ができる脳の力量のことです。
基本回転数が速さだとすると、基本回転数×時間で距離(仕事量)が導かれます。
ただ、残念ながら脳の基本回転数を自分の意志で上げることはできません。
私たちにできるのは、時間と仕事の量の関係を意識することだけです。
つまり、「この仕事をこなすには、これだけの時間しかない」という状況を意識することによって、間接的に集中力を高めるしか方法がないのです。……
集中したくても、まわりの様子が気になったり、イライラが募って基本回転数が上がらないことがあります。
これは思考系より感情系の機能が活発になっているからです。
この場合は仕事をいったん中断して、脳に変化をつけるといいでしょう。
例えば別の場所で仕事をしたり、軽く体を動かせば、脳は環境変化への対応で精一杯になり、感情にかまっていられなくなります。
<池谷先生からのアドバイス>
…… 私が集中したいときによく使うのは次の方法です。
まず背筋を伸ばして、目を閉じます。
そして、とがった三角帽子を被っている姿を想像します。
次に手のひらに、テニスボールほどの大きさの白い球が乗っているとイメージします。
そのボールを利き手で、三角帽子の頂点に注意深く乗せ、落とさないようにバランスを取りながら、そっと手に離します。
ボールが乗ったら、目を開けて仕事に取りかかります。……
よそ見をする余裕がなくなり、自然に目の前の仕事に意識が固定されやすくなります。……
差がつく習慣04 やる気が出ないときは
<築山先生からのアドバイス>
取りかかるべき仕事があるのに面倒だと感じるのは、前頭葉の体力が落ちていることが原因と思われます。……
前頭葉の体力が低下して指示を出し続けられなくなると、面倒くさい、楽をしたいという脳の原始的な欲求に負けやすく、主体的に仕事に取り組む意欲が湧きづらくなります。……
では、どうすれば前頭葉の基礎体力は鍛えられるのか。
無気力に陥った人にぜひやってもらいたいのは、日々の雑用をしっかりとこなすことです。
基本は身体のトレーニングと同じです。……
前頭葉も、毎日小さな仕事を確実に片づけていくことで、原始的な欲求に簡単に屈しない体力を身につけられます。
手始めに取りかかりやすいのは、部屋やデスクまわりの片づけでしょう。
前頭葉は「選択」「判断」「系列化」という活動を行いますが、これらはまさに部屋の片づけに必要な要素です。
これを習慣づければ、前頭葉の機能が向上して自ずと意欲も湧いてきます。
<池谷先生からのアドバイス>
…… 紙に書いて自分を発破をかけるのは実は理にかなったやり方なのです。
モチベーションに関しては、ロンドン大学のベジグリオン博士によるこんな実験があります。
被験者に、スコアに応じてお金をもらえる簡単なテレビゲームをしてもらいます。……
脳の中には淡蒼球という場所があり、モチベーションを生む場所として知られています。
この実験で淡蒼球が活発に活動するのは、賞金の倍率が高くなるコインが表示されたときでした。
では、コインをザブリミナルで一瞬だけ表示するとどうなるか。
賞金の倍率が高くなるコインが表示されたときは、淡蒼球がきちんと活動していることがわかりました。
この実験から読み取れるのは、本人はまわりの状況を意識できなくても、脳はしっかりと把握し、それをモチベーションに変えているということです。
つまり「必勝合格」と書いた紙を貼っておけば、あえて意識して見なくても、無意識の脳にメッセージが届き、やる気をかきたててくれるというわけです。……
引用だけで長文になりましたので、私のコメントはなしで。
「最新脳医学」眠った力が目覚める7の習慣3
学習計画表
社労士1日1問1答サイト
法律条文リンク
合格へのスパイラル過去記事
るんるん♪語録/6月15日
何となくやっていたことにも、理あり。
無意識をうまく使うが勝ち。
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