こんばんは♪
6月29日に行った、「チェルシーガーデン」の、
バラの講座の続きです。
今、我が家の庭で咲く、お花達の写真を、
交えて、書いていきますね。
今回、習った事は、
『夏までに、必要な話』
●バラの虫、病気
●肥料の事
●花が咲き終わったあと、とうするか?
だったのですが、
「花が咲き終わったあとの、剪定」の事は、
前回、だいたい書いたけれど、
手抜きで、リンクだらけのブログでしたね~(笑)
今日は、7月からの肥料の事を
書こうと思いますが、
前回、読んでない方もいらっしゃると思いますので、
(もういらない?)
書ききれなかった事も含め、
もう一度、簡単にまとめておきますね。
(先生が話されたのとは、順番が違いますが)
✿今の時期、シュートが伸びています。
シュートの処理はどうするか?
というと、
四季咲き、木立性の薔薇の場合です。
若い(みずみずしい)うちに、シュートを切ると、
立ち枯れする場合があるので、
房咲きの場合、シュートの先に、
20個くらい?蕾が付いていたら、
咲いた順番に、
咲いたら切る、咲いたら切る・・・
の繰り返しで、
花がらを切っていき、
全部咲き終わった頃になると、
枝も硬く充実してくるので、
もう、剪定バサミで切っても大丈夫です。
切り口に、トップジンペーストなどの、
癒合剤は、塗っておくんだと思います。
(ペーストはオレンジ色ですが、
乾くと透明になりますよ)
シュートは、切ったあとも、
元気に伸びるので、
切る位置は、周囲の枝より低く切る。
咲いた枝の元の辺りで。
そこから、また伸びるので、他の枝の高さと、
一緒になる。
もう一つのやり方、
枝の元から数えて、30cm位、
5枚葉5~6枚くらい、の位置で芽先をピンチ。
(これは、手で折り取る)
30cmでピンチしても、そこから伸びて、60cmになる。
何年か経っているバラのシュートについては、
先生の著書、「もっと咲かせるバラつくり」を読むと、
栄養分を、シュートに取られがちです。
その結果、他の枝の花付きが
悪くなる場合もあるので、
シュートは早めにピンチすることを
お勧めします。と書いてあります。
我が家の場合も、
ギューんと伸びてきた極太のシュートに、
栄養を持って行かれて、
他の枝が弱ってしまった事が
ありました!
つるバラの、花後剪定については、
先生のブログに、載っているので、
再度、有島薫先生のブログを、
下記にリンクします♪
↓ ↓ ↓
http://arisima.blog10.fc2.com/blog-date-20160625.html
暑い中、黄色く咲いている?
「ジュード・ジ・オブスキュア」の2番花
●夏の花の事で、
先生が以前(去年?)、
おっしゃっていた話なのですが、
2番花までは咲かせて、真夏に咲く、3番花は、
バラの夏バテを防ぐため、摘蕾するそう。
でも、元気なバラで蕾がたくさん付いているものは、
一つか2つだけ、咲かせて楽しんで、あとは、摘蕾する。
夏は、どうしても、良い花は咲かないけれど、
一つだけなら、なんとか見られる花が咲く場合もある。
◎新苗は、蕾が付いてきたら、
夏までは、摘蕾。木づくりの為。
花を咲かせると、木に負担がかかるので、
気が付いた時いつでも、蕾が小さいうちに取る。
「ダム・ドゥ・シュノンソー」(デルバール)
〈四季咲き、半つるバラ〉の、2番花。
●7月からの肥料の事
梅雨時、雨が降り続くと、
(今年、関東は雨が少ないけれど)
鉢バラは、底から肥料分が流れ出てしまうので、
梅雨時は、しっかり肥料をやる。
これからは、木に体力をつける為、
今の時期、置き肥えをする。
ずぼらな人は、置き肥えをするのは、今が適している。
雨が降って、やった肥料が、土全体に、行き渡るので。
先生は、鉢バラに、有機の肥料は、
ひと月に一回づつ、
月初に、置き肥えをしているそうです。
P、66 「バラ栽培カレンダー」や、
P、116 の、「年間の肥料の与え方」にも
載っていますね。
使っているのは、こちらの
赤い袋の肥料だそうです ↓
◎地植えのバラへの追肥は、
やってもやらなくてもいい、っておっしゃったような。
◎肥料は、やればいいってものでもない。
ボールしちゃうバラには、
年間通して、肥料はやらなくて良い。
芽だし肥えは特にやらない。
ルージュピエール、木村さんの、ラパンなど。
以前おっしゃっていたのは、
ゴールデンセレブレーション、
ラピス・ラズリもね。
でも、1,5倍の肥料で、良く咲く薔薇もある。
ハイブリッド・ティーはたくさんやって良い。
「フレグランス・フレグランシス」も、肥料多め。
↓写真は、フレグランス・フレグランシスではありません(笑)
「ジュビレ・プリンス・ドゥ・モナコ」の2番花
●梅雨が明けて、急に暑くなってくると、
根にストレがかかってくる。
そんな時期は、
植え替え、植え付けの時、
根痛みを軽減するために活力剤を使う。
(リキダス、マイローズ薔薇の活力剤、
バイタル、メネデール等)
活力剤は、肥料ではない。
根っこを丈夫にしたり、活力を与えるもので、
人間でいうと、
疲れたとき飲む、ビタミン剤のようなもの。
根の傷みを和らげて、
夏への移行をスムーズにする。
これを、使う時期は、季節の変わり目や、
根にダメージを受けた時、
8月後半とかです。
8月は、暑さで、根やけを起こしているので、
肥料をやっても、根が吸わない。
なので、8月初め頃から、活力剤をやり始め、
秋バラの為に、根っこを元気にしておく。
では、今日はここまででです。
スリップスの事、ハダニの事などいろいろ、
「バラの虫と病気」対策の、
話は、次回、書きますね♪
・・って、こんなに、書いちゃっていいのかな~?
✿なが~いブログを読んでくださった方、
有難うございました。お疲れ様でした~♪
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