◆バラの管理~(5月にやること) | ママの薔薇のブログ

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(チェルシーガーデンのバラ)



こんにちは~。


我が家のバラは、毎日、次々に咲き出して、

写真のアップが間に合わない~!


皆様のところでも、嬉しい悲鳴を上げているのでは?


バラの写真も、

アップしたいけど、後日アップすることにして~


今日は、先日行った、

『季節のバラのお手入れ講座』の話です。



この講座は、


毎月、「日本橋チェルシーガーデン」の主催で

行われているのですが、


講師は、とっても有名な、あの方なんです。


いつも、わかりやすい内容で、


今やること! 今大事な事!を、


的確に教えてくださいます♫




私は、昨年もこの講座に参加しました.。


昨年の、『5月の管理』のブログを、

まだ読んでいない方だけ、

こちらも、読んでみてね」→★


















(チェルシーガーデン)




今回の講座の内容は、

東京近郊の、気候に合わせたものですよ~。


習った順番ではなく、

思い出した順に書いていきますね(笑)



花が終わったあとの、花殻切りのやり方


バラを、

見上げる程、大きくならないよう、

コンパクトに保つには、


むかしから言われている、

「花殻に5枚葉を3枚?付けてカット」するというのは、


鉢植えで、コンパクトに育てたかったら、

ダメみたいです。


大きくしたくなかったら、


花の咲いていた枝の、元の方から数えて、

元気な葉っぱ2~3枚の位置でカット。

枝は、短く残す。


迷ったら、その下のところで切る。



もし、その上の葉のところでカットすると、

カットした所から出てきた枝は、

長さが、10cmは違ってきます。



その場所が、

元のところから40cmの長さが残っていたら、


そこから、また枝が伸びて、さらに40cm、

2番花が咲いて、また40cm、と伸びて行って、


秋には、見上げる程の大きなバラになってしまう!



自分のバラを、どういう姿に育てたいか?

で切り位置が変わる、ということです。




つるバラで一期咲きの物は、

花が咲き終わったら、バッサリ切る。


切った所から出た枝に、来年花をつけるので、

その枝は大切にしてください。

まっすぐ、上に伸ばしてゆく。


















(つるアイスバーグ)





バラを、横に広がらないように、育てたかったら、

上芽でカットする。



『カットする葉は外芽でカットする』と、

むかしから、言われていますが、



横に広がるタイプのバラは、

外芽、外芽で、切っていくと、

どんどん横に広がっていってしまうので、


コンパクトにしたかったら、上芽でカットして、

上に伸ばすと、あまり広がらないで、

ドーム型のようになる。



私の書き方は、分かりづらいかも。

「外芽」、「内芽」、「上芽」とかいうのは?


バラの枝をカットすると、

その位置の葉が付いていた、付け根の部分から、

次の枝になる芽が出てくるので、


葉がどちら側についているか、

向きを、確かめてから、カットする、ということです。




うどん粉病について


今年は、4月10日くらいの、

バラの芽が伸びる時期が、


丁度、うどん粉病が発生しやすい、

気温18度~25度という温度帯だったので、


今年は、うどん粉病になった

バラが多かったらしいです。




いつもの年なら、2週間に一回の、

薬剤の散布で、防げるのだけれど、


今年は、芽の伸びる時期と、

病気の出る温度帯が重なっていたので、


この時期だけは、

1週間に一回、薬剤散布しないと、

ダメだったらしい。



我が家では、たまたま、先月の講座で、

『薬剤散布のやり方』を習った時、


先生が、2週間に一回散布していても、


バラの見回りの時、怪しいかな?と感じたら、


「途中でも、スプレーなどを、

部分的にシュッ!とすると良い」と、

教わっていたので、


そのお蔭で、まだうどん粉はほとんど出ず!で、

助かりました。



先月の講座の『薬剤散布のやり方』を、

まだ読んでない方だけ、

こちらをクリックしてみてね→★





新品種の新苗の紹介


(写真は、これだけしか撮ってきませんでした~

すみません・・・)↓





 

 








バラの名前もメモってきたけど、殴り書きなので、

読めないのが多いです~汗



◦ あかり・こはる(京阪園芸)  コンパクト


◦ ラピスラズリ(バラの家)   

 うす紫の花が、 最後までカップを保つ

 (有島先生のお気に入りらしいです)


 他、ドリューや、デルバールのバラ等の説明と紹介。





新苗(1年目)のバラの選び方


コンパクトに育つバラは、

新苗で売っている時から、コンパクト。


大きく育つバラは、新苗の時から、背が高いし、

葉の付く、節間が長い(葉と葉の間)



○枝が一本しか出ていないのと、

10cmくらいのところで切り戻して、

2本になっているのとがあったら、


2本の方を選ぶ。


一本杉でゆらゆらしているバラは、

花数が少なくなるかららしいです。


先生は、いつも、

枝の数が花の数とおっしゃっています。



もし、一本の枝だけの新苗を買ったら、


下から数えて、葉っぱ3枚、10cmくらいのところで、

 

バッサリ、剪定してから、植え付けると、


そこから枝が2本以上?出るので、

枝数を増やす事が出来る♫


購入したばかりで、バッサリいくのは、

勇気がいるけどね(笑)


(少し伸びたらさらに、短く切り戻すと、

そこからまた枝が2本以上出る)


でも、思い切ってカットできない場合は、

蕾をつけたまま、

折り曲げ剪定すると、花も咲くし、

リスクが少ない。



折り曲げ剪定のやり方は、

先生のブログにも、

写真が出ています

   ↓

http://arisima.blog10.fc2.com/blog-date-20140709.html



下は、うちのバラで試してみた写真です

  ↓








折り曲げたい位置を、

ペンチで潰すと、ぽっきりいきません。


下側に折り曲げて、ビニタイで留めておきます

   ↓









もし、枝先が、地面についてしまうようなら、

途中でもう一度上に曲げる。


しばらくして曲げた所から、枝が、

10cmか15cm、出てきたら、

折り曲げた枝先はカットする。





新苗に、蕾があったら?


「株の成長の為、蕾は全部取ってしまう」、


と、バラの本には書いてありますが、


どうしても花を見たい場合は、

一つだけ咲かせてみては?


でも、満開まで咲かさないで、

早めにカットして花瓶で楽しむ。





新苗の、鉢への植え付け方


(今回も、先生が、植え替えて見せてくださいました)


 

春に習った、

『春に購入した大苗の植え付け方』と、

ほとんど同じで、

 

根鉢は、崩さず、 

 

水の吸い上げが良いように、


根鉢(根が回って鉢の形になっている)の周りを、

少しだけ、引掻っかくだけで、

植え付ける。



まだ見てない方だけ、

こちらも見てね → 『春に購入した大苗のうえつけ方




ほとんど、春の大苗の時といしょですね。



今回、根鉢に振り掛けるのは、

根腐れ防止の、ハイフレッシュではなくて、


土に混ぜたのと同じ、

微生物がめちゃ多い『バイオポスト』。


これを振り掛けてから、

植え付けていました。



※バイオポスト  堆肥の一種(有機100%の土壌改良剤。  

 

       フランス、パスツール研究所 

       の協力で開発された物。  

 

       有益なバクテリア(微生物群)を多量に含み、

       根の生長を促進させる。


先生が、フランスの、メイアンに行った時に見たら、             

メイアンでも使っていたそうです。



先生は、バイオポストの「発根促進効果」って、

ほんとかな?


と、バイオポストを、使った鉢と、使わない鉢を、

一か月経ってから、

引っこ抜いてみて確かめてみたそうです。













(チェルシーガーデンに咲く、ジプシーボーイ)




ここからは、質問コーナーで出た話だったかな?



イングリッシュローズの、

 アブラハムダービーとか、パットオースティンの枝が

 枝垂れてしまって困っていたら?



冬の剪定の時、細い枝を残し過ぎると、

細い花枝が多くなり枝垂れやすいので、


冬剪定の時、太めの枝で切る。



それでも、種類によっては、どうしても枝垂れる場合は、


支柱を何本か立てる、とか、


3本足のアイアンのオベリスク?等を、今からでも立てて、

そこに、軽く誘引する。

(これは、チェルシーでも売っているし、

バラの家でも売っているそう)



鉢植えのバラに、

 シュートが出たらどうしたら良いか?



放っておくと、あっという間に、

1本だけビューんと、伸びてしまうので、

30cmでピンチする(手で、曲げてカットする)


でも、みずみずしい、シュートをピンチすると、

枯れこむ事が、たまにあるので、

折れ曲げ剪定をすると、リスクが少ない。



あるいは、伸ばして花を咲かせてから、

低くカットすると、

枝がしっかり硬くなっているので、枯れこむことが無い。



または、そのまま伸ばして、冬剪定の時、

バッサリ剪定する。



開花中、肥料をやっても良いのですか?


本等には、『蕾が色付いたら、肥料は切る』、

と書いてあるが、


ガーデンローズ(庭などで育てているバラ)の場合は、

定期的にずっとやっていて良い。


花は葉が変化したものなので、


コンテストなどに、HTを出品する人の場合は、


窒素が、効きすぎると、花の形をみだしたり、

色を濁らす、と言うけれど、

ガーデンローズの場合は関係ない。



今のバラは、むかしと違い、

2番花、3番花と、次々に咲くように、改良されているし、


花付きや、花持ちも良いので、

養分が必要。


花が咲き終わってから、

お礼肥をあげるのでは、手遅れ。

今の花が満開になったら肥料をやる。


(これは、定期的に液肥をやるのでも良い)



※一期咲きのつるバラの場合は、

花が終わったら、お礼肥えをやって、

その後はやらないで良い。




花の色が悪く、元気が無くなってきた鉢バラは?


肥料はやらず、うんと乾いてから、水だけ与える。


コガネがいるか、

根っこが悪くなっている可能性があるので、

鉢から抜いて根を見る。


鉢を小さい物に替えると、
春はダメでも、秋には咲く場合がある。


ブログが、また長くなってしまいました~!

今回は、1回だけで、

講座の話を終わらせたかったので・・・(笑)



時間がなくて、リンクがうまくいってなかったら、

すみません!



♫ 今日は、読んでくださって有難うございました♫