ラストスタンド　（評価：★★★☆）

※※※　注意　※※※
　「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
　これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2013』の掲載にあたって」

お帰りシュワちゃん！

★★★☆
（★…1点　☆…0.5点，★5つで満点）

（2013年／アメリカ／107分／The Last Stand）

【　監督　】
キム・ジウン

【　出演　】
アーノルド・シュワルツェネッガー
ロドリゴ・サントロ
ザック・ギルフォード
フォレスト・ウィテカー
ジェネシス・ロドリゲス
ジョニー・ノックスビル
ジェイミー・アレクサンダー
ルイス・ガスマン
ピーター・ストーメア
エドゥアルド・ノリエガ
ハリー・ディーン・スタントン
ダニエル・ヘニー
テイト・フレッチャー

【あらすじ】

　メキシコ国境近くのアリゾナ州ソマートン。
　のんびりとした片田舎で保安官をしているレイは、かつてLA市警の麻薬捜査官として活躍していたが、多くの仲間を失った悲しみから、余生をソマートンで暮らしていた。
　ある日、麻薬王のガブリエルが護送中に逃走、メキシコ国境を目指しているとの連絡が入る。付近で不可解な出来事が起こっていたことから、ガブリエルはソマートンを通り抜けるとレイの感が働く。
　ここで食い止めなくては国境を越えられてしまう。レイは、ガブリエルをソマートンを捕えるべく立ち上がる―

【コメント】

　シュワちゃんお帰り！！！
　『ターミネーター3』から実に10年ぶり（まあ『エクスペンダブルズ』シリーズとかちょこちょことカメオ出演してたけど）、カリフォルニア州知事の任期満了に伴って、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーの完全復帰作と題されたアクション映画がいよいよ登場とあって、真っ先に劇場に駆け付けた次第であります。

　本作は、往年のシュワちゃんらしいB級感に包まれた懐かしいにおいがプンプンと感じられて、シュワちゃんの相変わらずぶっきらぼうな演技（ヘタともいう）も健在でありました。スタローンの『エクスペンダブルズ』同様、ひねりもクソもないストレートでシンプルなストーリーとアクションでしたが、僕は非常に大満足でありました。

　もうね、アクション映画なんてこんなもんで全然いいんです。アクションスターが暴れまわって、カーアクション、銃撃戦、肉弾戦で手に汗握って観る、それがアクション映画なんですね。頭空っぽにして観れる映画が一番です、やっぱり。

　ぶっちゃけ今回は、シュワちゃん完全復帰作として甘い採点をさせていただきましたが、次からが勝負でしょう。
　老体ながらも、まだまだ肉体を駆使するシュワちゃんの今後に大いに期待したいです。また『ターミネーター』観たいな～