「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
ごめん、オレ退屈だった
★★☆
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2012年/アメリカ/158分/Zero Dark Thirty)
【 製作・監督 】
キャスリン・ビグロー
【 製作・脚本 】
マーク・ボール
【 出演 】
ジェシカ・チャスティン
ジェイソン・クラーク
ジョエル・エドガーソン
ジェニファー・イーリー
マーク・ストロング
カイル・チャンドラー
エドガー・ラミレス
【あらすじ】
2003年、パキスタン。
若き女性情報分析官のマヤは、CIA秘密施設で繰り広げられる捕虜への拷問を目の前にしていた。捕虜の口から告げられたビン・ラディンの関係者とは、“アブ・アフメド”と呼ばれる男。CIAは“アブ・アフメド”を必死に捜索するが、なかなかその存在を掴めず、数年が経過。その間にも自爆テロが相次いで発生していた。
そして2010年、マヤはついにビン・ラディンが潜む豪邸を特定、ネイビーシールズによる突入作戦が決行される―
【コメント】
今年度のアカデミー作品賞の呼び声も高い本作。
第82回米アカデミー作品賞『ハートロッカー』のキャスリン・ビグロー&マーク・ボールの再タッグによる本作だけに評判も上々の模様です。
さて、その『ハートロッカー』の個人的感想については、「これがアカデミー作品賞獲ったのか~、ふ~ん」で済ましちゃったわけですが、本作の感想はこう。
「ごめん、オレ退屈だった」
長ぇ~よ、これ。『ハートロッカー』もそれほど凄いとは思わなかったし、どうやらこの手の映画は僕には合ってないみたいだ。いやむしろ、まだ『ハートロッカー』のほうが観られた。
『ハートロッカー』は、実際の現場で活躍する兵士を描いているのに対し、本作はその上流工程、兵士を動かすまでのCIA諜報員の苦闘を描いていて、あながちこの2作品は共通する部分があるのかも。むしろ、それを意識して作ったのかもね。
そういった意味でいけば、現場で戦っている人間のほうに応援する気持ちが芽生えたのかも知れない。
しかしながら感心するのは、ビン・ラディンの抹殺の経緯をよくぞここまで事細かにリサーチしたもんだと。この調査力には感服の一言。
そしてクライマックスの、突撃となりの晩御飯作戦のまあリアルなことリアルなこと。ほんと暗殺って言葉がふさわしいくらいに、ブシュッブシュッと嫌な音とともに人が暗殺されていく。退屈と感じながらも、クライマックスだけはスリリングでしたね。
結局のところ、今回の感想も『ハートロッカー』と同様、戦争が身近にあるアメリカだからこそ絶賛されているのでは?と感じるかな。
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本作は、本年度のワースト3中3位(暫定)にランクイン。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘 ★★★★☆
2位:レ・ミゼラブル ★★★★
3位:アウトロー ★★★☆
4位:テッド ★★★☆
5位:デッド寿司 ★★★☆
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:ダイ・ハード/ラスト・デイ ★★
2位:脳男 ★★☆
3位:ゼロ・ダーク・サーティ ★★☆
<その他ランク外一覧>
96時間/リベンジLOOPER/ルーパー
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