「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
お下品コメディーサイコー!!!
★★★☆
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
![テッド](https://stat.ameba.jp/user_images/20130212/23/madkats1024/ce/f4/j/t02200147_0500033312417056046.jpg?caw=800)
(2012年/アメリカ/106分/Ted)
【 監督・原案・脚本 】
セス・マクファーレン
【 出演 】
マーク・ウォールバーグ
ミラ・クニス
セス・マクファーレン
ジョエル・マクヘイル
ジョヴァンニ・リビシ
ノラ・ジョーンズ
サム・ジョーンズ
【あらすじ】
1985年ボストン郊外。
友達ができない少年ジョン・ベネットは、クリスマスプレゼントにもらったテディベアのぬいぐるみを唯一の友達としていつも一緒に過ごしていた。そしてジョンは願う。「テディが本当に話せたら永遠の友達になれるのに」と。そして翌朝、驚くことにジョンの願いは叶い、テディに命が宿る。
それから27年後。35歳になったジョンは、テッド(テディ)と親友のまま、自由気ままな暮らしをしていた。ジョンの恋人ロリーすらも近寄れない仲睦まじさに、「このままではジョンがダメになる」と感じ、テッドと離れるよう頼むが、なかなか中を引き裂くことができずイライラが募る。
そんな中、テッドのファンだという親子が二人に接触、テッドを自分のものにしようと魔の手が伸びてくる―
【コメント】
面白そうだけどスルーしてDVDでもいいかなと思ってたもんで公開から日にちが経ってしまいましたが、3連休ということもあり、ここへきてまさかの鑑賞と相成りました。何やら評判もよさそうだったもんでね。実際、観に行った劇場内は、公開から1ヶ月くらいが経とうとしているにもかかわらず、しかもレイトショーなのにもかかわらずなかなかの混みようだったので、評判の高さが伺えました。
いやサイコー!お下品ネタサイコー!!!
大好物です、お下品コメディー。
テディベアの可愛らしさと、ジャンキーでドエロなテッドのギャップがたまんなく面白いし、随所に散りばめた小ネタの応酬と、最後にホロリと感動させる憎らしさ。
もっとも、アメリカならではの小ネタが多いもんで、僕含め馴染みが全くないジャパンの観客はぽかーんな状態が多かったですが。日本で言えば『TRICK』や『SPEC』の類ですかね。でも、それを差し引いても笑える部分はあるし、放送コードギリギリのエロネタ(いわゆる“顔○”ネタ)は、そこまでやるかとツッコんだくらい。
あとはなんといっても“フラッシュ・ゴードン”サム・ジョーンズの登場!クイーンの名曲とともに登場したサム・ジョーンズは、老いてはいるが面影は十二分に残しており、本作内でかなりの存在感を見せつけていましたね。
そんな小ネタ大ネタをどんどんぶち込んでいながら、詰め込み過ぎな感じもなく笑いが散漫にならず非常にテンポが良くて心地いい。監督のセス・マクファーレンはあなどれない!
もっとも、「星一徹」だの「くまモン」だのと、日本の文化に合わせた字幕ははいかがなものかと。まあ、アメリカンなネタ満載だから、日本人の鑑賞に堪えうるような翻訳家の配慮とも言えなくもないが、そこは個人的にはあまりやってほしくなかったかな。
本作、僕の中ではチャウ・シンチーの香港映画『ミラクル7号』に非常に近い印象を受けましたね。
次作はアメリカネタではなく、世界でも通用する笑いをお願いしますよ監督!
【その他】
「Flash's Theme」はQUEEN(クイーン)の名曲中の名曲!
【2013年度 Myランキング】(2/10時点)
本作は、本年度のベスト10中4位(暫定)にランクイン。
今年は年初めから好調だな~
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘 ★★★★☆
2位:レ・ミゼラブル ★★★★
3位:アウトロー ★★★☆
4位:テッド ★★★☆
5位:デッド寿司 ★★★☆
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:脳男 ★★☆
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
96時間/リベンジLOOPER/ルーパー
『テッド』公式サイトはこちら
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