合宿の話その6そもそもの企画はこちらからその2
その4
さてその6は…
2つのトピックについて。
・失敗を通過する勇気
・孤独を解消する方法
今回の寺子屋の、ひとつのゴールは「法要」。
これは仏教のセレモニー。
ほら貝、太鼓、お経など子どもたちが分担をして
一部始終をやり遂げるという
かなりハードルの高いゴールです。
(のちに和尚様は、『越えられないくらいのハードルが必要』とおっしゃってました。
その言葉が今も胸の奥でじわじわきています。)
で、その法要の練習を見学させてもらっていたとき。
子どもたちのお経の声が小さい。
ごにょごにょ、もにょもにょ
そこへ和尚様の声が響きました。
どういう言葉で語られたのか
もはやさだかではないのですが
「大きな声を出すのが、できるようになる道。
わからないから、声を出さない、抑えているのでは永遠にできるようにならない。
大きな声で間違う、失敗することで
正しくはどうしたらいいのか、を知り、できるようになる。
自分が今できてないこととできていることもわかる。
失敗するんだ」
というような内容です。
(ああ、、、、あの場にいると
ただズバッと胸の奥に矢を射られたように入ってきた言葉たちが
思い返して説明しようとするとまどろっこしい。
ただ、私も本当に目の前の人に
「今、あなたに、間違いながら成長してほしい」という場面では
ズバッと言えることでしょう。
親として指導者として学習者として、しっかりと受け取りました。
失敗を通過する勇気!)
その後
私たち(ブライト合宿母)は、眺めのよい院主室にてセッション。
ニーズカードを使って、いまの気持ちをシェア・・・・
子どもの成長を支え、かかわり、手を引っ込めて見守る
ってすごく高度なことを
研修もなしに
私たちは担っています。
しかも
多くの場合
孤独に!!!
ひとりで対応して、ひとりで考え判断し、ひとりであれでよかったのかと思い悩み…
実際には多くの人が支えてくれているのですが
それも
養育者個人の辛さを軽減していない場合も多い。
差しのべられた手の取り方がわからない。
差しのべる手の主も、これ以上どう関わればいいのかわからない。
その孤独を打破して、
本来の力を取り戻し、自分と子どもの唯一の関わりに向かう意欲になるのが
ブライト・リスニングを始めとした
「聴く」こと、だと私は考えています。
聴き方は
手の差し伸べ方であり
聴いてもらう、こころのうちを話すということは
差しのべられた手を取って、
荷物を軽くする具体的な方法です。
ということを、実感するセッションでした。
その間子どもたちは灯篭づくり。


班ごとに、仏画を塗っておりました。
この灯篭は、成果発表の「法要」でも、打ち上げのBBQ会場でも
輝いておりました。
・失敗を通過する勇気
・孤独を解消する方法
について、でした。
続く(まだまだ書きたいことがあることの豊かさよ)
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子育ての孤独を放置しない!
◆リスニング・ママ プロジェクト◆~聴く力・話せる場をすべてのママへ~
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お話聴きながら、ともに手を動かします。
出張します・聴き家事
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じっくりがっつりテーマに向き合うには、こちら。
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