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このブログは精神科全般、旅行、音楽、スポーツなどについての日記です。始めて既に10年以上経っているため、過去の記事には、現在のルールに沿わないものがあります(適応、処方制限など)。精神科に関する疑問は過去ログのどこかに記載していることが多いので検索してみてください。(○○ kyupin でググる)

kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
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2017-05-25 21:55:00

90歳以上でスマホを扱える

テーマ:認知症

ある日、患者さんを呼ぼうと外来待合室を見た瞬間、待っている患者の全員がスマホを扱っていた。これって凄くないか?

 

精神科患者さんは精神保健福祉手帳を取得することにより、一般の人に比べ安価にスマホを利用できる。したがって、スマホでもアップルのiPhone128GB仕様のものを持っていたりする。生活保護を受給していてもスマホはもちろん禁じられていない。

 

ある患者さんは90歳を超えているのに、ソニーのZ5を購入しており、しかも使いこなしていた。使い方を孫に教えてもらったんだそうだ。もちろん90歳を超えると孫もそう若くはない。

 

長押しなどもマスターしており、ひょっとしたら、自分もソニーのZ3を持っているが、理解度は上回っているかも?と思った。

 

僕の友人はだいたい半数が未だにガラケーである。僕はガラケー+シムフリースマホなので、実質ガラケーである。なぜガラケーなのかというと、携帯電話とスマホは分れていた方がいろいろと便利だからである。

 

例えば、スマホをインターネット閲覧とメールを主に使った場合、必要でない時電源を切っていてよい。充電の時も同様である。それとスマホアプリのスケジュール帳をチェックしつつガラケーで相手と話すことも容易だ。

 

なお、90歳を超えてスマホを使っている男性患者さんは全く認知症がない。少しは物忘れがあるかもしれないが、僕と有意差がないのではと思っている。

 

認知症に至りやすさは遺伝子にも大きく関係しているものの、常時、脳を使っていることも良いと思われる。

 

その90歳を超えた男性はスマホを使いこなし、日々、ひ孫たちとメールをやりとりしたり、インターネット証券で株を取引きなどしている限り、これから認知症が顕在化するイメージが湧かない。

 

 

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2017-05-23 19:45:00

貰った睡眠薬をバス停でなくした

テーマ:向精神薬

睡眠薬の2剤制限が始まったが、どうしても睡眠薬が不足する人たちがおり、1日に2日分など飲んでしまうため、本来の通院日より遥か前になくなってしまう。例えば、2週間貰っても9日目に貰いに来るなどである。

 

また、この中でも、うっかりなくなってしまったことにする人たちがおり、

 

貰った睡眠薬をバス停でなくした。

 

等という。複数の患者がお互い面識がほとんどないのに全く同じ理由を言うのが不思議だ。睡眠薬が不足する人が、バス停などでうっかりなくしてしまう不自然さに気付かないのだろうか?と思う。

 

最近、大抵の患者さんに睡眠薬の2剤制限が周知されてきている。

 

これは2剤以内で済んでいた人は減ることはあっても3剤以上に増えることは稀なので、このルールを説明することがないし、3剤以上だった人には2剤制限について十分説明し減薬しているからである。

 

なお、同じ2剤制限でも睡眠薬より抗うつ剤及び抗精神病薬の2剤制限の方が違反の際のペナルティが大きい。

 

そのようなこともあり、うちの病院では外来患者で抗精神病薬ないし抗うつ剤を2剤を超えて処方している人が1名もいない。

 

しかし、睡眠薬を3剤処方している人が1名だけいる(つまりペナルティあり)。

 

これを見ても、やればできることがよくわかる。

 

 

 

 

 

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2017-05-21 21:00:00

木の根元で前足を揃え丸くなっているネコ

テーマ:動物(旅行以外)

 

木の根元で、なかなか美形のノラネコが丸くなっていた。この写真は目がぱっちりしている。

 

 

あっ、目を細めた!

 

 

別の角度から撮影。一応、こちらを気にしている様子。

 

前足の位置が変わっていることに注意。

 

 

それでも比較的、無警戒ではある。

 

 

この時期、ノラネコにとって季節が良いね。雨もそう降らないし。気温も快適。

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2017-05-19 21:17:00

カルテに書きにくい内容について

テーマ:精神科一般

今回は少し特殊な話。

 

精神科のカルテは内科や外科に比べ、箇条書きのような生活歴、既往歴、病歴にならず物語性があると記載したことがある。したがって、狭いスペースだったとしても、起承転結があるというか、発病に至る経過が記されていることが多い。

 

リエゾンの際によく思うが、身体科のカルテは突然、病気になったように記載されていることが大半で、簡略しすぎている。内容が少ないことが多い。それはナースの記載も同様で、これは電子カルテも関係があると思う。

 

精神科の場合、外来、入院とも、ある程度の発病に至る生活歴、病歴が書かれており、よほど字が汚くない限り誰でも見ることができる。また院内の他職種と情報が共有できる。

 

ところが、これを書いてしまうと、やや問題があるといった内容も稀にある。

 

極端な例では、その患者が過去に殺人事件を起こしたと言う事実。これは情報が得られた以上、カルテに記載せざるを得ない。なぜなら、それはその精神疾患の重大なエピソードだからである。これは看護師、コメディカルスタッフ(特にPSW)に知っておいてもらった方が良い。

 

ほか、覚醒剤使用歴ないしそれによる逮捕歴。これを書かないことには「覚醒剤中毒後遺症」という診断が書けないので、これも書かざるを得ない。

 

逆に重要ではあるが、別にスタッフに知ってもらわなくても良いと言うものがある。僕は過去に、ソープランド嬢やデリヘル嬢の女性を入院治療させたことがあるが、その職種はカルテに記載しなかった。

 

これは自分がこれらの職業に偏見を持っているとかではなく、一般に精神科病院に限らず病院は女性の職場なので、何らかの形で変な目でみられ、それが回復の経過に影響するのを避けたいからである。

 

だいたいその女性がソープランドで勤めていたとして、精神科治療は何も変わらない。したがって、その女性の職業は接客業ないしアルバイトと記載する。

 

それで、ほとんどの部分が十分なのである。

 

しかしながら、十分ではないところが少しだけある。それは生活歴、病歴の記載内容である。まさかアルバイトと書いておいてすぐに職業がわかるようなことも書けず、かと言って嘘の内容を作文するわけにはいかず、この辺りがあたかも内科、外科の病歴のように薄っぺらになる。

 

詳細不明ではないだけにちょっと変ではあるが、僕は長々と病歴を書かないタイプの精神科医なので、不審に思えるほどではない。

 

O型的わりと雑な性格が、この辺りに生きるといったところだ。

 

参考

精神科の紹介状をどこまで書くかという考察

カルテにすら書かないこと

「カルテにすら書かないこと」のメリット

2017-05-17 22:00:00

友人と2人で初診

テーマ:精神科受診マニュアル

友人と2人で来院し初診する場合、色々なパターンがある。

 

まず1人はうちの通院患者で、その友人を初診させる時。これは自動的に2人とも自分の受け持ち患者になる。なるだけ、新しい患者を受け持たないことにしているが、どうしてもこのような際に患者が増える。

 

新患を持つ機会として、同時に2名が別々に新患で来た時、リエゾン、輪番などが挙げられるが、このような際に、もう1人は診ないというわけにもいかない。また夫婦で配偶者を連れて来るケースもある。

 

1名が精神科にかかったことがなく、なんとか親友を連れてきたといったパターンが稀にある。このようなケースはなぜか通院が長続きしないように思えるが、これは友人が毎回は同伴できないこともありそうである。

 

ある時、面白いことがあった。ある女性患者を診ていたら、2年くらい経ち寛解し通院する必要がなくなった。しばらくして、彼女は友人を連れて来院したのである。

 

彼女はその女性に初回しか同伴しなかったが、その患者さんは真面目に通い、また1~2年経って寛解、やはり通院する必要がなくなった。もちろん薬も必要なかった。

 

ところが、その女性も今度は男性を連れて来院したのである。

 

その後、その男性は3年間ぐらい通院しているが、究極に良くなっており、もはや薬も必要がないほどになっている。確か1日にレクサプロだけ半錠、毎回1か月分だけ処方するが、平均して3か月ごとに来院しているので、規則的に服薬していないのは間違いない。

 

なんか縁起の良い連鎖だと思う。なぜなら、最初の彼女が初診しなかったら、後の2人も精神科に受診したかどうかわからなかったし、彼らに今の健康状態があるとは思えないからである。

 

来院を寛解で終結した人たちは再発し、どこかに受診しているのではないか?と言う質問が出ていたが、このような経過や、元々近隣から通院している人が多いこと(例えば職員がPTAで一緒とか、スーパーで出会い話をする)や、通院をやめても手紙や年賀状、あるいは年末などに挨拶に来院されることもあり、消息が意外にわかる。

 

真にわからない人たちはお嫁に行ったとかで、遥かかなたの都道府県に転居した人である。そのようなケースでも、年賀状をくれる人はわかることもある。

 

 

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