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このブログは精神科全般、旅行、音楽、スポーツなどについての日記です。始めて既に10年以上経っているため、過去の記事には、現在のルールに沿わないものがあります(適応、処方制限など)。精神科に関する疑問は過去ログのどこかに記載していることが多いので検索してみてください。(○○ kyupin でググる)

kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
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2017-01-19 20:27:25

冬季の双極性うつ状態とガバペン

テーマ:リリカおよびガバペン

デパケンRとガバペンはいずれも抗てんかん薬だが、前者は単剤投与できるが、後者は単剤投与できない。デパケンはリーマスと双璧と言える古典的気分安定化薬だが、近年では抗てんかん薬でもあるラミクタールがこれに加わる。

 

ラミクタールは双極性障害のうつ状態に有効と言われるが、この説明は、躁状態に比べよりうつ状態に適しているといったところで、劇的に効く人はむしろ少ない。

 

双極性障害のうつ状態はしばしば冬季に悪化し、次第に暖かくなるにつれて温和な躁状態に移行し、うつ状態が緩和する傾向がある。

 

今回の記事は、このくそ寒い時期、希死念慮に苛まれている人たちへの治療アイデアである。

 

臨床では、新規抗てんかん薬のガバペンが双極性障害のうつに有効な場面に遭遇する。そのような人はデパケンRに比べ、むしろうつ状態への効果が期待できるように見える。元々、ガバペンは単剤投与できないので、双極性障害の場合、デパケンRないしリボトリールが併用されていることが多い。近年だと、主剤がラミクタールのこともある。

 

ラミクタールは双極性障害には今一つどころか全く有効に見えないことも稀ではなく、モーズレイで酷評されているのはやむを得ない。

 

以前には、ガバペンは、うつ状態や双極性のうつ状態に有効なことがあり、試みる価値があると言う記事をアップしている。しかし、エビデンス的には知見が極めて少なく、これほどの勢いで良いと言っているのは自分くらいのものである。

 

今回の記事の重要な意図は、ガバペンの適切な用量について。本邦の添付文書的には2400㎎まで使えるとされている。

 

過去ログのレグナイト の記事に以下のような文章がある。この記事は非常に重要なので、興味のある人は全文を精読することをお勧めする。

 

むずむず足は特発性のものもあるが、いろいろな疾患(精神科だけでなく、内科、外科も含む)の付随症状として診られることが多い。今回発売されるレグナイトは新規抗てんかん薬の1つガバペンのプロドラッグである。だからガバペンで中毒疹が出たような人は使えない。(本名はガバペンチン エナカルビル)ガバペンももちろんむずむず足症候群に有効であるが、これも正式な適応はない。ガバペンは吸収の際にばらつきが生じやすいため、用量により比例して血中濃度が上昇するように工夫された薬剤がレグナイトなのである。

 

つまり、ガバペンは線形に投与量に応じて血中濃度が上がりはしないのである。したがって、処方マニュアルでは気分障害などてんかんではない精神疾患には、1200㎎程度を推奨されているが、この量が適切かどうかは人による。

 

1200mgから、2000㎎前後まで増量し、特に冬季の双極性うつ状態に劇的に効いた時、患者さんの喜びというか、感動は相当なものである。それは、この冬の期間、棒に振るようなことにならないからである。

 

まとめ

ガバペンは双極性障害でのデパケンRの代替になりうる。もちろん併用でもよく、おそらく併用で投与されることの方が多いであろう。デパケンRに比べ、ガバペンはよりうつ状態に作用がシフトしているが、ラミクタールとは作用点が全く異なっているように見える。用量は1200㎎くらいで妥協せず、一応、個人差を考慮し、最高量(2400㎎)まで試みるべきである。副作用に眠さやめまいがあるが、概ね服用しやすい抗てんかん薬である。注意点として、ガバペンはリーマスと併用できない。これはリーマスはてんかんに禁忌とされているためである。

 

参考

レグナイト

 

今日の記事は、ボツ原稿からの投稿です。


 

 

 

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2017-01-18 21:25:59

レッツノート 最新 2017年春モデルはウィンドウズ7が選べない話

テーマ:日記

2017年のレッツノートの最新モデルは、カスタマイズレッツノートのサイトに行ってもウィンドウズ7が選択できない。今回のCPUはウインドウズ7搭載ではマイクロソフトがサポートしないため、どうしようもなかったようである。

 

ほとんどのウィンドウズ7の延長サポートの最終期限は2020年1月14日である。ということはあと3年くらいあり、今ウィンドウズ7機を買ったとしても悔いがない期間が残っている。

 

しかし、CPUの種類によっては、特別に延長サポートが短い機種がある。それはインテルの第6世代Coreシリーズ(コードネーム:Skylake)搭載モデルで、サポート終了期限が2018年7月17日と発表されている。つまりサポート期間が1年半も短い。

 

突如、サポート期間短縮が通用するのは、メインストリームサポートが既に終わっているからだと思った。

 

Skylakeは2015年9月に発表され、2015年の暮れから発売されたモデルなので、最近発売された機種の方がむしろサポート期間が短いという奇妙なことになっている。

 

ウィンドウズ7を長く使いたければ、2015年9月より前に発売された古いモデルを購入すればよいことになる。(これが残っているんだな。価格コム参照)

 

自分のレッツノートは、いつも使っているモデルは、SX2及びSX3、N10及びS10の4つのモデルで最新でも2015年7月に購入したS10(新品で購入)なので全て2020年1月14日までは使える。

 

ウィンドウズ10のレッツノートをビックカメラで触ってみたが、デスクトップにすぐにあの忌まわしきタイルが出てくるのが嫌である。

 

しかし、いつかはウィンドウズ10を使わざるを得なくなるんだと思う。

 

どうしても嫌で使わなかったOSはビスタとウィンドウズ8.0(及び8.1)。2020年までにもう少し使いやすそうなOSが発表されないかと思っている。そう思う理由は、ウィンドウズ7がまさにそうだったからである。

 

参考

レッツノートクリニック

レッツノートヒストリー

 

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2017-01-16 23:17:40

ベゲタミンA及びBのゆくえ

テーマ:向精神薬

おそらく日本独自の合剤、ベゲタミンA及びBは今後、次第に処方されなくなり、最終的に薬価収載からも外される予定である。いわゆる在庫限りの状況。

 

日本で向精神薬処方制限が始まり、ベゲタミンは非常に処方しにくい薬になっていた。それは、コントミンとフェノバールの2つが含まれるため眠剤1、抗精神病薬1とカウントされてしまい、それ以外の処方に影響を来すからである。(制約が大きい)

 

したがって入院患者はともかく外来患者のベゲタミンの処方患者は激減していた。

 

しかし、統合失調症ではない重い不眠症の患者さんで、ベゲタミンがあるために他の薬があまり必要でない人もいるため、一定量は必要である。

 

その大きな理由は、あと1年半も処方できるからである。(重要)

 

薬価的にはタダみたいなものなので、うちの病院ではベゲタミンA及びBは買えるだけ買った。そのようなこともあり期間を残して足りなくなるなんて考えられない。最終的に処方できなくなっても、損失は非常に小さいからである。

 

重要な点は、もしベゲタミンを処方されている人が転院してきた場合、もしなかったら、何かに変更するにしても漸減漸増の手法がとれないことも大きい。

 

今、NASを調べてみたら、自分の入院患者でベゲタミンを使っている人は、1名だけ(ベゲタミンA1錠)であった。入院患者も可能な限り退院時にも対応できないといけないのもあり、自然とベゲタミンが使いにくくなる。

 

外来患者はほとんどいないと思っていたら、NASに入っている人だけで3名いた。(全員ベゲタミンA1錠)。

 

先日、偶然、ベゲタミンB2錠を処方している外来患者さんを発見した。たぶん自分の外来患者でベゲタミンを使っている人は5名以内だと思う。

 

おそらく、在庫は期間中に使いきれない。

 

NAS=Network Attached Storage

 

参考

ベゲタミンを処方する医師

プリンの唄

 

 

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2017-01-14 16:51:38

「今年結婚します」という年賀状

テーマ:日記

去年のお正月に、「結婚しました」という年賀状 という記事をアップしている。今年も年賀状を整理していたところ、「今年結婚します」という年賀状が数通来ていた。「結婚しました」という年賀状は1通のみ。

 

以前は、このような時、来年から出すかどうか迷ったものだが、近年はあまり気にしないことにした。もし年賀状を出さない方が良いなら、そう書かれているだろうし。

 

人によると、あちこちに出張するなど幅広く活躍している人もいる。たいていの患者さんは最初から自分が診ていたわけではなく転院して来た人が多いので、何らかのきっかけを掴んで発展した人ばかりである。

 

年賀状で思い出したが、病院に届き始めて数年、いったい誰なのかわからない人がいた。たぶん5年くらい年賀状を貰いっぱなしだった。こちらからはもちろん誰なのかわからないので出さない。

 

実は、うちの病院の患者さんの家族だったのである。名字が異なるので誰なのかわからず、「いつもお世話なっています」くらい書かれていたので、患者さんの家族っぽくはあった。しかし外来患者かもしれないのである。

 

自分が主治医ではない患者さんの家族の年賀状は、名字が違っているとわからない。

 

自分はクビにした患者さんも、それまで年賀状を出している人は急に止めることはしない。そういう年賀状では、「ご迷惑をかけました」くらいに書かれていることが多い。

 

ちょっと迷うのは、夫婦ともうちの患者さんで年賀状を貰っていた人が離婚したケース。この場合、連名で来る時は出しやすいが、離婚した時は2名には出しにくい。誤解されかねないからである。

 

この場合、ご主人にのみ年賀状を出し、元奥さんの方には出さない。そうする理由は、いずれの患者さんも自分が主治医ではないこともある。ともに自分が主治医であればたぶん2名に出すだろうと思う。

 

いつか偶然、自分が外来を診ると思うので、その時にそうした理由を話すようにしている。

 

どうすれば良いのか自分でもよくわからないのであるが、こういうのはいかなる診療マニュアルにも載ってはいない。

 

おそらく、こうするのが良いだろうという自分のガイドラインに沿っているのである。

 

参考

強制退院の話

双極性障害と性的放縦
 

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2017-01-12 23:22:13

こいこいさんから「たからもの」をもらいました

テーマ:日記

 

「ねこあつめ」のネコちゃんから、今年最初に貰ったたからもの。正月早々、小判なんて縁起がいい。(1月3日)

 

 

今は、カフェスペースに模様替えしている。これは左半分の画面。

 

 

カフェスーペースの右半分の画面。お礼のにぼし数が違うのはたぶん別の日だったんでしょう。

 

この画面では、なんと「しのぶさん」がいる。階段の下に忍者姿で忍んでいる。このねこは初めて見た。驚きなのは、たいていのねこはグッズ(あるいはエサ)に来ることがほとんどなのに、このねこはグッズには来ていないこと。

 

しのぶさんはこの日以来、一度も見たことがない。

 

 

これが上の「お礼のにぼし」が128の日の右半分の画面と思う。

 

 

これは、昨年末にしまぽいんとさんから貰ったたからもの。綿のスカーフだった。

 

 

 

 

 

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