「彩の国黒豚」。
「埼玉の風土が育て上げた、貴重な黒豚を守り続けたい。」
という想いとともに、ネットワークを築き立ち上がった
「彩の国黒豚倶楽部」。
その「彩の国黒豚倶楽部」事務局ご担当であり、
JA全農さいたま 畜産酪農部の木村喜光さんが
引き続きご登場します!
これまでの記事はこちら
「パート1」
、「パート2」
、「パート3」
、「パート4」
を
順にご覧ください。
豚舎をご案内くださった酪農家の飯島喜智男さんは、
シャイで無口なお方のようでしたが、この日は突然の訪問者に
ぶっきらぼうながらも、ひとつひとつ丁寧に教えてくださりました。
豚舎の脇に、運動場もあります。
ここに写っている豚さんたちは、出荷される豚ではありません。
種付け、出産のために飼育されているため、
かなり大きく成長しています。
前日降った雨のつくった泥が、猛暑の中の涼となるのか、
豚さんたちはゴロゴロと地面に転がったりするために、
泥だらけでした。
そして、ここは種付けの小屋でもあります。
販売にあたり、
毎月抜き取りのDNA遺伝子検査を実施され、
さらに年に1度、彩の国黒豚倶楽部全員を対象とした
DNA遺伝子検査もされているそうです。
こうして、種付けから出産、そして8ヶ月の飼養期間を経て
あるいは外食で調理されたものが出てくることにうっかり
慣れすぎていると、現実を知って改めて衝撃を受けたりします。
いえいえ。出荷されてからの物語だってあるんです。
それはまた次回に。
最後に、種付けの小屋の前で撮った
とっておきの一枚を。
素敵なカップルに。
健康な子豚さんをたくさん産んでくれて有難う☆