彩の国黒豚・木村喜光さん-5 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

「彩の国黒豚」。
「埼玉の風土が育て上げた、貴重な黒豚を守り続けたい。」
という想いとともに、ネットワークを築き立ち上がった
「彩の国黒豚倶楽部」。

その「彩の国黒豚倶楽部」事務局ご担当であり、
JA全農さいたま 畜産酪農部の木村喜光さんが
引き続きご登場します!

これまでの記事はこちら
「パート1」「パート2」「パート3」「パート4」
順にご覧ください。

豚舎をご案内くださった酪農家の飯島喜智男さんは、
シャイで無口なお方のようでしたが、この日は突然の訪問者に
ぶっきらぼうながらも、ひとつひとつ丁寧に教えてくださりました。

豚舎の脇に、運動場もあります。
ここに写っている豚さんたちは、出荷される豚ではありません。
種付け、出産のために飼育されているため、
かなり大きく成長しています。



前日降った雨のつくった泥が、猛暑の中の涼となるのか、
豚さんたちはゴロゴロと地面に転がったりするために、
泥だらけでした。

そして、ここは種付けの小屋でもあります。



販売にあたり、
毎月抜き取りのDNA遺伝子検査を実施され、
さらに年に1度、彩の国黒豚倶楽部全員を対象とした
DNA遺伝子検査もされているそうです。

こうして、種付けから出産、そして8ヶ月の飼養期間を経て

出荷されていくわけですから、スーパーでパックに入っている、
あるいは外食で調理されたものが出てくることにうっかり
慣れすぎていると、現実を知って改めて衝撃を受けたりします。

いえいえ。出荷されてからの物語だってあるんです。
それはまた次回に。

最後に、種付けの小屋の前で撮った
とっておきの一枚を。

泥まみれのチュウ

素敵なカップルに。
健康な子豚さんをたくさん産んでくれて有難う☆