彩の国黒豚・木村喜光さん-1 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

「黒豚劇場」の舞台裏からこんにちは!

本日は、「彩の国黒豚」の、
彩の国黒豚倶楽部 」事務局ご担当であり、
JA全農さいたま 畜産酪農部の木村喜光さんが
ご登場します!

「彩の国黒豚」ってご存知ですか?
と、ポスターを開いて見せてくださる木村さん。

彩の国黒豚ポスター

せっかくのお顔が隠れてしまってます。
サインとともに、改めまして。

彩の国黒豚看板

木村さん:「はじめまして。木村喜光です。」

私:「はじめまして。本日は、よろしくお願いします!
申し遅れましたが私、このブログで
黒豚劇場の舞台裏へ、皆様をご案内させて頂きます、
小出恵と申します!よろしくお願いします!」

さて。
「黒豚」と聞くと、
少ない知識で鹿児島あたりを連想してしまいますが、
“彩の国”の埼玉県は、
実は明治時代からの黒豚の産地なのだそうです。

しかし、この黒豚、バークシャー種の特徴は、
ほかの(白い)豚よりも成長が遅く、
体が小さめなうえ、子どもが少ないため、
どうしても生産性が低くなってしまいます。

それ故、時代と共に
本物の味が失われつつありました。

「純粋黒豚」は、歯切れがよくてやわらかく、
まろやかな黒豚特有の風味と甘さを持ちつつも
さっぱりとした食感。

この「純粋黒豚」の生産を守りたい、という気持ちが
酪農家、JA、全農、JA東日本くみあい飼料(株)の面々を結びつけ、
「彩の国黒豚倶楽部」が、平成10年に設立されました。

1)本物だけが持つ、本物の味を消費者に届けたい。
2)おいしい豚肉を作りたい、という思いと、
  本物を飼う誇りを持ち続けたい。
3)埼玉の風土が育て上げた、貴重な黒豚を守り続けたい。
4)命の大切さと、命を守る食の大切さを守りたい。

「純粋黒豚」の生産に懸ける想い。
品種、飼料、飼養管理。そして流通まで。

ご説明頂いているうちに、
まず黒豚さんに会ってみたくなってしまい
木村さんにリクエストしてみました。



というわけで、早速豚舎へ!

次回は、豚舎の様子をレポートしつつ、
品種、飼料、飼養管理、そして流通までの舞台裏を
ご案内させて頂きます!

お楽しみに☆