彩の国黒豚・木村喜光さん-3 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

「黒豚劇場」の舞台裏からこんにちは!

前々回 、そして前回 に引き続き、
「彩の国黒豚倶楽部」事務局ご担当であり、
JA全農さいたま 畜産酪農部の木村喜光さんが
ご登場します!

豚舎をご案内くださるのは、
酪農家の飯島喜智男さんです。

まずは、生後1ヶ月未満の子豚たちがいる豚舎へ。
豚は暑さに弱いので、扇風機に飛ばされそうになりながら
中に入らせていただきました。



子豚たちはじゃれあったり、お母さんのおっぱいを
我先にと奪い合ったり、とっても元気いっぱいです。

酪農特有の臭いはほとんどなく、
生産環境、衛生管理への配慮が伺われます。

肥育体系で分けると、5つの段階があり、
1)生後30日の離乳まで
2)30~42日
3)42日~70日
4)70日~112日
5)112日~240日
それぞれ成長段階に合った飼料を与えます。

その飼料は、
よい脂をつくるためにとうもろこしを入れず、
その代わりにマイロなどを使用したり、
味をよくするためにさつまいもや麦類を主体とするなど、
大変気を使ってブレンドされています。

普通の(白い)豚が約6ヶ月で出荷できるのと違い、
黒豚は8ヶ月必要なのですね。

次の豚舎は、生後30日から42日の、まだまだ
子豚たちのいるところへ参ります。

つづく☆