末廣酒造さんを後にし、向かった先はこちら。


創業昭和29年の『寫楽』醸造元  宮泉名醸さん。
WEB  宮泉名醸株式会社
創業者は同じ会津の老舗蔵『花春』に生まれ、分家として独立。現在4代目になります。




創業銘柄は『宮泉』。
現在人気銘柄になっている『寫楽』は、廃業した蔵元から商標を引き継ぐ形で平成17年から造り始めた銘柄。

日本一美味しい市販酒を競った「SAKE COMPETITION 2014」では、純米酒と純米吟醸の両部門でグランプリ受賞!
2冠達成という快挙を成し遂げた話題の蔵です。


案内して下さった製造部長の山口さん


釜場
四角い甑(こしき)珍しいですね。
「その方が米をより均一に蒸すことができる」とのこと。


昨年10月から蔵入りし、今期は6月下旬まで仕込みが続くそうです。
洗い場では蔵人さんが原料処理に追われていました。


洗米は全て限定吸水とのこと。
※限定吸水(目的とする吸水具合になるよう水温を調節し、ストップウォッチで計測しながら洗米浸漬する)

現蔵元の宮森義弘さんが引き継いでからは普通酒もやめ、全量特定名称酒に切り替えたんだそう。
クォリティーにこだわっていることが伝わってきますね。


仕込みタンク上部が2階の階高(床)になっています。木枠で囲まれた下はタンクです。


床からタンクを見下ろしたコマ。


こちらが下の階から撮影した図。


酒母室


分析室にあった酸度とアミノ酸を同時に計測できる機械。
造りがピークの時期は従来の計測器だと半日かかる作業を、30~40分かけてセットさえすれば、あとは自動で対応してくれるとか。


槽場では山田錦40%磨きの袋搾りが行われていました。
丸いコイン状のものは 日本酒の王冠を活用しているとのこと。
なるほどー!そしてオシャレ!


最後はナント、蔵元である宮森義弘さんも加わって頂き、集合写真!
実はこの後も続きがありまして…その辺は今後のお楽しみ~♪

尚 今回バイクの女性は私1人だったため、チーム車組の女性軍に 道中ご一緒していただいたのでしたー(^^)心強かったです!!


宮泉名醸の皆様  お忙しい中 ありがとうございました!!

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『寫楽』醸造元  宮泉名醸株式会社
  福島県会津若松市東栄町8-7

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