アダルトチルドレン回復の知識｜家族とトラウマ

こんばんは。

今回はアダルトチルドレン回復の知識の紹介です。

家族から受けた虐待が子供に与える影響についてお話ししたいと思います。
今回は特に、目に見える暴力が子供に与える影響についてお話しします。


子供時代に親から暴力を受けた場合に、子供が成長してから様々な問題が起きることが多いと言われています。
そのなかの一つに、攻撃性の問題があります。
親の攻撃性に直面しながら育った子供は「不安と怒りを調節する能力」の発達が悪くなり、
その子供も攻撃的になります。

その結果、暴力を受けて育った子供は、大きくなってから、自らが加害者となる事が多いようです。

ただ、この攻撃性は男性と女性で行為が変わってきます。
女性の場合は、その攻撃性は自分に向けられやすいです。自傷行為・うつ病にかかり自殺をはかる等です。
一方、男性の場合は、その攻撃性は外に向けられやすいです。他社を責めるなどして、加害者になりやすい傾向にある様です。

また、暴力だけでなく、まれではありますが、性的虐待を受けた場合にも、子供が成長してから
様々な問題がおきます。
その中でも、以前述べた様な、自分が自分でない感覚にとらわれる「解離性障害」が生じてしまいます。
これがひどくなると、多重人格にも繋がります。

しかし、これらのように、暴力や性的虐待だけでなく、

親の過度なコントロールや情緒的虐待

があった場合にも、大人になってから障害がもたらすことがあります。

親に常に監視され、勉強ばかりやらされていた子供などがあてはまります。

この場合は、解離障害だけでなく、過度な親のコントロールが影響し、大人になってから
自己評価が極端に低くなることがあり、学習能力が低下することがあります。

親にコントロールされ続けたが故に、自分に自信が持てず、それが影響して成績が下がったりするそうです。

なぜか、普段頭が回らない・・・。
本を読もうとすると拒絶反応がでる・・・。

こんな症状に悩まされている人は、昔親の過度なコントロール下に置かれていたのかもしれません。


今日はこの辺で。

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