親子どんぶりは、鶏肉と鶏卵の親子をごはんにのせた料理ですが、
鶏肉以外のお肉に、鶏卵との組み合わせは 他人どんぶりという料理です。
赤というのも豚肉とは違う、関西ならではの牛肉を使って
甘辛のすき焼き風に煮込んだ、赤の他人どんぶりをつくりました。
牛丼、天丼、カツ丼、いくら丼、そして親子丼はよく知られているものの、
他人丼というのは、あまり知られていないのも関西発祥のどんぶりだからでしょうか！？
親子どんぶりにはない、旨みあふれる牛肉がたまらない美味しさですよ
お肉は違っても、親子どんぶりとおなじような食材でつくる他人どんぶりですが、
すき焼きに使う生椎茸 花麩 そして割り下（すき焼きのたれ）で
甘辛の味わいに仕立てた赤（牛肉）の他人どんぶりです。
【材料（3人分）】
牛肉すき焼き用（200ｇ） たまねぎ（1個） ねぎ（1束） 生椎茸（3本） 花麩（適量）
卵（6個/1人あたり2個）
【下準備】
牛肉は食べやすい大きさに切り、生椎茸は石づきを取りスライスカットします。
たまねぎはくし型切りに、ねぎは斜め切りにします。
花麩はボウルに入れた水で戻し、その後 絞ります。
すき焼のたれ200mlに昆布水50ｍｌを加えた割り下を準備します。
【作り方（3人分）】
①オリーブオイルを入れ熱したフライパンに牛肉を軽く炒め
②たまねぎを加え、割り下を注ぎ中火で煮込みます。
③沸騰したら火を弱め、花麩と生椎茸を加え柔らかくなるまで煮込みます。
④食材が柔らかくなったら火を止め、3等分（3人分）に分けます。
【すき焼き風 他人どんぶり（1人分）の作り方】
①ボウルに卵2個を割り、箸をボウルの底につけ白身を切るように軽く混ぜます。
＊混ぜ過ぎないよう、また泡立てないようにするのがポイントです。
②小さめのフライパンまたは丼鍋に、すき焼き風に味付けさせた食材を入れ
③中火にして①の溶き卵の2/3を外側に円を描くように流し、ねぎを入れ外側の卵がかたまり始めたら
④残りの溶き卵を中心部に流し、強火10秒加熱して火を止めます。
⑤ごはんの入った丼に、盛り付けて出来上がりです。
トロトロとろ～りたまごに、牛肉は赤の他人の関係であっても、
親子どんぶりにはない甘辛のコクある味わいに、芳醇な旨みがたまりません～！
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