ところ変われば食も変わり
大阪には色々と名物があります。
他県民から見れば「なんやこれ?」というようなものも・・・
そのなか肉吸(にくすい)と呼ばれる、肉うどんからうどんを抜いた
庶民的な大阪の料理であり名物があります。
その発祥は、大阪・難波千日前にある千とせ といううどん屋さん。
吉本のベテランお笑い芸人 花紀京さんが出番の空き時間に店を訪れ、
二日酔いで軽い食事にしたいため、「肉うどん、うどん抜きで」と注文し
先代の店主がその注文に応じたことが始まりだとか。
その後クチコミで世間に広まり「千とせ」一番の人気メニューとなったようです。
うどん屋「千とせ」の名物メニューでもあり、
大阪名物でもある吉本芸人御用達の肉吸い
肉と青ねぎだけの肉吸いもあれば、半熟卵や豆腐の入った肉吸いもあります。
ごはんは、卵かけごはんと一緒に食べるのが美味しいようで・・・
今日は、豆腐たっぷりの肉吸いを作ってみました。
半熟卵と豆腐入りの肉吸い
【材料(3人分)】
牛肉薄切り(200g) 木綿豆腐(2丁) 卵(3個) 青ねぎ(8本程度)
だし昆布(25g) だし鰹(25g) 水(1リットル) 砂糖(小さじ1) 淡口醤油(60cc)
*昆布と昆布の量は水気のある豆腐をたっぷり入れるので
水に対して通常の2倍の量を使っています。
豆腐を入れた後、濃いようであれば水で薄めてください。
本来、卵はだし汁に割るようですが、
肉吸いを丼に盛ってから温泉卵で割ります。
牛肉はこま切れに、豆腐は食べやすいようにひとくちサイズに切り
青ネギは、斜め切り(煮る)と刻み(トッピング)の2通りに切っておきます。
【作り方】
うどんのない肉うどんなので、だし汁はうどんを作る時と同様
関西は昆布に鰹。 うどんがなくても、だしが命です。
①水(1ℓ)の入った鍋にだし昆布を加え、30分ほどおいてから、中火で沸騰する直前に取りだし
③砂糖(小さじ1)に淡口醤油(60cc)を加え、だし汁を作ります。
⑤豆腐を入れ煮立て、濃いようであれば水で薄めたり、また薄いようなら
淡口醤油や砂糖などで味を調整してから
⑥丼に盛りつけ、刻みねぎに温泉卵をトッピングして出来上がりです。
温泉卵を割った肉吸いには、白いごはん
ふつうの肉吸いや豆腐入りの肉吸いなら卵かけごはんとよく合います♬
どちらかと言うと後者の方が好みで、卵が入っていない肉吸いの方が
さっぱりとした漬物は、ウチのぬか床の胡瓜に紀の川漬け
こってりしたように見えますが、
実はあっさり旨みたっぷりの肉のお吸いものです。
寒い時にはほんとに温まって美味しいです~♥
それも昆布と鰹と牛肉の旨みが凝縮されただし汁だからこそです。
▶▶大阪ほんま産弁当
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