怪獣総進撃

 

これ・・・ジュラシック・パーク・・・ですよね?

 

アレコレと同じなので引っくり返った。

違うのは、こちらでは怪獣がお出かけするということで。

どうだ、このスケール感は!

 

世界規模なわけで。

東武ワールドスクウェア的に楽しさ満点ミニチュア旅で。

地球に飽き足らないわけで。

 

宗教団体のみならず、怪獣も富士山に集まりたくなる法則も確認。

 

もう、とんでもないことになっているのに案外、本拠地はノンビリだ。

となれば特撮ファッション・リーダー水野久美がいるに違いないと探してしまったが、いない。

 

 

 

特撮ビギナー(当方)には、難易度の高いキャスト陣。

認識できたのは、黒部進だけ。

ただ、敵味方はユニフォームの色で判断できるので助かる。

 

ゴジラは中の人・中島春雄の動きが可愛く見えて仕方ない。

なに!?統合防衛司令部将校役としても出ていたのか!

 

アンギラスの中の人・関田裕などは、ゴロザウルスも兼任、病院の医師としても顔出ししているとは・・・

次回はガン見する所存。

 

本編は本多猪四郎監督。

特撮監督は『ゴジラ』を撮影した有川貞昌で、特技監修は円谷英二

いったい、この方々は幾千幾億の少年をワクワクさせたのか。

 

伊福部昭の音楽がたまらない。

否応なく盛り上がる点で、売れっ子ハンス・ジマーと同義だろう。ぃや、それ以上。

 

 

 

企画段階では『怪獣忠臣蔵』だったそうで、敵の名前にもその名残。

島は硫黄島。

宇宙規模でありながら、思いっきりの日本丸出し。

そこが萌えどころ。

 

決戦はカオス。

時折、ズコーッとなるから好き。

あの怪獣のボコられ方は、今ならネットがざわつくレベルだろう。

 

私情で恐縮ながら、ミニラはどう見ても微妙だ。

だのに、その活躍の微笑ましさに胸ズキューン。

というかだ、ゴジラはミニラを連れているけれど父なの?母なの?

 

モスラが若干、虫嫌いにも見やすいフォルム等々。

各々、怪獣たちが進撃する姿が可愛らしい。

特撮とは愛らしいものと見つけたり。

 

 

 

映画 スクリーン(秋田・週末名画座シネマパレ/Twitter

 

『怪獣総進撃』
1968年・日本
監督・脚本: 本多猪四郎
特技監督: 有川貞昌
音楽: 伊福部昭
出演: 久保明、田崎潤、アンドリュウ・ヒューズ、小林夕起子、愛京子、中島春雄(ゴジラ)、関田裕(アンギラス)

 

 


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