『GODZILLA ゴジラ』 GODZILLA 2014年・アメリカ
うおおおおお!
かっこいいいいいいいィィィ!
なかなかご尊顔を現わしてくれないゴジラなのだけれど、引っ張って引っ張って、ここかと思ったら違って、え!などと驚いていると、大変な事態が次々に。
そうして、満を持して姿を顕わにするゴジラの雄姿が素晴らしい!
咆哮が猛々しい!
ゴジラと言えば、ゴジラ対○○の頃の育ちであり、ファースト・ゴジラは先日観たばかり。
そんなライトユーザーの当方には大満足。
ぃや、ヨダレが出るようなゴジラ・リスペクトなのだから、これは良い。
何より、作画が特撮っぽい。
フルCGでありながら、この着ぐるみ感!よくぞの再現度。
主演は、九死に一生スペシャルを繰り返す米軍兵士。首が太すぎる。
これが 『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソンだとは、全く気付かなかった!
その他の米軍兵士たちがなかなかの大根風味。
渡辺謙はずっと、切ない表情。
ジュリエット・ビノシュが贅沢な使われ方。
ゴジラの中の人の一人は、アンディ・サーキス!あの瞳の表情はこの人だからこそ。
予告ですでに泣きそうな『猿の惑星』新作も楽しみ。
ゴジラ大好きギャレス・エドワーズ監督は、細部にまでゴジラ愛!畏敬の念に満ちている。
加えて、怪獣デザインには『ガンダム』や『AKIRA』も参考にしたというゴリゴリの日本好き。
登場の度に、見得を切るゴジラの姿に惚れ惚れとする。
しかも、まあ、とにかくでかい。
それでいて、ビルに囲まれたりもする。
この絶妙なサイズ。
いくぶん、ゴジラが小顔であるのは欧米の香りか。
戦場も、日本人観光客に馴染みの深い場所ばかり。
さらには、今また避けては通れない放射能問題も、繊細に扱われていた。
これは、重要なポイントだ。
ゴジラ好きが作った、怪獣映画。
とにかく、怪獣が主役。
本来は、子どもたちも目を輝かせて見上げるような、スペクタクル映画。
ワクワクとした。
ゴジラ対○○がたくさん作られた、あの頃みたい。
2Dスクリーン字幕版
[関連作品]
『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』
アーロン・テイラー=ジョンソン 『キック・アス』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
アンディ・サーキス 『猿の惑星:創世記』『ホビット 思いがけない冒険』
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