![ゴジラ対メカゴジラ](https://stat.ameba.jp/user_images/20150119/17/kitaco127/ac/79/j/o0200028313193882288.jpg?caw=800)
『ゴジラ対メカゴジラ』 1974年・日本
ゴジラ生誕20周年記念作品。
20年も経つと、もう風貌も違う。
赤ちゃん返りとでもいおうか、可愛らしい顔立ち。
仕草も可愛らしい。
ゴジラ何でもありの時代。
どうしてこうなったかといえば、ゴジラが立ち位置を変えたからだろう。
ゴジラの出番はさほど多くはない。
では、何に時間を割いているかといえば、商品紹介だ。
黄色いスカイライン2000GTのカッコよさが、これでもかというくらい。
研究者が沖縄に急ぎ駆けつけるために、フェリーさんふらわあ号のノンビリ旅をチョイス。
タイアップの香りが芳醇。
何しろ、沖縄返還直後である。海洋博直前である。
懐かしさがうなぎ上りだと、ババア(当方)談。
大門正明がつくづくエレファントカシマシの宮本浩次に似ており、エレカシ好きにはつらい。
岸田森の熱演が光る。そして笑う。ごめんなさい。
睦五朗を筆頭とする敵集団に悶絶。
言動、振る舞い、アイデアに至るまで、見事にオッサンだ。宇宙人なのに・・・
平田明彦は相変わらず、余計なことしかしない科学者。
今福将雄は本家よりも早く、酔拳の師匠状態。
本編の監督は福田純。たぶん、この人が犯人。
特撮は円谷英二の弟子、中野昭慶監督。炎の燃えっぷりがいい!
戦闘は凄まじく、メカゴジラが容赦ない。まるで、鬼。
たぶん、本人、制御が効いていない。すんごい撃つので、笑う。
ちなみに、ポスターのメカゴジラの後ろに思わせぶりに立っているのが、キングシーサー。
目覚めには歌をご所望なのだけれど、そのくだりがズコーッとなる。
ゴジラ受難の時代でもある。
当時、子ども心に、ゴジラがメカって・・・
と鼻で笑っていた当方が、まさか今、新鮮な驚きで今作に向かい合うとは。
特撮は迫力なのだけれど・・・ああ、ダメだ。
他の要素が強すぎる。思い返すだに腹がよじれる。
すみません、助けてください。
![映画](https://emoji.ameba.jp/img/user/uk/ukilico/426677.gif)
[関連作品]
『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』『GODZILLA ゴジラ』
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fimage.with2.net%2Fimg%2Fbanner%2Fm10%2Fbr_banner_helloween.gif)
↑面白かったらクリック☆ありがとう!人気ブログランキングへ
![にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fmovie.blogmura.com%2Fmoviememo%2Fimg%2Foriginalimg%2F0000583613.jpg)
にほんブログ村へ
![blogramのブログランキング](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwidget.blogram.jp%2Fimages%2FbgButton2_bla.gif)