今日はいい天気でしたね!
風は強かったですけどね。
育児休暇も残すとこ数ヶ月なので、
最近色々な講習会に参加しています!
今日は子育てセミナーに行ってきました!
その名も『バウンダリーセミナー』
家に境界線があるように、
人と人との間にも適切な距離感が必要で、
相手との境界線のことをバウンダリーといいます。
自分がどのような『バウンダリー』を持っているかは、
自分が育ってきた環境に影響を受け、
またその考え方が知らず知らず子どもに伝わってしまう…。
特に日本人は、相手と相互依存的な関係を作りやすく、
相手の気持ちを察するという文化のため
相手との境界線(=バウンダリー)がない。
自分の気持ちをしっかり言葉にしたり、
相手の気持ちを聴いたりという機会が少ない。
そうした環境+昨今の核家族化の影響で、
子ども中心の家庭になってしまい
子どもにうまく躾が出来ないケースが増えているとか…。
いじめや自殺が増えているのも、そうした要因もある…。
セミナーの内容を覚書。
完全に自分のための覚書ですが、
すっごくためになるセミナーでした♪
子育てというより、
自分自身の人間関係の弱点に気づかされる事の方がおおく…。
でも、自分自身が成熟していない所は、もちろん子育てできるわけもなく…。
そうした意味でも
子育て=親育て、共に育つんだなぁと心のそこから実感した1日でした!
***
●バウンダリーの根底は;
ひとりひとりが高価で尊い存在であるということ。
他との違いを認め、自分の気持ちを伝えながらも、
相手の気持ちも尊重し、協調していくことが大切。
●バウンダリーとは
相手との境界線のこと。
自分の境界線内に責任をもつ
→自分を好きになる。自分の気持ちを伝える。
相手の境界線にはふみこまない
→他人の理不尽な感情・表情・態度等に、自分が傷つく必要なない。
相手に自分の気持ちを伝えることは大切だが、相手を傷つけたり、拒絶してはいけない。
●バウンダリーを学ぶ目的:
・自分の人生を取捨選択する責任をもつ
=自分に良いものを取り入れ、自分に悪いものは取り入れない力をもつ。
(例えば、夫が機嫌が悪いと、ついつい自分も機嫌が悪くなったりすることがあるが、
夫が機嫌が悪いのは夫の責任であって、自分まで機嫌が悪くなる必要はない)
・自分の気持ちをはっきり伝える能力を養う為。
(例えば、自分が夫に怒ったり不機嫌になったりするとき、
その根底には、夫が家にいなかった悲しみだったり、
さみしさだったり、疲れだったり…、色々な理由がある。
自分がイライラしている時、その理由を考えたりしないことが多く、
意外に自分の気持ちを正確に理解していない。
だから、自分がイライラしている正確な理由を相手に伝えることが出来ない。
自分の怒りの原因を理解することができるようになると、
怒りをコントロールすることができたり、
また相手に自分の気持ちをしっかりつたえることができるようになる。
→子供にも、自分の気持ちをしっかり他人に伝えるトレーニングをさせる。
(子どもが「ママ」と叫んだとき、ママは子どもが望むものを推測して与えがち。
こうすると子どもは他力本願になってしまい、うまくいくこともうまくいかないことも、
ママのせいにする子に育ってしまう。
子どもに「何がして欲しいの?」としっかり理由をきくことが大切)
●様々なバウンダリーの例
・言葉:
自分の気持ちを相手に伝えることが大事。
日本人は察する文化だけど、
相手に「私の気持ちを察すのは当然」という態度はよくない。
・地理的な距離:
自らの身に危険が迫れば、自ら離れることが大切。
・時間:
物事がうまくいかないときは時間をあける
・他の人々:
物事がうまくいかないときは、誰か別の人にはいってもらう
●内的基準:人として生きる上で、揺るがない基準
→人の命は大切。それを犯すことはいけない。
人を傷つけてはいけない。嘘はいけない…等
これは理由なく、絶対的な存在として教える必要がある。
●あかちゃんへの躾=それは、将来自立した子供を育てること。
今の視点ではなく、将来を見据えた教育をすること。
成熟した人格者(下記明記)を育てるためには、大人自身も成熟する必要がある。
親が成長していない部分は、子供も成長できない。
親は今人格が完璧じゃなくても、子育てを通じて一緒に成長していくことが大事。
●成熟した人格者とは!
・他者を愛せる人:
自分が思い通りにならないことがあっても、自分が相手に対して何ができるかを考える。
・責任を果たせる人:
うまく行かない事を他人のせいにしない。
自分の人生で、「何を選択し、どう感じ、どう行動するか」は自分で責任をもつことができる。
・自由な人:
わがままという意味ではない。
自分の責任が終える範囲で、どんな状況においても、自由に選択して楽しむことができる。
自分自身で道を切り開ける人。
・率先力のある人:
何かを早くできるという意味ではない。そういう親の価値観は捨てること。
自ら行動することができる人のこと。
そういう積極性は、子どもが自分の力で、「自分の大変なこと」を訴える力を養う必要がある。
・現実を受け入れられる人:
自分の思い通りにならないことを受け入れられる。
・成長する人、自分を超越できる人:
変化を楽しむことができる。
・真理を愛する人:
真理に対しては、決して周りに流されることなく、真理を大切にできる。
●子育てに困ったときの4つの投げかけ
・子どもが泣いている→これは誰の問題?子どもの問題なのか?私自身の問題なのか?
・子どもが自分の問題に取り組むよう仕向けるには私は何をしたらいいのか?
・子どもが自分の問題に取り組まずに済んでしまうことを、私がしていないだろうか?
・人は愛し愛されるために生まれてきた。自分自身が成果を出すためではない。
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このバウンダリーについては、
私の住む市でも『親力向上セミナー』という形でまた無料講習があります。
こちらも予約したので、少し子育てについて、考えたいと思っています!
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