種・家庭菜園・園芸・野菜 市川種苗店
※ぐるぐる栽培 とは直線的に誘引せず、主枝をらせん状に誘引し、空間利用率を最大化させようとするオリジナルアイディアです。(こちらをごらんいただけたら幸いです )
一昨年、狭い空間で効率よく鉢栽培を行うことを目的として好結果を残すことができましたので、今年も我が家の2Fべランで再挑戦します。
まだ、野菜苗の最盛期であるため、本格的に定植するスペースが確保できないので、仮植えすることにしました。
(このスペースは通常販売用苗の暫定置き場として利用しています。1Fと2Fを往復運搬すのはしんどいです!)
定植時期の上限を決める要因は春の低温です。早すぎると晩霜の心配がありますし、予想外の低温により花芽に影響を与えてしまう危険があるからです。定植も低温ほど活着が悪くなります。
逆に下限を決めるのは梅雨の到来です。雨がジャンジャン降る前に開花受精を終えていることが着果の安定のためには最も大切だからです。「旱(ひでり)年」に不作なし!といいますが、梅雨が遅い、もしくは、空梅雨と分かっていればやや遅植えでも構わないのです。しかし、天気予報は当てになりませんから、極端な遅れは避けたほうが賢明だと思います。
このように考えると当地佐世保では4月10日~5月中旬くらいが野菜苗を植える時期として最も適していると思っています。仕事に忙殺され、なかなか自分の菜園のことに手が回らないのですが、上記の理由で、時期はどうしてもずらせません。結果、仮植えという手段をとることにしました。
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(ミニトマト郡 21cmポットを使い仮植えしました)
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(手前:パプリカ 排水を図るためトレイ一枚分浮かせて配置してます)
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(接木アイコ 接木面を必ず露出させておきます)
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(キュウリ 今回は当店自慢の「夏みずき」です)
◆21cmポットを使い仮植えする。
最終的には60cm平コンテナに二本植えの予定です。小鉢>中鉢>大鉢と順番に植え替えするメリットは根が培土に均一に分布し、容積利用率を上げることができる!ということです。分かりやすく言えば鉢植えの場合根は外側に集中し中心部はわりとスカスカです。ステップを踏んで鉢上げすれば中心部の根の密度も外壁部の密度も平均化するので、培土を効率的に利用することが出来るのです。平コンテナに定植する場合もコンテナいっぱいに培土は満たしません。ペットボトルや発泡スチロール等で容積を制限しておき、樹勢に応じて培土を足していく予定です。理由は先に述べた段階を踏んだ鉢上げの理屈と同じで、培土の容積利用率の効率化を目的としています。(オリジナルアイデアです!)
◆50~60cm程度の仮支柱を立てておく。
風に揺られるストレスはかなりなものです。必ず茎を固定しておく必要があります。
◆可能な限り水分を抑制する。
ご覧のとおり、わが家のベランダは透明波板で囲ってあります。また害虫の侵入を防ぐため網戸を用いています。さらに東隣には6Fのビルがあり日照時間が極端に制限されます。普通はこの日照では果菜類の栽培はなかなか難しいのですが、生育を抑制しながら、ゆっくり成長させることにより、一般ハウスの50%くらいの生育でよしとします。
※定植は5/10です。定植時にわずかに潅水しましたが以後水遣りはしていません。日照量が限られ、夜温が高めの環境で、もし水分が過剰なら、簡単に徒長してしまいます。(すでにヒョロヒョロになろうとしていますので、実は非常に心配しています!)
◆ベランダ菜園
●7/05 イエローアイコ・中玉トマトの収穫
●7/03 トマト 葉に斑点!
●7/02 キュウリ 葉に斑点?
●6/28 トマト イエローアイコの着色
●6/27 キュウリ 疲れに対処→葉面散布
●6/26 キュウリ 誘引 ウドンコ病予防
●6/25 トマト 緊急事態に備え挿し芽
●6/15 トマト わき芽かき
●6/15 キュウリ 子ずるの整枝
●6/14 キュウリ&トマト 夏みずき上物収穫
●6/12 キュウリ でんぐり返し実験
●6/10 キュウリ 房なり
●6/05 キュウリ ツルの巻き方
●6/04 キュウリ 初収穫
●6/03 ミニトマト 着果
●5/31 途中経過+失敗
●5/25 定植
●5/14 仮植え
●2010 過去のベランダ菜園の記録
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