ハウスの端の一株にだけ 「葉」に「斑点」が!
種・家庭菜園・園芸・野菜 市川種苗店
失敗談シリーズ?第三弾ということで、うまくいってない例のミニトマト編です。
一番大切にしたかったけど、最初「ボキッ!」と誘引時にやっちゃった接ぎ木のアイコです。この株、ベランダハウスの最も東側の端っこのコーナーにあります。一つのコンテナに二株植えて「ぐるぐる栽培」やってますが、この株だけが壁に沿うようにしてループしています。
前回のキュウリの斑点と違い、ほぼ、原因の察しはついています。
→最も温度の上がる端っこにある位置関係上、高温障害ではないか?と考えます。
でも!当分、放置です。
広々としてた??ベランダハウスが今や所狭しと野菜のコンテナや朝顔やセロリや苦瓜やバジルの苗たちに占領されつつあり、位置を移動するのがもはや不可能な状態だからです。動かせない高温障害だったらしかたがない?
→この株には最初から不運がつきまとっていますが、最後まで我慢して辛抱してもらうことにしました。
アイコちゃんゴメンね
切り取った下葉についている斑点
なぜ、切り取ったかは、次回書くことにします
最初は白い点々でしたが、葉が老化するにつれ黄色くなってきます。
雨の多い露地では滅多に起きない、生長点の高温障害です。
最初おかしいな?と思ってた、「イエローアイコ」のコンテナの一株がやられました。
半月ほど前、晴天が続いていた時、萎れるほど乾燥させてしまったときがありました。慌てて灌水したのですが、最も萎れのひどかった株の生長点部分がやられたみたいです。
仕事の都合で、どうしても朝灌水ができなかったんですよね・・・・(愚痴です)。
約40Lの土が入ってて一日位は持てそうだと判断したのが甘かったみたいです。
繰り返しますが、梅雨時期の露地栽培では、ほとんど起きない症状です!
と、言っておきながら反例を・・・
とある学校のミニトマト栽培事例です。当店が納品し、ちょっとだけご指導申し上げてはいたのですが。
①コンクリートでは無く、土の上に、鉢は並べて置いてくださいね!
②水は毎日欠かさずやる必要はないかもしれませんが、毎朝、土の乾燥状態だけはチェックしてくださいね!(夕方ではなく朝ですよ!)
特に晴天時、朝、萎れが残っているような株は大至急水をあげてくださいね!
③雨の日や?!曇りの日は水はやらなくても良いですよ! ・・・と、
申し上げてはいたのですが植え付け後半月で、もう差が出ていました。
この日、かんかん照りの晴天の午前中。右のような鉢がちらほら・・・
やはり、毎朝、チェックができてないようで・・・・
半日くらい萎れてても、水を与えてあげれば何とか生き返ります!
しかし、長時間の水切れや、これが繰り返されたりすると、相当なストレスになります。
老化した下葉に黄化や、先端の生長点部分に先に述べたアイコの例のような灰色壊死症状が現れます。
それと、この学校のミニトマトには早急に追肥を与えるように申し上げておきました。
(肥料が欠乏している上に、(乾燥して)水分や養分が吸えなかったことが原因で、かなり株自体が弱っているように感じられたからでした。)
◆ベランダ菜園~ミニトマト
●7/05 イエローアイコ・中玉トマトの収穫
●7/03 葉に斑点!
●6/28 イエローアイコの着色
●6/25 緊急事態に備え挿し芽
●6/15 わき芽かき
●6/14 もうすぐ収穫
●6/03 ミニトマト着果
●5/31 失敗編
●5/25 定植
●5/14 仮植え
●2010 過去のベランダ菜園の記録
種・家庭菜園・園芸・野菜 市川種苗店
作り方のポイント
裏技・秘密のお話