2016年9月に観たDVDの覚え書き | 三角絞めでつかまえて2

2016年9月に観たDVDの覚え書き

※今回の記事は、「SPY/スパイ」「マダガスカル2」「オーソン・ウェルズのフェイク」「メカニック」「言の葉の庭」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!

例によって月の最後になっちゃいましたが(汗)、毎月の恒例として、今さらながら「9月に観たDVDの感想」を雑にアップしておきますね↓


<1本目>
SPY/スパイ




(あらすじ)
CIAの内勤分析官スーザン・クーパー (メリッサ・マッカーシー) はワシントンD.C.エリアにあるCIAオフィスからヴァルナで任務を遂行する彼女のパートナーエージェントのブラッドリー・ファイン (ジュード・ロウ) をサポートしていた。ミッション中、ファインはスーツケース型核爆弾の隠し場所を唯一知るティホミル・ボヤノフを誤って撃ち殺してしまう。 CIAはボヤノフの娘レイナ (ローズ・バーン) が彼女の父親の爆弾の隠し場所を知っているかもしれないとにらみ、ファインに彼女の家へと潜入させる。しかしスーザンがオンラインで見ている中、ファインはレイナに射殺されてしまった。射殺する直前、レイナはファインとリック・フォード (ジェイソン・ステイサム) を含むCIAのトップエージェントの身元を知っていると発言。そこでレイナに身元がバレていないスーザンが現場エージェントになると申し出、彼女の上司エレイン・クロッカー (アリソン・ジャニー) はそれを許可した。スーザンに任務が与えられたことに嫌気がさしたフォードはCIAを去る。
スーザンはセルジオ・デ・ルーカ (演:ボビー・カナヴェイル) を監視するためパリへ送られる。 同じ頃、フォードもデ・ルーカを追ってパリに来ていた。スーザンはデ・ルーカに雇われた暗殺者ニコラ(ジュリアン・ミラー)と連絡係 (ナルヒス・ファクフリ) が、フォードのリュックを爆弾が入ったものを取り替えるのを目撃する。スーザンはフォードに警告し、暗殺者ニコラを追い詰めるものの、戦っている間に誤って殺してしまう。スーザンがニコラの遺留品であるデジタルカメラのデータを確認すると、隠し撮りと思われるフォードの写真が多数出て来た。確認中、ニコラのもろ出し自撮り画像がスパイ本部のモニターにでかでかと表示されてしまうが、動画にはデ・ルーカの姿があった。 スーザンはデ・ルーカを追ってローマへ行き、そこで呑気なイタリア人連絡係のアルド (ピーター・セラフィノウィッチ) と落ち合う。スーザンはカジノでレイナと会い、彼女の暗殺を阻止することによって信頼を得る。レイナのプライベートジェットでブダペストへ向かう途中、キャビンアテンダントがレイナを殺すためボディーガードとパイロットを殺すが、スーザンが彼を制圧し飛行機をブダペストで着陸させた。レイナはスーザンがCIAのスパイだとにらむが、スーザンはレイナに父親が雇ったボディーガードであると信じ込ませる。 ブダペストには、クロッカーに援護として派遣されたスーザンの親友ナンシー (ミランダ・ハート) が居た。通りで銃撃を受けた後、スーザンはナンシーにレイナを保護しろと頼み、銃撃犯の車を追う。銃撃犯はCIAの二重スパイ、カレン・ウォーカー (モリーナ・バッカリン) であり、彼女はレイナにエージェントの名前を売った張本人だった。彼女がスーザンを撃とうとした時、ウォーカーは謎のスナイパーによって射殺される。 その日の夜、スーザンとナンシー、アルドは核爆弾の買い手と会うため、レイナに同行する。連絡係はデ・ルーカの仲間のリア (ナルヒス・ファクフリ) であった。ナンシーはスーザンがプロの殺し屋であるリアと戦えるように、会場の注意を引く。その時ファインが現れリアを殺し、レイナと恋仲になるために自分の死を偽造したことが明らかになる。
スーザンが捕まった後、ファインは死を偽装した本当の理由を明かす。レイナの信頼を得ないとわからない、核爆弾のありかを知るためだと語った。スーザンは逃走し、デ・ルーカの豪邸でCIAの二重スパイと偽り、レイナ、ファインと手を組む。 チェチェン人テロリストのソルサ・ドゥディエフ (リチャード・ブレイク) と彼の取り巻きがスーツケース一杯のダイアモンドと交換に、核爆弾を買いにやってきた。レイナは核爆弾のありかを明かす。しかし爆弾を手にしたデ・ルーカが、ドゥディエフが安全にアメリカ合衆国に密輸できるのか疑問に思い、彼と取り巻きを殺し、ダイアモンドをも奪う。デ・ルーカはニューヨーク市に1週間以内に密輸できる誰かに爆弾を売るつもりだった。デ・ルーカがレイナを殺そうとすると、フォードが登場し注意をそらさせたため、またスーザンがレイナの命を救うこととなる。
デ・ルーカは核爆弾とダイアモンドを持って、自分のヘリコプターへと逃走する。スーザンとフォードはヘリの着地ギアへしがみつくが、フォードは手を滑らせ湖へ落ち、スーザンはヘリでデ・ルーカと一騎討ちになる。別のヘリで応援に駆けつけたナンシーとアルドがデ・ルーカを殺し、スーザンを助け、核爆弾は現場へ駆けつけたクロッカーが取り戻した。 レイナは逮捕されたものの、スーザンとの間には友情が芽生えたようだ。アルドはスーザンに、本名はアルバートでMI6のエージェントであると明かす。スーザンをディナーとデートに誘い、スーザンは誘いを受けた。スーザンは同じようにファインから誘いを受けるが、ナンシーとガールズナイトに出かけるからと断る。 翌朝スーザンがベッドで目を開けると、隣にはフォードが居た。スーザンは空のシャンパンボトルとフォードと寝たことに気付き、悲鳴をあげる。
(以上、Wikipediaより)

予告編はこんな感じ↓




75点


実はこの映画、8月下旬にポール・フェイグ監督による「ゴーストバスターズ」の新作を観る前の予習としてチェックしていたものの、先月のDVDの感想を書く時に入れ忘れちゃってまして… (´∀`;) エヘヘ とりあえず今月の1本目に滑り込ませておきますよ。レンタル屋で借りて鑑賞したんですけど、とても楽しいコメディでした (・∀・) ヨカッタ! 本作は珍しくメリッサ・マッカーシー演じるキャラの性格が粗暴じゃなくて、結構好みのタイプでしたねぇ…(しみじみ)。クライマックスのバトルとか、アクションも頑張っていて、なかなか良かったです。あのジェイソン・ステイサムが「口先だけの役立たず」というのもユニークでしたが、正直なところ、僕はやっぱり強いステイサムが観たかったかなぁ。

ラストバトル、口に手を引っかけて投げたりとか、工夫してました。
口に手を引っかけて投げる!



<2本目>
マダガスカル2




(あらすじ)
NYのセントラルパーク動物園から脱走したライオンのアレックス(声:ベン・スティラー)、シマウマのマーティ(クリス・ロック)、カバのグロリア(ジェイダ・ピンケット=スミス)、キリンのメルマン(デヴィッド・シュワイマー)がマダガスカル島に漂着してから数年後。4頭のニューヨーカーたちが動物園に帰る日が来た。おんぼろ飛行機を操縦するのは、隊長(トム・マクグラス)以下、見事なチームワークを見せるペンギンズ4匹たち。島に王国を築くキツネザルのキング・ジュリアン(サシャ・バロン・コーエン)やアイアイのモーリス(セドリック・ジ・エンターテイナー)も同乗した。しかし、飛行機が飛び立つとすぐに燃料が切れ、アフリカの広大な大地に不時着する。保護区の柵の外から来たという4頭たちの周りに群がる様々な動物たち。その中でアレックスは、両親との再会を果たす。マーティは、夢に見たシマウマの群れと走るが、あまりにも自分と似ている仲間たちに複雑な気持ちが芽生える。健康オタクのメルマンは、アフリカに医者がいないことにびっくり。グロリアは、恋人がほしい時期にさしかかり、偶然にも雄カバのモトモト(ウィル・アイ・アム)と出会う。ペンギンズは、人間たちが乗るサファリカーを襲撃、サルたちと協力し飛行機の修理にとりかかる。だが、アフリカでの生活が続く彼らに、それぞれの試練が訪れる。メルマンは、モトモトとデート中のグロリアに自分の思いを告げ、マーティは群れの中で次第にアイデンティティを失っていく。そんな中、動物たちにとって命の糧である水場が干上がってしまい、アレックスはこの状況を何とかしようと保護区の外へ出て行こうと決断する。一方、キング・ジュリアンたちは、水の神にいけにえを捧げるため火山の噴火口に身を投げる動物を探していたが、なんとメルマンが立候補。柵の外に出たアレックスも、銃を持った人間たちに囲まれて絶体絶命のピンチに見舞われていた……。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




50点


なんとなく娘が気に入りそうと思って、2014年の3月にプレゼントしたら案の定、ハマりましてね ( ̄ー ̄) ニヤッ で、少し後にすぐ2作目の本作をあげて、何度か一緒に観たものの、途中で観るのを止めてお出掛けすることになったり、たまたま最後だけ観たりと、なかなか全部通して観る機会がなくて。9月上旬、奥さんが自分の予定を消化するため、娘と2人で過ごした時、やっと全編鑑賞しました。まぁ、良かったかな (・ε・) ウーン 最近はこういう「動物同士が弱肉強食を乗り越えて仲良くしてる世界観」に乗れないというか。面倒くさい“謀略系ライオン”のマクンガとか「さっさと殺せばいいのに (゚⊿゚) チッ」と超イライラしちゃったりしてね。まぁ、娘が楽しんでたので全然良いんですがー。

序盤のこの場面、「折っちまえ!(`Д´)」って連呼してました、心の中で(娘の教育に悪いからね)。
関節を極められたマクンガ



<3本目>
オーソン・ウェルズのフェイク




(あらすじ)
オーソン・ウェルズ自らが案内するのは地中海に浮ぶイビサ島。ここには、今世紀最大といわれるぺてん師が二人もいた。ピカソ、マチスなどの絵を描き上げてしまう贋作画家のエルミア・デ・ホーリーとエルミアの伝記「贋作」を書き上げたクリフォード・アーヴィングだ。エルミアは陽気な初老紳士で自分の贋作に絶対的な自信をもっているが、いつも官憲に追われる不安感があり、自分自身の美術を創造したいと望んでいた。アーヴィングがぺてん師と呼ばれるようになったのは、謎の大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝事件を起こしたからだ。アーヴィングがこっそりとヒューズに会ってインタビューを重ねてまとめあげたというヒューズ自伝がアメリカの出版社から刊行される直前、ヒューズ側から待ったがかかったのだ。七人の記者を集めた電話による奇妙なインタビューで、ヒューズはアーヴィングなどという男に会ったことはないと証言したのだ。それは、果たしてヒューズ本人の声だったのか。ヒューズは謎の人物であり、人前に姿をあらわさない男であった。果たしてヒューズなる人物は本当に存在していたのか? そして、ウェルズ自身もフェイカーのように世渡りしてきたと告白する。彼の名をいちはやく高めた「火星人襲来」はラジオによる偽造だ。彼は、何世紀もの間人々の賛美を集めつづけたシャトルの大伽藍を見つめる。誰がつくったのか署名のないこの聖堂……。人間の名前など所詮たいした問題ではないのか? ウェルズはまた魔術を披露して、映画は終わる。ピカソは「芸術はひとつの嘘である」と言ったが、ウェルズはそれに「真実を理解するための嘘である」とつけ加えて--。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




60点


森達也監督の「FAKE フェイク」の2回目を観る前に、尊敬する映画評論家の町山智浩さんが何かで本作を引き合いに出されていたのを思い出して、ビデオレンタルで鑑賞(渋谷TSUTAYAVHS版があった)。僕には難しかったカナ… (´・ω・`) ションボリ よくよく考えれば、宇多丸師匠も「ヒップホップ魂を感じる映画ベスト10」の1本にチョイスして「音楽でサンプリングなどの方法論が一般化する遥か前にヒップホップ的手法を駆使したとも言える『What's Up, Tiger Lily?』や『ウィークエンド』『オーソン・ウェルズのフェイク』あたりには、今こそ驚いてほしい (▼∀▼)」なんてコメントされていたんですが、しかし。映画的教養がない上に、撮影技法やら見方やらもよくわかっていない僕ですよ、確かにいろいろな素材を駆使して「後半の17分はデタラメでした (ノ∀`) エヘヘ」みたいな映画を作ったのはスゴいと思うけどさ、ごめんなさい、そんなに面白くないというか(汗)、町山さんや宇多丸師匠ほどこの映画の真髄を理解できていないというか。なんて言うんですかね、僕のこの感覚って「映画の見方がわかっていない人間の典型的な反応」って感じがしてね、とてもセンチな気持ちになったのでしたーー。

オーソン・ウェルズ本人が語り部となって、あーだこーだ語ってましたよ。
ウソについての映画である



<4本目>
メカニック




(あらすじ)
ロサンゼルスのある安ホテルの1室で、向かいのアパートを凝視する男があった。やがて夜が白々と明ける頃、そのアパートは大爆発を起こした。男はアーサー・ビショップ(チャールズ・ブロンソン)、ある組織に雇われている殺し屋なのだ。殺しを科学と心得、危険で難解なものへのあくなき探究と、なしとげた時の満足感。素早く、完璧に芸術的な情熱をもって行なう正確無比な天職。彼はメカニックと呼ばれていた。翌日、家には次の指令が届いていた。分厚い封筒の中には犠牲者の完全な資料が入っていた。その犠牲者は、死んだ父の友人で、組織の1員でもあるハリー・マッケンナ(キーナン・ウィン)だった。ハリーは事故死と処理され、その葬式でアーサーは彼の息子スティーヴ(ジャン=マイケル・ヴィンセント)と会った。職業上、アーサーは決して人を近づけなかったが、若くて向こうみずなこの青年に不思議な親近感を覚えた。その頃アーサーは時々めまいに襲われるようになり、医者から極度の緊張が原因だといわれていたため、スティーヴを助手として使おうと考えた。射撃、ハンドボール、曲乗り飛行、スティーヴは着々と殺し屋に変貌していった。やがて次の殺人指令が届いた。麻薬密売の3人の若者を殺害せよ、という。この殺しにアーサーは無断でスティーヴに手伝わせたため、激しく叱責された。次の命令が下り、アーサーはコールガール(ジル・アイアランド)のもとで一瞬の休息をむさぼった。今度はイタリアでの暗殺だった。なぜかアーサーは気が進まなかったが、スティーヴに連絡しようと彼の邸を訪れた。そして彼の机の中に、アーサー・ビッショップの暗殺指令を発見した。今や彼自身が犠牲者の立場に立ったのだ。スティーヴがどうでるか、死という名のゲームが開始された。夜明け前、アーサーとスティーヴは岬に停泊するヨットへアクアラングで泳ぎつき獲物を求めた。が、船の中には敵の姿は無かった。とっさにアーサーは事態が読めた。暗殺指令自体が罠だったのだ。2人は時限爆弾を仕掛けて車を飛び降りた。窮地を切り抜け、もはやナポリに用はない。ホテルを引き払う時スティーヴが陽気に声をかけアーサーの愛飲するワインで2人は乾杯した。グラスをあけながらアーサーは、スティーヴがもはや1人前の殺し屋に成長したと感じた。が、その瞬間、アーサーは倒れた。スティーヴが組織から命令されたアーサー暗殺計画を遂行するために、グラスに毒を塗っておいたのだ。アーサーの意識は次第に遠のいていった。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




90点


ジェイソン・ステイサムによるリメイク版が好きだったので、9月下旬に公開されたその続編も観る気マンマンだったんですが、「そういえばオリジナル版のDVDが再販されたんだっけ!Σ(゚д゚)」と思い出しまして。安かったので、amazonでDVDを購入して鑑賞したんですけど、「カッコイイ… (´Д`;) ハァハァ」と感動しましたよ。もうね、リメイク版の評価が落ちるレベルというか、ステイサムの目の前で「サヨナラCOLOR」を歌いながら「君はそれでいいの?(´・ω・`)」と小一時間問い詰めたい心境になったほど。ちなみに監督は、この作品の後に傑作「狼よさらば」を撮るマイケル・ウィナーでございます。

町山智浩さんが名著「狼たちは天使の匂い」の中で、ステイサム版を「これでは普通のハリウッド製アクション・ヒーローだ。メカニックじゃないよ」と仰っていて、その時は意味がよくわからなかったんですが、本作を観たら「なるほど… (`Δ´;) ヌゥ」と。この映画のブロンソンはとにかく寡黙で何を考えているのかサッパリであり、弟子の殺し屋も冷笑的で(親の仇とか関係ない感じ)、全体的に冷たく寂しい雰囲気なんだけど、そこがグッとくる…って、わかりづらくてすみません (´∀`;) ゴメンネ ラスト、ブロンソンが毒殺されたのはビックリしたし、その後で車に乗った弟子が爆殺されたのも驚きましたよ。1972年の映画なのにイメクラプレイをすでに導入していたところも、さすがはマイケル・ウィナーと感心いたしました(唐突な下ネタ)。

女性がラブレターを読んできたので、「ノロケかよ!( ゚д゚)、ペッ」と思っていたら…(演じているのはブロンソンの奥さん)。
手紙を書いたの?

実は娼婦とのイメージプレイだった! 「またこんな趣向を」なんて金を払うブロンソンに泣けてくる (ノДT) アンマリダー
またこんな趣向を

その他、空手の寸止めルールを破ったバカが滅多打ちにされたりと、興味深いシーンが目白押しなのです。
掟を破って滅多打ち!



<5本目>
言の葉の庭




(あらすじ)
高校1年生のタカオ(声:入野自由)は靴職人を目指しており、アルバイトもする一方、こつこつと自分で靴を作っていた。雨の朝は学校をさぼって日本庭園で靴のスケッチを描きデザインを考えている。ある雨の日庭園で、チョコを食べながら一人缶ビールを飲む謎めいた女性と出会う。女性は、ユキノ(声:花澤香菜)といった。その日から、約束はしていないものの雨の日の午前中に会うようになっていく二人。ユキノが自分の居場所を見失っていることを知り、タカオは彼女が歩きたくなるような靴を作りたいと思う。揺れ動く二人の心模様をよそに、梅雨はもうじき明けようとしていた……。(以上、Movie Walkerより)


予告編はこんな感じ↓




90点


9月下旬、親友との飲みで深酒をした挙げ句に終電を逃してしまい、1人カラオケで泣きながら大江千里さんの歌を歌って醜態を晒したところ、相互フォローしている方から、「私は断然、『言の葉の庭』が好きです」なんてリプをもらいまして。「大江千里にそんな曲、あったっけ?」なんて思って検索したら、本作で名曲「Rain」がカバーされていたことを知りましてね。調べると、せっかく加入したのにここ最近まったく観てなかったNetflixにあったので、いそいそと鑑賞してみました。「面倒くさい話ダナー ( ;∀;) バカダナー」と涙が止まりませんでしたよ…。

秦基博さんがカバーした「Rain」↓ オリジナルは「ねるとん紅鯨団」の告知コーナーのBGMに使われてたのよ。



話を雑に書くと「高校生男子と心を病んだ女教師が新宿御苑であーだこーだとウジウジする」ということで(序盤のモノローグは「サヴォタージュ」っぽいと思った)、心の中の「非常にどうでも良いフォルダ」に入れそうになったものの! 僕も、鬱とまではいかなくても死にたいくらいダウナーな日々を送ったことはあるし、短期間ながら引きこもったりもしたので、ユキちゃん先生が最後に「毎朝、ちゃんとスーツ着て学校に行こうとしてたの!ヽ川TДT)ノ ウワァァァン!」と泣きながら心情を吐露する場面は号泣せざるを得ない!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! さらにそこに名曲「Rain」が被さってくれば破壊力は挑発無限大であり、もう迷わないぜ抱いてやる!(なんだこれ) なんかね、その後に観た「君の名は。」に出てきたユキちゃん先生はどういう状況なのかはわかりませんが、頑張って幸せになってほしい、心からそう思っております… (ノω・、) ユキチャン

ユキちゃん先生が泣きながら告白するラストはスゲー泣いたし、大好きではあるものの。
号泣するユキちゃん先生

なんとなく「ぷりぷり県」に出てきたでっち義兄さんを思い出したりもした…という台無しな文章。
誰かに殴ってほしかったんだ!



2回目の「HiGH&LOW THE MOVIE」を堪能するため、Huluに加入してドラマ版を全話視聴した…というのも、備忘録として書き残しておくとして。一応、9月に観られたDVD等は合計5本(本当は4本ですが)。もうね、「メカニック」はスゲー良かったし、「言の葉の庭」も超ストライクでございました。コメディ好きの人なら「SPY/スパイ」がオススメだけど、ステイサムが弱いので気をつけて! 以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。