映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いておりますので要注意です。あと、映画の見方がやや偏っているとは思うので、点数もそんなに気にしないでくださいね。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2015年04月01日

プリディスティネーション(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2015)
プリディスティネーション

プリデスティネーション

原題:Predestination
2014/オーストラリア 上映時間97分
監督・製作・脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
製作:パディ・マクドナルド、ティム・マクガハン
製作総指揮:マット・ケネディ、ジェームズ・M・バーノン、マイケル・バートン、ゲイリー・ハミルトン
原作:ロバート・A・ハインライン
撮影:ベン・ノット
美術:マシュー・プットランド
衣装:ウェンディ・コーク
編集:マット・ビラ
音楽:ピーター・スピエリッグ
出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー
パンフレット:★★★★(720円/わかりやすい解説&小ネタが満載で良いパンフ)
(あらすじ)
1970年、ニューヨーク。ある流れ者によって不遇の道を歩まされたという青年(サラ・スヌークジョン)の身の上話を聞いた酒場のバーテンダー(イーサン・ホーク)は、自分が未来からやってきた時空警察のエージェントであることを明かす。青年の人生を狂わせた流れ者への復讐のチャンスを与えるため、バーテンダーは1963年にタイムスリップし、当時の青年をエージェントに勧誘するが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この映画はネタバレを読んじゃうと興を削がれるタイプの作品なので、少しでも観ようと思っている人はこんな駄文を読んじゃダメ絶対!ヽ(`Д´)ノ
※今回の記事は、「タイムコップ」のネタバレにも触れているので、気をつけて!
※今回の記事には、グロい画像が貼られているので、そういうのが苦手な人は読まないで!
※今回の記事は、同じ画像を何度も使っているけど、決して手抜きじゃないです。


もうすっかり都内での公開が終わったのかと思っていたら、まだギリギリやっているみたいだし、僕なりの理由もあるので、とりあえず本日アップしておきますよ。イーサン・ホーク主演のSFという情報だけでもなんとなく興味が湧くのに、劇場で予告編を観たらなかなかカッコ良くて(確かバルト9だったと思う)。なんかさ、テンポラル・エージェントなんて気取った職業名を付けちゃってるけど(苦笑)、要はイーサン・ホーク版「タイムコップ」ってことでしょ? 


名称から凝りたい気持ちはわかりますけどねぇ ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
テンポラル・エージェント

なんとなく木曜洋画劇場「タイムコップ」の予告編を貼っておきますね↓




ハッキリ言って、ピーター・ハイアムズ監督作の「タイムコップ」はそんなに良い映画ではないけれども(というか、駄作認定されても仕方ない出来)、僕は「1」「2」も決して嫌いではなくて。さらに監督が「デイブレイカー」のスピエリッグ兄弟だと知って、観る気マンマン状態に突入。高橋ヨシキさんオススメのタイムトラベル映画「プライマー」を観たりして自分なりに準備をしてみたものの、なかなか足を運べなかったんですが…。3月下旬、上映終了間際のユナイテッド・シネマとしまえんで観てきました。「ナイス70点!m9`Д´) ビシッ」って感想ですかね。


スクリーン2で観たんですが、15人ぐらいは観客がいた記憶。
スクリーン2


あのね、まったくイーサン・ホーク版「タイムコップ」って感じじゃなかった!Σ(゚д゚;) チガウ! なんて言うんだろう、タイムパラドックスミステリーというか…。正直、ネタバレを読んじゃうと興を削がれるタイプの映画ではあるので、ちょっと興味がある方はこんな駄文を読むのは止めて劇場に行くか、二番館での公開を待つか、DVDがリリースされるまで読まない方が良いですよ、マジで。


唐突ですが、花澤香菜さんの「星空☆ディスティネーション」を貼っておきますね↓




最初は全然違う話を想像してた。予告編で流れていたように「女性の相棒と組んで、犯罪者を捕まえるのだろう」程度のボンヤリとした認識ですよ。だから、神出鬼没の連続爆弾魔フィズル・ボマーを追う捜査官(イーサン・ホーク)が、1970年に“ジャンプ”→バーテンダーに化けて“社会への怒りに満ちた青年”と話している時は、「この客がフィズル・ボマーなのかな…?」なんて思ったりもしたんですね。


この映画、酒場での会話シーンがスゲー長かったり。
酒場での会話シーン


だがしかし! 青年がバーテンダーに「私が少女だったころ…」なんて風に身の上話を始めた瞬間、謎はすべて解けた!m9`Д´) ビシッ この時点まで青年役をサラ・スヌークという女性が演じていたことに気付かなかったのは恥ずかしい話ですが(ただ、彼女の演技が上手いと思う)、今まで「複製された男」「典型的な侵略映画だな!(`∀´) フハハハハハ」とカン違いしたりと、低偏差値丸出しな駄文を垂れ流してきた僕が、今作に関しては即座に「タイムコップ」とは違うことを看破し、スムースにオチまで読めたというミラクルLOVE。いや~、非常に気持ち良かったです (´∀`) ウフフ


僕の気持ちを代弁する愚地独歩の画像を貼っておきますね。
気持ちイイ~

なんとなく牧瀬里穂さんの「Miracle Love」も貼っておきますね↓




まぁ、正直なところ、映画冒頭で捜査官が「整形して声も変わってしまった」という時点で、「じゃあ、誰かと同一人物だったりする可能性があるな ( ̄ー ̄) ニヤッ」なんて思ってたワケで。さらに青年の話が進めば進むほど深まる確信。話の構成を無視して、この映画がどんな事情だったかを画像を使って雑に説明すると、こんな感じなのです↓


① 始まりは1945年。赤子のジェーンが孤児院に届けられまして。
孤児院に届けられたジェーン

② ジェーンはスクスクと育ちながらも「誰からも愛されないんだわ…」なんて孤独を抱えていたところ!
スクスクと育ったジェーン

③ 自分のことを超良くわかってくれる素敵な男と恋に落ちて、セックス!川`Д´)人(`Д´)ノ ヤッチャオーゼ! だが男は去ってしまう…。
ジェーンとジョンの出会い

④ しかも妊娠→出産! 難産により女性としてはダメになるも、実は両性具有だったので、今度は男性“ジョン”として生きることに。
妊娠→出産

⑤ 赤子は女の子。ジェーンと名付けて大事に育てようと思ったところ、何者かにさらわれてしまって…。
さらわれるジェーン

⑥ やさぐれて酒場でグダグダしていたところにバーテンダー=捜査官が登場するのです。
酒場での会話シーン

⑦ 「妊娠させた男を殺したい!」という望みを叶えるべく、捜査官と過去にジャンプをしたら、その男は“未来からきた自分”だったというオチ。
ジェーンとジョンの出会い

⑧ 自分自身からタイムコップ業務を受け継いだジョンは、フィズル・ボマーを追うも大火傷。
火傷で重症

⑨ すっかりイーサン・ホークの顔と声になって、1970年にジャンプ→昔の自分をスカウトですよ。
酒場での会話シーン

⑩ さらにジャンプして、ジェーンが生んだ赤子を誘拐。
さらわれるジェーン

⑪ 1945年の孤児院に届ける…ってことは、自分とセックスして自分を産んだことに!Σ(゚д゚;) ナニソレ!
孤児院に届けられたジェーン

⑫ これで任務完了…かと思いきや、フィズル・ボマーを発見→未来の自分だということが発覚→射殺。
フィズル・ボマーを射殺!

⑬ ただ、度重なるジャンプの影響でおかしくなったジョンは、フィズル・ボマーになりそうなムードなのでした~ (・∀・) オシマイ
フィズル・ボマー


もうね、究極のナルシスト話というか、自作自演というか。正直、僕はフィズル・ボマーを経て、「タイムコップ」の元締めであるロバートソン(ノア・テイラー)になると思っていたので、若干、拍子抜けしたところはあったんですけど、よくよく考えると「誕生も死も自分自身がやる」ってのがキモなんでしょうな。超有名な「鶏が先か、卵が先か」話も出たりしましたが、こういうのって「時間のすべてが同時に存在する」的なことなのかな…って、何だかよくわからないや (´∀`;) ムズカシイ


ちなみに僕は吉田戦車先生の「ヒヨコが先」派でございます(「甘えんじゃねぇよ!」より)。
三角絞めでつかまえて-ヒヨコが先だった!


原作はロバート・A・ハインラインの「輪廻の蛇」という短編小説なんだそうで(原題は「All You Zombies」だけど、良い邦題だと思う)。恥ずかしながら未読だったので(汗)、いそいそと買って読んでみたら、「1人の人間が父親も母親も赤ん坊も兼ねてみるって、どうよ? (・∀・) ニヤニヤ」なんて思いつきをわずか29ページで見事にまとめてましてね。正直、「よくこれを長編映画にしたな!Σ(゚д゚;)」と。イーサン・ホークとサラ・スヌークの演技力が素晴らしいのはもちろんのこと、原作になかった少女時代のエピソード(「ステゴロが強い」という設定が好き)や連続爆弾魔のアイディアを盛り込んだのは面白かったし、低予算ながらも作品の雰囲気やガジェットもイイ感じだったし、スピエリッグ兄弟はセンスが良いなぁと感心いたしました。


このバイオリンケース型タイムマシンとか、カッコ良かったです。
バイオリンケース型タイムマシン


ただ、個人的に微妙に乗れなかったのは、“主人公が生殖可能な両性具有”という都合の良さは置いといても、自分とセックスしますかね? 僕も自己愛はかなり強いタイプですけど(苦笑)、正直、女性状態の自分とのセックスなんて…想像しただけで…残念な気持ちになります… ('A`) ゲッソリ 漫画で例えるなら「俺がいちばんセクシー」的な感じなんですかね? 確かに孤独な自分の気持ちを一番わかってくれるのは自分なだけに、まったく理解できないワケではないんですが、セックスまで行くと「なにこの話」感は拭えなかったかなぁ。


自分で自分を慰める「サニー 永遠の仲間たち」の一場面。こういうのだったら、わからないでもない。
三角絞めでつかまえて-自分をそっと抱き締める

一方、「タイムコップ」では同じ人間が接触するとこんなことになるのでセックスできない…というどうでも良い情報。
タイムコップのラスト


とは言え、この手の話って、「ジョンはあの後、爆弾魔のスクラップ記事の現場にジャンプを繰り返して、その主張が正しかったことがわかってしまった&頭がおかしくなってしまったので、フィズル・ボマー化したんじゃないだろうか? (・ω・) ドウヨ?」的なことを自分なりに考えたりするのがスゲー楽しいんですよね。主人公の名前が名無しの権兵衛を想起させたりとか、小ネタも満載で、たぶん一度観ただけでは拾いきれないんじゃないかしらん。なんかね、ちょっとオチが読めたぐらいで「謎はすべて解けた!m9`Д´) ビシッ」なんて偉そうな文章を書いちゃいましたが、それだけじゃないというか、妙に味わい深い作品だと思ったり。

そんなワケで、原作を読んでいる人が観たらまた違う感想を抱くのかもしれませんけど、僕的には「文句ナシの70点」って感じの映画でしたよ。ちなみに、主演のイーサン・ホークがインタビュー「この映画のことを知ったような口を利くヤツがいたら、きっとウソつきだと思うよ (`Δ´) クソガ!」なんて言っている中、散々知ったような文章を垂れ流してしまったワケですが、しかし。この感想を更新した今日はエイプリルフールということでね、こんなウソつきな僕を許してほしい…。届け、この思いよ!ヽ(`Д´)ノ ナンダコレ




イーサン・ホークが主演したスピエリッグ兄弟監督作。僕の感想はこんな感じ



原作の短編が入ったロバート・A・ハインラインの作品集。買っちゃいました。



高橋ヨシキさんがオススメしていたので観たら、面白かったけどサッパリだったタイムトラベル映画。



イーサン・ホーク主演のSFで好きなのはこのアンドリュー・ニコル監督作ですかね。



一応、貼っておきますよ。リブートのウワサはどうなったのか…。



劇場公開されなかった続編も貼っておきますね。ジェイソン・スコット・リーが龍化する場面が好き。







2015年03月31日

2015年4月公開で観たいと思っている映画の覚え書き

テーマ:観たい映画の覚え書き
毎月の恒例として、僕が2015年4月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓


※①などの番号付きは「絶対に観る」、◎も「絶対に観る(本数計算の対象外作品)」○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。

4/4
傷だらけのふたり ○
ミッシング・デイ △
パレードへようこそ △
ジュラシック・アイランド △


4/11
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) ①
ソロモンの偽証 後篇・裁判 ②
カイト/KITE ③
マジック・イン・ムーンライト ○
皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇 ○
ギリシャに消えた嘘 △
ロード △
いつか、また △
ストロボ ライト ○
和食ドリーム △


4/18
ワイルド・スピード SKY MISSION ④
セッション ⑤
海にかかる霧 ⑥
ザ・トライブ ○
デュラン・デュラン:アンステージド ○
あっちゃん △
インヒアレント・ヴァイス △


4/25
寄生獣 完結編 ⑦
群盗 ⑧
龍三と七人の子分たち ⑨
シンデレラ ○
パパ、遺伝子組み換えってなぁに? △
Mommy/マミー △
あの日の声を探して △



4月で絶対観たいのは、何と言っても「ワイルド・スピード SKY MISSION」ですYO!ヽ(`Д´)ノ 2013年の僕のベストである前作で卒業するかと思っていたロック様の継続参戦がうれしいながらも、敵がジェイソン・ステイサムってのが最高すぎ! 「最悪、ステイサムが勝って終わるのでは… (`Δ´;) ヌゥ」と思っていたりするのです。さらにはカート・ラッセルにトニー・ジャーまで参戦するし…な~んて書きつつも、何よりも大事なのは、これがポール・ウォーカーの遺作ということですよね… (´・ω・`) すでに前売り券は2枚購入済みであり、できれば封切り当日の4/17(金)に観る予定でございます。


何が何やらな予告編。もう車とか使わなくてもいいんじゃないかな…。




今月は普段より邦画を観ることになっている感じ。まだ前篇の感想をアップしていないんですけれども(汗)、続きが超気になる「ソロモンの偽証 後篇・裁判」はもちろん足を運びますがな。同じく前作を観ている「寄生獣 完結編」も行きますけど…。正直、こっちはなんとなく地雷臭が漂っている気がして、何だかドキドキしているのです… (・ω・;) ウーム 一応、「龍三と七人の子分たち」も前売り券を買っちゃったものの、予告編を観る限りはちょっと合わなそうな気がしないでもない。あと、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章」の最速上映は超行きたかったんですが、日程的に無理っぽかったり(チケットも完売みたいだし)。


なんか「殺人ワークショップ」「ある優しき殺人者の記録」が融合したようなムードですな。




その他、切ない姿が話題になってて泣けてくるマイケル・キートン主演の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」とか、尊敬する映画評論家の町山智浩さんが激押ししている「セッション」とか、美少女暗殺者モノ「カイト/KITE」とかは当然ながら観るとして。韓国映画では、「海にかかる霧」「群盗」がスゲー面白そうなので期待しております。


「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の予告編を貼っておきますね↓




名画座系は、例によって全然観に行けないと思いつつ、一応、貼っておくと、早稲田松竹で4/04(土)~4/10(金)の「処女の泉」「野いちご」、4/18(土)~4/24(金)の「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」「マップ・トゥ・ザ・スターズ」新文芸坐で4/10(金)にレイトショーの《新文芸坐×アニメスタイル スペシャルブログラム 濃密にして過激 梅津泰臣の世界》飯田橋ギンレイホールで3/28(土)~4/10(金)の「フランシス・ハ」「アバウト・タイム 愛おしい時間について」キネカ大森で4/18(土)~4/24(金)の「ザ・レイド」「ザ・レイド GOKUDO R18+ディレクターズ・カット版」あたりが気になるんですが、しかし! できれば【タマフル上映会】として4月3日まで新宿バルト9で上映している「脱獄広島殺人囚」をもう一度観たいというか。いや、「ブロンソン」みたいで最高だったので、ぜひ観たいんですけど…時間作れないかなぁ。


なんとなく「タマフル映画祭2015」の画像を貼っておきますよ。
タマフル映画祭2015


以上、2015年4月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。





2015年03月31日

先週の備忘録(2015/3/24~3/30)

テーマ:備忘録(2015)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


仕事が超忙しい!ヽ(`Д´)ノ
金曜日は「タマフル映画祭2015」に!
土曜日も日曜日も休日出勤して、夜は家族と食事をしました
月曜日、クレーム対応で真っ青になりました… ('A`)



先週は忙しくて、「タマフル映画祭2015」以外は映画を観に行けなかったというね… (´・ω・`) だから、とりあえずはそのことを書こうというか、むしろ本当なら素晴らしすぎた「脱獄広島殺人囚」についての詳細な感想をアップしたかったんですけれども。とにかく時間がないので雑に残しておくと、スゲー面白かった!ヽ(`Д´)ノ 宇多丸師匠がトークショーで「ブロンソン」の名前を挙げていたんですが、なるほどなぁと。「昔の邦画も観るもんだよなぁ」なんて当たり前のことをあらためて思ったりして。これ、DVDが出てないそうなんですが、出たら絶対買いますよ。新宿バルト9での上映は4/3(金)までなので、バイタリティ溢れる粗暴な松方弘樹さんに興味がある方はぜひ劇場へ!m9`Д´) ビシッ


ラーメン屋で軽くビールを飲んでから、深夜も稼働のバルトにやってきました。
深夜も稼働のバルト

それは「タマフル映画祭2015」を観に来たからでございます。
タマフル映画祭2015

いろいろと販売中だったものの、シネマハスラー時代の商品は持っていたりして。
いろいろと販売中

単行本付きチケットを買っていたので、「“神回”傑作選」をゲット! ううむ、超分厚いぜ!
神回傑作選!


もう1本の「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の方は観たことがあったし、正直、作品自体そんなに好きじゃなかったんですけど(汗)感想を共有してくれる人がいると楽しい映画というか。宇多丸師匠やコンバットRECさん、BUBKA編集長サミュエルさんやマッドな中学に通っていた古川耕さん(先輩が大前均太郎役の人!)、せのちんさんたちの愉快なトークでいろいろと補完できただけでなく、会場でそーす太郎さんやコメカミさんなどと感想を話せたことで、作品の好感度がちょっと上がった感じでした。その他、久しぶりに蓑和田Dきんたま画伯さん、たわわちゃんに会えたのもうれしかったですな。唯一の不満は、会場に遅れて入って焦ってたので、全員プレゼントの奇譚クラブさんのガシャポンをもらいそびれたこと。まぁ、どうでも良い話ですがー。


「ビー・バップ」を観た人ならわかってくれる歌を貼っておきますね↓




今週も忙しいんですが、ちくしょう、ドニー・イェン兄貴の「アイスマン」ムービーウォッチメンの課題映画「ジュピター」だけは何としてでも観に行くつもり。最近は奥さんのあたりが非常にキツくて、いろいろとウンザリしている上に、週明け早々のクレーム処理で死にたくなっているだけに、映画を観てストレスを発散したいんですけど…無理かなぁ… (´・ω・`) ウーン 以上、先週の備忘録でした。ではでは~。






2015年03月30日

スペシャルID 特殊身分(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2015)
唐突ですが、当ブログではお馴染みの「藤巻十三を股まで濡らして待っていた松尾象山」の画像を貼っておきますね(「餓狼伝」第4巻より)。
股まで濡らした松尾象山


「スペシャルID 特殊身分」の公開をずっと待っていました。僕はとにかくドニー・イェン兄貴が暴力刑事を演じてハードな格闘アクションを繰り広げた「SPL 狼よ静かに死ね」「導火線 FLASH POINT」を心から愛しており、その流れをくんだ現代格闘路線の最終作と言われる今作は、僕にとってだけでなく、アクション映画が好きな人なら絶対チェックしなければならない1本。昨年今年の「観たい新作映画10本」に挙げたのはもちろんのこと、すでにDVDを持っている「導火線 FLASH POINT」のBlu-rayを購入して、スタントコーディネーターとして関わった谷垣健治さんのオーディオコメンタリーを聴いたりしながら、心待ちにしていたのです。


DVDを持っているのに、Blu-rayを購入…。1ミリも後悔してないぜ! 本当だぜ!
DVDとBlu-ray


さらに、谷垣健治さんの「映画秘宝」での連載などを読んでいると、降板した檀冰(タン・ビン)監督やチウ・マンチェクと揉めてネットでバッシングされたり、人が事故で死んでプロ遺族が来たりと、作るまでにかなりバタバタしたようでして…(この騒動に関しては、飯星景子さんのブログが超参考になるので必読!m9`Д´) ビシッ)。「苦労した分、僕も応援せねばならぬ」と、新宿武蔵野館は水曜のサービスデーを利用すれば1000円で観られるのに、わざわざ1300円の前売り券を3枚購入(恩着せがましい文章)。公開初日、新宿武蔵野館にて、谷垣健治さんを始めとするスタントチームの舞台挨拶付き(司会は飯星景子さん)を2回、その2週間後、もう1回観てきました。もうすっかり都内の公開は終わってしまったんですが、今さらながら感想を残しておきますね。


応援したい映画を初日に観るのは基本! 舞台挨拶もあって、超オトクなのです。
初日スペシャルイベント

コアチョコとのコラボTシャツが販売中。まぁ、僕は着ていたんですけどね ( ̄ー ̄) ニヤッ
コラボTシャツも販売中

ロビーには記事の切り抜きや…。
記事の切り抜き

紙で出来たスタンドポップなどがあったりして。
スタンドポップ

ロビー奥には等身大パネルと木人椿が! 「イップ・マン 葉問」以降、定期的に出してくる武蔵野館が好きさ。
等身大パネルと木人椿

翌日も観に行けば、中国茶のティーバッグがもらえたんですが…。ごめんなさい、「フォックスキャッチャー」を観ちゃった (ノ∀`) テヘ
ティーバッグプレゼント

「激戦 ハート・オブ・ファイト」「マッハ! 無限大」も観たので、3回目を観に行った時、ポスターをゲットいたしました。
3本観てポスターゲット!











スペシャルID 特殊身分

スペシャルID 特殊身分

原題:特殊身份/Special ID
2013/中国、香港 上映時間99分
監督:クラレンス・フォク
アクション監督:ドニー・イェン
製作:ピーター・パウ、ドニー・イェン
制作総指揮:ルー・チェン、ハン・サンヒン
脚本:セット・カムイェン、シト-・カムイェン
撮影監督:ピーター・パウ
編集:チャン・カーファイ
音楽:ドウ・ポン
スタント・コーディネーター:谷垣健治、イム・ワー、ジョン・サルヴィッティ
アシスタント・スタント・コーディネーター:大内貴仁、ユー・カン
スタント:佐久間一禎、日野由佳、川本耕史、吉田浩之、稲留正樹、富田稔、佐藤健司、川本直弘、柴田洋助、他
カー・スタント監督:ブルース・ロウ
出演:ドニー・イェン、アンディ・オン、ジン・チェン、ロナルド・チェン、コリン・チョウ、ケネス・ロー、パウ・ヘイチン、チャン・ハンユー
パンフレット:★★☆(700円/飯星景子さんのコラムがありがたい)
(あらすじ)
香港警察の警官ロン(ドニー・イェン)は、黒社会を牛耳る大物ホン(コリン・チョウ)の組織で潜入捜査を行っている。やがて8年が過ぎ、今やロンは裏社会でも一目置かれる存在になっていた。そんな折、ホンの手下が殺された上にブツまで奪われてしまう。その犯人は、ロンの義兄弟サニー(アンディ・オン)で……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




90点


「やったぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ ヨカッタネ!」と思ったり。


僕の気持ちを代弁する寂海王を貼っておきますね(「バキ」第25巻より)。
勝ち誇る寂海王


まず、良かったところを書きますと、格闘アクションが素晴らしかった!ヽ(`Д´)ノ “元ムエタイ戦士”ケネス・ローとの猪木ーアリ状態の愉快な攻防から始まって、火鍋屋での集団バトルに、ラストのアンディ・オンとのMMA風味全開のタイマン…。特にアンディ・オン戦は、攻防時のリアルさを突き詰めただけでなく、ダメージ描写に力を入れたのも好感が持てたし、それまでの攻防が地味だったゆえに、最後の「スタンディング肩固め→武器を捨てさせてアッパー→ソバット」の流れが実に鮮やかで美しくてね…(しみじみ)。あの瞬間だけは「この映画、100点!m9`Д´) ビシッ」と思わなくもなかったほどでしたよ。


ケネス・ローを相手に座った状態で果敢に攻めるドニー兄貴。この直前に見せる投げ→オモプラッタの流れも素敵。
猪木-アリ状態

みんな、このアグレッシ部なヒザ蹴りを見て! 火鍋屋での死闘もマジ最高なのです。
アグレッシブなヒザ蹴り

そしてアンディ・オンとのハードなタイマン。三角絞めやら下からの足関やら肩固めやらを繰り出した果てに…。
三角絞めの攻防!

ああん、ナイスソバット!ヽ(TДT)ノ ダイテ! この美しさ、無形文化遺産に登録してもいいんじゃないかな。
ナイスソバット


そして、他のアクションも良かったです。舞台挨拶でその可愛らしさを目の当たりにしてから、すっかりスタントウーマン日野由佳さんのファンになってしまったワケですが(苦笑)、彼女がジン・ティエンの代わりにこなしたアクションの数々は本当にカッコ良かったし、ハラハラしました。ブルース・ロウによるカーアクション自体もなかなか凝っていたし(車のドアの壊し方とか好き)、谷垣健治さんの文章を読んだり話を聞いたりする限りはあまり評価されていなさそうなジン・ティエン自身によるアクションも結構良かったんじゃないかしらん。それと“復讐のスナイパー“刃(チャン・ハンユー)のロープで落下しながらの銃撃シーンも好きでしたね~ (´∀`) ウフフ


このダイブシーンは日野由佳さんのお仕事だそうです。よくやった!ヽ(`Д´)ノ
日野由佳さんのダイブ!

これも日野由佳さんでしょうな。カーアクションの見せ方も工夫があって面白かったなぁ。
日野由佳さんのスタント!

ただ、ジン・ティエンもカーMMAを見せたりと、頑張ってた印象。
ジン・ティエンのカーMMA

この暗殺者・刃も渋くて好みのタイプでした(誤解を招く文章)。
復讐のスナイパー“刃”

ちなみに“大声のファー”を演じたイム・ワーはアクション指導の方なんだそうです (゚⊿゚) ヘー
イム・ワー


ただね、良くないところも多かった。まず、ドラマがダメだと思いましたよ。最初、ポスターの“入れ墨入りまくりでテストステロンがムンムン漂うドニー兄貴”を見た時は、「とうとう暴力刑事路線が極まるのか… (`Δ´;) ヌゥ」と汗を流したほどでしてね。「SPL」ではパンチ一発でクズ野郎を障害者に変えていたし、「導火線」では「半年間、毎月平均40人を負傷させている」上に容疑者をマウントパンチで撲殺したほどバイオレントな男だったワケですが、しかし。今度の兄貴は潜入捜査官ということで、「さらにハードな暴力絵巻が見られるのでは!(*゚∀゚)=3 ムッハー」とギンギンに固くしていたら、そんなことはなく。いや、挨拶代わりに相手の車に追突したりと、一応は粗暴であるものの、母親や女捜査官とのハートウォームなドラマが挟まる分、ちょっと物足りなかったです。


ビジュアルは素敵なんですが。この直後、国士無双をあがるのもなんだかなー。
苛立つ入れ墨ドニー


まぁ、それは僕の勝手な希望だからスルーするとしても、潜入捜査官モノとして酷い。序盤、「いくらチンピラが倒れているからといって、目の前で警察の上司と会っていいの? (゚д゚;) ダイジョウブ?」って思ってたら、クライマックス、そのせいで捜査官だってバレちゃうから、バカなんじゃないかと。しかも、本人も組織の人たちも「裏切るべきか裏切らないべきか… (・ω・;) ドウシヨウ」といった「新しき世界」的な葛藤はゼロだから、全然盛り上がらないんですよ…。

もうね、アンディ・オンとの“友情のドラマ”はもう少し練ってほしかった。ドニー兄貴の母親を殺さなかったのは温すぎであり(しかも「母親が危ない」って気付くのもスゲー遅い)、「根はいいやつ!(o^-')b」ってことなのかもしれませんが、それにしては劇中でのフォローがないのも残念。なんかね、最後のアクションに雪崩れ込む時の登場人物たちの感情が「SPL」「導火線」と比べるとどうにも弱くて、僕的には“燃え”が足りなかったというか。アクション映画といえどドラマって大事なんだなぁとあらためて思ったり。

大体、コリン・チョウ演じるボスも何がしたいのかサッパリだし、母親の散髪場面の演出はモタモタしてるし(その後、髪の長さが戻ってたのは笑った)、逮捕のくだりも驚くほどズサンだし…(あの突然の「証拠は全部揃った」にはビックリ)。ハッキリ言って、ジン・ティエンは嫌いじゃないけど、女捜査官との空気銃とか「初めて殺しちゃった…」なんてくだりはゴッソリ削って、シリアスな男のドラマ一色に仕上げてほしかったです、マジで。


コリン・チョウが逮捕される時の雑さにはガッカリ。「導火線」の時は最高だったのに…。
微妙なコリン・チョウ


その他、「オープニングのタイトルがダサい」とか「BGMがスゲー古臭い」とか「ドニー兄貴のソバットは大好きだけど、1作品に1回にしてほしい」とか、文句は山ほどあるんですよ、残念ながら。だからね、「いくらドニー兄貴のソバットは100点でも、これは… (´・ω・`) ウーム」と思っていたのですけれども。エピローグ、警官に戻れることが決まったドニー兄貴が「やったぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ」と喜びながら見せる笑顔が眩しくてーー。メタ的な話になりますが、最初の方で触れたように今作は“難産の末にやっと完成した映画”であり、なんかね、うれしそうな兄貴の顔を見ていたら、「そうだよね、苦労したんだもんね… (ノ∀T) ユルス」と非常に微笑ましい気持ちになった次第。


なんとなく素敵な2ショットを貼っておきますね。
素敵な2ショット


ということで、ダラダラと駄文を書き連ねてきましたが、確かにおかしいところは多いけれども、格闘アクションは素晴らしかったし、ドニー兄貴の笑顔が素敵だったから90点!m9`Д´) ビシッ Blu-rayが出たらもちろん買うし、その時は「クライマックスのアクションの撮影に時間が掛かりすぎて、背後に映る建設中のビルが完成していく」という話が本当なのか、確認しようと思っております。




ウィルソン・イップ監督×ドニー兄貴による最高最強の格闘アクション映画。僕の感想はこんな感じ



ドニー兄貴とウー・ジンの警棒vsドスのバトルが100点すぎるウィルソン・イップ監督作。



クラレンス・フォク監督が撮ったユン・ピョウ主演作。最近観たんですが、面白かったです。








2015年03月29日

沈黙の制裁(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2015)
沈黙の制裁

沈黙の制裁

原題:The Mercenary: Absolution
2014/アメリカ 上映時間106分
監督・製作総指揮・脚本:キオニ・ワックスマン
製作:フィリップ・B・ゴールドファイン、ティモシー・マーロウ、スティーブン・セガール、ビン・ダン
製作総指揮:ベンジャミン・F・サックス、バリー・ブルッカー、スタン・ワートリーブ
脚本:リチャード・ビーティ
撮影:ネイサン・ウィルソン
編集:トレバー・ミロシュ
音楽:マイケル・リチャード・プロウマン
出演:スティーブン・セガール、バイロン・マン、ジョシュ・バーネット、ビニー・ジョーンズ、ハワード・デル、ラウロ・チャートランド、Adina Stetcu
パンフレット:なし
(あらすじ)
最強の傭兵ジョン・アレキサンダー(スティーブン・セガール)にウクライナで暗躍する闇組織の男を始末するというミッションがCIAから下された。ジョンは男を始末し依頼を完了するが、組織に追われていた女ナディア(Adina Stetcu)を助けたために命を狙われる事になる。組織のボスはアメリカ大使館ともつながりがあり、今回の殺しの依頼主でもあった。CIAを通じて女を返すよう求められるが、ジョンは自分の過去の悪行を振り返り、贖罪のために女を助けることを決意。組織とCIAを敵に回したジョンは、自らに課した任務を成功させるため戦う。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




55点


都内での公開はとっくに終わっているんですが、今さらながら感想をアップしておきますよ。昨年観た「沈黙のSHINGEKI/進撃」が宣伝の詐欺っぷりも合わせて、汚い言葉を書いてすみませんが、なかなかのクソ映画でして。心底ムカついたワケですけれども、セガール映画自体には今も魅力を感じていましてね(というか、出番が恐ろしく少ない「沈黙のSHINGEKI/進撃」はセガール映画認定しちゃダメだと思うし)。

主演作に関しては、やはり「最終的にセガール拳で悪を無慈悲かつ一方的にぶちのめす→それだけで留飲が超下がって満足→70点は約束されている」イメージがあるし、何よりも今作は「凄腕の傭兵が、殺されそうな女性を偶然救ったことで、今までの自分の行為の贖罪として、命を賭けて悪の組織を倒す」という実に僕好みのストーリー。公式サイトもなく公式ツイッターだけ→即Blu-rayが発売されるような作品ではありますが、「それなりには楽しめるだろう」と、2月下旬、シネマート六本木月曜メンズデイ割引を利用して「クリミナル・アフェア 魔警」と勝手な二本立て状態で観てきました。凡庸なB級アクションでしたヨ (・ε・) マァマァカナー


ロビーのはずれには、過去のセガール作品のチラシをコラージュしたものが置かれてました。
展示はこれだけ


いや、出演者や繰り広げられるアクション、ストーリーなど、各パーツだけをチェックすると面白そうなんですよ。例えば、ヴィニー・ジョーンズが快楽のために女性を殺す変態を演じていて、その部下があの“蒼い瞳のケンシロウ”ジョシュ・バーネットであり、そいつらに立ち向かうセガールと組むのが、今をときめくバイロン・マン…なんて聞くだけで、B級アクション映画好きなら満足できそうじゃないですか。


ヴィニー・ジョーンズ演じる政府のお偉いさんが、影で快楽殺人を繰り返してましてね。
悪役はヴィニー・ジョーンズ

そんなクソ野郎を守るのが、ジョシュ・バーネット! スマートに強そうで良い感じ (o^-')b イイネ!
ジョシュ・バーネット

そんな悪にセガール拳が容赦なく炸裂する!!
制裁するセガール

相棒は、バイロン・マン。セガールの分まで動きまくって蹴りまくりなのです。
今をときめくバイロン・マン

ド派手な炎上スタントシーンもあれば…。
ド派手なスタント

アクション映画定番の“爆発を振り返らないシーン”も用意されていて…。ちくしょう、至れり尽くせりだぜ!
爆発を振り返らないシーン


だがしかし、パーツを組み上げると微妙だからガッカリというか… (´・ω・`) ウーン 例えば、拉致された女性ナディアの脱出する経緯や逃走経路がグダグダだったりして、その時点で萎えてくるんですよ。いくらB級映画だとはいえ、最低限のリアリティはほしいじゃないですか。しかも、この女、自分から助けを求めておいて、「腹減った」だ「寒い」だと文句ばかりだから好感が抱けなくて。なんで追われていたのかを聞かれると「話したくない」って、ごめんなさい、「じゃあ死ねよ ( ゚д゚)、ペッ」としか思えなかったんですよね…。

セガールのモッサリ具合も最悪で、体全体の動きはまた鈍くなった印象。クラブとか屋敷に潜入する時の動きとか、勘弁してくれよと。格闘アクションに関しては、セガールが省エネの分、バイロン・マンが頑張っているんですが、敵の詰めが妙に甘くて助かったりするので、これもまた乗り切れない感じ。その他のアクションも編集がヘタで、撃たれた雑魚が階段から落ちる場面とか、カットを割りすぎて台無しになってました。

クライマックス、雑魚にセガール拳を叩き込む場面自体は良かったし、足を踏んでサンドバッグにするとか、そういうのは好きではあるんです。ただ、その後のヴィニー・ジョーンズ戦がアッサリ塩味だっただけに、なぜ役名があるのかも不明な雑魚にあれだけ時間を割いたのが意味不明。ジョシュ・バーネットvsバイロン・マンはちょっと燃えたけどさ、僕はもう少しMMA風味のアクションが観られると思っていただけに、あまり工夫が見られない打撃合戦だったのは失望した…って、うるさいですかね。一応、オチだけ書いておくと、クラブで悪党を皆殺しにしたセガールがナディアとイチャついて終了って感じでしたよ。

まぁ、全体的に「それっぽく作ろうとしてるけど、上手くいってないよ?」って映画でしたよ。って、文句ばかり書いちゃいましたが、そこそこ愉快だった部分もあるので(ジョシュ・バーネットやバイロン・マン関連の場面とか、セガール拳とか)、55点という評価。僕と違って、セガールファンは心優しいので、もっと楽しめるかもしれませんな。




キオニ・ワックスマン監督×セガール映画。未見ですが、バイロン・マンも出ているそうな。







1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>