映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いておりますので要注意です。あと、映画の見方がやや偏っているとは思うので、点数もそんなに気にしないでくださいね。
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2015年07月01日

シグナル(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2015)
シグナル

シグナル

原題:The Signal
2014/アメリカ 上映時間97分
監督・脚本:ウィリアム・ユーバンク
製作:ブライアン・カバナー=ジョーンズ、タイラー・デビッドソン
製作総指揮:リチャード・ロスフェルド、ピーター・シュレッセル、リア・ブーマン、スチュアート・フォード、チャールズ・レイトン、ジョナサン・デクター、ネイショー・アリ
脚本:カーライル・ユーバンク、デビッド・フリガリオ
撮影:デビッド・ランゼンバーグ
美術:メイガン・ロジャース
衣装:ドロトゥカ・サピンスカ
編集:ブライアン・バーダン
音楽:ニマ・ファクララ
音楽監修:アミン・ラマー
出演:ブレントン・スウェイツ、ローレンス・フィッシュバーン、オリビア・クック、ボー・ナップ、サラ・クラーク
パンフレット:★★★(600円/高橋諭治さんのコラムと監督インタビューで内容が補完できます)
(あらすじ)
MIT(マサチューセッツ工科大学)に通うニック(ブレントン・スウェイツ)は、大学のパソコンにハッキングを仕掛けてきたハッカーの居場所を突き止めるため、友人のジョナス(ボー・ナップ)やガールフレンドのヘイリー(オリビア・クック)とともにネバダを訪れる。しかし、そこで何者かに拉致されてしまい、気が付くと政府の隔離施設に監禁されていた。職員の説明によれば「何か」に接触して感染したため隔離されているという。どうにかして施設を出ようと試みたニックは、ある思いがけない力が発動する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




61点


※この映画は、ネタバレを知っちゃうと魅力が半減する気がするので、気になっている人は読んじゃダメ!

赤いシグナル、非常のサインーー。「シグナル」という単語を耳にすると、高確率でこの歌が脳内で流れてしまうのはどうでも良いとして。何かの時に予告編を観て、僕が大好きな「クロニクル」みたいな“青春超能力バトルモノ”だと思って、6月上旬の夜、TOHOシネマズ新宿に足を運んでみました。能力が覚醒するシーンは好きでしたヨ (´∀`) ウフフ 最近、感想が長文化する傾向にあって、我ながら心底ウンザリしているので、今回は超短めに書きます…って、こういう文章をいちいち書いているから長くなっちゃうんじゃないの? …って、だから、こういう文章を書いているから(ry


スクリーン11で観ました。観客は4分の1程度。
スクリーン11


観た人が「えっ、そういう映画だったっけ?Σ(゚д゚;)」と首を捻るほど乱暴にあらすじを書くと、MITに通うぐらいに頭が良い大学生ニックとその恋人ヘイリー、友人ジョナスの3人が、“謎のハッカー”ノーマッドの居場所を突き止めたら、何者かに拉致されまして。意識を取り戻したニックは、政府の職員デイモン(ローレンス・フィッシュバーン)から「地球外生命体と接触して“感染”した」ことを告げられて、謎の隔離施設で検査されるエブリデイを過ごしていたものの、不自由だった脚がロボ化していることに気付いてビックリ→ヘイリーと逃走するのです。


研究所から逃げ出すヘイリーとニック。
逃げ出した2人


逃げた先でジョナスと合流してみたら、なんと彼は腕がロボ化してまして。謎の男たちに捕まりそうになった時、ジョナスが「ここは俺がくいとめる!お前は先に行くニャー!ヽ(`Д´)ノ」と自己犠牲するも、最終的にニックとヘイリーはデイモン一味に囲まれて万事休す。「こうなったらヤケだ!」とニックがロボ化した脚でダッシュしてみたら、音速を超えて“見えない壁”をクラッシュ! 実はデイモンもアンドロイドっぽい感じであり、“地球外生命体っぽい存在”が作った“宇宙の実験施設っぽい場所”に隔離されていたことがわかったっぽい雰囲気で、映画は終わってましたよ。


腕がロボ化したジョナスの自己犠牲シーン、見え見えだったけど、グッときた!
腕力がスゴイことに!

最後は、ヘイリーを連れて行かれて、すべてを失ったニックが…。
脚が改造されたでござる

超ダッシュして”見えない壁”をブチ破るのでした。この支配からの、卒業!m9`Д´) ビシッ
壁をぶち破れ!


最初はPOVのホラー映画っぽいムードだったんですけど、ニックたちが施設に囚われてから連想したのは「月に囚われた男」パンフによると、ウィリアム・ユーバンク監督は実際に同作が頭にあったそうな(あと「π」も)。スタンリー・キューブリックやデヴィッド・リンチの影響もアリアリで、その手のムードが好きな人はそれなりに楽しめる印象。僕は「抑圧された思春期の少年が爆発してみたら、自分が思ってた以上に世界は広かった」的な寓話…って見方をしたんですが、違ってたらスミマセンネー (´∀`;) エヘヘ

見終わってから振り返ってみれば、あの“宇宙の実験施設っぽい場所”にいた他の人間たちは、闇雲にさらわれて実験材料にされたんでしょうな。で、それが失敗だったので、デイモン(DAMON)がノーマッド(NOMAD)というハッカーになりすまし、優秀な人材を罠に掛けて拉致したと。デイモンはたぶんDEMONでもあって、もしかするとDANONEの意味も含むのかも…って、最後のはウソです (o^-')b ドーデモイイ 何はともあれ、いろいろと深読みできる要素は嫌いじゃないけど、正直、もっと派手な超能力バトルモノを期待していただけに、そういう描写が終盤に2回だけだったのは、かなりガッカリしましたよ。


ローレンス・フィッシュバーンの役は、「マトリックス」のモーフィアスが敵だったみたいな感じ。
デイモン


ただ、その能力発動描写自体はスゲー好きでして。ジョナスの地面叩きアタック(勝手な命名)もカッコ良かったんですが、僕的にハートをギュッと掴まれたのは、ラストにニックが見せるマッハダッシュ!(勝手な命名) それまでの展開でずっと溜まっていたフラストレーションが一気に解放される気持ち良さがあって、ハッキリ言ってその直前までは「観なくても良かったカナー (・ε・)」ぐらいに思っていたんですが、最後の最後でよくわからないけど感動させられたというね。


ジョナスのこのシーンも好きなんですが、しかし。
地面をクラッシュ!

このニックの猛ダッシュが超愉快で爽快だったのです。
猛ダッシュ!

ちょっと「009 RE:CYBORG」加速装置シーンを思い出したり。
加速装置!


そんなワケで、「何をされたんだか知らないけど、ずっとボーッとしているヒロインのヘイリー」とか、ところどころイラッとする要素はあったし、腕がロボ化したジョナスと脚がロボ化したニックが合体して「阿修羅 ミラクル・カンフー」みたいな展開にならなかったのは残念だったものの、最後がスゲー好きでしたヨ (・∀・) ヨカッタ! 熱心にオススメはしませんが、ラストのマッハダッシュ(勝手な命名)は一見の価値アリだと思うので、気になる人は観ても良いんじゃないですかね。




サントラがあったので、貼っておきますよ。



ウィリアム・ユーバンクの長編デビュー作。未見ですが、面倒くさそう… (`Δ´;) ヌゥ



大好きすぎる青春SF超能力映画の傑作。僕の感想はこんな感じ



なんとなく連想した映画、その1。僕の感想はこんな感じ



なんとなく連想した映画、その2。久しぶりに観ようかなぁ。



なんとなく連想した映画、その3。僕の感想はこんな感じ







2015年06月30日

2015年7月公開で観たいと思っている映画の覚え書き

テーマ:観たい映画の覚え書き
毎月の恒例として、僕が2015年7月公開で観たいと思っている映画を貼っておきますね↓


※①などの番号付きは「絶対に観る」、◎も「絶対に観る(本数計算の対象外作品)」○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。

7/4
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン ①
チャイルド44 森に消えた子供たち ②
それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ ◎
フレンチアルプスで起きたこと ○
ルック・オブ・サイレンス ○
“記憶“と生きる △


7/11
ターミネーター:新起動/ジェニシス ③
リアル鬼ごっこ ④
バケモノの子 ◎
大阪外道 ○
ゾンビーバー △
サイの季節 △
踊るアイラブユー♪ △
アリのままでいたい △


7/18
大阪蛇道~Snake of Violence~ ⑤
インサイド・ヘッド ◎
Mr.タスク ○
パージ ○
独裁者、古賀。 ○
犬どろぼう完全計画 ○
奇跡の2000マイル ○
ルンタ ○
浄霊探偵 ○
チャップリンからの贈りもの ○


7/25
バトルヒート ⑥
奪還者 ⑦
共犯 ○
コントロール・オブ・バイオレンス ○
人生スイッチ △
東京無国籍少女 △
野火 Fires on the Plain △
THE HYBRID 鵺の仔 △
エクストラ テレストリアル △



今年から新作映画は年に120本しか観ない(特撮&ドキュメンタリーを除く)なんて自分ルールを徹底してきましたが、今後は除外対象にアニメも入れることにいたしました。というのは、我が娘のマナ子(仮名/3歳)が映画館に慣れてきたら、アニメ作品を観に行く機会も増えるでしょうし、そんな時、「“年間120本縛り”のせいで、パパはもう観に行けないんだよ… (´・ω・`) ゴメンネ」なんてことになったらーー? やっぱり家庭が第一ということでね、今後のことを考えて、アニメ作品は除外いたします(雑な理屈)。で、とりあえず「それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ」の前売り券を買っているんですけど、昨年の娘は「もう映画はイヤだ!川TДT)ノ」なんて嘆いていただけに、大丈夫かしらん。


今月購入済みの前売り券は5枚。アンパンマンの映画は親子ペア券だったりします。
7月公開映画の前売り券


そりゃあね、絶対面白いであろう「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」はもちろん観に行きますよ。あと、予告編を観た時はすっかりクロエ・グレース・モレッツちゃんが新しいサラ・コナー役かとカン違いした「ターミネーター:新起動/ジェニシス」も鑑賞予定でございます。たぶんジャン=クロード・ヴァン・ダムが降板した代わりにドルフ・ラングレンがトニー・ジャーと共演することになったっぽい「バトルヒート」も前売り券を購入済み。あの“7種の武術の黒帯を持つ男”マイケル・ジェイ・ホワイトが出ているのもポイントが高いのです ( ̄ー ̄) ニヤッ


「ターミネーター」の予告編のこの場面を観て、すっかりクロエちゃんが出るのかと思ってました…。似てるよね?
エミリア・クラーク

「バトルヒート」の予告編を貼っておきますね↓ 共闘系なのね。




スゲー迷っているのが、「ルック・オブ・サイレンス」で、あの後世に遺すべき名作「アクト・オブ・キリング」の続編ということで、観たい気持ちは強いんですけれども、とにかくヘビーそうでして… ('A`) 精神状態の安定を考えると、観ない方が良いかなぁと思っております。7月は他にも「“記憶“と生きる」とか「ルンタ」とかキツそうなドキュメンタリーが多いですな。


「ルック・オブ・サイレンス」の予告編はこんな感じ↓




それと、7月11日からテアトル新宿「大阪バイオレンス、3番勝負」が開催されるそうで。僕的にはどの作品も気になるんですが、やっぱり坂口拓さん主演の「大阪蛇道~Snake of Violence~」だけは何があっても観るつもり。「リアル鬼ごっこ」に関しては原作が大嫌いなんですけど、設定がだいぶ変わっているようだし、園子温監督なら僕好みに仕上げてくれているんじゃないかと期待しております。


「大阪蛇道~Snake of Violence~」の予告編でございます↓




名画座系は、新文芸座で7/17(金)の「アメリカン・スリープオーバー」(以前、タマフルで宇多丸師匠がオススメしてたやつ)や、7/17(金)~7/18(土)の「激戦 ハート・オブ・ファイト」「群盗」という“超燃える2本立て”が気になる感じ。7/22(水)~7/25(土)の「ヘラクレス」他1本というのもチェックしたいですな。あと、キネカ大森だと7/04(土)~7/10(金)の「みんなの学校」「バベルの学校」と、7/25(土)~7/31(金)の「シャークネード」「メガ・シャークVSメカ・シャーク」あたりに魅力を感じますが、7月中旬ぐらいから忙しくなるので、厳しいですかねー。以上、2015年7月公開で観たいと思っている映画の覚え書きでした。ではでは~。






2015年06月30日

先週の備忘録(2015/6/23~6/29)

テーマ:備忘録(2015)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


やっぱり「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は100点の映画!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー
ディズニーランド、娘には早かったようです… (´・ω・`) ションボリ
日曜日、井の頭公園でフュリオサを見た!m9`Д´) ビシッ
ライムスターのツアーのチケット、2日分申し込みました (o^-')b アタレ!



先週のタマフルは最高でしたな!(*゚∀゚)=3 ムッハー 宇多丸師匠の「マッドマックス」評が素晴らしかっただけでなく、ジョージ・ミラー御大のインタビューがまた良かったし、高橋ヨシキさんを交えた久しぶりの放課後ポッドキャストも楽しくてね…(しみじみ)。HPにインタビューの全文が掲載されているのもうれしい限りであり、つくづくタマフルは素敵な番組だなと。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に関しては、今週、あと2回ぐらいは観に行く予定でございます。


ジョージ・ミラー監督のインタビューを聴いた僕は、すっかり加納秀明気取りだったというね。
やはり一流


ただ、自分が書いた感想は結構不満が残るというか。amebaの文字制限に引っ掛かってしまった&娘の面倒を見ることになってしまったため、土曜日は予約投稿をセットしつつもブログを書く機会をうかがっていたんですが、どうしても時間が作れなくて…。本当はもっと書きたかったのに不本意な状態で更新してしまったのです。いや、「マッドマックス」に限らず、近ごろは自分のブログに疑問を持つことが多いというか。例えば、昨日アップした「脳内ポイズンベリー」も激痛な内容であり、基本的には「思いついたことをそのまま書く」という姿勢なので仕方ないんですが、書いた瞬間から黒歴史みたいな文章をアップして何になるのかと。脳内で秋山奈々ちゃんが「今瞬間を生きてる君は間違ってないから♪ (´∀`し」と歌ってくれているものの、なんかね、自信がないのでした。


ということで、「空を泳ぐさかな」を貼っておきますね↓ 「ティーンエイジ・ベスト」収録だよ!(o^-')b




まぁ、そんなことは置いといて、先週の木曜日は念願のディズニーランド!ヽ(`Д´)ノ 僕と奥さん&娘のマナ子(仮名/3歳)&お義母さんで行って来ましたよ。1日中、娘を抱っこしたままでも大丈夫なように、筋トレに励んで肉体のピークをこの日に持ってきたワケですが、非常に誤算だったのが、マナ子があまり楽しめなかったこと。「イッツ・ア・スモールワールド」「キャッスルカルーセル」「空飛ぶダンボ」に乗ったくらいまでは良かったんですけど、園内を徘徊する着ぐるみキャストに怯えてしまって…。特に7人の小人たちと遭遇した時は、「パパ、逃げてぇっ!(´Д`;し イヤーン」と必死に訴えてきたほどだったのです。


木曜日は特殊身分TシャツにレスラーCAP、トゥモローランドと消耗品軍団のピンバッジを装着して臨みました。
特殊身分Tシャツ

撮影時は上機嫌だったのに、この直後、7人の小人たちの襲撃を受けて、一気に怯えモードに突入したというね。
上機嫌だった娘


その後、パレードを観たら機嫌は少し直ったものの(離れていれば着ぐるみも大丈夫っぽい)、せっかくファストパスを取った「プーさんのハニーハント」は場内が暗くなるのが怖かったらしく、またもや怯えまくり。「グランドサーキット・レースウェイ」に乗せたり、風船を買ってあげたりしたものの、ちょっと神経質な感じになっちゃって。結局、17時ごろに園を後にしたんですが、マナ子にはまだ早かったかなぁと。ディズニー関連のDVDとか、結構見せてたんですけどね… (´・ω・`) ザンネン

ちなみに僕の方は、「トゥモローランド」の感想で書いたようにピンバッジを付けていたのにプルス・ウルトラに招かれることはなく…なんて話はどうでも良いとして(不要な文章)。トゥモローランド・エリアのトイレに入って便器にウォシュレットが付いていないのを確認した時は、「プルス・ウルトラ、便座の進化は怠ったようだな!(`∀´) フハハハハハ」となんとなく勝った気分になった…というのもどうでも良いとして(不要な文章)。

「スキッパーズ・ギャレー」テリヤキチキンレッグ「センターストリート・コーヒーハウス」牛サーロインステーキハーブチキン・カレーライス「チャック・ワゴン」ターキーレッグが食べられたし、リニューアル後の初搭乗となる「スター・ツアーズ」は待ち時間が5分→2回乗れたということで、非常に満足いたしました (´∀`) ヨッタケド ただ、やっぱり娘のリアクションが微妙だったため、奥さん的にはかなりガッカリしたようで、また来るのは当分先のことになりそうですな…。


「スター・ツアーズ」、いきなり「反乱軍のスパイ」認定された時は超ビックリしましたよ。
スターツアーズ


土曜日は奥さんの用事&同窓会があったため、ずっとお義母さんとマナ子の面倒を見まして。夜は初めて2人でお風呂に入ったんですが、非常に仲良く過ごせましたよ。翌日曜日は、ママ友の都合が悪くなって奥さんの予定が空いたので、急遽、親子3人で井の頭公園に。マナ子ったら、ディズニーランドに行った時よりもはるかに上機嫌であり、安上がりな子だなぁと。まぁ、小学校に入る前ぐらいになったら、変わるんでしょうけどねー。


満面の笑顔で鐘を鳴らしまくってました。
井の頭公園での娘


で、その井の頭公園での出来事。売店前の広場のテーブルでご飯を食べていたら、近くの席に小学校低学年ぐらいの女の子と、幼稚園ぐらいの女の子がやってきまして(親はいない様子)。どうやら姉妹みたいなんですが、売店で買ったフライドポテトとかき氷を食べようとしたところ、妹の方がかき氷をテーブルの下に落としちゃったんですね。で、姉がそれを拾ってあげていたら、木の上にいたカラスが飛来し、フライドポテトを強奪したのです!∑(゚Д゚)


このカラスではないんですが、イメージとして貼っておきますね。
カラスめっ!


確かに売店近くの壁に「カラスに気をつけてください」みたいな警告が書かれていたんですよね…。たぶん視線で殺せたのなら、僕は確実にカラスを惨殺したと思うんですけど、よくよく考えればカラスだって生きるのに精一杯。わさびちゃんを襲ったカラスだって決して悪ではないのです。ただ、少女がなけなしの小遣いで買ったであろうフライドポテトを奪われてしまうなんてあんまりすぎる状況であり、実際に姉の方は、一瞬だけ切なそうな顔を見せたんですが、しかし! すぐに気を取り直して、かき氷で服が汚れている妹を気遣ったのです…。この瞬間、オレはフュリオサを見た!m9`Д´) ビシッ


なんとなく「腹部を刺されたフュリオサ」を貼っておきますね(「マッドマックス 怒りのデス・ロード」より)。
腹部を刺されたフュリオサ


ハッキリ言って、僕(42歳の中年男性)が遭遇したら、即座に悔し涙を流す級の事件ですよ。それをまだ10歳にも満たない少女がグッと堪えて乗り越えるなんて、なにその「折れない心」。ラース・フォン・トリアー監督がこの出来事を目撃していたら、「『黄金の心』は四部作だった!ヽ(`Д´)ノ マチガエタ」と映画化に走ること間違いなしなのです。

少女のあまりの気高さに感心した僕は、涙を必死に我慢しながら近付いて、「大丈夫? オジサンがポテト買ってあげようか?」と話しかけたんですが、なんか引かれてしまったようで。「あっ、大丈夫です!(°д°;し」と妹を連れてそそくさとその場を離れてしまい、その結果、僕は奥さんに「アンタって本当に空気が読めないよね! 川`Δ´) シネヨ」と罵られたりしたものの、あの瞬間、確かに井の頭公園にフュリオサが降臨したーー。そのことだけは書き残しておきますよ。そして、映画に影響されて、一時は娘の仮名を「風梨幼(フュリオサ)」に変えていましたが、我が子にあの名前はまだ早かったことに気付き、やっぱり「マナ子」に戻した次第。以上、先週の備忘録でした。ではでは~。






2015年06月29日

脳内ポイズンベリー(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2015)
※今回の記事は、この映画や原作漫画が好きな人は不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、「(500)日のサマー」「アイデンティティー」「ザ・ウォード/監禁病棟」のネタバレに触れているので、未見の人は絶対読まないで!
※今回の記事は、非常に面倒くさく気持ち悪い文章がダラダラダラダラと書かれているので、読まないで!
※追記しました(7/1)


<「なぜこの映画を観ようと思ったのか?」という前書き>

僕は基本的に“マッチョな男たちが「オッス、オッス!ヽ(`Д´)人(`Д´)ノ」と半裸で殴り合う系”の映画を好んでいて、さらに今年から新作映画は年に120本しか観ない(特撮&ドキュメンタリー&アニメを除く)という自分ルールを徹底していることもあって、本当に申し訳ないんですが、ラブ・コメディなんて甘ったるいジャンルの作品はノーサンキュー。1ミリも観る気がなかったんですけれども(苦笑)、ある日、つい「インサイド・ヘッド」の前売り券を買ってしまって…。それに伴って、なんとなく鎬昂昇と戦う時の範馬刃牙」のような心境になってしまったのです。

神心会の大会で見事優勝した刃牙。その夜、壁に貼った写真を眺めていると…(「グラップラー刃牙完全版」第1巻)。
写真を眺める刃牙

決勝で倒した末堂厚の写真に×印。
末堂に×印

なんと末堂と戦ったのは「短期間で空手を理解するため」だったのです!Σ(゚д゚) ナンデスト!
空手を理解するために必要だった

そしてその翌日、地下闘技場で鎬昂昇と対戦する刃牙なのでした~(「きょうのわんこ」風に)。
鎬vs刃牙

ハッキリ言って、「脳内会議」なんてアイディアは僕だって中学生時代に思いついたことがある…どころか、「自分以外は作り物なんじゃないか?」的な妄想と同じく、誰だって1度は考えたことがあるレベルの設定じゃないですか。だから、同時期に同じような設定の映画が公開されようとも、それは単なるシンクロニシティというか、「これはパクリじゃないか!(`Δ´) ケシカラン!」なんてことは全然思わないんですが…。後に「インサイド・ヘッド」を観る→感想を書くにあたって、同じテーマの今作を観ていないのは片手落ちな気がした上に、「短期間で『脳内会議』を理解するためには……どうしてもあなたが必要だった」という体で上記の刃牙画像が貼りたくなってしまったので、急遽、観ることにした次第(なにこの理由)。

とは言え、それほど興味のない映画に1800円を支払って観るのはイヤだったので(酷い文章)、6月中旬の金曜日、ユナイテッド・シネマとしまえん会員サービスデーを利用して1000円で鑑賞することに。朝、こんなツイートをしたにも関わらず、近くの焼き鳥屋で生ビールと焼き鳥、モツ煮などを摂取してから映画館に足を運んだのでしたーー。

豊島園の「一輝」は狭いけど結構好きなお店。店名の由来は「フェニックス一輝」から(勝手なデマ)。
モツ煮込みと焼き鳥

スクリーン7はそれなりに混んでいて、観客は女性&カップルだらけでした。
スクリーン7














脳内ポイズンベリー

脳内ポイズンベリー

2015/日本 上映時間121分
監督:佐藤祐市
原作:水城せとな
脚本:相沢友子
製作:石原隆、渡辺直樹、市川南
プロデューサー:鈴木吉弘、坂上真倫、古郡真也
アソシエイトプロデューサー:大坪加奈
撮影:清久素延
照明:清水智
録音:金杉貴史
美術:相馬直樹
装飾:田口貴久
衣装:宮本まさ江
スタイリスト:三田真一
ヘアメイク:望月志穂美、AYA
編集:田口拓也
音楽:井筒昭雄
VFX:中村明博、山本雅之
選曲:藤村義孝
記録:目黒亜希子
助監督:三橋利行
制作担当:持田一政
出演:真木よう子、西島秀俊、古川雄輝、成河、吉田羊、桜田ひより、神木隆之介、浅野和之、野波麻帆、岡本玲、カンニング竹山、ともさかりえ
パンフレット:★★★★☆(720円/デザインや企画ページが凝ってて好き。最近の東宝ステラのパンフは良い印象)
(あらすじ)
携帯小説の作家として生計を立てている櫻井いちこは、飲み会で出会って以来気になっていた青年・早乙女と偶然にも再会を果たす。彼女の頭の中では、「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」という5つの思考がせめぎあい、声を掛けるか否かで会議を繰り広げはじめる。その結果、早乙女を食事に誘ったいちこは彼の部屋にまで押しかけて肉体関係を結び、やがて2人は付きあうことになるが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


オレは、泣いたッ!ヽ(TДT)ノ


「激しく泣くクライベイビー・サクラ」の画像を貼っておきますね(「餓狼伝」第8巻より)。
号泣するクライベイビー・サクラ


鑑賞前に訪れた焼き鳥屋の店内で流れていた有線が懐メロ中心であり、久しぶりにPSY・S「Friends or Lovers」なんて曲を耳にして、少しセンチな気分になっていたことも影響したのか。正直、どうかと思うところがある映画なんですが、ううむ、なんて言うんですかね、ちくしょう、残念なことに、結構好きだったりしてね (〃∇〃) エヘヘ


「Friends or Lovers」を貼っておきますね↓ 懐かしいなぁ…。




映画を見終わった後、原作漫画を買って読んだんですけど、率直に書くと原作の方が話は飲み込みやすいです。というのは、漫画だから許せるリアリティや雰囲気ってあるじゃないですか。脚本は原作に結構忠実なんですけど、実写でやると不自然に見える部分がスゲー多いんですね。特に厳しいのが「脳内会議」と「その決断を受けて行動する現実の櫻井いちこ」とのタイムラグで、ごめんなさい、会議の決定を待ついちこがロボットみたいでキモイんですよ…。これ、もう少し上手く演出できなかったんでしょうか(まぁ、あのロボ感は「わざと」かもしれませんがー)。

劇中で描かれる恋愛描写も微妙。これは観る人の経験などにもよるのかもしれませんが(汗)、「昼間、飲み会で同席した男と駅で偶然会って、一緒にすき家チーズ牛丼を食べて、そのままそいつの家に行って掃除して、本能のままに『好き』と伝えてセックスしたものの、翌朝になってテンパッて、連絡先も交換せずに去って行く」って、なにこの女 (゚Д゚) ハァ? いや、これが漫画だと愉快というか、「あらあら、大変ねー (´∀`) シカタナイワネ」とスムースにスルーできたんですけど、実写だと演じているのが真木よう子さんということもあって、どうにも実在する三十路女に見えないというか、すっかり「こんな子いるかな?」気分になったんですね(不要なリンク)。

それと、いろいろと展開を省略しているから、駅前で揉めて早乙女にカバンを投げるくだりは唐突に見えるし、終盤の早乙女との生活が上手く行かないのだって、「ちゃんと話し合えばいいのに… (´・ω・`)」としか思えなかったりして。これらの展開は、原作漫画だともう少し納得できるように描かれているだけに、実写化するってのは大変だなぁとあらためて思ったり。


ちなみに原作はkindle版で読みました。
単行本5冊


ということで、文句から書いちゃいましたけど、ううむ、どうしても好きなところがあって。まず、いちこの「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」を担当した“脳内の5人”がスゲー良かった。映画→原作という順番で見たのもあったのかもしれませんが、ピッタリの配役というか。一部の展開を省略した脚本の都合上、5人が話し合う議題自体に「えっ、そんなことで揉めるの!? Σ(゚д゚;)」と疑問を感じるところも多かったんですけど、とにかくこの5人の役者さんたちが魅力的で、彼らがあーでもないこーでもないと一喜一憂する姿を見ているだけでも愉快だったのです。


この5人は本当に良かった。僕はゲイではありませんが、神木くんになら抱かれてもいいです(なぜか受け身)。
脳内会議のメンバー


クライマックス、原作から改変した「理性が多数決を止めて、本能(真木よう子さんの二役)にあらがう」という場面も、僕の理解力が低いせいか、理屈的にはサッパリだったんですけど、西島秀俊さんの演技に迫力があって、勢いで納得してしまう感じ。彼のことを意識したのは主演作の「CUT」ぐらいでしたが、あらためて「良い役者さんなんだな」と認識しました。この人、コメディと相性が良い気がしましたね~。その他のキャスティングに関しても、早乙女役の古川雄輝さんは母性本能をくすぐりそうで上手いと思ったし、越智役の成河さんに至っては原作よりも「ときめかない“いい人”」感が伝わってきました。

というか、越智関連の改変は良かったと思います。原作を読んでビックリしたのが、「いちこが越智の実家に挨拶に行く当日、早乙女に抱かれてしまう」というあまりにもビッチすぎる展開で、一応、原作ではそれなりに描写を重ねて「いちこ=悪」とは見えないようにしているんですが(いちこも凄まじく反省するし、それが負い目にもなる)、これを映画でそのままやったら上映時間内に観客が共感できるキャラには戻せなかったと思うので、「告白をすっぽかす」程度に変更したのは考えたなぁと。それと、原作の越智はさすがに人間が出来すぎなので、実写版でみっともなく本音をぶちまけるくだりは、人間らしくて好感が持てましたよ。


成河さんの越智は、原作より人間として微妙なところが好みでした。
越智さん(成河)


そして、一番グッときたのは…いちこの境遇が“昔の僕”と似ていたこと。「青春時代、元住吉に住んで、『1、2、さんきち』で『あれもこれも』を食べて、付き合っていた人と鎌倉でデートをしていた」ので、いちこの行動範囲が被る…というだけでなく(一部、不要な文章)。「婚約者に浮気をされて別れた」ことが発覚した時点で、当ブログをよく訪れる読者の方は「え~、またこの話!? ('A`) ウヘェ」と食傷気味だと思いますが、警察官だったころに付き合っていた佐藤さん(仮名)との婚約破棄騒動を思い出して、「君は僕だ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン」と前田敦子さんがフルコーラス(なんだこれ)。別れたこともキツかったし、職場の人たちに報告していただけに、そういう角度からもキツかったなぁって…(遠い目)。確かに現実味のない恋愛模様ではあるものの、すっかり感情移入してしまって、ここからはほぼ涙を浮かべながら観ていたというね…。


本作を観ている間の僕は「花山薫に褒められた柴千春を見ている仲間」のイメージ。
柴千春の仲間

前田敦子さんの「君は僕だ」の公式動画を貼っておきますね↓




だから最後もね、凄まじく泣けたの。両想い、片想いを問わず、「激しい恋」をしたことがある人ならわかってもらえると思うのですけど、一度、あの多幸感を味わってしまったら、決して忘れられないじゃないですか。「恋」というものをわかりやすく「餓狼伝」で例えるなら、こんな感じ↓


“インドレスリングの使い手”マハー・シンと…。
インドレスリングの使い手、マハー・シン

グレート巽がジリジリと近づいて行って…。
グレート巽

指と指が触れあった、その刹那!
触れ合う指と指

シュバッと一閃! これが「恋」だッ!m9`Д´) ビシッ
シュバッ!


この指が触れあってから「シュバッ!」とハードに蹴り上げられる瞬間に分泌される脳内麻薬は半端ではなくて、また蹴り上げられたいと思うのだけれども、それはなかなか味わうことができない…って、全然わかりやすくないな、この例え!Σ(゚д゚;) ヒィ! …ううむ、やり直しますが、「好き」という感情は本当に美味で、つい溺れたくなっちゃうものだし、そこにすがりたくもなっちゃうじゃないですか。

奥さんに読まれたら高確率で離婚に発展する文章を書くと、あれほど心を燃やしたことはなくて、20年近く経った今だって思い出すたび、少し心に火が灯るのです。恥ずかしながら、彼女の浮気が発覚した後だって大好きだったし、すがったりもしたけど、最終的に僕から別れを切り出したのは、偉そうに「許す」と言った割には凄まじくグジグジ&ウダウダして彼女を傷つけまくっている己の醜さがイヤになったからだったりして…。というか、そうなっちゃったら、お互い幸せになれないんですよね、間違いなく。だからね、いちこは30歳にしてはどうかと思うところが多い女性ですが、「一緒にいる自分が好きになれない」ってのはスゲー正しい別れ方だと心底共感して、ラストは目がもげるほど泣いた次第。


映画主題歌のクリープハイプの「愛の点滅」を貼っておきますね↓




そりゃあ、思うところはいろいろあるんですよ。最後、吹っ切れたいちこが新しい恋の予感を感じて終わるのは、ちょっと「(500)日のサマー」を連想して好きではあるものの、映画・原作ともに「越智がその相手」っぽく匂わせているのはイヤだったりするし(さすがに越智が“都合の良い男”すぎる)。それと今の時代、もっと「恋愛がすべてじゃないよ?」的な着地でも良かった気がするけど、この話が一番言いたいのは「自分自身でいることの大切さ」だと思うので、それはそれで良いんでしょうな。何はともあれ、予想外に胸を撃ち抜かれた映画でした。そんなにオススメはしませんが、映画も漫画も僕はスゲー好きです。

※追記
なんて言うんですかね、こんな面倒くさい感想を書いた後もグダグダと考えていたんですが、「僕がなぜこの映画と原作漫画を好きなのか?」って、たぶん日常的な思考が池田(ネガディブ)に近いって部分もあるんだろうなと。もう40オーバーのオッサンなので(苦笑)、その飼い慣らし方はある程度わかっているものの、いちこが早乙女に「ないわー(笑)」と言われたのを脳内で改変していく展開とか、「ああいうこと、あるよな」と笑いながらも共感するというか。ただ、何も期待しない人生なんてやっぱりつまらないのでね、それなりに頑張ろうって、ジェーン・スーさんの本にも書いてあった気がしました (´∀`) オシマイ





水城せとな先生による原作漫画。面白かったです。



クリープハイプによる主題歌です。結構好き。



サントラでございます。



佐藤祐市監督作はこれしか観てないんですが、そんなに好きではなかったり…。



なんとなく察してほしい作品、その1。筒井康隆先生の短編集です。



なんとなく察してほしい作品、その2。ジェームズ・マンゴールド監督作。厳密には少し違うんですがー。



なんとなく察してほしい作品、その3。ジョン・カーペンター監督作。厳密には(ry



恋や仕事に悩む人は、男女問わずに読むべき名著。その後、これこれを読むと良いザンス。







2015年06月27日

マッドマックス 怒りのデス・ロード(IMAX3D・字幕版、他)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2015)
※今回の感想は、日本版エンディングソングが好きな人は確実に不快になるので、読まないで!
※今回の感想については、ありきたりかつ適当なことしか書かないので、タメになる文章が読みたい方は、小覇王さんのブログのこの記事この記事を読むと良いザンス。
※今回の感想は、「イナフ」のネタバレに触れているので、気をつけて!
※この映画は、旧三部作を未見の人でもまったく大丈夫なので、この特報を観てグッときた人は映画館で観て!m9`Д´) ビシッ



<どうでも良い前置き>

一応、「マッドマックス」の旧三部作はすべて愛していまして。世界的に不評な「サンダードーム」についても、小学生の時に「ポリスアカデミー2 全員出動!」と同時上映で観て、「この2本立て、最高!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー」と大喜びしたほどだったのです。ただ、基本的に僕は“マッチョな男たちが半裸で殴り合う系”の映画を愛する男。どちらかといえば設定をパクったインスパイアされた漫画「北斗の拳」や、その数年後に作られたパチモン派生作品であるジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作「サイボーグ」の方が好きだったりする…なんて書いた時点で、熱い映画ファンからの信用を一気になくした気がします (´・ω・`) スミマセン

当時のチラシ。藤沢の映画館で友人の小林くん(仮名)と一緒に観たのです。
ポリアカ2&サンダードーム

「サイボーグ」の予告編を貼っておきますね↓



で、今回の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のお話。「2015年に絶対観たい新作映画10本」のうちの1本にチョイスするほど楽しみにしてたものの、ポスト・アポカリプス的な描写ってやり尽くされた感があったというか。「どうせ『ザ・ロード』みたいなリアル志向なんじゃないのぉ?(`∀´) ヘラヘラ」ぐらいに舐める部分もあったりしたんですが、特報映像を見たら、予想以上にマッドでビックリ! 「マッドマックス2」以降のいわゆる”モヒカンヒャッハー描写”をさらに加速させた印象であり、絶対観るつもりではあったものの、「この人たち、なんでこんなことになってるの!? Σ(゚д゚;)」とビビってしまって、観る前はちょっと怖かったりもしたというね。

こんなゴキゲンそうに乗車する人が出てくるだけでなく。
上機嫌な人

火炎放射器が付いたギターを弾く人とかも出てくるし…。
ドゥーフ・ウォーリアー(iOTA)

なぜか人が棒にしがみついてて、その背後では大爆発が起きたりって、状況が意味不明すぎ!
よくわからなかったシーン

僕的にはこんな気分だったのです(「漂流教室」第6巻より)。
三角絞めでつかまえて-逃げる子どもたち

だから、旧三部作を2回ずつ見直して復習したりはしていたんですけど、本音を書けば、少し乗り気ではないところもあったというか。最近、土日は家族サービスを心掛けていることもあり、公開当日に観るつもりもなかったんですが、しかし。奥さんが娘の風梨幼(フュリオサ/仮名/3歳)と一緒にママ友と遊ぶということで、先週の土曜日、コアチョコマッドマックスTシャツに身を包みユナイテッド・シネマとしまえんIMAX3D・字幕版を鑑賞→その後、さらに3回観てしまったのでしたーー。

UCとしまえんホットドッグ&ポテト&チキンナゲットを摂取しながらIMAX3D・字幕版を鑑賞。
IMAXMADMAX

3日後の火曜日は、UC豊洲4DX3D・字幕版に乗りましてね。
豊洲で4DX

その翌日、シネマサンシャイン池袋にて、3D・吹替版
シネマサンシャイン池袋

さらに金曜日、立川シネマシティにて、ホットドッグ&チュロスを食べながら、2D・字幕版(極上爆音上映)を観たのでした。
立川シネマシティ










マッドマックス 怒りのデス・ロード(IMAX3D・字幕版、他)

マッドマックス 怒りのデス・ロード

原題:Mad Max: Fury Road
2015/アメリカ 上映時間120分
監督・製作・脚本:ジョージ・ミラー
製作:ダグ・ミッチェル、P・J・ボーテン
製作総指揮:イアイン・スミス、クリス・デファリア、コートニー・バレンティ、グレアム・バーク、ブルース・バーマン、スティーブン・ムニューチン
脚本:ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラザウリス
撮影:ジョン・シール
美術:コリン・ギブソン
衣装:ジェニー・ビーバン
編集:マーガレット・シクセル
音楽:ジャンキー・XL
視覚効果監修:アンドリュー・ジャクソン
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ゾーイ・クラビッツ、ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ、ライリー・キーオ、アビー・リー、コートニー・イートン、ジョシュ・ヘルマン、ネイサン・ジョーンズ、ジョン・ハワード、リチャード・カーター、アンガス・サンプソン、メリッサ・ジャファー、ジェニファー・ヘイガン、iOTA
声の出演:AKIRA、本田貴子、中村悠一、たかはし智秋、田村睦心、植竹香菜、大津愛理、潘めぐみ、竹内力、真壁刀義、千葉繁、後藤哲夫、奈良徹
パンフレット:★★★★★(900円/超充実している上に、旧作の解説やイラストの再録までるので、マストバイ!m9`Д´) ビシッ)
(あらすじ)
資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




100点


「すげェ… (°д°;)」と震えましたよ。


僕の気持ちを代弁した加藤清澄の画像を貼っておきますね。
すげェ...


度肝を抜かれたし、感動した。「現時点で今年のベスト」という以上に、もうオールタイムベストに入る1本というか。思わず、「飽きる程言わせてね、“愛してる”... (´∀`)」なんて「15の言葉」を送りたいほど素晴らしかったのです(なんだこれ)。僕のような低偏差値のオッサンなんぞ、この最高の映画を語るのに役不足(誤用)なんですけれども、とりあえず<良かったところ>を個条書きで残しておきますね↓


<“隻腕の大隊長”フュリオサが良かった!ヽ(`Д´)ノ>

本作は「内容がないよう (`∀´) ケケッ」なんて一部で揶揄されているようですが、そんなことないようーー。こんな文章を書いたせいで、多くの人がそっ閉じして去っていったのは気にしないとして、とにかく物語が素晴らしかった。いや、本筋はいわゆる“行きて帰りし物語”系…というか、本当に「イモータン・ジョーが支配する砦から逃げる→思い直して戻る」というだけではあるし、確かに悪役が驚くほどバカ揃いなので、内容がないように見えるのも仕方ないのかもしれないのですけれども! 「美味しんぼ」第5巻「もてなしの心」“飯炊き男”本村が炊いた飯のように(なんとなく酷い文章)、シンプルながらもディープな味わいだった…って、例えがわかりにくいね (´・ω・)(・ω・`) ネー

基本的には、“隻腕の大隊長”フュリオサ、“余命わずかのウォーボーイ”ニュークス、そして“流浪の元警官”マックスの3人の物語なんですが、まずはフュリオサから。気高い精神性、ビジュアル、そのバックボーンなど、あらゆる面から魅力的なキャラクターであり、僕も当ブログでの娘の仮名をマナ子から風梨幼に変えるほどでして(どうでも良い文章)。「男に“モノ扱い”されていた女が脱出しつつ、助けを得て、戻ってリベンジする」という流れは、最近観たこともあって、「DV夫から逃げつつも、ラストは奥さんがクラヴ・マガを修得してブチのめす」という映画「イナフ」をモロに連想しましたよ。

カッコ良すぎる女戦士フュリオサ。鉄の左腕は状況に応じてロープアームなどに付け替え可能(ウソ)。
隻腕の大隊長フュリオサ

フュリオサは、左腕だけでなく丸坊主→女性らしさも失っているキャラで、劇中で語られる事情は、「20年以上前、“鉄馬の女たち”の1人として、緑の地に住んでいたものの、母親と一緒にさらわれる(母親は3日後に死亡)」「何度も逃げようとして失敗した」「そんな状況ながらも、支配者イモータン・ジョーの信頼を勝ち取り、大隊長の地位まで上り詰めた」「花嫁たちを逃がすのは、ジョーの手先として悪事に荷担してきたことへの贖罪」といった感じ。そんな彼女が同じように“モノ扱い”されてきた“5人の花嫁”たちと反逆する姿を観たら、人類ならば応援せざるを得ない!ヽ(TДT)ノ マケナイデ! 一部にある「フェミニズムのプロパガンダ映画だから観るなぁ~」なんて意見はバカのたわごとであって、これは「“モノ扱い”されてきた人が尊厳を取り戻す」という男女問わずに共感できる話なのです。

緑の地に戻ったら汚染されていたので落ち込んだりもしたけれど、私は元気です 川o^-')b ナニコレ
絶望したフュリオサ

何よりも素晴らしいのが、クライマックスの“腹部を刺されてしまうシーン”で、一旦は心が折れそうになるものの、あらためて意志を固める顔が超カッコイイのです。フュリオサの一番の武器は、機械の左腕でもウォータンクでも銃器でもなく、「折れない心」だということがわかる名場面であり、何度観ても号泣してしまうというね… (iДi) ウェェェェ 演じたシャーリーズ・セロンはそのハードな人生&フィルモグラフィーからも信用できる女優だったワケですが、インタビューによると「丸坊主は彼女からの提案」というのがまたグッとくる。今作の彼女は100点としか言いようがないのではないでしょうか。

ここから闘志を振り絞る姿に感動させられるのです… (ノω・、) グスン
腹部を刺されたフュリオサ



<“余命わずかのウォーボーイ”ニュークスが良かった!ヽ(`Д´)ノ>

ニコラス・ホルトが演じたニュークスは、“モノ扱い”されていることに気付かなかったキャラ。先頭集団ウォーボーイズに所属→車両を運転できる“ドライバー”という上位のポジションであり、汚染された世界のせいで余命幾ばくもないこともあり、“栄光なる死”を迎えるべく、逃走したフュリオサ&5人の花嫁を連れ戻すミッションに参加するんですが…。尊敬するイモータン・ジョーの前で失敗→もうすぐ臨月を迎える花嫁スプレンディドが死亡したことで、ドン底まで落ち込むというね。

やる気マンマンだったニュークス。ウォータンクの上で転倒するシーンは笑いました。
やる気マンマンのニュークス

だがしかし、花嫁の1人ケイパブルに慰めてもらったことで“愛”を知り、アッサリ改心 ∑(゚Д゚) ハヤイ! その卓越した運転テク&整備スキルを活かしてフュリオサたちを助けつつ、最後は彼女たちのためにウォータンクを横転させて崖をふさぐのでした… (ノДT) 最初は洗脳されているがゆえに“死”に憧れていた男が、自分の意思で自己犠牲を選ぶ時の演出&表情が実に清々しくてね…(しみじみ)。あれこそが“栄光なる死”であり、当然ながら「よく死んだ!ヽ(TДT)ノ」と感動した次第。

ライリー・キーオ演じる花嫁ケイパブルにより、立ち直って改心するニュークス。恋って素敵なことね (´∀`) ウフフ
愛を知って改心したニュークス



<“流浪の元警官”マックスが良かった!ヽ(`Д´)ノ>

インターセプターに乗っていたり(すぐ奪われるけど)、足にニーブレスを装着してたりと、旧三部作との繋がりを匂わせつつも、あまり関係なさそうな2代目マックス。詳しい説明はないけれども、時折入ってくるフラッシュバックにより「少女を含む何人かを守れなかった過去」があることはわかるワケでね。「大切な人たちを失ってやさぐれている」というのは2作目の焼き直し感があるものの、トム・ハーディ演じるマックスは「ブロンソン」の主人公ような野性味があるというか、動物的なムードが「これはこれで美味!(・∀・)」な感じ。冒頭、口枷をされた姿は「ダークナイト ライジング」のベインっぽさもあって、ビジュアル的に大好物でございました。

車両の前方に縛り付けられるのは2作目のオマージュなんですが、まさか主人公がこんな目に遭うとは… (・ω・;) ウーム
輸血袋なマックス

で、フュリオサwith5人の花嫁たちが自分らしく生きるために命を賭けて、ニュークスは自分らしく死ぬためにあがいていたワケですが…。マックスは世界に絶望してしまい、生きるためだけに生きているという両者の中間的な状態でして。映画冒頭のタイトルが出る直前に「顔がなくなる」のは、イモータン・ジョーの“モノ”になってしまう→人間性を奪われることの象徴だと思ったんですけど、それと同時にマックス自身が自分を見失っていることも表していたのではないでしょうか。

だから、最初は心底やさぐれているものの、フュリオサと共闘するうちに人間性を回復していくくだりがグッとくる。なんて言うんですかね、手痛い失恋をして「もう恋なんてしないんだから!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン」なんて言っていたくせに、職場に新しく入ってきた人と一緒に働いているうちに「あれ、この胸のときめきは? (゚д゚;) モシカシテ?」的な…って、2人の間に生まれた感情は“恋”ではなくて互いを尊敬し合う“友情”のようなものだと思うので、あまりイイ例えじゃないですかね ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ 何はともあれ、ラスト、イモータン・ジョーの車の中でフュリオサを必死に助けながら自分の名前を伝える展開は、やっと自分の顔を取り戻したんだなと思って、やっぱり望陀の涙でしたよ。

しかも、何がカッコイイって、すべてが終わった後、スッと立ち去ってしまうところ。ハッキリ言って、支配する側に回れる好機なんだから、普通なら開口一番、「ゴハンまだー? (゚Д゚)」じゃないですか(クズの発想)。それなのにマックスったら、何をねだるわけでもなく、フュリオサとアイコンタクトするだけで去って行くなんて… (ノД`) カッコイイ 並外れた戦闘力とサバイバルスキルを有し、ちょっとしたチューブも無駄にしないMOTTAINAI精神を持ち、弱きを助け強きをくじく姿勢を貫くまさに男の中の男。不満があるとするなら半裸にならないことぐらいであり、少しでもその精神性にあやかろうと久しぶりに献血に行ったのでした。

凄まじくカッコ良かった2代目マックス。こんな男になりたいということで…。
活躍するマックス

400ccほど献血して来ました。ちなみに僕もハイオク血液=O+だったりします (´∀`) ドーデモイイ
献血しました



<ジョージ・ミラー監督が良かった!ヽ(`Д´)ノ>

すみません、いろいろな事情が重なって、長々とブログを書くことができない状況でして… (´・ω・`) もうね、書きたいことは山ほどあるのに凄まじく省略すると、やっぱりジョージ・ミラー監督は天才でしたな。なんて言うんですかね、「技術が進歩したことで、自分が考えていたビジュアルをやっと実写で映像化することができた」なんて話は腐るほど聞きますが、具体的な作品は挙げませんけど、大抵は大したことないじゃないですか。ただ、今作においては「本当だった!Σ(゚д゚;)」と超納得。雑に書くと、「『マッドマックス2』のラストのカーアクションって最高だよね→じゃあ、その部分だけを映画にしてみよう!ヘ(゚∀゚*)ノ レッツビギン!」みたいな内容なのに、世界観にしてもアクションに関しても確実に新しい扉を開けているのだから、マジで尊敬できるというか、非常に恐ろしい70歳だと思ったり (`Δ´;) ヌゥ

「クラッシュすると高確率で人も飛ぶ」って、意外と新しいのでは。
車がクラッシュすると人が飛ぶ

棒飛び隊という発想もまた新しい。元シルク・ド・ソレイユの人が協力しているそうな。
シルクドソレイユ

ウォートラックが土煙で消火したりとか、そういう細かいアイディアも良いよね。
土煙で消火



ううむ、大まかな「良かったところ」は以上なんですが、その他、「とにかく世界観が素敵すぎ」とか「人間同士のバトルは一部コマ落としをしていて愉快」とか「花嫁のキャラが全員しっかりしていて良かった!」とか「“鉄馬の女たち”が激シブ!」とか「『デス・ロード』とか字幕で出すけどさ、『Fury Road』ぐらいわかるよ馬鹿野郎」とか「イモータン・ジョーの目の演技」とか「ネイサン・ジョーンズ、良い役をもらえて良かったね… (ノω・、)」とか「乳首をいじる人食い男爵」とか「武器将軍のカッコ良さ」とか「吹替の出来はそんなに悪くない」とか「日本版エンディングソング自体は嫌いじゃないけど、そういうタイアップはマジで不快」とか「『トゥモローランド』と関連した妄想」とかとかとか、もっと書きたかったものの、どうしても娘の相手をしなくてはならないので、ごめんなさい、感想はここで終わります(乱暴な展開)。決して万人にオススメできる作品ではありませんが(例えば僕の奥さんは絶対無理)、合う人にはマジで最高の映画なので、興味がある人は劇場でぜひ観て!m9`Д´) ビシッ


最後に、なんとなく「北斗の拳」ミスミじいさんっぽい婆さんが出てたので貼っておきますね。
ミスミじいさん

棒飛び隊を見て、なんとなく野猿牙殺拳のハブも思い出したので、貼っておきますね。
野猿牙殺拳のハブ


おしまい!ヽ(`Д´)ノ




サントラ。輸入盤もあります。



公式のビジュアルブック。ううむ、ほしい… (`Δ´;) ヌゥ



ジョージ・ミラー監督×バイロン・ケネディ製作の記念すべき1作目。オチが好き。



全世界に肩パッターを増殖させた伝説の2作目。マックスの物語としてはこれで完結している印象。



亡きバイロン・ケネディに捧ぐ3作目。評判は悪いけど、好きさ!



ということで、新作の公開記念で発売された旧三部作のBlu-ray3本セットでございます。



今作の前日譚にあたるゲームだそうです。買ってもやる暇がないんだよなぁ。



ファンなら押さえておきたい映画秘宝の特集号。これとパンフがあれば大体OK。



勝手に作ったっぽい本も出てました。まぁ、許す。



アルバート・ピュン監督×ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作。たぶん一番「自宅で何度も観た映画」。







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