映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いていますので要注意です。あと、映画の見方が少し偏っているので、点数もそんなに気にしないでくださいね。ツイッターのアカウントは@kamiyamaz (カミヤマΔ)なので、適当にチェックしていただければ幸いです。
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2016年02月08日

完全なるチェックメイト(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
完全なるチェックメイト

完全なるチェックメイト

原題:Pawn Sacrifice
2015/アメリカ 上映時間115分
監督:エドワード・ズウィック
製作:ゲイル・カッツ、トビー・マグワイア、エドワード・ズウィック
製作総指揮:デイル・アーミン・ジョンソン、ジョゼット・ペロッタ、スティーブン・J・リベル、クリストファー・ウィルキンソン、ケビン・フレイクス
原案:スティーブン・J・リベル、クリストファー・ウィルキンソン、スティーブン・ナイト
脚本:スティーブン・ナイト
撮影:ブラッドフォード・ヤング
美術:イザベル・ゲイ
衣装:レネー・エイプリル
編集:スティーブン・ローゼンブラム
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:トビー・マグワイア、リーブ・シュレイバー、ピーター・サースガード、マイケル・スタールバーグ、リリー・レーブ、ロビン・ワイガート、ソフィー・ネリッセ
パンフレット:★★★★(720円/人選がしっかりしたコラムが揃っていてイイ感じ!)
(あらすじ)
アメリカとソ連が冷戦下にあった1972年。15歳の時にチェスの最年少グランドマスターになった経歴を持つボビー・フィッシャー(トビー・マグワイア)は、その突飛すぎる思考と予測不能な行動のせいで変人として知られていた。アイスランドで開催される世界王者決定戦に出場することになったフィッシャーは、チェス最強国ソ連が誇る王者ボリス・スパスキー(リーブ・シュレイバー)と対局。両国の威信をかけた「世紀の対決」として世界中が勝負の行方を見守る中、一局目で完敗したフィッシャーは極限状態に追い込まれながらも、驚くべき戦略でスパスキーに立ち向かう。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、血まみれの画像が貼ってあるので、そういうのが苦手な人は読まないで!
※この映画に関しては、BEAGLE the movieさんの記事がタメになるので、そっちを読んだ方が良いザンス。


なんとなく「観たいなぁ」と思いながらも、年明けからバタバタしていたので、なかなか足を運べなくて。もうスルーするつもりだったところ、ムービーウォッチメンの課題映画になった「ブリッジ・オブ・スパイ」を観ることになった→アメリカvsソ連繋がりで観たくなったので、急遽、ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞したんですが、まぁ、面白かったですヨ (・∀・) ヨカッタ


最近の方針として、ホットドッグとチーズポテトを買っちゃいました。
ホットドッグとポテト


“チェス版「ロッキー4」という「映画秘宝 2016年 02 月号」の紹介文は読んでいたものの、詳しい記事はあえて飛ばしていたため、実話ベースの話でビックリしたというか。「昔、『ボビー・フィッシャーを探して』なんて映画があったけど(未見)、チェスの有名人だったのね」と。本筋は「フィッシャーが当時無敵だった世界王者であるソ連のスパスキーにいかに勝利するか?」という感じなんですが、そのフィッシャーがかなり問題のある人だったことも描かれていまして(統合失調症っぽい)。で、彼が精神的に追い詰められた背景には冷戦の代理戦争としてのプレッシャー云々もあったりしてね。語り口は地味ながらもしっかりしていたし、役者さんたちも良かったし、それなりに面白く観られました。一応、オチを書いておくと、実は同じように精神を病み気味だったスパスキーを見事な手を使って倒したりしたにもかかわらず、その後のフィッシャーは奇行に走ることが増えたりして、最後はスパスキーと対戦したレイキャヴィクで生涯を終えてました…よね、確か。いや、まさか!? Σ(゚д゚;) ナンダコレ


6局目、負けたスパスキーがフィッシャーを称える場面は良かったけど、何がスゴい手なのかよくわかなかったのは残念 (・ε・) ウーン
負けながらも拍手


そんなワケで基本的には楽しめたんですが、ちょっとだけ不満を書くと、僕はもっと騙し騙され的な攻防の挙げ句→「これが“完全なるチェックメイト”だッ!m9`Д´) クラエッ」みたいな映画かと期待していたので、意外と“普通の伝記モノ”で拍子抜けしたというか。それと、ごめんなさい、昨年、僕はバイオレンス囲碁アクション「神の一手」を観てしまったので、単にチェスを指し合うだけでなく、トビー・マグワイア(a.k.a.スパイダーマン)vsリーブ・シュレイバー(a.k.a.セイバートゥース)によるハードなタイマンが観たかった…って、こういう作品を観る資格ゼロですな(汗)。今年で44歳になる僕ですが、人は年を重ねるだけでは賢くならないということ、日々実感しております。


ちなみに「神の一手」は囲碁で負けた相手をデコピンで失明させたりする映画。気になる人はぜひ観てみて!
デコピンで目を!


おしまい!m9`Д´) チェックメイッ!




ボビー・フィッシャーのドキュメンタリー。未見だけど、少し興味あります。



フランク ブレイディーによる評伝。面白そうですな。









2016年02月06日

サウルの息子(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
サウルの息子

サウルの息子

原題:Saul fia
2015/ハンガリー 上映時間107分
監督・脚本:ネメシュ・ラースロー
脚本:クララ・ロワイエ
撮影:エルデーイ・マーチャーシュ
音響:ザーニ・タマーシュ
美術:ライク・ラースロー
編集:マチェー・タポニエ
音楽:メリシュ・ラースロー
出演:ルーリグ・ゲーザ、モルナール・レべンテ、ユルス・レチン、トッド・シャルモン、ジョーテール・シャーンドル
パンフレット:★★★☆(600円/ちゃんと映画の時代背景を説明する解説記事があって、助かりました)
(あらすじ)
1944年10月、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所。ナチスにより、同胞であるユダヤ人の死体処理を行う特殊部隊ゾンダーコマンドに選抜されたハンガリー系ユダヤ人のサウル(ルーリグ・ゲーザ)。ある日、ガス室で生き残った息子と思しき少年を発見したものの、少年はすぐにナチスによって処刑されてしまう。サウルは少年の遺体をなんとかして手厚く葬ろうとするが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点

※今回の記事は、くだらない下ネタや駄文が垂れ流されていて、この映画が好きな人はイヤな気分になるかもしれないので、読まない方が良いというか、そーす太郎さんはちごろうさんのブログとか、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介ブログのネタバレ解説を読めば十分じゃないかな。

僕の名前はサウル。いたって普通の高校生なんだけど、最近困っているのは、ちょっとしたことでムスコが大きくなっちゃうことなんだよネーー。この映画のタイトルを耳にした時、心の中にそっと花開いたこのくだらない文章。こんなものを載せたら、多くの人がそっ閉じするに違いないと確信しながらも、当ブログは思いついたことはどれほど残念な内容でも残しておくという姿勢なのでね、書いてみました、ごめんなさい。

1月下旬の水曜日の話。この週で公開終了となる「モンスターズ 新種襲来」を観に新宿シネマカリテに行ったら、名物である水槽の展示がこの「サウルの息子」になってましてね。そういえば、ツイッターを斜めにザッと読んだ時、尊敬する映画評論家の町山智浩さんが「たまむすび」の映画紹介の中で「今年のベスト!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されたということで、相互フォローしている方たちの間で話題になってたなぁと。「2016年1月公開で観たい映画の覚え書き」では「○」を付けたものの、時間的に余裕がないのでスルー確定案件だったワケですが、まぁ、町山さんがそこまで言うなら観ようかなと(偉そうに)。とは言え、この日はそういう気分ではなかったので、「モンスターズ 新種襲来」の後は「リザとキツネと恋する死者たち」を観た…ってのは、それはそれとして。


シネマカリテの展示はこんな感じ。以前、アシパンでお会いした方が観に来られてました。
シネマカリテの展示

水槽の中は「黄色い魚」が集められていましたよ。いろいろ考えるね~。
水槽の展示

この日はちょうどホロコースト犠牲者を想起する国際デーだったというね。
ホロコーストの犠牲者を想起する国際デー


で、今週の話。ムービーウォッチメンの課題映画になったということで、早速、観に行くことにしましてね。仕事は2日まで地獄のようだったんですが、ちょうど3日の水曜日からラクになる感じでして。銀座方面で打ち合わせがあったので、その帰りにヒューマントラストシネマ有楽町に立ち寄ったら、ほぼ満席でビックリ。空いていた前列をなんとか確保すると、飲食物を購入して観たんですが、「物凄くイヤな映画!ヽ(´Д`;)ノ イヤーン」と思ったり。同じハンガリー製作でも「リザとキツネと恋する死者たち」とは180度違う内容でしたな…(そりゃそうだ)。


劇場入り口のポスターには…。
入口のポスター

ネメシュ・ラースロー監督のサインが入ってまして。
監督のサイン

横には劇場の人のコメントも書いてありましたよ。
劇場の人のコメント

記事の切り抜きもあったので、貼っておきますね。
記事の切り抜き

最近はなるべく飲食物を購入するということで、もっちりフォカッチャサンドのチキン&アボカドを食べちゃいました。
チキンアボガドサンド


「町山さんが絶賛した」ということは知っていたものの、音源はまだ聴いてなかった→具体的な内容は知らなかったので、ホロコースト絡みの映画なんだろうな」程度の認識でしてね。「ゾンダーコマンド」という言葉の響きはなんとなく特殊部隊っぽくてカッコイイし、ポスターの“布で顔を隠すヒーローっぽいビジュアル”から、「レジスタンスの話なのかな?」と。「収容所でナチスドイツの兵士が襲われる事件が頻発しており、その現場にはダビデの星の印とともに“サウルの息子”という言葉が残されていて…?」といった感じの物語かと思っていたんですが、しかし。実際はもっと地獄のような話だったからゲッソリいたしました ('A`) ゲッソリ まぁ、ホロコーストが題材の時点で、地獄が前提ではあるんですけどね。


これ、ヒーローが顔を隠しているのではなく、掃除のためでした。
サウル(ルーリグ・ゲーザ)


本作に出てくる「ゾンダーコマンド」、恥ずかしながら僕は全然知らなかったんですが(汗)、町山さんの話によると、「灰の記憶」という映画でも扱われたことがあって。絶滅収容所で同胞を処分する役目を負ったユダヤ人の囚人」のことなんだそうです。ナチスに代わって手を汚す役割を果たすことで生き延びられるんですけど、数ヵ月後にはやっぱり処刑されちゃうというから酷い話。ちなみに劇中ではユダヤ人を「部品」呼ばわりするんですが、731部隊が人体実験の被験者を「丸太」と呼んでいたのを連想した人は多いのではないでしょうか。


人体実験が大好きだったアミバは「木偶」と呼んでましたな(「北斗の拳」より)。だからどうしたと言われたら返す言葉もありません。
人体実験するアミバ


本作はそんなゾンダーコマンドのサウルが、“ガス室で何とか生き残りながらも窒息死させられる少年”を目撃→「オレの息子だ!Σ(゚д゚;)」(とは言え、本当の息子かどうかは怪しいムード)→ラビを見つけて正式に埋葬すべく、収容所内を右往左往する様子を描いているんですが…。こちらのインタビュー記事で監督が語っているように、カメラは常にサウルに寄り添っているんですけど、狭いスタンダード・サイズの画面に、深度の浅い映像を見せることで、サウルが見ているもの&見ないようにしているものを上手に表現していましてね。スゲー息苦しい上に、そこら中にボンヤリと裸の死体が転がっていたりするから、なかなか見事な地獄巡り映像が堪能できるんですよ。そういう”地獄巡り感”では、確かに監督も参考にしたという「炎628」っぽいとは思ったし、最近観た映画では「野火」をとか連想しましたね。


こんな感じでサウルの周囲はボンヤリ気味→彼の精神状態を表しているというね。
サウルの周囲はボンヤリ

同監督による短編「With A Little Patience(ちょっとのガマン)」もそんな風に撮られた作品。志誠館の片岡輝夫の名言みたいな内容でしたよ(眉唾な文章)。




とにかくスゴい映画なのは間違いないというか。サウルの「目を伏せて目立たないようにする歩き方」とか、不良だらけの中学校にいた時の自分を思い出したりして、「目を付けられない歩き方って世界共通なんだな」と感心した…というのはどうでも良いとして(不要な文章)。ゾンダーコマンドの立場になると少しは自由が利くとは言え、ナチスの胸先三寸で即死亡の世界なので、全編ハラハラしっぱなしでしたね。強制収容所の残酷かつ合理的な人体処分システムの流れとか、ゾンダーコマンドたちが記録を残そうとしていたりとか、そういう歴史的事実が学べる部分も良かったです。


雑に作られたADVのように「選択肢を1つ間違えたらゲームオーバー」という超ハードな世界なのです。
処刑されそうになるサウル


ただ、ごめんなさい、僕はこの映画、あまり好きじゃなかったです。「ゾンダーコマンドの立場を疑似体験できる」という社会的な意義のある作品であることは間違いなくて、多くの人が観た方が良いとは思うんですけど、主人公のサウルにはかなりイライラさせられたんですよね…。サウルのおかげで隠し撮りしているのがバレなかったりはしましたが、ギリシャ人のラビはサウルのせいで処刑されたし、死体をサウルが勝手に持っていったせいで解剖担当の医師は酷い目に遭っただろうし(たぶん)、何よりも武力蜂起のために必要だった火薬を落としちゃうしさぁ。

そりゃあ、少年を埋葬することで魂が救われる云々とか、深いメッセージがいろいろと込められているんでしょうけれども、僕は「こいつ、スゲー迷惑だな… (`Δ´;) ヌゥ」という気持ちの方が先に立っちゃって。ラスト、収容所から逃走したサウルたちはあえなく射殺されてしまうんですが…。その直前、森にいた少年と目があったサウルが微笑む場面は町山さんの記事に書いてあるような「未来に希望を託す」という意味だとしても、なんか乗れなかった…というのが正直な感想でございます。


このギリシャ人のラビ、サウルのせいで死んで可哀想でしたな。
ギリシャ人のラビ

途中からアントニオ猪狩を殴る刃牙のような気持ちになってましたよ(「グラップラー刃牙」より)。
いいかげんにしろ!


その他、「カポ(囚人たちの監視役)のビーダーマンが棍棒で生意気な他のカポを昏倒させる場面はスッとした」とか「サウルをからかうナチスの将校がムカついた!」とか「“穴”で処刑されそうになる場面は超ハラハラ!」とか「せっかく見つけたラビが、案の定、単なるヒゲ男だったのは少し笑った」とか、書きたいことはあるんですが、眠いので割愛! いろいろな意味で物凄くイヤな映画でしたよ ('A`) ゲンナリ 僕はもう2度と観ないと思います。でも、これほどまでに地獄が体感出来る作品はないと思うので、当ブログを読むような方はぜひ観に行ってくださいな。




ゾンダーコマンドの生き残りの証言集。ううむ、ヘビーそうですな…。



ゾンダーコマンドを描いたティム・ブレイク・ネルソン監督作。今度観ようかしらん。



ネメシュ・ラースロー監督の師匠タル・ベーラ監督の作品。観たけどサッパリでした



地獄巡りが堪能できる戦争映画として挙げられることが多いエレム・クリモフ監督作。







2016年02月05日

リザとキツネと恋する死者たち(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
※今回の記事は、「101回目のプロポーズ」が好きな人は不快になる怖れがあるので気をつけて!

<どうでも良い前置き>

観る予定がなかった映画をつい観てしまったことってありませんか? 先週水曜日のこと。仕事が忙しいながらもなんとか時間を作って、新宿シネマカリテ「モンスターズ 新種襲来」を鑑賞したんですが、これがスゲー合わなくて ('A`) ガッカリ 観終わった後、ちょっとムシャクシャしちゃったというか。本当はその後、3回目の「クリード」を観に行くつもりだったんですけど、なんて言うんですかね、もっとポップで明るい作品が観たいなぁなんて思っていたら、同劇場にこんなパネルが飾られていたのです。

あらあら、なんか愉快そうじゃないの!
場面のパネル

「2015年12月の観たい映画の覚え書き」では「△」マークを付けたものの、あまり観るつもりはなかったんですが、今のダウナーな気持ちにはピッタリな印象。映画ファンサービスデー1000円で観られるのも良いし、今週末で上映終了というタイミングだったのもちょうどいい気がしましてね。「まぁ、どうせポップでキッチュな映画なのだろうよ (`∀´) ヘラヘラ」「イマイチだったら、『ムシャクシャして観た。今は反省している』なんてベタなオチを書くことにしよう (`∀´) ヘラヘラ」と凄まじく舐めた気持ちでチケットを購入。続けて観てきたんですが…。

劇場には記事の切り抜きが飾られてましたよ。
記事の切り抜きなど

お腹が空いていたので、飲食物を購入。お菓子はどちらもブルボン製でございます。
飲食を購入
















リザとキツネと恋する死者たち

リザとキツネと恋する死者たち

原題:Liza, a rokatunder/Liza the Fox-Fairy
2014/ハンガリー 上映時間98分
監督・脚本:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ
脚本:バーリント・ヘゲドゥーシュ
撮影:ペーテル・サトマーリ
音楽:アンブルシュ・テビシュハージ
出演:モーニカ・バルシャイ、デビッド・サクライ、サボルチ・ベデ・ファゼカシュ、ガーボル・レビツキ、ピロシュカ・モルナール、ゾルターン・シュミエド
パンフレット:★★★★★(600円/ハンガリーについてのコラムがタメになるし、デザインは可愛いし、歌詞が載ってるのもいいし、何よりもデビッド・サクライさんにサインをもらえたので最高!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー)
(あらすじ)
1970年代のブダペスト。リザ(モーニカ・バルシャイ)は日本大使未亡人の看護人として住み込みで働いていた。リザを癒してくれるのは、リザにだけ見ることができる幽霊の日本人歌手・トミー谷(デヴィッド・サクライ)による軽妙な歌声だけだった。そんなある日、リザの留守中に未亡人が殺され、さらに周囲で殺人事件が相次ぐ。不審に思った刑事ゾルタン(サボルチ・ベデ・ファゼカシュ)は下宿人を装って屋敷を訪れるが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




90点


超ストライクでしたYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン! もうね、あまりに良かったので、すぐiTunesでサントラを購入しちゃったし、金曜日の最終上映にはトミー谷役のデヴィッド・サクライさんの舞台挨拶があるというから、また観に行ってしまったほどだったのです。


現時点でサントラはiTunesでしか売ってないので要注意。
サントラを購入

舞台挨拶の回、僕がチケットを買った15時ごろはまだ10席ぐらい空いてましたが、21時にはこの通り。
完売です

2回目も飲食物を購入。最近は、映画鑑賞時に劇場で食料を買う運動を継続しております。
飲食、アゲイン


お話を乱暴に書いておくと、舞台は1970年代のハンガリーのチュダペスト(パンフの早稲田みかさんの解説によると、ハンガリー語で「驚き」の意味の「チュダ」をブダペストにかけた親父ギャグだそうです)。30歳の内向的な女性リザの周囲で次々と人が死ぬんですけど、それは一緒に暮らしていた幽霊のトミー谷の仕業でして。彼は死神であり、リザに恋をしてしまったので、「私には九尾のキツネの呪いが憑いているんだわ (ノω・、し シニタイ」と精神的に追い込んで自殺させるため、彼女に関わる人間を殺害していたのです(リザが自殺すれば、死後の世界でずっと一緒にいられる…ということみたい)。

でも、リザの捜査をすべく家に下宿したゾルタン巡査が彼女の無実を確信するとともに恋をする→トミー谷の数々の「ファイナル・デスティネーション」攻撃にも負けずに死ななかった上に、「(死の世界に)君が残らないなら、一生ゾルタンを苦しめる!m9▽Д▽) ビシッ」と迫られたリザが「じゃあ、残るわ (´∀`し シカタナシ」と“無私の愛”を示したりしたことで、なんとなくトミー谷は敗北。リザとゾルタンが結ばれると、ラストは10年後、2人の間に出来た娘と一緒に日本旅行をしていると、今も取り憑いているトミー谷が不満そうなムードを漂わせて、終わってましたよ。


最後に流れた「イエヴァン・ポルッカ」のリズムにトミー谷が思わず乗っちゃうのも愉快でしたな。




作品的には「作り込まれていないウェス・アンダーソン監督作」って印象(雑な例え)。なんて言うんですかね、決して万人向けではないというか。主人公たち以外の人の死が凄まじく軽いし、「ゾルタンが裸で登場する」といった説明のない雑なギャグは多いし、「人はいつか死ぬからね ┐(´ー`)┌ ミンナソウサ」的なことだとしてもゾルタンの「死者3」のテロップといった後先を考えないミスリードはどうかと思うし、メックバーガーメックバーガーうるさいし、世界観も乱暴だし…(例えば、死神がどういうルールに則って活動しているのか不明すぎ)。

一番好みが分かれると思うのが、なんて素敵にジャポネスクの部分で、わざと日本文化を微妙に描いたり、カタコトの日本語を話させたり、日本語の歌を歌わせまくったりするので、そういう部分に「あざとさ」を感じる人は少なくないんじゃないかしらん。特に「Believe to the end」の「ハラキリ、アァアァ」なんてコーラスに至っては、あざとさを通り越して「汚い」レベル。正直、僕だって「実に汚い!(`Δ´;) ヌゥ」とは思ったんですけれども、だがしかし! アントニオ猪狩に「握手を誘っての不意打ち」を仕掛けられた時のマウント斗羽のように、顔には笑みが浮かんでいたーーって、わかりにくい例えだな ( ゚д゚)、 ペッ


このキュートなオープニングとか超あざとい! あまりもあざといのですが…。
可愛いオープニング

「実に汚い」と語る僕はなぜか笑顔…って、どうでも良いですね、すみません(「グラップラー刃牙」より)。
実に汚い


基本的に僕は“間違った日本描写”が大好きでして。「リトルトウキョー殺人課」「ライジング・サン」「ハンテッド」「ウルヴァリン:SAMURAI」あたりは大好物。ただ、それらの作品は無意識の中のトンデモ描写だったワケで、今回のような“日本通の監督があえてギャグっぽくやってみた場合”はあざとすぎて受け入れられないのではないか…と思いきや、それはまったくの杞憂でしたね~。特にトミー谷のビジュアル、動き、そして歌の数々には超ハマッてしまって、彼が登場するだけでテンションが上がってしまったほどでしたよ。


胡散臭くて素敵なトミー谷。モデルであるトニー谷との共通点は眼鏡にスーツ程度。
トミー谷(デビッド・サクライ)

劇中で流れまくる「ダンスダンス☆ハバグッタイム」を貼っておきますね↓




でね、急遽、上映終了となる金曜日の最後の回、「デヴィッド・サクライさんの舞台挨拶がある」というので、仕事が一段落した当日15時ごろ、ダメ元でシネマカリテに行ったら、まだチケットはあったから小躍りして大喜びですよ。しかも、上映後の挨拶なんて2秒で終わるかと思っていたら、なんと結構長めにトークをしてくれただけでなく、イベントが終わったら来場者全員のサインに応じるという神対応振り! 「なにこの好青年!Σ(゚д゚;) ヒィィ」と感動した僕は、パンフにサインをもらう際に、「My favorite movie!」と拙い英語力で思いを伝えたら、「アリガトウゴザイマス (´∀`)」とカタカナで返してくれましてね… (ノДT) ナンテイイヒト... 実はデヴィッド・サクライさんは武術を修得しており、アクション俳優として活動されているのも運命を感じたということで(電波な文章)、今後、日本で公開される彼の出演作はすべて観るつもりでございます。


観客も撮影OKというのだから太っ腹! 劇中のポーズを再現したりして、やだ素敵ー。
舞台挨拶に来たデビッド・サクライ

パンフにサインをもらいました。サクライさんがもっと有名になったら高値で…(イヤな文章)。
サインをもらった!


それと、ヒロインのリザに超感情移入しちゃいました。何度も流れる「メックバーガーが…」のナレーションは少しウザかったものの、真実の愛に餓えている内気で孤独な三十路女性という設定とか、マジで弱い。僕は、初めて彼女が出来て以降、常に付き合っている人がいないと精神が不安定になるタイプであり、昔は出会い系サイトとかで交際相手を必死に探したこともあっただけに、あの「相手は誰でもいい」という無差別振りにスゲー共感しちゃったんですよね…。あらためて、今は奥さんがいてくれてありがたいなぁとしみじみしたりもしました。


リザ役のモーニカ・バルシャイ、美人だけどモテなさそうで良いキャスティングでしたな。
リザ(モーニカ・バルシャイ)


ただ、僕のハートを一番ワシ掴みにしたのは、サボルチ・ベデ・ファゼカシュが演じたゾルタン巡査! なんて言うんですかね、「男とはこうあるべき」と教えられたというか。例えば、凄まじく大ヒットして韓国映画にもなった“伝説のトレンディドラマ”「101回目のプロポーズ」にこんな有名なシーンがあるじゃないですか↓


「恋人が死ぬのが怖い」みたいなことを連呼し始めた矢吹薫(浅野温子)。
怖いの...

すると、それを聞いた星野達郎(武田鉄矢)は突然ダッシュ!
突然、道路に!

なんと車道に飛び出したのです。トラックが迫ってあぶなーい!
トラックの前に飛び出した!

ギリギリ止まってくれて、なんとか助かりましてね。
ギリギリセーフ

運転手に罵声を浴びせられた後、薫に向かって「僕は死にましぇん!」。薫もなんとなく感動するのでした。
僕は死にません!


この場面、トラックの運転手に凄まじく迷惑であり、ネットがある現在なら確実に炎上案件…というのは置いとくとしても。ドラマの放送当時から僕とオレと私にあたいの間で活発な議論がなされたのは、「あれで死なないことの証明になるのか?」ということ。あれは単に運転手のブレーキングが優れていることがわかっただけで、不死であることを証明してませんよね? つーか、なんだよ、トラックの前で立ち止まるって(苦笑)。むしろトラックに向かって全力ダッシュ→はねられても大丈夫であることを見せてこそ、「僕は死にません」なんじゃないの? 片山刑事だったら、絶対にそうしたと思うんだけどなぁ…(面倒くさい文章)。


とは言え、実際にはねられたら、こんなことになる危険性大なので注意!
三角絞めでつかまえて-こんな目に遭う危険性大!


そこに今回のゾルタンですよ。顔面への火炎放射、コンセントからの電撃(2回)、高所からの落下による頭部打撲(2回)、サボテンによる顔面裂傷、銃撃による左手負傷、照明の落下による頸椎損傷など、何度もトミー谷の妨害に遭い、傷だらけになりつつも、愚直に耐えて、「死なない」ことでリザへの愛を証明するのです。これこそが「僕は死にません」ということではないのかと。正直、もっとダンプとかにはねられてほしかったという不満はありますけど、ゾルタンの「アンブレイカブル」振りにはストレートに感動したというか。僕も奥さんと娘のために、何よりも「死なない」ことを心掛けようと強く思ったのでした…って、具体的にどうすればいいのかはサッパリなんですが (ノ∀`) エヘヘ


裸で登場する巡査ゾルタン。ラスト、リザのために刑事への道をアッサリ捨てるあたりも男らしくて好き。
ゾルタン(サボルチ・ベデ・ファゼカシュ)

ボイラー修理中に火炎放射を浴びても「焦げました (o^-')b」程度で済むという肉体の強さが武器なのです。
ボイラーから火が!

鑑賞中の僕は、本部以蔵のように感心してましたよ(「グラップラー刃牙」より)。
頑丈だなぁ

ただ、リザのハンカチを拾った人みたいに、もっと凄まじい事故にも遭ってほしかったカナー。
バスにはねられて死亡


ということでね、鑑賞予定がなかったのに、急遽観てみたらスゲー自分好みだったというのもうれしくて。最高の映画体験でしたヨ (´∀`) ウフフ 本当に大好きな映画になったので、Blu-rayが出たら買うと思います。万人にオススメできるとは思いませんが、予告編とか「ダンスダンス★ハバグッタイム」の動画などを観て自分に合うと思った人は、機会があったらぜひ観てくださいな。おしまい。




関連商品がないので、連想したM・ナイト・シャマラン監督作を貼っておきますよ。



間違った日本描写が満載のドルフ・ラングレン×ブランドン・リー主演作。僕の感想はこんな感じ



vs死神ということで、DVDBOXを貼っておきますよ。



なんとなく思い出した素敵なMIXCD。「TVテーマ編」「音頭編」もオススメ!








2016年01月30日

ブリッジ・オブ・スパイ(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
ブリッジ・オブ・スパイ

ブリッジ・オブ・スパイ

原題:Bridge of Spies
2015/アメリカ 上映時間142分
監督・製作:スティーブン・スピルバーグ
製作:マーク・プラット、クリスティ・マコスコ・クリーガー
製作総指揮:アダム・ソムナー、ダニエル・ルピ、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング
脚本:マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:アダム・ストックハウゼン
衣装:カシア・ワリッカ=メイモン
編集:マイケル・カーン
音楽:トーマス・ニューマン
出演:トム・ハンクス、マーク・ライランス、スコット・シェパード、エイミー・ライアン、セバスチャン・コッホ、アラン・アルダ、オースティン・ストウェル、ミハイル・ゴアボイ、ウィル・ロジャース
パンフレット:★★★☆(720円/時代背景や登場人物の解説がちゃんと載っているのが良かった!)
(あらすじ)
保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベル(マーク・ライランス)の弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズ(オースティン・ストウェル)が、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※この映画に関しては、ちゃんとした感想が読みたい方はカゲヒナタさんとかキネマ・アイランドさんのブログを読むとよござんす。

昨年から今年にかけて、「ジョーカー・ゲーム」「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」「キングスマン」「コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)」「007 スペクター」本作「エージェント・ウルトラ」と、“スパイ映画ブーム”が到来中ということで、脳内で他の作品と比較しながら観るのを楽しみにしてまして。今週のムービーウォッチメンの課題映画にも選ばれたということで、いそいそと新宿ピカデリーで観て来ました。「なにこの良く出来た映画!Σ(゚д゚;) ヒィィ!」と思ったり。


いつの間にかゲットしていた1000円クーポンを使用して鑑賞。
1000円で見られるクーポン

つい、生クリームソフト「クレミア」(500円)を買っちゃった。超美味いけど、ラングドシャ部分にアイスが染みこむ→手がベタつくのが不満。
プレミアム生クリームソフト・クレミア

6番スクリーン、そこそこの入りでしたよ。
6番スクリーン


一応、備忘録ということで、まずは若干のウソを交えながらあらすじを書き残していきますよ。主人公のドノバンは保険専門の弁護士なんですが、いきなりソ連のスパイ・アベルを弁護することになりまして。最初は全然乗り気じゃなかったものの、仕事には真面目な男ですよ。「こんな奴は死刑が相応しいんだから、弁護なんて適当にやれよ!(`∀´) ヘラヘラ」なんて判事や周囲の圧力にもめげずに、「捜査過程で憲法違反があった!ヘ(゚∀゚*)ノ」なんて、いろいろと頑張りましてね。そうなると、周囲の「自称・愛国者」たちは「裏切り者!( ゚д゚)、ペッ」と白い目で見たり、後ろ指をズバズバ刺してきたり、「可愛い振りしてあの子、割とやるもんだね 川´д)ヒソヒソ(´д`し」と言い続けたり、自宅を銃撃してきたりするんですが、しかし。ドノバンったらアベルが「お前、不屈の男だ!m9`Д´) ビシッ」高田延彦さんライクに男認定するほどに、困った顔をしながらも「まったく後ろ指が刺さらない背中の強さ」を見せるのです。


ソ連のスパイ・アベルは、「不安は感じないの?」と聞かれたら「役に立つのか?」と返すのが鉄板ネタなクールガイ。
ソ連のスパイ・アベル(マーク・ライランス)

弁護を頼まれたドノバンは、プロフェッショナルな彼と話すうちに友情を育んでいくというね。
弁護を頼まれたドノバン

彼の弁護をするせいで、ドノバンwith家族はすっかり非国民扱いなんですけれども。
裏切り者扱い

強い信念を持つドノバンには後ろ指が刺さらない!(「無謀キャプテン」より) こんな男になりたいものです…。
後ろ指が刺さらない!


裁判でアベルは有罪になるんですが、「生かしておいた方があとあと役に立ちますぜ?(`∀´)」というドノバンの判事への直談判作戦が成功して、なんとか死刑は免れまして(懲役30年)。ホッとしていたら、今度は「アメリカの偵察機がソ連で撃墜される→パイロットが拘束される」なんて事件が勃発して、米ソ間でお互いの捕虜を交換することになり、それを仕切らされる羽目になるんですね。さらに、ちょうど東ドイツでアメリカ人大学生が逮捕されていたので、彼も一緒に救いたいと思ったドノバンは、コートを盗まれて風邪を引きながらも、巧みな交渉術で見事捕虜交換に成功! 帰国すると、前はイヤな顔で見ていたおばさんが好意的な視線になったりと、その手のひら返し振りにゲッソリしつつ、電車内から無邪気に壁を乗り越える少年たちを眺めて、複雑な顔になったりして映画は終了しまして。「アベルは殺されませんでした」「大学生は立派な学者になりました」「ドノバンはその後も大活躍しました」的なテロップが出てましたよ。


最後はこの橋でスパイ同士を交換してました。
橋で捕虜交換!


尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介が実にタメになるのでぜひ聴いてほしいんですが、完成度が高くてスゲー面白く読める教科書のよう。歴史的な事件の内幕を知るという点で勉強になったし、「法を曲げようとすることの怖さ」や「国家の恐ろしさ」は現代に通じるところがあって考えさせられたし(いわゆる愛国的なことだけでなく「死刑弁護人」を観た時のこととかも思い出した)、オチを知らなかったのでサスペンス的にもハラハラさせられたし、1950年代後半から60年代を描く美術も素晴らしかったし、東ドイツのわざとらしいニセ家族とか笑える部分も結構あったし、何よりも登場人物が魅力的で演じる役者さんたちもまた見事だったしと、褒めるところだらけでしてね…(しみじみ)。まぁ、そこら辺のことは、こんな小並み感あふれるブログではなく、パンフを読んだり、他のブログをチェックしたりした方が良いんじゃないかしらん (´∀`;) エヘヘ


この作成中のベルリンの壁とか、面白かったですね~。
ベルリンの壁を作成中

アベル役のマーク・ライアンス、「イングロリアス・バスターズ」出演後のクリストフ・ヴァルツ並みに売れるんじゃないかしらん。
アベル本人とマーク・ライアンス

ソ連の役人を演じたミハイル・ゴアヴォイとか、脇役の人たちも良かったです。
ソ連代表(ミハイル・ゴアヴォイ)


僕が今作で一番グッときたのは、トム・ハンクスが演じたドノバンの“不屈の男”振り。ちょっと「駆込み女と駆出し男」の大泉洋さんを連想したというか。権力も腕力もないものの、決して諦めずに、知性と正論で相手を納得させていく姿がカッコイイなぁと。言われた相手が、「あっ、そう言われたら、そうかも!∑(゚Д゚)」みたいな表情になるのも気持ち良くて、あんな風になれたらなぁってかなり憧れちゃいました。なんかね、イヤな文章を書くと、僕の周辺では、「こうした方が両社ともオトクですよぉ!ヘ(゚∀゚*)ノ」なんて正論を提案しても、「それはわかったけど、なんかお前が気に入らないから、そのアイディアは却下!m9`Д´) ビシッ」と担当者の気分で事態が左右されて、「両社とも損をしました… ('A`)('A`)」みたいなオチになることが多いような…って、どうでも良い話を書いてごめんなさい♪川o^-')b Kissing You!


ドノバンと交渉した人たちの気持ちを代弁する刃牙の画像を貼っておきますね。
反論の余地もない


そんなワケで、ダラダラと駄文を垂れ流しましたが(汗)、ストレートに良い映画だと思いました。これ、大人なら誰が観てもそれなりには楽しめるんじゃないかしらん。ただ、もちろんこういう路線も良いんですけど、僕的にスピルバーグ監督には、もっとガジェット満載&人が無惨に死にまくるスパイ映画を撮ってほしいなぁ…なんて台無しな文章を書いて、この感想を終えたいと思います。おしまい。




スティーブン・スピルバーグ監督の前作。僕の感想はこんな感じ



デジタル版のサントラです。



スパイが交換された日を取り上げたBBCのドキュメンタリー。ちょっと面白そう。



米ソ冷戦下のスパイ活動を描いたノンフィクション。コトブキシステムのゲームじゃないので気をつけて!









2016年01月28日

モンスターズ 新種襲来(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
モンスターズ 新種襲来

モンスターズ 新種襲来

原題:Monsters: Dark Continent
2014/イギリス 上映時間119分
監督・脚本:トム・グリーン
製作:アラン・ニブロ、ジェームズ・リチャードソン、ロリー・エイトキン、ベン・ピュー
製作総指揮:ルパート・プレストン、ニック・ラブ、ナイジェル・ウィリアムズ、デビッド・ピュー、スクート・マクネイリー、ギャレス・エドワーズ
脚本:ジェイ・バス
撮影:クリストファー・ロス
編集:リチャード・グラハム
音楽:ニール・ダビッジ
音楽監修:ロル・ハモンド
出演:ジョニー・ハリス、サム・キーリー、カイル・ソラー、パーカー・ソーヤ、ソフィア・ブテラ、ジョー・デンプシー、ニコラス・ピノック
パンフレット:なし
(あらすじ)
地球外生命体を乗せた宇宙探査機が地球に到達して16年。いまやモンスターがうごめく危険地帯は地球全土に広がっていた。中東では、モンスターに対する米軍の空爆で被害を受けた武装勢力と米軍との間に起こった軍事衝突が激化。モンスターをよそに人間同士の戦争が続いていた。そんな中、新たに派兵された若き米兵たちは、危険地帯の深部で連絡を絶った部隊の救出に向かうが、そこでかつてない巨大モンスターに遭遇する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




30点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、この映画が好きな人は不快になると思うので読まない方が良いし、ちゃんとした感想が読みたい方はキネマ・アイランドさんの記事がオススメでございます。


備忘録をアップした時点ではすっかり失念していたんですが(汗)、「モンスターズ/地球外生命体」がそんなに悪くない印象だったので、続編となる今作も気になってまして。今週一杯で公開終了だったので、昨日、水曜日=映画ファンサービスデーを利用して、新宿シネマカリテで観て来ました。「面倒くさいなぁ… (´・ω・`) ウーン」と思ったり。まぁ、前作が「モンスターがいる世界で繰り広げられる切ない恋愛ロードムービーといった内容だったとすると、今作は「モンスターがいる世界で繰り広げられる人間同士の戦争って感じでしたよ。


こんなデカデカとした展示が飾られてました。
シネマカリテの展示

ご飯を食べてなかったので、劇場で飲食物を購入。どちらもブルボンの菓子でした…って、どうでもいいですかね。
飲食物を購入


僕はミリオタじゃないので、実際のところはわかりませんが、戦闘描写はかなりハードであり、スゲー痛い(地雷で登場人物の両足が吹っ飛んだりする!)。前より予算が増えたせいなのか、モンスター描写もリアルかつ迫力があって悪くないなぁと。ただ、肝心の世界観に1ミリも乗れなかったというか。なんか泥沼になったイラク戦争とかISISの問題とかを描きたかったのかもしれないけど、あんな巨大モンスターが地上を闊歩している状況下で、勝手に他国を空爆したりとか、戦争したりとか、普通に暮らしたりとか、あり得なくないですかね? 「モンスターがいる世界」がまったくリアルに感じられないというか、戦場を舞台に「実は本当に恐ろしいモンスターは人間!(o^-')b ドウヨ?」みたいな話を作りたいために製作者が無理矢理考えた設定にしか見えないというか、ごめんなさい、モンスターがいる必然性が感じられなくて、スゲー萎えました。だったら、普通に「現実の戦争を描いた映画」を観た方がいいんじゃないかな(「リダクテッド 真実の価値」とか「アメリカン・スナイパー」とか)。錯乱して現地の人を射殺したベテラン軍曹が「なぜオレはここにいる?」なんて言い出す終盤の展開とか、ごめんなさい、心底どうでも良かったです。


僕の気持ちを代弁する範馬刃牙の画像を貼っておきますね。
どうだっていいんだ


一応、オチだけ書いておくと、危険地帯で失踪した仲間たちは全員死亡してて、軍曹は錯乱して暴れ出したので、主人公が射殺。最後、主人公だけヘリで助けられるものの、「あー!」とか叫んで終わってましたよ、たぶん。映像や戦闘描写などは良いんですけど、とにかく出来の悪い例え話に119分付き合わされた気分でした。なんか納得いかなくて、同劇場で続けて「リザとキツネと恋する死者たち」を観たんですが、それはまた別のお話。って、やたらと文句ばかり書いちゃいましたけど、所詮は「マリア様がみてる」に90点をつけるようなブログですから(苦笑)、今作が好きな人はこんな駄文を気にしないでくださいな。そう、感じ方は人それぞれなのですから…。




ギャレス・エドワーズ監督による前作。僕の感想はこんな感じ



なんとなく貼っておきたいクリント・イーストウッド監督作。僕の感想はこんな感じ








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