映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いておりますので要注意です。あと、映画の見方がやや偏っているとは思うので、点数もそんなに気にしないでくださいね。
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2014年09月19日

喰女ークイメー(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2014)
喰女ークイメー

喰女ークイメー

2014/日本 上映時間94分
監督:三池崇史
企画:市川海老蔵、中沢敏明
原作・脚本:山岸きくみ
音楽:遠藤浩二
撮影:北信康
照明:渡部嘉
美術:林田裕至、佐久嶋依里
録音:中村淳
装飾:坂本朗
編集:山下健治
出演:市川海老蔵、柴咲コウ、伊藤英明、中西美帆、マイコ、根岸季衣、勝野洋、古谷一行
パンフレット:★★★(720円/雰囲気があって、良いパンフ)
(あらすじ)
舞台「真四谷怪談」の看板女優である後藤美雪(柴咲コウ)の推薦により、彼女と付き合っている長谷川浩介(市川海老蔵)が相手役に選ばれる。二人はお岩と伊右衛門にふんすることになり、鈴木順(伊藤英明)と朝比奈莉緒(中西美帆)らの共演も決定する。こうして舞台の稽古がスタートするのだが……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




78点


※今回の記事は、「ジェイコブス・ラダー」のネタバレに触れているので気をつけて!

三池崇史監督×市川海老蔵さん主演の「一命」がスゲー好きだったので、前売り券を購入したんですが、しかし。いざ観に行こうかと思っても、なんか怖そうだから、なかなか足を運ぶ気になれなくて…(バカっぽい文章)。とは言え、前売り券を無駄にするのは絶対にイヤなワケでして、「深夜も稼働のバルトなんかどう?」とカラ元気を出しながら新宿バルト9で24時10分の回を観てきました。「雰囲気が大好き… (´Д`;) ハァハァ」って感じでしたよ。


「喰女」というタイトルに触発されて、ついケイジャンチキンを買っちゃいました (´∀`) フトルー
水とケイジャンチキン


最初に予告編から受けた印象とは違って、「ドーン!m9`Д´) ビシッ→ギャー!(°д°;) ヒィィ」みたいな“ビックリする怖さ”はなくて。そういう視点では、同じ三池崇史監督作でいうと、「オーディション」の方が全然怖かったというか。まぁ、グロいシーンもかなりあるんですが、いわゆるホラー映画というよりも“現代の怪談”という雰囲気だった…って伝わりにくいですかね。

今作には“幻想的な恐ろしさ”があって。なんて言うんですかね、ジンワリと心に残る感じ。まず、物語が“「四谷怪談」の舞台を演じる役者”と“役”の二重構造になっていて、話が進むとともに“役”が現実を侵食してくるんですよ。で、さらに市川海老蔵さんの場合は、「伊右衛門」という“色悪の役”を「浩介」という“現代の色悪役者”が演じている上に、それらを演じる海老蔵さん自体に色悪のイメージがあったということで、三重構造になっているから面白い。ちなみに、これは海老蔵さん本人が企画して意図的に演じてるワケで、それだけでも大したもんだなぁと思ったり。


劇中の浩介は“モロ海老蔵”って感じでしたよ。僕の奥さん、ブログを愛読してるそうな。
海老蔵


そんな色悪の浩介に恋をしていて、芝居上でも「お岩さん」として慕うことになるのが、柴咲コウさん演じる美雪。感情をあまり表に出さないものの、静かに情念を燃やして狂っていく様子が怖いのです… ('A`) イヤーン 浩介の前では普通に振る舞っているのに、トイレに大量の使用済み妊娠検査薬があったりする場面とか、いろいろな意味で怯えた男性は多いのではないでしょうか。一番イヤだったのは、カービングフォークを使って出産を試みるシーンで(堕胎かと思ったら、美雪的には出産したかったみたい)、ナイフとか諸々を煮沸消毒するから「何をするのでござる? (・ε・) オロ?」と呑気に構えていたら、「いたたたたたっ!(°д°;)」というか、「あたたたたたっ!ヽ(`Д´)ノ」というか(1つウソ)。直接描写はほぼないものの、座席で悶絶しまくった次第。


柴咲コウさんの熱演、スゲー痛かったです…。
柴咲コウ


その他の登場人物たちも、岩を犯そうとする按摩の「卓越」を演じる「鈴木」(伊藤英明)は妻帯者のくせに美雪と不倫しようと思っているし、伊右衛門を奪おうとする「梅」役の「莉緒」(中西美帆)は実際に浩介と浮気中だし…。その“二重構造の混沌”が最高潮に達するのがクライマックスなんですけど、その修羅場を幻想的に見せる“美術”が超素晴らしい!ヽ(`Д´)ノ 正直、そこら辺のことってよくわからないので(汗)、当ブログで美術を褒めることなんて滅多にないと思うんですが、その僕が褒めるほど素敵だったのです。

「美雪のキッチンにある食材が入った瓶が超不気味」とか、そういうところもグッときたんですけど、とにかく舞台美術が美しくて…。有名な“戸板返し”の場面でグルグル回ったりとか、その幻想的かつ凄惨なビジュアルイメージに感動ですよ。あの場面はもう一度観たいほど心を掴まれちゃいました。現実的には無理そうですが、あのお芝居、実際に観てみたいとスゲー思いましたね。


舞台美術には圧倒されましたな~。
美術が良かった!

ちなみに“戸板返し”は、こんな感じでして(画像はこちらからお借りしました)。
戸板返し

決して「道場破りを戸板に乗せて帰す」ということじゃないので間違えないで!(「餓狼伝」第25巻より)
道場破りは戸板に乗せて帰す


一応、オチを書いておくと、浩介が浮気相手・莉緒の家から美雪のところに戻ると、無理矢理出産を試みた彼女はすっかり気が狂っていまして。最初は気遣っていたものの、浩介も錯乱して殺してしまうんですね。で、その翌日、素知らぬ顔で伊右衛門を演じていると、岩を演じているのが死んだはずの美雪になっていて、舞台は混沌となって、浩介の首が落ちたーーと思いきや! 実は、浩介は美雪宅に戻る途中、交通事故で首チョンパされて即死していたことが発覚。劇場に浩介が来ないことを関係者が心配する中、鈴木がまた誘ってきたので、「家にお帰んなさい」とあしらう美雪の足下には透明のビニール袋に入った“浩介の生首”があったってな調子!ヘ(゚∀゚;)ノ カラゲンキ


途中からは“死人の夢”だったということで、なんとなく貼っておきますね↓




そんなワケで、よくよく考えれば「何もその程度のことで狂ったり殺したりしなくても… (´∀`;)」と思うんですが、スゲー好きな雰囲気の作品でした(というか、“死人の夢”という「ジェイコブス・ラダー」オチが好みだったりもする)。深夜のバルトということで、上映中にスマホを見るバカとかいたものの、途中からはそれすらも気にならないほど作品に没入しちゃいましたよ。ストレートなホラーを期待すると肩透かしを食らうし、「四谷怪談」の内容を知らないと微妙に感じるだろうし、そもそも万人受けしない気がするので、あまりオススメはしませんが…。




三池崇史監督×市川海老蔵さん主演作。僕の感想はこんな感じ



山岸きくみ先生による原作本。現在、kindle版を読んでおります。



三池崇史監督作ではこれが一番怖かったです… (ノω・、) 僕の感想はこんな感じ



怖いけど、大好きな映画でございます。マコーレー・カルキンが天使のよう。



「四谷怪談」と聞くと、真っ先に高岡早紀さんを思い出すのは僕だけじゃないハズ。さーきーすきさー、さーきーすきさー(古いリンク)。



今年観た「四谷怪談」を探るモキュメンタリー。なんだかスゴいことになってましたな…。
2014年09月18日

テロ,ライブ(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2014)
テロ,ライブ

テロ,ライブ

原題:더 테러 라이브/The Terror Live
2013/韓国 上映時間98分
監督・脚本:キム・ビョンウ
撮影:ピョン・ボンソン
美術:キム・シヨン
音楽:イ・ジュノ
出演:ハ・ジョンウ、イ・ギョン、チョン・ヘジン、イ・デビッド、キム・ホンパ
パンフレット:★★★(600円/もう少し内容がほしかったような)
(あらすじ)
国民的アナウンサーとして活躍していたが、ある不祥事でテレビ局からラジオ局へ飛ばされてしまったユン・ヨンファ(ハ・ジョンウ)。ある朝、生放送中の彼の番組に脅迫電話がかかってくる。イタズラと思って電話を切るが、その瞬間に漢江に架かるマポ大橋が爆破される。やがて、連続する爆破テロの犯人が脅迫電話の相手だと判断したヨンファは、彼との通話をテレビで独占生中継する。その後、大統領の謝罪と21億ウォンの現金を要求した犯人は、ヨンファの耳に付けられたイヤホンにも爆弾を仕込んだことを告げる。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※この映画は、間違いなく先の展開を知らない方が楽しめるので、「① 勢いがあれば細かいところは気にしない方」「② 韓国のサスペンス映画が好きな方」「③ ハ・ジョンウが好きな方」は、そこそこの期待値で観に行くと良いですよ。

新宿シネマカリテでの上映が9/19(金)で終了予定→劇場専用の前売り券が使えなくなっちゃう… (´Д`;) アアン」ということで(ヒューマントラストシネマ渋谷では来週もまだ上映予定)、昨日、急いで観てきました。誰もが1000円で見られるサービスデーだったのに、ちくしょう、1500円で買った前売り券を使わざるを得なかったワケですが…。まぁ、何はともあれ、ハ・ジョンウが最高でしたヨ (´∀`) ステキ


劇場の階段には記事の切り抜きがありました。映画秘宝の記事、テキストが抜けてましたな…。
記事の切り抜き

階段を下りると、入口側にハ・ジョンウが! こういうの好きです。
ハ・ジョンウの展示


最初に物語を適当に書いておくと、ユンはテレビ局の人気キャスターからラジオ局に左遷されてしまったものの、今回の事件を独占報道することでテレビへの復帰を企みましてね。ヨンチャ報道局長(イ・ギョン)と携帯で交渉しつつ、歩きながら身だしなみを整えていく場面とか、「あ、コイツはデキるな!∑(゚Д゚)」と感心させられるんですけれども。耳のイヤホンには“デスクから離れると爆発する爆弾”を取り付けられてるわ、愛する元奥さんが崩落しそうな橋に取り残されているわ、犯人は「大統領を呼び出して謝罪させろ」と要求してくるわ、報道局長は犯人を煽って人質を見殺しにしろと非情な命令してくるわ、対テロ部隊は全然役立たないわと、トラブル&無茶振りの連続にアタフタしまくるのです。


爆弾テロ犯からの電話を独占スクープにする気マンマンのキャスター・ユン。
暴走するユン

報道局長からの約束も取り付けて…。
キャスター復帰の約束

生中継を開始! 上手く行くかと思いきや、そうは問屋が卸さないというね。
生中継開始!


で、結局、どうなるのかというと、ユンは「収賄&妻の手柄を横取り」という過去の悪事を全国放送で暴かれた上に、橋は崩落して、工事中の隣のビルも爆発→放送局にぶつかってきて大惨事に。耳に仕掛けられた爆弾はニセモノだったものの、検事と報道局長などの“腐った奴ら”の画策により、今回の事件から世間の目を逸らすために収賄容疑で逮捕されることになって、マジで身も蓋もなくドン底に落ちるんですね。


爆破された隣のビルが放送局に寄りかかってくるという無茶なテロ。
ビルが倒壊!


せめて犯人に一矢報いようと、罠を仕掛けて捕まえてみれば、相手は子ども。犯人は「建設作業員パク・ノギュ」と名乗っていて、「橋の作業で死んだ作業員たちに謝罪してほしい」という要求をしていたんですが、実は「パク・ノギュ」は2年前に死んでいて、その息子のパク・シヌ(イ・デビッド/「ポエトリー アグネスの詩」で最悪な事件を起こすクソガキを演じた人!)が仕掛けた犯行でして。ユンを指名した理由は「父親が信じてたから」だったのです(これはスゲー良い台詞だと思った)。

さすがのユンも改心して、「生き延びて“腐った奴ら”を正すんだ!m9`Д´) ビシッ」みたいなことを言って助けようとするんですが、犯人は警察によって射殺。やり直そうと思っていた元妻も橋の崩落で死んだことが発覚して、よくわからないけど自分も射殺されそうだし、いろいろと面倒くさくなってきたので、犯人が残した爆破装置を「switch on!(o^-')b イコーゼ!」→放送局が倒壊して、映画は終わってました。正直、かなり苦いオチでしたね…(しみじみ)。


映画とは全然関係ありませんが、土屋アンナさんが歌う「Switch On!」を貼っておきますね↓




この映画を観て思いだしたのが、最近観た「フライトゲーム」なんて言うんですかね、「主人公が限定された空間で脅迫されて大変なことになる展開」「回想シーンや他の登場人物などに切り替わらない演出」という要素以上に、どんなに状況が不自然でも主演の魅力で作品を引っ張るという点で連想したというか。

作品内のリアリティで言えば、とにかく犯罪者がスーパーすぎではあって。いくら国から奨学金をもらうほど優秀だろうとも、警察長官が付けるイヤホンに小型爆弾を仕掛けたりとか、あちこちに爆弾を仕掛けまくったりとか、単独犯にしてはあまりにもスゴすぎて、さすがに萎えるレベルなんですよ(そのくせズサンなところが多いのは「子どもだから」と言えなくもないですけど)。

その他、「警察がパク・ノギュを最初に調べた段階で死んでいることがわからなかったのはなぜ?」とか「ユンは収賄疑惑なんてシラを切ればいいだろ」とか「瞬間視聴率が78パーセントになっただけで取締役に昇進って…(というか、韓国はその場でわかるシステムなの?)」とか「大体、あの収賄疑惑、渡した検事もアウトなんじゃないの?」とか、いろいろとツッコミたくなる映画ではあるんですが、意外と気にならなかったのは、ハ・ジョンウの魅力で98分間引きずり回されたからなのです。

出演作をすべて観ているワケではないんですけど、「大量殺人鬼」「借金を背負った殺し屋」「腕利き弁護士」「北朝鮮の諜報員」「男気あふれるヤクザ」などの役柄と比べると、今回は非常に弱くて人間臭いキャラでして。彼が得意げになったり、自信を失ったり、怯えたり、驚いたり、やる気を出したり、生に執着する姿を見たりするだけで、スゲー面白かったです。若干、「127時間」も思い出しました。


この机にしがみつく場面、耳の爆弾への恐怖だけでなく、キャスターへの執着心も表していて良かったです。
必死に机にしがみつくユン


あと、もう1つ大好きだったのが、キム・ホンパ演じるジュ警察長官が大統領の代わりに番組に出演した場面。このジュ長官のクソ野郎っぷりがハンパじゃなくて、あまりのマッチョな発言にドン引きさせられるんですが、この時のユンの慌て振りがまた愉快でね…。最後、爆弾で頭が吹っ飛ぶんだ時は(「スキャナーズ」ほどではなかったけれど)、スッキリす劇場で思わず爆笑しそうになりましたよ (・∀・) ヨカッタ!


この人、良い感じにイヤな感じでした (o^-')b ナイス!
ジュ長官(キム・ホンパ)


それ以外の要素では、ほぼリアルタイムで進行する構成とか、“腐った奴ら”問題を取り上げる姿勢も嫌いじゃなかったんですけど、やっぱりおかしなところが気になっちゃったので、差し引きしてプラスの60点という着地。ただ、設定は面白いし、勢いはあるし、あらためてハ・ジョンウは魅力的な役者さんだと感心させられたので、気になる人は観てみてくださいな。




ハ・ジョンウの主演作で一番好きなのはこれですかね。



劇場でも売られていたコアチョコのTシャツを貼っておきますね。

2014年09月17日

バトルフロント(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2014)
バトルフロント

バトルフロント

原題:Homefront
2013/アメリカ 上映時間100分
監督:ゲイリー・フレダー
製作:ケビン・キング=テンプルトン、シルベスター・スタローン、ジョン・トンプソン
製作総指揮:アビ・ラーナー、トレバー・ショート、ボアズ・デビッドソン、レネ・ベッソン、マーク・ギル、ジェームズ・D・スターン、ダグラス・E・ハンセン
原作:チャック・ローガン
脚本:シルベスター・スタローン
撮影:テオ・バン・デ・サンド
美術:グレッグ・ベリー
衣装:ケリ・ジョーンズ
編集:パドレイク・マッキンリー
音楽:マーク・アイシャム
出演:ジェイソン・ステイサム、ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワース、ラシェル・ルフェーブル、フランク・グリロ、クランシー・ブラウン、イザベラ・ビドビッチ
パンフレット:★★★(620円/値段の割には良いパンフ)
(あらすじ)
ひとり娘のマディ(イザベル・ヴィドヴィッチ)のため、危険な潜入捜査官の仕事を辞し、亡き妻の田舎で娘と穏やかに暮らすことを決めたフィル(ジェイソン・ステイサム)。しかし、町を裏で牛耳る麻薬密売人のゲイター(ジェームズ・フランコ)が、ある思惑のためにフィル親子を陥れようと画策する。平和な生活を望んだフィルだったが、娘の身に危険が及んだことで怒りに火が付き、娘を守るためにたったひとりで悪に立ち向かう。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




85点


※今回の記事は、破壊屋さんの記事が非常に面白いので、そっちを読めばいいんじゃないかな。

前評判の高さから前売り券を買って期待していたジェイソン・ステイサム主演作。8月下旬、やっと新宿バルト9で観たんですが、「理想的な映画ダナー (ノ∀T) アイシテル」と心底思いましたよ。ちくしょう、現在、都内では上映が終わってしまっているんですけど、この映画の素晴らしさを適当に書いておくので、読んでいただけると幸いです。


7月末の画像ですが、ロビーにはこんな展示がありました。
ロビーにはこんな展示が

渋川剛気の「理想的です」発言を貼っておきますね(「グラップラー刃牙完全版」第19巻より)。
理想的です


映画秘宝で信頼できる漫画家の古泉智浩先生がプッシュしているように、最近のステイサム映画は“高値安定”な印象。今回の「バトルフロント」は、よくある“田舎町バトルモノ”ではあるものの(ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作で例えると「ボディ・ターゲット」)、しっかりした役者さんたちを起用&モンスターペアレント問題という新要素を加えることで、非常に良い作品に仕上がっているのです。まぁ、まずは画像を使って、簡単なあらすじを紹介しておきますね↓(若干、時系列が違うので気をつけて!(o^-')b チガウヨ!)


ロンゲ捜査官のフィルは潜入捜査で犯罪組織のボスを逮捕するも、厭気が差して退職→アメリカ南部の田舎町に引っ越し。
01 麻薬捜査官ステイサム

1人娘マディと「ママが死んで寂しい… (ノω・、し」「オレもさ ( ̄ー ̄)」なんてやり取りをしながら暮らしていたのです。
02 娘との穏やかな日々

そんなある日、ヌガー入りのチョコバーが主食風のデブ小学生が娘をイジメてきたから超激怒! このクソガキ、殺す!ヽ(`Д´)ノ キィィィ
03 デブの意地悪!

と思いきや、マディったら2回警告すると、腹をパンチ→顔面蹴りのコンボを見舞うから、すっかり森高千里気分なのです (´∀`) アラアラ
04 2回警告したわ

すると、クソガキの親キャシーがモンペだったから面倒くさいことに。
05 モンスターペアレント襲来!

乗り気じゃない旦那をフィルにけしかけたらアッサリ制圧されたので、“地元一のワル”な兄貴ゲイターに嫌がらせを依頼。
06 兄貴に相談

フィルの家に侵入したゲイターは、地下室の資料を発見→フィルが元潜入捜査官なのがバレた!Σ(゚д゚;) タイヘーン
07 素姓がバレた!

自家製ドラッグの販売経路拡大を狙ったゲイターが“恋人の元娼婦”を使って、フィルが潜入していた犯罪組織に報告すると…。
08 マフィアに報告

当然ながら敵が襲来してピンチに陥るんですが、フィルは抜群の戦闘力で全員迎撃!
09 敵が襲来!

歯車が狂ったゲイターは、ヤケになってマディを人質に逃走を図るも、これまたフィルに阻止されまして。
10 暴走するゲイター

ブチ殺すかと思いきや、「娘の前でござる (・ε・) オロ?」と不殺のフィル。めでたしめでたしなのでした~ ( ;∀;) ヨカッタネー
11 ハッピーエンド


もうね、ステイサムはいつだって素敵だから置いといて(面倒くさい文章)。僕がこの映画で一番褒めたいのは、実はモンペと仲直りする展開なのです。キャシーは、小学生の女の子を「ビッチ」呼ばわりするクソ女だし、ヤク中だったりもするんですけど、実はそれほど悪い人じゃなくて。フィルが最初に譲ることで、キャシーも「アタシも悪かったかしら… (`Δ´;し ヌゥ」程度には受け入れるし、クライマックスで兄貴が暴走すると止めに入る=何が悪いことなのかはわかっていたりしてね。

アクション映画だからさ、つい「モンペ=悪・即・斬!m9`Д´) ビシッ」といった風に、安易に留飲を下げる展開を求めがちな僕でしたが、そうやって簡単に切り捨てるのではなく、「互いを尊重してみようよ ( ´∀`)人(´∀` ) ナカーマ」という正しすぎる着地を見せられると、RHYMESTERの名曲「POP LIFE」「こちらから見りゃサイテーな人 だがあんなんでも誰かの大切な人」というリリックを思い出したりもしてね…。脚本を書いたスタローン、スゲー信用できると感動したのです。


この和解シーンはグッときた! 「クソガキ、殺す!」なんて小学生相手に激怒したあたしってほんとバカ (ノω・、) ハンセイ
仲直り


あと、お話自体は、いくらモンペ要素を加えたとしても、やっぱり“よくある話”ではあるんです。ただ、役者さんたちが意外と豪華でちゃんと演技ができる人たち揃いだから、話の中にグイグイ引っ張られていくというか。よくこれほどのキャストが揃ったなぁと。キャシー役のケイト・ボスワースは本当に素晴らしかったし、ゲイターを演じたジェームズ・フランコも“計算が狂って追い詰められて行く様子”が最高でした。元娼婦のシェリル役のウィノナ・ライダーの場末感とバカっぽさはね、いろいろな意味で涙腺を刺激するものがありましたよ…(遠い目)。その他、娘役のイザベル・ヴィドヴィッチも可愛らしかったですね。


この映画のMVPはケイト・ボスワースだと思います。
キャシー(ケイト・ボスワース)


アクションに関しては「普通に楽しめる」レベルで、なかなか小気味良かった印象。ステイサムがさすがに無敵すぎな気もしましたが、意地悪で粗暴なクズどもがぶちのめされるのは気分がスッとしたので問題ナシ。唯一の不満はクライマックスにタイマンがなかったことで、これは物語上、仕方ないんですけど…(ジタバタするゲイターが面白いワケだし)。最後の橋の光景は、傑作「ラストスタンド」を思い出したりもしたので、少し寂しい気持ちにはなった次第。


両手を拘束されたまま高い戦闘力を発揮するのはやりすぎな気もしたけど、スッキリしたから許す(偉そうに)。
腕を拘束された状態でのバトル


なんて言うんですかね、ありふれた料理に一流のシェフが新しい材料とひと工夫を加えたら、スゲー美味しくなったような? 僕的には“このぐらいのアクション映画”が理想というか、こういう作品がたくさん作られたらいいのにな、そうだったらいいのになと思うほどでしたよ。都内の上映は終わってしまいましたが、アクション映画が好きな人は機会があったらチェックしてくださいな。




今年観たスティーブン・ナイト監督×ステイサム主演の渋い映画。僕の感想はこんな感じ



ゲイリー・フレダー監督作って、これしか観たことないかも。なんか集める映画でしたっけ?(雑なボケ)



ゲイリー・フレダー監督、他にも南部を舞台にした映画を撮ってたんですね。ちょっと面白そう。



最近観た南部モノでは、これがイヤだったかも(誉め言葉)。



ヴァン・ダム主演の田舎バトル映画。ある意味、ヴァン・ダム版「MUD マッド」と言えなくもない気がしないでもない。





2014年09月16日

出費の秋! ジャン=クロード・ヴァン・ダムのフィギュアとDVDスルー作品の購入について

テーマ:映画駄話
前からボンヤリとした情報だけは耳にしていたジャン=クロード・ヴァン・ダムのフィギュアがとうとう発売されることになりましてね…(しみじみ)。今までは映画版「ストリートファイター」のガイル関連の“微妙なムードのフィギュア”しかなかっただけに、非常にうれしいのですが、しかし! なんと価格が2万オーバーなのです… (´・ω・`)


これがJCVDのフィギュアだッ! やべぇ、超リアル!



クオリティが高い分、値段もそれなりに高い。それは仕方ないことなんですが、2万越えですよ、2万。いや、つい食べ過ぎ&飲み過ぎてそのくらいの飲食代を払ったこともありますけど(苦笑)、僕も大人として「フィギュア道は修羅の道」と知っているだけに、今まで「単品で1万を超えるものは絶対買わない」という自分ルールを守ってきたのですが…。とうとうその“禁”を破る日が来たということか(大げさな文章)。ちくしょう、結局、すでに予約しており、10月26日の到着を楽しみにしているのです (´Д`;) ハァハァ


「禁を破る」宣言をした愚地独歩を貼っておきますね(「グラップラー刃牙完全版」第17巻より)。
禁を破るぜ


しかも、ヴァン・ダムの“出演”作である「リベンジ・ガン」が10月22日に、「マキシマム・ソルジャー」が11月5日にリリースされるということで、ファンとしてはこちらも発売日に買わなければいけないところ。ただ、信用できる方の話によると、ピーター・ハイアムズ監督作の「マキシマム・ソルジャー」はまだしも、「リベンジ・ガン」は結構微妙な出来らしくて…(しんみり)。いや、もちろん当日購入がマストではあるものの、1年後ぐらいには半値で売られてそうなことを考えると胸が苦しくなったりもして、観る前から若干のダウナー気分だったりするというね。


「マキシマム・ソルジャー」の日本版予告はこんな感じ↓




「リベンジ・ガン」の英語版予告編です↓ 原題は「Swelter」なのね。




というか、「リベンジ・ガン」はともかく、「マキシマム・ソルジャー」は劇場で観たかった。「2014年に絶対観たい新作映画10本」の1つにチョイスするほど楽しみにしていたのに… (ノω・、) グスン とは言え、レンタル屋でDVDの回転率が良ければ、また評価が上がって、他の出演作が劇場公開される可能性が高まる気がするのでね、11月1日公開の「エクスペンダブルズ3」にかまけず、ヴァン・ダムのこともしっかり応援していこうと思います! (`・ω・´) キリッ


久しぶりのヴァン・ダム監督&主演作「The Eagle Path」はぜひ劇場公開を!ヽ(`Д´)ノ




おしまい。





2014年09月16日

先々週と先週の備忘録(2014/9/2~9/15)

テーマ:備忘録(2014)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、一週飛ばした分、先々週と先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


とってもハードに働きました… ('A`) ゲンナリ
ノートPC、購入!m9`Д´) ビシッ
人生初の家族旅行に行きました (´∀`) タイヘンデシタ
そして、やっと仕事が一段落!ヽ(TДT)ノ ウォォォォ!
日曜日は家族3人で上野動物園に!ヘ(゚∀゚*)ノ パワワップ!
鎧武」、もうすぐ終わっちゃうのが寂しい… (´・ω・`) ションボリ



いや、先々週&先週は凄まじく忙しくて、結局、ノートPCを買って旅先でも仕事をしたんですが、それはまた別のお話。特に先週はブログの更新がまったくできない状況に陥ってしまって、いろいろとストレスが溜まったんですけど、金曜日にやっと一段落しましてね… (ノД`) ナガカッタ まぁ、月曜日は休日出勤したものの、夜は家族で外食をして、そのまま帰宅したりして。来週からまた忙しくなるんですが、とりあえず今週はダラッと過ごそうと思っております。


なんとなく力石徹の画像を貼っておきますね(「あしたのジョー」より)。
おわった…なにもかも


というか、最近は家族で過ごすことがありがたくて。土曜日は奧さんが出掛けるので、マナ子(仮名/3歳)を預かって仲良く過ごしたり、日曜日は家族3人で上野動物園に行ったりしたんですけど、娘を抱っこして移動するだけでも本当に幸せ。基本的に「コマンドー抱き」をしているんですが、上腕が鍛えられる感じがスゲー好きだし、彼女が僕の首に腕を回して体重をかけて周囲を見回したりするおかげで、首にも負荷がかかるのがありがたい。仕事はいろいろと問題あるけど、人生で今が幸せのピークなのかもしれませんな…(しみじみ)。


なんとなく上野動物園のパンダ画像を貼っておきますね。
上野動物園のパンダ


実は今週、マナ子が耳の手術をするために入院することになってまして。今週末は、またなるべく奧さん&娘と一緒に過ごそうと思っております。まぁ、21日(日)のライムスターのライブは夜だから行く気マンマンであり、現在、そのためにベスト盤を聴きまくっているんですけどね ( ̄ー ̄) ニヤッ 以上、先々週&先週はこんな感じでした。ではでは~。






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