映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いていますので要注意です。あと、映画の見方が少し偏っているので、点数もそんなに気にしないでくださいね。ツイッターのアカウントは@kamiyamaz (カミヤマΔ)なので、適当にチェックしていただければ幸いです。
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2016年08月25日

「『タマフル24時間ラジオ2016』に出演しましたYO!ヽ(TДT)ノ」という駄話

テーマ:ラジオ
※今回の記事で扱っている「タマフル24時間ラジオ2016」に関しては、プレミアム会員になれば9月半ばぐらいまでニコ生で観られるので、懐に余裕がある方は要チェック!



ジャック・ハンマーが兄だと知った範馬刃牙の画像を貼っておきますね。
そんな気がしていた


僕が「タマフル24時間ラジオ2016」に出演することになった経緯に関しては、こちらの記事を読んでいただくとして。7月下旬の「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」の時、プロ空頭さんと「24時間ラジオ」の話になって、「僕なんかとても出られませんよぉ〜 (´∀`)」なんて言っていたのは本心なんですけれども。今振り返ると「そんな気がしていた」というか、予兆(サイン)があったのではないかーー? 例えば、このパニッシャー印のアンダーアーマーですよ↓


確か5千円ぐらいだった気がするんですが… (`Δ´;) ヌゥ
パニッシャーのアンダーアーマー


僕は自分の胸毛にコンプレックスがありまして。赤きサイクロン級にボーボーならまだしも、チョロチョロ程度で実にみっともないビジュアルなんですよ (´・ω・`) ただ、自分で処理するのもそれはそれで恥ずかしい…。ということで、娘とプールなどに行く時、普通に裸になるのではなく、アンダーアーマーをラッシュガード代わりに着るのはどうかと思いついてね。今年の6月ごろに買ったんですが、しかし。実際に着てみれば、でかいドクロマークはバカっぽいし、体にジャストフィットしてムチムチしちゃうのも恥ずかしい(普段はあまり体の線が出ない服を着るようにしてる)。「どうしてこんなの買っちゃったんだろうナー (・ε・)」なんて後悔してたけど、これは20日のためだったのだッ!m9`Д´) ビシッ しかも、7月半ばごろより急に夏バテになって食欲がなくなって。ご飯が全然食べられなくなってしまって、8月8日に挑戦したMAZO飯も何とか食べきったレベルだったりしたのです。そのせいで、この1ヵ月で体重が4キロ減少してお腹周りがずいぶんスッキリしたんですが、これも20日のためだったのだッ!m9`Д´) ビシッ


なんとなくエイス・オブ・ベイスの「The Sign」を貼っておきますね↓




な〜んて話はどうでも良いとして。前日の19日(徹夜明け)、納期が遅れて半泣きで取引先に謝罪するハメにはなったけど、やっと大がかりな仕事が片付いて。そのまま眠い目をこすりつつ「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を観て激怒してから帰宅。感想を書きながら「24時間ラジオ」を観ようと思いきや、ところどころ寝落ちしてしまって… (´・ω・`) 1時からのコンバットRECさん&吉田豪さんとの愉快なトークとか、2時からの光岡三ツ子さん&PUNPEEさんによる夢のアメコミ対談とかは丸々見逃しちゃったのに、「映画ホタルノヒカリ」合同鑑賞会は結構観ちゃった…というのは、いろいろな意味で残念でしたな。


「映画ホタルノヒカリ」の超どうでも良い場面を貼っておきますね。
なぁんだ、覚醒剤かぁ


5時半ごろから準備して、家を出たのは6時過ぎ。丸ノ内線から千代田線に乗り換えて、赤坂駅に着いたのはちょうど7時ごろであり、TBSの通用口から入って9階に上がると、「宇多丸・春日太一の早朝映画談義」の真っ最中だったんですが、たわわちゃんDJフクタケさんがいたからスゲーうれしくて。僕的には知ってる人がいてくれて、かなりホッとしましたよ。あと、新潮社の宇多丸師匠の連載担当の方に名刺をいただいたりもしてね。何はともあれ、同コーナーは、宇多丸師匠はもちろんのこと、春日さんのトークがハンパではなくて。最初は「春日さんの後に話すのはプレッシャーだな… (`Δ´;) ヌゥ」なんて思ったけど、あそこまでスゴイと逆に「もうどうにでもな〜れ♪ヘ(゚∀゚*)ノ」って開き直ってきたから不思議な話。


まだ早い時間なので、正面玄関は閉まっておりました。
TBS


で、8時を少し過ぎた後、「三角絞め presents 映画パンフ品評会(a.k.a.映画はアレだった割に出来が良かったパンフTOP5)」がスタートしたワケですが…。正直、僕は頭の回転が早くない→当意即妙の対応ができないので、仕事でも何でも話す機会が決まっている時は、かなり準備をするタイプでして。今回、1冊1冊のパンフに関しては、話すことをしっかりシミュレーションしてきたものの、最初のパンフに入る前の会話はまったく想定していなくて、すっかりしどろもどろだったというね… ('A`) シニタイ 特に「ライオンハート」のくだりとか「説明がへたくそすぎだろ!( ゚д゚)、ペッ」と罵られても仕方ないクオリティであり、その前の色紙を書く時だってパニクった挙げ句、漢字がわからなくなって「三角め」なんて書いてしまったのでした… ('A`) シニタイ


初の番組出演! マスクの下はかなり目が泳ぎまくっていたのです。
番組出演

もうね、バランスが悪いどころか、漢字すらマトモに書けない愚かなアタシ ('A`) シニタイ
三角紋め!?


他にもダメだなーと思ったのが、ラストの「ザ・シューター オレの極大射程」のポーズを頼まれたくだり。そういう企画が予定されているのはわかってたのに、何の準備もしていないなんて… ('A`) シニタイ って、それはウソだ(マッチポンプ的な文章)。本当は、本当は、ヴァン・ダムの有名なこのポーズをやろうと心に決めていたんですけど、とても恥ずかしくて恥ずかしくてできなかったのです… ('A`) シニタイ せめて、警察時代に習った射撃の構えぐらいすれば良かったですよ。出番が終わった後は虚脱状態になりましてね。精神と肉体の疲労が凄まじいというか。やっと動けるようになってからフクタケさんにのどごし生を奢ってもらったんですが、スゲー体に沁みましたよ…(しみじみ)。この日は夕方から妻子とお祭りに行く予定だったので、「放送作家・寺坂直毅の「脳内デパート構想2016」」が終わったところで帰らせていただきました。


このポーズ、鏡の前で練習したことあるけど、結構恥ずかしいのです…。
お得意のポーズ


リクエストできる曲の中に大好きな「ちょうどいい Piano session with SWING-O」があったのはうれしかったです。




なんかね、出演して思いました。「向いていない」と。出演することが決まってから仕事が全然手につかなくて大変だったし、終わってみれば翌日も午後15時ぐらいまで体が動かなかったほど疲弊してしまったし。宇多丸師匠のトーク力が高いからそれほどボロは出なかったものの、結局、他の出演者の方々と違って、「オラは人間だから… (ノД`)」という気持ち。ハッキリ言って、もう懲り懲りであり、今回の思い出を胸に生きて行ければ良いと思っていたんです。


タマフル出演後の疲弊した僕のイメージを貼ってきますね(「HUNTER X HUNTER」より)。
ひからびた腕


ただ、日曜日の小林大吾さんのイベント「オントローロ 07」に足を運んだら、非常に癒やされて回復しまして (´∀`) ホッコリ しかも、プロデューサーとしていらっしゃった放送作家のギル川耕さんが「好評でしたよ ( ̄ー ̄) ニヤッ」みたいなことをおっしゃるから、自分の痛さに目をつむりながらタイムシフト予約をチェックしてみれば、もちろん僕のことが嫌いな方もいらっしゃるようですが(汗)、温かいコメントが多くてね…。ツイッターをチェックしてみれば、優しい感想リプやDMをくれる方もいて、感謝しかないというか。こんなキモい40男を温かく見守っていただき、本当にありがとうございました!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!


放送中は画面を見る余裕ゼロだったので、後から見てグッときましたよ…。
888888


そんなワケで、出て良かったです (´∀`) ウフフ 機会を与えてくれた宇多丸師匠を初めとする番組スタッフの方々&ボールペン返してさんにはあらためて感謝だし、もし8月31日開催の「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」に新規で参加する人で僕のコーナーで応援してくれた方がいたら、お酒の一杯ぐらいは奢らせていただけるとうれしいです。今後、僕が再度タマフルに出られるかどうかはわかりませんが、要望が来た時は応えられるように、胸の奥で火種をまた静かに燃やし続けようと思います。おしまい。








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2016年08月23日

3週分の備忘録(2016/8/2~8/22)

テーマ:備忘録(2016)
さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日なんですが、今回は3週分の出来事や思ったことを適当に書いておきますね↓

2〜8日の間に映画を8本観ました
10日、マナ子と2人で夕食を食べました
14日、初めてコミケに行きました
16日、「タマフル24時間ラジオ2016」への出演が決まりました
19日、仕事が大変でした… ('A`)
20日、「タマフル24時間ラジオ2016」に出演しました
21日、小林大吾さんに癒やされました… (ノω・、)

まず、2〜8日の週は、忙しいにもかかわらず、映画を8本も観ちゃって3回目の「シン・ゴジラ」含む)。このころにちゃんと仕事をしていれば、後で苦しむことはなかった…というのは後のMA-TSU-RI!m9`Д´) ビシッ 今年4月、劇場と一体化する試練「バルト9」を実施してから「映画を観る本数を絞るなんてバカバカしい ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」「俺は好きな時、好きに観る!ヽ(`Д´)ノ」なんて思って、「新作映画を観るのは年間120本」という掟を止めてしまったんですけれども。好き勝手に観てみたら、結局、感想は全然アップできないし、仕事にも支障が出るし…。当分、観る本数を減らそうと思いましたよ。あと、この週は、5日に「か和もっち」に飲みに行ったら、「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」でよくお会いするナカムラさんがいて、いろいろとお話できたのが楽しかった…ということも書き残しておきましょう(偉そうに)。


「シン・ゴジラ」を除けば、「裸足の季節」スゲー良かったです。
大きい立て看板


9〜15日の週は、ずーーーーーーーっと仕事。10日は奥さんが会社の飲み会だったので、夕方からマナ子を預かりまして。2人で近所のファミレスに行って、適当に食事をして一緒にパフェを食べたりした次第。で、日曜日も休日出勤だったんですが、出勤中にタマフルの放課後駄話CLOUDを聞いていたら、僕に「タマフル24時間ラジオ2016」のオファーが来るっぽかったので、宇多丸師匠への手土産として、「島本和彦先生の『シン・ゴジラ』本」を献上しようと思い立ちまして。急遽コミケに行ったものの、即完状態だったというね…。ただ、すぐに帰ったけど、初めてのコミケはスゲー楽しかっというか。仕事や家庭を考えると、また行く可能性は低いと思いますが、大勢の人が訪れるのもわかるなぁと。昔、中学時代の友だちが参加した時、一緒に行けば良かったなぁ。ちなみに「島本和彦先生の『シン・ゴジラ』本」に関しては、ちくしょう、ヤフオクで転売屋から大枚をはたいて購入いたしました… (´Д`;) スミマセン


コミケでは、島本先生の「ラブライブ」本の他、大好きな「まりかセヴン」の設定資料集などを購入。
コミケで買ったもの


放送作家の古川耕さんから正式なオファーが来たのは16日だったんですが、14日の時点から仕事がまったく手につかなくなってしまって。その結果、仕事の納期が遅れてしまって、19日は取引先で「シン・ゴジラ」の内閣総理大臣臨時代理並みに頭を下げたというね… ('A`) そして、20日は「タマフル24時間ラジオ2016」に出演したんですけど、それはまた別のお話。21日はその余波で非常に具合が悪かったんですが、しかし。は、何とか予約できた小林大吾さんのイベント「オントローロ 07」に頑張って足を運んだら、これが最高のひと言でして。少し不思議な独特の世界観に浸ることで、疲弊した精神力が一気に回復いたしました。「世の中にゃ天才ってやつがいるもんだな… (`Δ´;) ヌゥ」とあらためて思ったり。秋にまた開催するみたいなので、非常に楽しみでございます。この詩人に興味がある人は、ブログアルバムを要チェックだッ!m9`Д´) ビシッ

会場は「Flying Books」。40名ぐらいで満員になるのです。
フライングブックス

7回目の「オントローロ」、期待以上の素晴らしさでした!
オントローロ


僕の気持ちを代弁する加藤清澄を貼っておきますね。
いるもんだな、世の中にゃ天才ってやつがよォ......


小林大吾さんの「ダイヤモンド鉱/hot water pressure washer タケウチカズタケremix」を貼っておきますね↓



今週は仕事がそこそこヒマな上に日曜から妻子が帰省するので、上手くスケジュールを組んで映画を観まくる予定であり、金曜日は映画駄話会に参加するつもり。あと、溜まっている映画の感想を書かないとなぁ (・ε・) 以上、3週分の備忘録でした。ではでは〜。









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2016年08月22日

サウスポー(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
サウスポー

サウスポー

原題:Southpaw
2015/アメリカ 上映時間124分
監督・製作:アントワン・フークア
製作:トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティーブ・ティッシュ、ピーター・リッチ、アラン・リッチ、ジェリー・イエ
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、ジリアン・チャオ、ゲイリー・チェン、ジョナサン・ギャリンソン、カート・サッター、デビッド・ブルームフィールド、デビッド・レーンズ、ディラン・セラーズ、エズラ・スワードロウ、ポール・ローゼンバーグ、スチュアート・パー、デビッド・シフ
脚本:カート・サッター
撮影:マウロ・フィオーレ
美術:デレク・R・ヒル
衣装:デビッド・ロビンソン
編集:ジョン・ルフーア
音楽:ジェームズ・ホーナー
音楽監修:ジョン・フーリアン
主題歌:エミネム
出演:ジェイク・ギレンホール、レイチェル・マクアダムス、フォレスト・ウィテカー、オオーナ・ローレンス、カーティス・“50セント”・ジャクソン、ナオミ・ハリス、スカイラン・ブルックス、ボー・ナップ、ビクター・オルティス、リタ・オラ、ミゲル・ゴメス
パンフレット:★★★(720円/「百円の恋」の武正晴監督によるコラムが超タメになった!)
(あらすじ)
怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルでボクシング世界チャンピオンにまで上り詰めたビリー・ホープ(ジェイク・ギレンホール)。しかし、自身が起こした乱闘騒ぎの結果、妻を死なせてしまい、さらにはボクサーライセンスまで剥奪されてしまう。失意のどん底にあったビリーだったが、育ての親であるトレーナー,ディック(フォレスト・ウィテカー)の元を訪れ、過去の自分と向き合いながら、再びリングへ上がる道を模索していく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※今回の感想は、雑な下ネタが書かれているので、そういう文章が苦手な人は読んじゃダメ!
※本作の「エミネムがモデル」云々の小ネタなどに関しては、こちらの記事を読むと良いと思います。


ちくしょう、超今さらながら6月公開作の感想を垂れ流しますよ。劇場で流れる予告編が100点のクオリティだったので前売り券を購入。ただ、仕事が忙しくて、公開から1ヵ月近く経った7月2日にやっと観たんですが…。「スゲー泣いたけど… (´・ω・`) ウーン」という感想でしたよ。


「葛城事件」の翌日、1日1回上映をしていた池袋シネマ・ロサで鑑賞しました。
シネマロサ


なんて言うんですかね、予告編は泣きながら観るほどストライクだったし、「愛を取り戻せ」というクリスタルキング風のフレーズから始まって、「倒すのは、昨日の自分だった」「彼が左の拳を握る瞬間ーーその運命が変わる」「変われないことなんて、何もない」などのキャッチコピーも超良い感じ。で、実際、話は驚くほど予告編のままだったから、文句なんて1ミリもないハズだったのですが…。一応、予告編の画像であらすじを紹介すると、こんな感じでございます↓


“怒り”をパワーに変えて戦う右利きブルファイターのビリーはライトヘビー級のチャンピオンだったんですけれども。
ブルファイター、ビリー

絶賛売り出し中のボクサー・ミゲルの挑発に乗って乱闘になりまして。
挑発してくるミゲル

アホが銃を撃ってしまって、愛妻が死んでしまうのです… (ノω・、) ヒドイ
愛する妻が死亡!

奥さんは一緒の施設で育った幼なじみでもあっただけに、その喪失感は大きくて、自殺を考えるエブリデイ。
自殺したいエブリデイ

さらに復帰戦で反則しちゃったせいで、財産もボッシュートですよ。
財産ボッシュート

結局、自殺未遂事件を起こしてしまい、娘は施設に預けられることになったりして。
子どもは施設で保護します

とうとう娘からこんな風に罵られてしまうんですが、しかし!
パパが死ねば良かったのに!

どん底状態のビリーが訪れたのは“自分を唯一苦しめたボクサー”を育てた男・ディックのジム。
俺のジムに何のようだ?

生まれ変わる決意とともに、ハードトレーニングを開始するのです。
俺は生まれ変わる

怒りを制御することを覚えてディフェンスを磨く…という、100回ぐらい観たパターン (´∀`) デモスキ
ディフェンスを磨け!

そして練習の成果(サウスポーへのスイッチ)をちゃんと発揮して、ミゲルに判定で勝利!
ミゲルに勝利!

最後は娘と抱き合うのでした… (iДi) イイハナシダナー
娘と抱き合うビリー


いや、良いところまみれの映画ではあるんです。ジェイク・ギレンホールの肉体は素晴らしいし、ボクシングシーンも迫力があるし、奥さん役のレイチェル・マクアダムスも素敵だし、娘役のオオーナ・ローレンスも超可愛いし、フォレスト・ウィテカー演じるトレーナー・ディックの丹下段平振りも最高だし(「俺のジムに何の用だ?」は生涯に一度は言ってみたい台詞)、音楽だって良かったし…。「負け犬たちのワンスアゲインストーリー」「奥さんが死んじゃう」「娘に罵られる&連打で殴られる」「特訓描写」と僕好みの要素が牛丼特盛りに牛皿1キロ追加状態だし、「ラストのサウスポーへのスイッチ戦法は“生まれ変わった自分”を意味している」とか「序盤に奥さんと抱き合う→ラストは娘と抱き合う」といった部分も感心したし、何よりもラスト、抱き合う2人から離れていくカメラが、天国に旅立つ奥さんの視点のようでね… (ノДT) ウェェェェェ もうね、上映中はずっと泣きながら観てたんですよ、マジで。


上映中の僕はこのモハメド・アライJr.のようでしたよ。
ブルブルと泣くアライJr.


ただ、全体的にアッサリ塩味というか。例えばビリーを見捨てた仲間たちや、ディックが目を掛けていた“殺される少年”ホッピーとか、ビリーの奥さんが死んじゃう原因を作ったミゲルとか、もう少しドラマを掘り下げても良かったのではないか。特に少年が死ぬくだりは話のテンポが意外と速いのもあって、取って付けた感じしかしなかったんですよね…。ミゲルが何の反省もなくクズ野郎のまま終わったのも好みではないかなぁ。ボクシングの試合の場面は迫力あったけどさ、シーン自体が結構短いのは残念だったし、ラストが判定にもつれ込むのは、ごめんなさい、盛りすぎな気がしました。

この映画って、麻雀漫画で例えるのなら、「この手…あと一手で化ける!(`Δ´;)」なんて言ってたくせにそのまま上がっちゃったような物足りなさ(それはそれで良いのだけれども)。自慰行為で例えるのなら、久しぶりに“良質のオカズ”を入手したことにより、座ったまま発射したら「あまりの量×速さ=破壊力」のせいでアゴを撃ち抜いてしまって数カ月は流動食のお世話になる可能性すら考慮していたところ! 行為の途中、玄関の方で母親が帰ってくる音がしてテンションが急下降した状態でそれとなく出ちゃった感じ…って、こんな残念な文章のせいで一気に読者を失った気がしてなりません (´・ω・`) スミマセン


本作はこの「あと一手」のまま上がっちゃった印象なのです(「天-天和通りの快男児」より)。
あと一手で化ける


見終わった後、なんか釈然としなくて、今まで「こってり」しか食べなかった「天下一品」にて、あえて「あっさり」を頼むことで、その想いを表現してみた…というのは心底どうでも良い話。まぁ、僕的には予告編を観た時点で「クリード」超えを期待した分、ガッカリしましたけど、基本的には大好きな作品でしたヨ (´∀`) ウフフ この手のボクシング映画が好きな人なら満足できるんじゃないかしらん。この後、新宿バルト9に足を運んで「エンド・オブ・キングダム」を観たり、宇多丸師匠とお会いしたりしたんですが、それはまた別のお話。




大好きすぎるアントワン・フークア監督作。僕の感想はこんな感じ



良さげなサントラでございます。



一時、この映画のリメイクって聞いてたんだけど、その要素はあまりなかった記憶。



昔、週刊少年ジャンプで連載されてましたな。懐かしくて貼ってみました。








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2016年08月17日

「『タマフル24時間ラジオ2016』に出演しますYO!ヽ(`Д´)ノ」というご報告

テーマ:お知らせ
ううむ、仕事が最凶にバタバタしていて、映画を観に行けないどころか、まったくブログを更新できない状況なんですが…。当ブログの読者の方々にぜひお伝えしたいことがあるので、急遽アップいたしました。2016年8月20日(土)の午前0時からスタートする「タマフル24時間ラジオ2016」への出演が決まりましたYO!ヽ(`Д´)ノ


なんとなくスタン・ブッシュの「Fight to Survive」を貼っておきますね↓




そりゃあね、「いつかタマフルに出たいなぁ」なんて、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。ただ、生放送ゆえの“しくじれない恐怖”、そして何よりも今まで番組に出演してきた方々と比べると、僕なんぞ大して面白い人間ではないワケで… (´・ω・`) この「24時間ラジオ」に関しては、24時間もあって責任が分散されている分、まだハードルは低いものの(失礼かつ志が低い文章)、そもそも出演できるような愉快な企画がまったく思いつかなくて。まぁ、仕事や家庭も忙しいし、一応、ニコ生のプレミアム会員なのでね(苦笑)、タイムシフト予約は忘れないようにしようぐらいに思っていたら! 8月6日の放課後駄話CLOUDで「ボールペンかえして」さんが投稿した企画について話す際(14分29秒あたり)、宇多丸師匠が僕の名(ラジオネーム・三角絞め)を挙げてくれたからビックリですよ。で、早速、モロに便乗したメールを送ってみたら採用→出演となった次第。もう「ボールペンかえして」さんには足を向けて寝られませんな… (ノω・、) アリガタイ


タマフルを聴く僕はずっとこのウォーケンのような気持ちだったのです…(「餓狼伝」より)。
我々凡人はただ敬服するのみで......

「ボールペンかえして」さんへの気持ちを表した範馬刃牙の画像を貼っておきますね(「バキ」より)。
あなたのお陰です


出演する時間は朝8時、企画は「映画はアレだった割に出来が良かったパンフ特集」でございます。その前におこなわれる企画が「24時間ラジオ」の中でも間違いなく上位に入る面白さであろう「宇多丸師匠と春日太一さんによるガチ映画トーク」ということで、当ブログのメイン読者と思われる“映画が好きな方”は、実に観やすいタイミングではないかしらん ( ̄ー ̄) ニヤッ 今週、抱えている案件を何とか早く終わらせて、前日の8月19日から配信されるジャン=クロード・ヴァン・ダムの主演ドラマ『ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン(仮題)』を観て士気を高めまくってから、ニコ生放送に臨みたいと思っております。ということで、こんなことを書くのも申し訳ないのですが(汗)、できればこのブログをよく読む方は、「ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン(仮題)」を観ていただけるとうれしいです…って、記事の主旨が変わってる!? Σ(゚д゚;) イツノマニ!?


「ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン(仮題)」の予告編を貼っておきますね↓




昨年の「ガチ映画トーク」の動画を貼っておきますね↓




おしまい!(o^-')b ドッチモミテネ!








2016年08月12日

シン・ゴジラ(MX4D版、IMAX版、極上爆音上映版)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
※この映画に関しては、ネタバレを知らないで観た方が絶対面白いので、未見の方は読まない方が良いです。
※ムービーウォッチメンのリンクなどを追記しました(8/25)



<このブログを読む前に>

( ´∀`)
もうウワサは聞きましたか
そして その目で確かめましたか
ドッキリするほど つぶらな瞳
ビックリするほど 何度も会議
話題独占 人気独占
10年代の 怪獣ムービー
シンシンシン シン・ゴジラが通る
「誰?」って顔して 這いずりながら
シンシンシン シン・ゴジラが通る
激しく放射能 ふりまきながらーー

「はいからさんがとおる」のメロディにのせて


まだ5月公開作の感想すらアップできていないんですが(汗)、愛聴するラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、雑な感想をアップしておきたいんですけれども。それほどゴジラ強者ではないし(「僕とゴジラの距離感」については、こちらの記事をどうぞ)、冒頭で残念な替え歌を書くようなブログな上に、恐ろしく読みにくい仕上がりなのでね(苦笑)、ちゃんとした文章が読みたい方は下記に貼ったブログなどを読むと良いザンス↓

さめぱさんの<『シン・ゴジラ』ネタバレ感想 まさかの超高濃度庵野秀明>
小覇王さんの<異形から生まれたさらなる異形 シン・ゴジラ>
光光太郎さんの<映画感想:シン・ゴジラ ~日本を信じる日本映画~>
瞬きて、視覚さんの<『シン・ゴジラ』レビュー ~『シン・ゴジラ』を劇場で観るべき、たった1つの理由~>
YU@Kさんの<深・考察、『シン・ゴジラ』 ~ゴジラはなぜ“ゴジラ”を逸したのか>
小ネタ関連①<「シン・ゴジラ」はあの大災害がエンタメにかけた「呪い」の憑物落としである>
小ネタ関連②<シン・ゴジラを二回目(以上)観る方へ>
建築物関連<シン・ゴジラと常盤橋プロジェクト>
政府描写関連<「シン・ゴジラ」での政府の意思決定プロセスについて書いてみた>

その他、いろいろと読みたい方は、こちらのリンク集が便利でございます↓

<「シン・ゴジラ」公開から十日間の感想を可能な限り掲載、現時点でのインタビュー記事も総括>










シン・ゴジラ(MX4D版、IMAX版、極上爆音上映版)

シン・ゴジラ

2016/日本 上映時間119分
総監督・脚本・編集:庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣
准監督・特技統括:尾上克郎
製作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏、澁澤匡哉、和田倉和利
プロダクション統括:佐藤毅
ラインプロデューサー:森徹、森賢正
撮影:山田康介
照明:川邉隆之
美術:林田裕至、佐久嶋依里
美術デザイン:稲付正人
装飾:坂本朗、高橋俊秋
録音:中村淳
整音:山田陽
音響効果:野口透
編集:佐藤敦紀
音楽:鷺巣詩郎、伊福部昭
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
VFXプロデューサー:大屋哲男
装飾統括:柘植伊佐夫
スタイリスト:前田勇弥
ヘアメイク:須田理恵
ゴジライメージデザイン:前田真宏
ゴジラキャラクターデザイン:竹谷隆之
ゴジラアニメーションスーパーバイザー:佐藤篤司
特殊造形プロデューサー:西村喜廣
カラーグレーダー:齋藤精二
音楽プロデューサー:北原京子
スクリプター:田口良子、河島順子
キャスティングプロデューサー:杉野剛、南明日香
総監督助手:轟木一騎
助監督:足立公良
自衛隊担当:岩谷浩
製作担当:片平大輔
(B班)撮影:鈴木啓造、桜井景一
(B班)照明:小笠原篤志
(B班)美術:三池敏夫
(B班)操演:関山和昭
(B班)スクリプター:増子さおり
(B班)助監督:中山権正
(C班)監督:石田雄介
(C班)助監督:市原直
(D班)撮影・録音・監督:摩砂雪、轟木一騎、庵野秀明
出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子、國村隼、平泉成、松尾諭、渡辺哲、中村育二、矢島健一、津田寛治、塚本晋也、高橋一生、光石研、古田新太、松尾スズキ、鶴見辰吾、ピエール瀧、片桐はいり、小出恵介、斎藤工、前田敦子、浜田晃、手塚とおる、野間口徹、黒田大輔、吉田ウーロン太、橋本じゅん、小林隆、諏訪太朗、藤木孝、嶋田久作、神尾佑、三浦貴大、モロ師岡、犬童一心、原一男、緒方明、KREVA、石垣佑磨、森廉、野村萬斎
パンフレット:★★★(850円/普通にしっかりしている作り。でも、ネタバレ封印とかはいらない派です)
(あらすじ)
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




99点


「すばらしい (゚∀゚*)」と思いましたよ。


僕の心を代弁する天内悠を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。
すばらしい


ごめんなさい、正直、観る前はバカにしてました。最初に特報2を観た時は「おっ!? ∑(゚Д゚)」と思ったものの、次の「台詞が入った予告編」での石原さとみさんの「ガッジーラ ( ̄ー ̄し」発言ですっかり心が冷え切りまして。ただ、庵野秀明総監督と樋口真嗣監督が組んだ「巨神兵東京に現わる」の特撮部分は大好きだったし、新しいゴジラの造型は「まだこんなやり方があったんだな」と感心していたので、「話が面倒くさくなければいいな (`∀´) ケケッ」「また犬とか出てくるのかしら ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」なんて舐めきった態度で公開初日のTOHOシネマズ新宿に行ったら、予想以上の出来に度肝を抜かれまして。即座にこんなツイートをした挙げ句、翌週月曜日にはIMAX版を鑑賞。さらに今週月曜は、スタ・エレさんが元ネタと言っていた「八岐大蛇の逆襲」と「日本の一番長い日」、「激動の昭和史 沖縄決戦」の3本を観てから、立川シネマシティ極上爆音上映を観たほどハマッてしまったのです。


最初はTOHOシネマズ新宿でMX4D(満席)。ただ、座席があまり動かないので、それほどオススメではないかな。
TOHOシネマズ新宿のMX4D

2回目は同劇場でIMAX版(満席)。スゲー迫力がありました。
TOHOシネマズ新宿のIMAX

「日本のいちばん長い日」「沖縄決戦」はamazonビデオにあったものの、「八岐之大蛇の逆襲」はDVDを買いましたよ… (ノω・、) オカネガ...
DVDを買いました

立川シネマシティの極上爆音上映(9割の入り)、体にズシンと来る感じが良かったです〜。
立川の極上爆音上映

なんとなく「巨神兵東京に現わる」の犬のシーンを貼っておきますね。これはこれで味わい深いのですがー。
犬が出てくるシーン


雑にあらすじを書いておくと、“孤高の老科学者”牧博士が東京湾で姿を消してから、突如、同じ場所から謎の巨大生物が出現し、徐々に姿を変えながら東京に上陸。街を破壊しながら這いずり回りまして。日本政府のお偉方が右往左往しながら何とか対処しようとしていたところ、体を冷やすために海へ帰っちゃったから一安心。内閣官房副長官の矢口蘭堂を中心に「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置されると、アメリカから大統領特使のカヨコ・アン・パタースンが来ていろいろと教えてくれたので、あーだこーだあって巨大生物は「ゴジラ」と名付けられるんですね。


ゴジラが這いずり回っただけで、大田区&品川区あたりはこんな感じに…。
廃墟となった蒲田あたり


数日経つと、それとなく日常が戻って来て。国会前で「ゴジラを守れ」「殺せ」なんてデモ隊が対立したりする中、巨災対が「ゴジラに血液凝固剤を投与すれば凍結できるかもしれない」という矢口プランを考案してたら、鎌倉からゴジラが再上陸。また都心に向かって来たので、多摩川沿いに配置された自衛隊がタバ作戦を実行するも、まったく歯が立たないどころか、ロクに相手にもされないムードでしてね (´・ω・`) ションボリ そこで今度は米軍が地中貫通爆弾で攻撃すると、やっと出血したんですが、しかし。怒ったゴジラが放射能&火炎を撒き散らして、ヘリで脱出しようとしていたお偉方が全滅するとともに、東京は火の海と化したのでした… ('A`)


プレデターっぽく下顎を開いて、歴代ゴジラの中でも最悪レベルの放射能を吐いてました。
放射能を吐くゴジラ


ゴジラは放射能を吐きすぎて疲れたのか、東京駅で眠りにつきまして。矢口蘭堂with巨災対のメンバーは何とか無事だったので、立川駐屯地でリスタートですよ。国連がゴジラを核攻撃する気マンマンなムードが漂いながらも、牧博士の残した謎が解明できた→「よく効く血液凝固剤」の開発が可能になったので、みんなが一致団結して時間稼ぎをして、核攻撃前に「ゴジラに凝固剤をゴクゴク飲ませる大作戦=ヤシオリ作戦を実行!(作戦名の由来は、八岐大蛇に飲ませたお酒であって、小麦粉を練って作ったパスタ生地の間に、挽き肉やみじん切りにした野菜チーズなどの食材を挟み、四角形に切り分けたパスタのことじゃないので気をつけて!(o^-')b チュウイ!) 「無人新幹線爆弾攻撃」でゴジラを目覚めさせると、無人機を使って放射能をバンバン吐かせてエネルギー切れにさせてから、「高層ビルを倒してゴジラにぶつける攻撃」やら「無人在来線爆弾攻撃」やらでゴジラを倒して、ポンプ車で凝固剤を経口投与すると、ゴジラは咆吼とともに凍結!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタネ! 「活動を開始したら、核攻撃のカウントダウンが始まる」というハードな条件のもと、頑張って復興するぜ的な台詞を矢口蘭堂がつぶやいて終わる…と思いきや。「禍々しい人間みたいなのが何人も生まれそうな形で固まっているゴジラのシッポ」が映って、エンドクレジットが流れてましたよ。


「ヤシオリ」という言葉から「キックボクサー」のこの場面を連想した…というどうでも良いGIF。
ヤシの木を蹴るヴァン・ダム


乱暴に書くとヤシマ作戦をゴジラ相手にやってみた実写映画(これっぽい曲も添えて…)」って感じなんですが、もうね、スゲー感心しました。褒めたいところはいろいろあって、1つ目は「リアルなシミュレーション」に“見えた”こと。庵野監督はかなり綿密に取材した上で、フィクション要素も加えているそうですが、「ゴジラが実際に上陸したら、こんな風に政府は対応するんだろうな (・ω・;) ウーン」と。会議シーンばかりの序盤も“現実にありそうな展開”に感じられて、非常に面白かったです。なんて言うんですかね、ジャンルは全然違うんですけど、ドキュメンタリー映画「選挙」を観た時のおかしさに近いというか(「実際の現場は間が抜けてる」繋がりで。「選挙」の方がブラックですが)。


会議シーン、多かったですな。
会議だらけ


登場人物がやたらと早口なのは「現実の官僚たちがそうだから」とのことなんですが、すべて把握できなくても(僕も1回目は「飛翔体」とか聞き取れてなかった)、その台詞のグルーヴが生み出す“ただならぬ空気”もまた楽しくて。実際、作り手的にはそういう効果を狙ったと思うんですけど、どうなんでしょうか(字幕を含めての情報量の多さは、大林宣彦監督の「この空の花 長岡花火物語」などを連想しました)。自衛隊や米軍の対応や攻撃に関しても、そりゃあ実際のところはわかりませんが、「リアル」に感じましたね〜。特に自衛隊は、ゴジラにまったく歯が立たなかったけどなかなか渋くて、本作を機に自衛隊に入隊する人もいるんじゃないかしらん。


頑張ってた自衛隊のみなさん。「攻撃だけが華じゃない」の台詞も良かったね。
自衛隊のみなさん


まぁ、クライマックスのヤシオリ作戦が始まると、フィクションラインが一気に変わってましたが(線路云々とか、変なところをツッコミ出したらキリがない)、あれは「現実的に考えて、あのゴジラを普通に倒すのは無理 (´∀`;) ダメッポイ」という判断から、「宇宙大戦争」のマーチとともに開き直ったんじゃないかと思っております。それと、主要人物に一般人を入れたりせず(「クローバーフィールド」の真逆なイメージ)、葛藤云々のドラマにあまり時間を割かない姿勢も良かったというか、「対ゴジラ」への最短距離を目指す作劇が清々しくて、「これを見たかったのだッッ!(*゚∀゚)=3 ムッハー」と興奮した次第。


無人在来線爆弾のシーン、ずっとヤラレ役だった電車が復讐する!
無人在来線爆弾!

僕の気持ちを代弁する警視総監の画像を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。
これを見たかったのだッッ


そして、2つ目はマジで怯えさせられたこと。まず、本作はゴジラの造型が素晴らしくて。シッポだけ見せる第一形態から水生生物っぽいギョロ目で上陸してくる第二形態、立ち上がろうとする第三形態、再上陸した時の第四形態と、掟破りに次々と進化していくんですが、この最初に顔が見える第二形態がキモすぎて怖いんですよ(ちょっとCGっぽいのも変に怖い)。で、すっかり「なんだ、“ゴジラの敵になる怪獣”の方かよ… (`Δ´;)」と思ったら、「のちのゴジラである」って感じだからまたビックリなんですけれども。第四形態になると、今度は「マグマを内包した岩石」のような質感になって、自衛隊の攻撃が一切効かないのも納得させられるんですね。さらに、僕は特撮番組などで怪獣が出た時、つい「目だ!m9`Д´) ビシッ」「ミラーマン」ライクに指示しがちなんですけど、なんと「奥まっている&つぶらな瞳」なので、攻撃が当たりそうになくて。すっかり「勝てっこない…!!! (´Д`;) イヤーン」と弱気になったというね。


第二形態はこんなビジュアル。ズリズリ這って、津波のように街を破壊するんですが…。


その顔を見た僕は「よつばと!」の小岩井葉介のような心境に。
誰!?

ちなみに、確かに「八岐大蛇の逆襲」のヤマタノオロチに似てて、戦車の破壊シーンもオマージュっぽい様子。
八岐大蛇の逆襲

そして、第四形態となると、凶悪ヅラになってこれまた強そうでして。
つぶらな瞳のゴジラ

すっかり弱気になったのでした(「グラップラー刃牙」より)。
勝てっこない......!!!


しかも、街が破壊される描写も臨場感があって。今までの怪獣映画では、知ってる場所が壊されても「おおっ、もっとやれ!ヘ(゚∀゚*)ノ ソレソレ!」的な気持ちにしかならなかったんですが…。本作の場合、アクアラインは接待ゴルフに行く時によく通過するからイヤな気分になり、蒲田に上陸したら「あぁん、『シビタス』は大丈夫なの? (´Д`;)」という気持ちになったし、品川にいると聞けば「T・ジョイPRINCE品川」「くら寿司」が心配になりまして。再上陸の鎌倉は思い入れが特盛エリアだから『bills』七里ヶ浜『サンゴ礁』『イワタコーヒー』は無事?(´Д`;)」とハラハラしたし、洋光台付近はモロ実家がある場所なだけに、母親が心配になって鑑賞後に電話をかけたほど(これはウソ)。そこから武蔵小杉までの道のりだって思い出がいっぱい詰まった場所だらけだし、何よりもその後、東京駅を中心に都内が火の海になるワケですが、確実に僕の自宅も炎に包まれているワケで… (ノДT) ヒドイ... もうね、こんなに怖い思いをした怪獣映画は初めてというか、あまりに恐ろしくて涙が出ました。


まさか自分が住んでた街をゴジラが歩くことになるとは…。
横浜を蹂躙するゴジラ

見事な音楽も合わさって最凶に絶望する場面。マンションのローン、払い終わってないのに… (ノДT) アンマリダー
火の海になった東京


3つ目は、見事なホームランが目撃できたこと。宇多丸師匠がよく言う“「ホームランを打て」という無茶なサイン”を出されたにもかかわらず、庵野監督ったらプレッシャーに負けず、見事に打って“その才能”を証明した印象。「エヴァンゲリオン」以上にスゴイものを観たと思いましたよ。編集がテンポ良くて楽しかったし、音楽を含めたさまざまな作品からの引用を“自分のモノ”として違うように見せるあたり、タランティーノを連想しました(というか、才能があるオタクの人が映画を作るとそうなるのか)。そりゃあ、前から天才だとは思ってましたけど、あらためて「天才ダナ、アノ子ハ ( ゚д゚)」と、上から目線なカタカナで感心いたしました。それと樋口真嗣監督、昨年は散々だっただけに「良かったね… (ノ∀T)」と思ったり。


すみません、ちょっとこの画像を貼ってみたかったのです(「範馬刃牙」より)。
天才ダナ、アノ子ハ


その他、役者さんがみんな早口で頑張ってたのが愉快でしたね。不安事項だった石原さとみさんは、仕事でネイティブスピーカーと接している友人曰く「ネイティブには見えない」とのことですが、しかし。僕はあのミサトさんアスカを足して2で割ったような“現実味が感じられないキャラ”を「よくぞやり切った!ヽ(TДT)ノ」と感動したし、英語だって「ケイン・コスギのモノマネをする山本高広さん」っぽくてむしろ大好物でした(微妙に失礼な香りの文章)。大杉漣さん演じる総理大臣もキュートであり、記者会見で先走った後に「どうするんだ、言っちゃったぞ (`Δ´;)」と困る場面とか笑えたし、「自衛隊の武器を国民に向けることはできない!(`Δ´;)」と攻撃を断念するシーンとか、日本らしくてグッときましたよ(正しい判断だと思うけど、「あの時だったら倒せたかも…」という苦さがイイ!)。あと、塚本晋也監督が役者として頑張ってたのもうれしかったし、「レンタネコ」を観てから苦手だった市川実日子さんも凛々しくて素敵でしたな…(しみじみ)。細かいところでは、柄本明さん演じる内閣官房長官の「テレビ、テレビ点けて!」とか國村隼さん演じる統合幕僚長の「仕事ですから」、記者会見で手話を担当する女性がゴジラを説明する時に「ウォンテッド」みたいな手になるあたりに萌えました (〃∇〃) ウフフ


カヨコ・アン・パタースン、スピンオフが観たいくらい好き。「オフッ」とか最高。
カヨコ・アン・パタースン

大杉漣さんも困り顔が可愛かったですね。
総理大臣(大杉漣)

塚本晋也監督、最初は諏訪太郎さんが二役やってるのかと思ったり。
間(塚本晋也)

苦手だった市川実日子さんは、本作の尾頭課長補佐役がクールで超素敵だったので…。
尾頭課長補佐(市川実日子)

すっかり評価が裏返ったのでした(「バキ」より)。
裏返ったァッ!


一応、すでに語り尽くされているところではありますが(汗)、僕なりの勝手な解釈も書いておきますよ。物語的には「ゴジラは牧博士のDNAを取り込んで爆誕した(だから最後のシッポに人間っぽいのが出てきた?)」とか「ゴジラが東京を目指したのは牧博士の残留思念が影響した」とか、そんなことをボンヤリと考えていて。意味合い的には、本作は「1954年版ゴジラを観た人と同じような衝撃を3.11以降の日本人に突き付けた映画」であって、「『ラストのシッポ』は『原発はまだ安心できないかもよ?』という意地悪なお土産(放射能の半減期が短いと喜ばせておいて!)」なんじゃないかと。で、官僚や政治家たちをカッコ良く描いたのは、話を面倒臭くしたくなかっただけというか、単に「対ゴジラのシミュレーションをキッチリ描く」のが最重要だったからだと思っております(デモは嫌いっぽいけど、政治的な主義主張はない気がします、たぶん)。


ゴジラvs自衛隊、最高だったなぁ。
ゴジラvs自衛隊

つーか、いろいろとCGだったのも驚きましたよ。戦車は自衛隊に協力してもらったのかと思ってた…。




とは言え、文句もありまして。「巨災対メンバーをもっと掘り下げてほしかった」とか「カヨコ・アン・パタースン以外の人たちの芝居がかった台詞の言い回しが気になった」とか「『想定外』を同じ人に何度も言わせるギャグはそんなに乗れなかった」とか「デモの描き方に萎えた(あんな状況でやる?)」とか「『次の総理〜』や『次の大統領〜』といった政治絡みの台詞は軒並み恥ずかしかった」とか「外国人の俳優さんが少し安いムード」とかあるんですが…。やっぱり死体があまり出てこなかったのはどうなんですかね。少しだけあったけど、物足りなかったです。ゴジラが東京を火の海にした時は巻き込まれて死ぬ人が観たかったし(つーか、あんな勢いがあったら地下にも火炎が入ってそう)、ヤシオリ作戦で第一陣のポンプ車が焼かれるシーンもアッサリ塩味で驚きましたよ。それと、ごめんなさい、僕は怪獣オンリーよりも「マンやロボが出てくる特撮」の方が好きなだけに、都庁がロボ化して戦わないものか」「在来線が合体して(ry」とドキドキしたりもしたんですが、そうなるとフィクション・ラインがグラグラになるのでね、この不満はそっと胸にしまっておきましょう(なんだこれ)。


「岸和田博士の科学的愛情」に出てくる都庁ロボ'98は、公務員をミサイル代わりに発射してました。酷い!
都庁ロボ'98


ということで、ダラダラとどうでも良いことを書いてきましたが、とにかくスゴいものを観た気分になったし、歴代ゴジラ映画の中で一番好きな作品になりました。ギャレス・エドワーズ版の後は「もう日本でゴジラ映画を作るなんて無理でしょ(苦笑)」なんて舐めてただけに、脱帽しましたよ。劇中で牧博士が残した「私は好きにした、君らも好きにしろ」という言葉は、庵野監督からの他のクリエイターへのメッセージだと思うので、ぜひいろいろな監督が「ゴジラ」にチャレンジしてほしいけど、本作の後に作るのはさらにプレッシャーがかかるだろうなぁ (´∀`;) タイヘンソウ

宇多丸師匠の非常にわかりやすい時評がアップされているので、ぜひ読んで!




1954年のゴジラを貼っておきますね。



本作のサントラ。買いました。



本作の詳細全記録集。興味あるけど、値段が… (`Δ´;) ヌゥ



本文では触れられませんでしたが、本作にいろいろと影響を与えた作品。面白いです。







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