映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いていますので要注意です。あと、映画の見方が少し偏っているので、点数もそんなに気にしないでくださいね。ツイッターのアカウントは@kamiyamaz (カミヤマΔ)なので、適当にチェックしていただければ幸いです。
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2016年05月28日

ディストラクション・ベイビーズ(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
ディストラクション・ベイビーズ

ディストラクション・ベイビーズ

2016/日本 上映時間108分
監督・脚本:真利子哲也
脚本:喜安浩平
製作:椎木隆太、森口和則、太田和宏、大和田廣樹、王毓雅、阿南雅浩
企画プロデュース:朱永菁
プロデューサー:西ヶ谷寿一、西宮由貴、小田切乾、石塚慶生
ラインプロデューサー:金森保
撮影:佐々木靖之
録音:高田伸也
美術:岩本浩典
衣装:小里幸子
ヘアメイク:宮本真奈美
特殊メイク:JIRO
アクションコーディネーター:園村健介
VFX:オダイッセイ
編集:李英美
音楽:向井秀徳
助監督:茂木克仁
制作担当:柴野淳
出演:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮、北村匠海、岩瀬亮、キャンディ・ワン、テイ龍進、岡山天音、吉村界人、三浦誠己、でんでん
パンフレット:★★★★☆(800円/しっかりした作りでシナリオも載ってる!)
(あらすじ)
愛媛の小さな港町・三津浜の造船所で暮らす泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。いつもケンカばかりしている泰良は、ある日突然、町から姿を消し、松山の中心街で強そうな相手を見つけてはケンカを売るようになる。そんなある日、裕也(菅田将暉)という青年から声を掛けられた泰良は、裕也と一緒に通行人に無差別に暴行を加え、車を強奪。その車に乗りあわせていた少女・那奈(小松菜奈)も巻き込んで松山市外へと向かう。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回は、「デス・プルーフ」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!

「SHARING」を観た時に予告編が流れたんですが、「ケンカ少年の暴力連鎖映画」ってムードがプンプン臭っててね。少年たちが酷い目に遭う作品を観たい気分じゃないなぁと、「観たい映画の覚え書き」では「△」を付けつつも観ない予定だったんですけれども。今週のムービーウォッチメンの課題映画になったので、テアトル新宿で鑑賞して来ました。好きな雰囲気でしたヨ (´∀`) ウフフ


劇場入口には記事の切り抜きが飾ってありまして。
記事の切り抜き

テアトル系列恒例のオリジナルドリンクも販売中の様子。
オリジナルドリンク

地下に降りれば、豪華な展示が!
衣裳などの展示

「5人の拳」なんてオブジェがあったりしたんですが…。
5人の拳

やはり一番気になるのは小松菜奈さんが着た衣装、ですな。ガラスが邪魔だな…(不穏な文章)。
小松菜奈さんの衣裳

ちなみにTCGメンバーズカードの会員がチャレンジできるスクラッチではドリンクが当たってました。劇場でこすれば良かった… (ノω・、) クヤシイ
スクラッチ


「destruction=破壊」という意味なのは、「破壊兄弟(The Brothers of Destruction)」のおかげで知っていたーーなんて文章はどうでも良いといて。最初にウソを交えながら簡単なあらすじを書くと、愛媛の港町・三津浜でケンカに明け暮れる日々を送っていた泰良(柳楽優弥)は、ある日、“ぶらりケンカ旅”をスタート。松山の繁華街で強そうな奴を見つけてはケンカを売りまくりましてね。ヒーリングファクターを持っているだけでなく、「半殺しから復活すると戦闘力がアップする」というサイヤ人ライクな性質も備えていたため、やられるたびにグングン強くなって、バンドマンや不良高校生、ヤクザなどを倒しまくっていたところ! ちゃらい高校生の裕也(菅田将暉)が泰良の“折れない暴力性”に感動して、「スッゴイデッカイことをやりたいんYO!ヽ(`Д´)ノ」と接触してきまして。ファングメモリのCMのように「ゾックゾクするわい!(`∀´)」なんて言いながら、”ノックアウトゲーム”と称して「裕也が道行く女子高生や女性(a.k.a.自分が勝てそうな人たち)に暴行→それを止めようとする男たちを泰良がボコボコにする」なんて凶行に及んでしまうのです。


いきなりバンドマンを襲ったりと、とんでもない行動を繰り返す泰良でしたが…。
通り魔的に殴りかかる泰良

ヘタレだった裕也はそんな彼に興味を抱きまして。
感動する裕也

一緒に“ノックアウトゲーム”を始めるのでした。
ノックアウトゲーム


で、ケンカの場所を変えようと、2人がキャバクラの送迎車を襲撃したら、中にいた“恐ろしく性格の悪い万引きキャバ嬢”那奈(小松菜奈)が乗っていたので、なんとなく拉致しまして。性的暴行をされたり、炎天下のトランクに押し込められたり、運転させられて“半殺しにされてた農夫”を轢いてしまう→つい絞め殺したりと、散々な体験をする那奈でしたが…。車のスピードを一気に上げて事故を起こし、半死半生となった裕也を「ドアで何度も挟む攻撃(like a Mel Gibson)」で殺害! 泰良はいつの間にか現場から失踪し、那奈は警察に保護されて被害者っぽく扱われまして。ラストは、祭りの日、ずっと泰良を探していた弟の将太(村上虹郎)が兄貴の事件のせいで起きたイジメやら何やらで鬱屈しながら喧嘩御輿を眺めたりしていると、地元に帰ってきた泰良が警官に見つかって発砲されるも返り討ち→そして伝説へ…ってムードで終わってましたよ、確か。


いくら性格が悪いとしても、あんまりすぎる目に遭うキャバ嬢の那奈。
拉致される那奈

だがしかし、わざと事故ってクソ野郎に反撃だッ! ドアで挟む力が弱いのが女の子らしくてまた愉快。
那奈の逆襲

最後は“神話になった男”が警官を倒して終わってました。
地元に帰ってきた泰良


基本的には好きな映画でしたよ。「“モラルを超越した存在”の影響を受けた少年が一緒に暴走する」ってのは、新井英樹先生の傑作漫画「ザ・ワールド・イズ・マイン」っぽいなぁと思ったら、真利子哲也監督はかなり影響を受けているそうでして。とにかく素晴らしいと思ったのが作品全体の不穏な雰囲気で、特にチンピラやヤクザ役の人たちの“リアルなムード”は最高でしたね~。以前、同監督の「イエローキッド」を観た時にストライクだった玉井英棋さんとか、今回も悪そうなチンピラを好演してて、スゲーうれしかったです。

もちろん主演の人たちも良くて、柳楽優弥さんは超カッコ良かった!ヽ(`Д´)ノ “クズ野郎・岡田斗司夫が出てて不快なのでBlu-ray BOXの購入を泣く泣く断念したドラマ”「アオイホノオ」での主人公役が大好きで凄まじく好感度が上がっていたんですが、今作でさらに見直したというか。あの独特の色気はさすがだなぁと。菅田将暉さんが上手いのはもう普通として、小松菜奈さんも体を張って頑張ってたし、兄貴に散々振り回される弟を演じた村上虹郎さんも良かったですね~。


なんとなく「アオイホノオ」の素敵なオープニングを貼っておきますね↓ 岡田さえ出ていなければ…。




ケンカシーンも好みでした。ワンカット長回しが多いということで、当たってない風の場面もなくはなかったけど(汗)、あの間の取り方、揉みあい方などはなかなかリアルじゃないかと。ヘッドロックが出てくるあたりもありそうで好きだったなぁ。主人公は諦めないことで敵を倒していくワケですが、ケンカを重ねるごとに戦闘力が上がっていくのも面白かったです。それと、主人公以外のイヤな登場人物が軒並み“何らかの制裁”を受けているのも好感が持てましたな(那奈に関しては十分酷い目に遭ってると思えるし、検屍すれば農夫が彼女に絞殺されたのは一発でわかるし、監督インタビューによると裕也殺しも事故相手が目撃してたっぽい)。


この場面、三浦誠己さんの倒れ方といい、柳楽優弥さんの雄叫びといい(アドリブだそうな)、大好きでした (^ε^) ウッフン
ヤクザをノックアウト!

ちょっと文句を書くと、この場面の小松菜奈さんの演技はわざとらしくなくて良かった気はします。
ウソの証言をする那奈


あと、唐突にプライベートのことを書きますけど(苦笑)、実は今、仕事があまり上手くいってなくて… (´・ω・`) 偉い人にグウの音も出ない説教を散々かまされて恐ろしくイライラした時に観たということでね、本作で描かれる“ふとした瞬間に暴力性が発露してしまう鬱屈した人々”には、あまりにクズ揃いだから共感はできませんが、ありそうだとは思ったし、心が折れることなく果敢にケンカをする泰良に憧れる部分もあったというね…(しみじみ)。特に、村上虹郎さんが演じた将太は、ストレスを抱えて暴力に憧れながらも暴れられない僕たちのような一般人を象徴したキャラクターだと思ったんですけど、違ったらゴーメンナサイヨ!( ゚д゚) ゴーメンナサイヨ!


この喧嘩御輿は、“疑似的な暴力でのストレス発散”の象徴だと思ったんですが、違ったら(ry
喧嘩御輿


って、非常に褒めていますけど、実はダメージ描写が温いのがスゲー不満でして。まず、主人公の泰良の回復力&耐久力がさすがに超人過ぎるから、「そりゃ何度でもチャレンジできるよな (・ε・)」とも思っちゃう(骨折しないし)。監督のインタビューなどを読むと、実在の“喧嘩の達人”がモデルになっているそうですが、その人だってここまでの怪物じゃないでしょうよ。とは言え、まぁ、泰良は神話的存在だから「X-メン」級の能力者でもまだ許せるものの、一番ガッカリしたのが車が事故るシーンで、時速100キロぐらいの交通事故でシートベルトをしなかった裕也のダメージがあの程度かよと。あの場面、僕は「デス・プルーフ」並みの惨事が起きることを期待してドキドキしてたので、車内から“イケメンが維持できる程度の負傷をした裕也”が出てきた時は、かなり失望いたしました。暴力の神話を描くなら、その結果だってちゃんとおぞましく描かないとフェアじゃないと思うのです… (´・ω・`) ウーン その他、「田舎の警察は無線の使い方を知らないの?」とか「警棒より先に拳銃を抜く警官っているの?」とか思ったりしましたよ。


裕也はシートベルトをしてないんだから…。
暴走する車

せめて「デス・プルーフ」のこの女性のように飛び出してほしかった…というのは贅沢でしょうか。
飛び出せデスプルーフ!


ただ、好きなところの方が全然多かったので、観て良かったです (´∀`) ヨカッター もうね、僕の中で柳楽優弥さんの株がまた上がりましたよ。菅田将暉さんがあまりにゲスすぎて(誉め言葉)、万人にオススメできる感じはゼロの作品なんですが、暴力映画が好きな人はチェックしても良いんじゃないかしらん。




真利子哲也監督作。未見でございます。



本作のパンフはオフィシャルブックとして売られているのです。



新井英樹先生の傑作だけど、あまりにキツすぎて二度と読む気がしません… ('A`)



このドラマの柳楽優弥さんが大好きです。







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2016年05月27日

2016年4月に観たDVDの覚え書き

テーマ:先月に観たDVD
※今回の記事は、「ディテンション」「鉄拳 Kazuya’S Revenge」「回転」「チャック・ノリス vs. 共産主義」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!!

例によって遅めになっちゃいましたが(汗)、毎月の恒例として「4月に観たDVDの感想」を雑にアップしておきますね↓


<1本目>
ディテンション




(あらすじ)
学生時代からの仲間の訃報で久しぶりに再会したハリス(ドミニク・パーセル)、キラ(ジョジー・マラン)、シッド(マーカス・トーマス)の3人。既婚者のハリスは以前付き会っていたキラと良いムードになり朝帰りしてしまう。妻のアリソン(クレア・クレイマー)はハリスに疑いの目を向けるが、彼は否定する。しかしその日から奇妙なことが起こり始め…。(以上、amazonより)

予告編はこんな感じ↓




60点


「ディテンション」と聞くと、ドルフ・ラングレン主演作を思い出す…というのはどうでも良いとして。ツイッターで相互フォローさせていただいている人間食べ食べカエルさんの<フィジカル幽霊ホラーと言えば『ディテンション』墓場でダンスしたらヤバイ悪霊が「うるせえ!」と復活するバトルホラー!幽霊が人間にマウントとって殴りつけ、ドミニク・パーセルが霊に必殺の裏拳をブチかます!フィジカルとホラーは紙一重なのだ!>という素敵なツイートを見てからずっと気になってしまって。近所のレンタル屋では見つからなかったものの、amazonビデオにあったので鑑賞しました。まぁまぁ愉快でしたヨ (・∀・) マァマァ 監督はマイク・メンデスで、作品を観るのはこれが初めてですが、「ザ・コンヴェント~死霊復活~」とかスゲー良いジャケットだと思ったり。

血塗れの尼さんがバイクに乗っているイカすジャケ。でも、実際に観たらこんなシーンはなさそうな気がしてならない。


友人の葬式の後、墓場にあった手紙を読んでみたところ、「死者を踊って弔おうぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ レッツビギン!」みたいなことが書いてあったので(原題は「THE GRAVEDANCERS=墓場で踊る者たち」)、実践してみたら“祟りを呼ぶ儀式”だった→もれなく呪われまして ('A`) イヤーン 心霊研究家を頼ると、いろいろあって主人公&奥さん&博士(チェッキー・カリョ)だけ生き残ったーーって感じ。なんて言うんですかね、しっかりと派手に幽霊が襲ってくるタイプのホラーであり、ウワサ通り、マウントをとって殴ってきたりとアグレッシ部で、ドミニク・パーセルの方も肉弾戦を挑むものの、まったく歯が立たなかったのは残念でしたな…。正直、人間食べ食べカエルさんのツイートを読んで妄想した時の方が楽しかったなぁと。ただ、心霊研究家たちが出てきてからは勢いがあって良かったし、最後の「実は墓地の管理人が手紙を置いていた」というオチは結構好きでした。



<2本目>
鉄拳 Kazuya’S Revenge




(あらすじ)
過去の記憶をすべて失い、冷徹なボス“牧師”が率いる武装組織に拉致された孤高の青年“K”(ケイン・コスギ)。暗殺者になることを強いられた彼が唯一信じていたのは、命の危機を察した瞬間に自らが放つ殺人的な“本能の拳”のみ。驚異的なその潜在能力を買われた彼は、この世に蔓延る罪人たちを処刑するという闇の任務を与えられたのだ。ある時、組織を抜け出した裏切り者の始末を命じられた“K”は、牧師の知られざる本性と、自分のアイデンティティに関わる驚愕の真実を知ることになる……。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




60点


ケイン・コスギさんはなるべく応援したいのでね、本作が今年の「未体験ゾーンの映画たち」の1本にエントリーされたのを知った時は絶対観るつもりだったんですが、仕事が忙しくて見逃してしまって…。気がついたらレンタルが始まってたので、借りて観ました。今は「鉄拳」シリーズがどういう状況なのかサッパリわかっていない&何の期待もしてなかったせいか、そこそこ楽しかったですヨ (o^-')b ソコソコ! 原題は「TEKKEN2 KAZUYA'S REVENGE」であり、2010年に公開された「TEKKEN 鉄拳」に出てきたゲイリー・ダニエルズ(ブライアン・フューリー)やケイリー=ヒロユキ・タガワ(三島平八)が同じ役で登場しているものの、基本的には過去作との繋がりはなさそうな内容だったような。ちなみに監督は「バリスティック」カオス(懐かしい!)。

お話を雑に書いておくと、「記憶喪失の男が武装組織の暗殺者になる→自分が“三島一八”だということを思い出す→記憶を奪ったのが父の三島平八だと知って『オレたちの戦いはこれからだッ!ヽ(`Д´)ノ』エンディング」って感じだったような気がします、確か。基本的には楽しくて、箸で暗殺するシーンは愉快だったし、ケイン・コスギたちが繰り広げる格ゲーっぽい立ち技主体のアクションは悪くなかったんじゃないかと。…って、こうやって書くと結構面白そうなんですけど、ドラマの演出がタルい&画面が安い&「続きます」ムードが漂いすぎて盛り上がらない(なんか「帝国の逆襲」を意識してそうなのがイラッとする)などの理由により、60点という着地でございます。

箸で暗殺する場面は好みのタイプだったり。
箸で暗殺!

でも、今回の三島平八の髪型が普通なのはちょっと残念だったなぁ。
今回の三島平八

ビジュアルは前作の方がキッチリ似せてきて良かった…。そう思ったのは僕だけじゃないハズ。
前回の三島平八



<3本目>
回転




(あらすじ)
ミス・ギデンス(デボラ・カー)がブライハウスにやって来たのはそこに住む幼いマイルス(マーティン・スティーブンス)とフロラ(パメラ・フランクリン)の兄妹の家庭教師となるためだった。ブライハウスは古い屋敷で、兄妹は家庭教師のグロース夫人と生活していた。ある日庭で家の塔を見ていたギデンスは、見知らぬ男が彼女を見下ろしているのに気づいて恐怖に襲われた。彼女はすぐ塔への階段をかけ上ったが、塔の上にはマイルスがいるだけで男の影もなかった。数日後の夕方、突然いなくなったフロラを探し、ギデンスが池の端に行くと草むらの中に雨に濡れた黒衣の女が立っていた。その頃からギデンスは夜ごと、邸内を覆うささやき声に悩まされ、兄妹の行動に割り切れぬものがあることに気づいた。耐えかねたギデンスは、グロース夫人に真実を教えてくれと問いただした。グロース夫人の言葉によると、黒衣の女はギデンスの前に勤めていた家庭教師で、ある夜何者かに惨殺された執事の後を追って自殺したのであった。それ以来、2人の霊は兄妹の体を通して恋を語っているのであった。ギデンスはショック療法で兄妹を救おうと、まずフロラを激しく問いつめ霊を追い出すことに成功した。続いてマイルスを問い詰めたが、マイルスは語らぬばかりか、ギデンスの唇に自分の唇を重ねるのだった。しかしギデンスが追及を続けると、突然黒い男の影が現れ、マイルスは一言叫んだままこと切れてしまった。後には恐ろしいほどの静寂が流れ、マイルスを助けようとして果たなさかったギデンスの涙に濡れた祈りだけがいつまでもいつまでも続いていた。(以上、Movie Walkerより)

予告編はこんな感じ↓




60点


僕は、尊敬する映画評論家の町山智浩さんが配信されている「映画その他ムダ話(有料)」を愛聴しているんですが、4月に「一度は観ておけこの映画」として「回転」の解説(200円)が公開されましてね。「未見だから聴けないなぁ」と思っていたら、近所のレンタル屋に置いてあったので、借りてきました。それなりに面白かったヨ (´∀`) ソレナリ

話はMovie Walkerのあらすじの通りであり、町山さんの解説によると「いろいろな解釈ができるように作られている」そうなんですが、「幽霊は性的欲求不満を抱えた家庭教師の妄想なんだろうな~ (´・ω・`) カワイソウニ」って目線で観てました。まぁ、昔のモノクロ作品ならではの“味”はあるし、デボラ・カーはキレイだし、幽霊が出てくる場面とかは結構怖いんですけど…。ううむ、実はちょうど「ボーダーライン」を鑑賞した直後だった→心の中が“嘆きの検察官”アレハンドロでいっぱいだったので、幽霊なんてどうでも良かったーーという恐ろしく台無しな感想なのでした (o^-')b ゴメンナサイ!

町山さんの解説のサンプル音源を貼っておきますね↓





<4本目>
チャック・ノリス vs. 共産主義


チャック・ノリス vs. 共産主義

(あらすじ)
娯楽を締め出していた国、ルーマニア。だが人々はハリウッド映画を渇望し、プレーヤーを密輸。違法な上映会が開かれていた。(以上、Netflixより)

予告編はこんな感じ↓




70点


オリジナルドラマ「センス8」を観るためにNetflixに加入しようか迷っていた時、そーす太郎さんから本作を勧められまして。昨年観た「キャノンフィルムズ爆走風雲録」が良かった&4月頭に予約していたDVDが届いたこともあって、ちくしょう、スゲー観たくなったので加入。「センス8」を観た後、鑑賞いたしました。良い映画でしたヨ ( ;∀;) イイエイガダナー ハッキリ言って、そーす太郎さんの感想を読めば十分なんですが、僕なりに雑な感想を書いておきますね。

1980年代、娯楽が制限されていたチャウシェスク政権下のルーマニアで、“外国映画に勝手な吹き替えを付けたビデオ”を裏で流通させていた人たちや、ビデオ鑑賞会に参加してた人たちなどを描いたルーマニア産のドキュメンタリーでして。当時の人々の証言や再現ドラマが流れるんですが、映画を観るのが命懸けってのはスゴい状況だなぁと。「ビデオの吹き替えはイリーナ・ニスターという女性が1人だけでほとんど担当していて、どんな映画を観ても実際の音声にかぶさるように彼女の声だけが流れていた」という仕様にもビックリしましたね(男バージョンもあったけど不評だった)。

で、映画に触れたことで抑圧された国民たちのハートに火が点いていって、後のルーマニア革命に結びついたということなので、独裁者の立場で考えると他国の文化は制限すべき、ですな(突然、ダークサイドな文章)。基本的には文句ナシのタメになる映画なんですが、唯一納得できないのがタイトルでして。正直、巷のチャック・ノリス人気にいやらしく便乗しただけではないのか。劇中では「ブラッドスポーツ」「サイボーグ」が流れている上にジャン=クロード・ヴァン・ダムのファンが登場するんだから、「ヴァン・ダム vs. 共産主義」ではダメだったのか。そんな面倒くさい問い掛けを残して、この駄文を終えたいと思います。

こんなヴァン・ダムファンが出てるんだしさぁ…ダメかなぁ… (ノω・、) グスン
ヴァン・ダムファンのステファン

もし「チャック・ノリス映画の敵役は共産圏が多かったからじゃね?」と言われたら、ロジャー・ハーロンのように答える予定。
わかってたさ



そんなワケで、先月にDVDなどで観た作品は合計4本。変な文句を書いちゃいましたが(苦笑)、イチオシは「チャック・ノリス vs. 共産主義」ですかね。「こういうことがあったんだな~」と、かなり勉強になるんじゃないかしらん。以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。











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2016年05月25日

リリーのすべて(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
リリーのすべて

リリーのすべて

原題:The Danish Girl
2015/イギリス 上映時間120分
監督・製作:トム・フーパー
製作:ゲイル・マトラックス、アン・ハリソン、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
製作総指揮:リンダ・レイズマン、ウルフ・イスラエル、キャシー・モーガン、ライザ・チェイシン
原作:デビッド・エバーショフ
脚本:ルシンダ・コクソン
撮影:ダニー・コーエン
美術:イブ・スチュワート
編集:メラニー・アン・オリバー
衣装:パコ・デルガド
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ビカンダー、ベン・ウィショー、セバスチャン・コッホ、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ
パンフレット:★★★(720円/普通に良いパンフレットでしたよ)
(あらすじ)
1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ベルナー(エディ・レッドメイン)は、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、自身の内側に潜む女性の存在を意識する。それ以来「リリー」という名の女性として過ごす時間が増えていくアイナーは、心と身体が一致しない現実に葛藤する。ゲルダ(アリシア・ビカンダー)も当初はそんな夫の様子に戸惑うが、次第にリリーに対する理解を深めていく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




75点


※この映画に関しては、こちらの記事とかはちごろうさんの感想が参考になりますぞ。

もう5月の下旬だというのに、今さらながら3月公開の映画の感想をダラッと残しておきますよ。「観たい映画の覚え書き」で「△」を付けたように、それなりに興味はある作品だったものの、映画駄話会ではちごろうさんたちの話とか聞いてたら、すっかり“観た気分”になりまして。「これはDVDでいいな」程度に思っていたら、当ブログの読者の方が勧めてくれたのでね、ちょうどバルト9を達成して“映画を観たい情熱”が燃えさかっていたのもあって、いそいそとTOHOシネマズ新宿に足を運んできました。素敵な奥さん!Σ(゚д゚;) ヒィィッ」と思ったり。


11番スクリーン、結構混んでましたよ。
11番スクリーン


お話を乱暴かつ身も蓋もなく書いておくと、結構評価されてた風景画家のアイナーと、あまり認められていない画家のゲルダは超仲良しな夫婦でしてね。ある日、女性のモデルの代役としてアイナーにストッキングを履かせてみたりしたら、「なんか…すごく…いい感じです… (´Д`;) ハァハァ」と夫が“自分の中の女性=リリー”を覚醒させてしまって、チンコを股に挟んでみたりするエヴリデイに突入ですよ(男子なら1度はやったことがある行為)。最初はノリノリで女装させていたゲルダも、夫の本気度を知ってドン引きしつつも、世間ではリリーを描いた絵が大ウケしてるし、どうやらアイナーにはもう戻れないみたいなので、苦渋の決断として愛する夫を応援することを決意!川`Д´)人(`Д´し ウォォォォッ! リリーは世界初の性転換手術に2度挑戦すると、超満足しながらも術後の経過が悪くて死亡。彼女は風になったのでしたーー 川ノω・、) ムチャシヤガッテ...


なんとなく妻の絵のモデルになってみたアイナーでしたが…。
モデルになってみました

バレエダンサーのウラ(アンバー・ハード)に「リリー」と名付けられて巨神兵オーマのように覚醒!
リリーと名付けられました

ふざけて参加したパーティ会場で、誘って来た男とキスをしてしまったりするのです。
男とキス!

アイナーは苦しみながらもリリー化する一方でして。
リリーに目覚めました

奥さんのゲルダったら超ゲンナリしながらも!
夫に会いたい

夫が心底苦しんでいるのを目の当たりにして、応援することにしましてね。
苦しむリリー

最初の性転換手術は成功するも、2度目の手術の後、リリーは衰弱して死んでしまうのでした。
性転換手術


観る前は、もっと「世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベの頑張れ物語」かと思ってたんですが、実際に観てみたら、ゲルダの愛が試される話だった印象。当時の社会通念からすれば「コイツ、気持ちワリーな!川 ゚д゚) シネヨ!」となりそうなものの、苦しみながらも受け入れて支援する姿は感動的で。しかも、リリーが自分自身に夢中すぎて奥さんを結構ないがしろにするから、余計に「もう放っておけばいいのに… (´・ω・`)」ぐらいに思っちゃうんですが、「これが愛なんだよなぁ」と。なんて言うんですかね、「自分の側にいなくても、自分の存在が眼中になくても、相手が幸せでいてくれればいい」という“無私の心”から生まれる愛こそが本物なワケですけど、それってなかなか難しくてね…。僕も自分の妻子をそんな風に愛せるかしらなんて思ったりして。何にせよ、ゲルダ役のアリシア・ビカンダーは素晴らしくて、いろいろと賞を獲ったのも頷けましたよ。


最後まで夫に寄り添ったゲルダ。非常に勉強になりました。
仲良しな2人


リリーにもいろいろと考えさせられましたね。大なり小なり誰もが自分の肉体に対して違和感を持っているじゃないですか。例えば、小さいころから巨体が売りであり、羨ましがられることも多かった僕ですが(苦笑)、それなりにイヤな目にも遭ってるし、若いころは「ここまで大きくなくて良かった」と悩むことも多々あったわけですよ。とは言え、「性が違う」となれば、その違和感たるや凄まじいレベルなワケでね。前に「最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション~」の感想で書きましたけど、“良き相棒”であるチンコを切るほどの苦悩って想像もつかなくて。だから、ゲルダへの態度には腹立つこともありながらも、「生まれながらにして、そこまで追い詰められているのか」と思うと、トランスジェンダーの人は大変だなぁと…。


男としては、こんな風に思うのが想像付かないもんなぁ… (・ω・;) ウーン
早く取り去って


まぁ、映画自体は非常にクオリティが高いんですが、それはそれとして。僕が上手いなぁと思ったのは、序盤のパーティ会場でリリーに近づいてくる男ヘンリク(ベン・ウィショー)のキャラ造形で、「ヘンリクはゲイで、リリーを“女装した男”として好きだった→リリーは女性として愛されたかった」という展開を描くことで、ゲイとトランスジェンダーの違いをわかりやすく見せていて、感心しました。逆に気になったのが、リリーの初恋の相手だった幼なじみハンス(マティアス・スーナールツ)がウラジーミル・プーチン大統領に激似なことで、出てきた瞬間から「えっ、この話にプーチンが絡むの!? Σ(゚д゚;)」と違和感を感じてしまって、ごめんなさい、アイツが出てくるたび素に戻ってたというね。あと、リリーに暴行したクズ2人は死んでほしかった…という、当ブログでは実にありがちな不満 (ノ∀`) スミマセン


ベン・ウィショーがゲイ役を演じるということで、一部のファン的には見逃せない作品な気がします。
ゲイのヘンリク(ベン・ウィショー)

ネットを検索したらすぐにこんな画像が見つかりました。みんな、そう思うよね。
プーチン似のハンス(マティアス・スーナールツ)

クソ野郎2人組、プーチンにコマンドサンボとかで殺されてほしかったなぁ(暴論)。
クソ野郎2人組


その他、パンフに載っていた「エディ・レッドメインが『ジュピター』の撮影中にラナ・ウォシャウスキーからアドバイスをもらった」という話が良かったとか、「カルーセル麻紀さんも大変だったのかな…」と思ったりとか、「現在は性転換手術のレベルが格段に上がっていて、特に本場タイではチンコを接合する技術も発達しているから、女性が怒った時に男性のチンコを切るだけでなく、再生不可能にするためチンコを隠したり刻んだりするようになった」なんて話を思い出したりとかしたんですが、恐ろしくどうでも良いザンス。久しぶりにゲルダのような素敵な奥さんを観て、僕も「もっと愛する人に尽くさねば!ヽ(`Д´)ノ」と気分が引き締まりましたよ。まだ上映している劇場もあるみたいなので、興味がある方はぜひ観てみてくださいな。




映画の原作本を貼っておきますね。



サントラもありましたよ。



荒俣宏先生による評伝画集。スゲー面白そうですが、買う金はなし。



トム・フーパー監督作といえば、これが一番良かったです。僕の感想はこんな感じ



エディ・レッドメインが悪役を演じた作品。カイロ・レン人気にあやかって、同じ中二病の悪役として再評価されないものか。









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2016年05月24日

先々週と先週の備忘録(2016/5/10~5/23)

テーマ:備忘録(2016)
※今回の記事は、「ブレイキング・バッド」のネタバレに触れているんですが、非常に面白いドラマなので、全シーズン観てから読んで!
※今回の記事は、無駄に長いので気をつけて!


さて、毎週火曜日は備忘録を更新する日なんですが、先々週はバタバタしてブログが書けなかったので、とりあえず今回は先々週と先週の出来事や思ったことを書いておきますね↓


2週間で映画を1本しか観ていない!∑(゚Д゚)
家族で「人間交差点」に行きました
友人の芝居を観てきました
実家に帰って、母の日を祝いました
仕事がとても大変です… ('A`)



まず、先々週の超重要な出来事を書くと、5月15日は敬愛するRHYMESTER主催の野外フェス「人間交差点」に行ってきましたYO!ヽ(`Д´)ノ 昨年は仕事のせいで、せっかく買った前売り券を泣く泣く当ブログの読者の方に無償で譲ったワケですけれども、今年は絶対そうするまいと。しかも「奥さんのチケットも購入+小学生以下は入場無料=家族でフェスを観る」というし・あ・わ・せカーニバルであり、僕の脳内では四十路の工藤夕貴さんが歌い踊っていたーーって、何が何やらですな ┐(´ー`)┌ アホカ


JCVDキャップに「ブラッドスポーツ」のロングスリーブ。
ヴァン・ダムCAPとヴァン・ダムシャツ

そして、JCVDウォッチを身につけた…というのは、このドラマの影響でしてね。
ヴァン・ダムウォッチ

だがしかし! 足下は6年前にオーダーしてからずっとしまっていた15,750円のUTAMARUスニーカーだッ!
UTAMARUスニーカー

そして、「人間交差点」にやってきたザンス。
人間交差点2016

タイムテーブルはこんな感じでした。
タイムテーブル

フェスのタオルは即完売状態だったので、RHYMESTERのタオルを買いましたよ。
タオルを買いました


会場に入ると、SUPER SONICSのライブ中で、これがまたカッコ良くて…(しみじみ)。続いて、RIP SLYMEが始まると、娘もノリノリだったりして超イイ感じ! で、僕的に何が最高って、飲食物を摂取しながら音楽が聴けるのがストライクでして。コラボメニュー3種類Mummy-Dプロデュース「Bitter, Sweet & Beautiful」宇多丸プロデュース「ヒート・アイランド・ドライカレー」DJ JINプロデュース「肉体関係 串刺し」)を制覇したのはもちろんのこと、一流ミュージシャンたちのパフォーマンスを観ながら豚バラ串などを食べるのは100点の体験であり、「普通のライブよりフェスの方が好きカモ (・∀・) カモ!」と思うほどだったというね。


SUPER SONICSをナマで観るのは初めて! この時点でテンションはガン上がり!
SUPER SONICS

RIP SLYMEの時、娘のマナ子(仮名/4歳)を肩車して見せたら、ネコじゃらしを振ってノリノリだったり(曲は「JOINT」)。
ノリノリなマナ子

ステージの反対側には飲食店が充実しているということで…。
飲食が充実!

いろいろ食べながら聴いたんですが、一番美味かったのは「ヒート・アイランド・ドライカレー」でした (´∀`) ウフフ
ヒート・アイランド・ドライカレー


その後は、初の三浦大知さんを堪能したんですけど、これがまた凄まじくカッコ良くて… (´Д`;) ハァハァ 僕は“口パクでも全然OK派”なんですが、暑い中、華麗かつ運動量が高いダンスを舞いながら美声で歌うって、どんだけなんだと。娘と一緒に食べ物を食べながらボーッと見惚れていたら! なんと宇多丸師匠が登場→初めて「No Limit featuring 宇多丸」をナマで観て射精!(比喩です) もう思い残すことはないということでね、その後は奥さん&娘をキッズスペースに送り込み、いろいろな意味でヤバいKOHHさんを1曲だけ聴いてから(そして、たわわちゃんと遭遇!)、僕もキッズスペースに行って家族サービスに徹したのでした。


「ドッカーン!」って感じのステージでした (ノω・、) ヨカッタヨゥ
No limit feat.宇多丸

そこからは場内に設置されている広めのキッズスペースに行きまして。
キッズスペース

ボールプールで遊んだりとか、適当に過ごしましたよ。
ボールプールに溺れるマナ子


キッズスペースでは、タマフル構成作家の古川耕さんと偶然お会いしたので、しどろもどろにお話しさせていただいたりしてね (〃∇〃) イヤーン で、OZROSAURUSの爆音ステージが始まったころ、そろそろ時間だということで会場を出て、後ろ髪を引かれながら帰宅いたしました…な~んて書くと、いかにも「妻子のためにフェスを観たいのをガマンして途中で帰った」風ですけど(苦笑)、自分のためだった。


ドラマで例えると、「ブレイキング・バッド」で奥さんのスカイラーが「どうせ家族のためだったんでしょ」と言った時…。
家族のためだったんでしょ

「好きでやった」と答えたウォルターの気分でございます ( ゚д゚) ナンダソリャ
好きでやった


先々週から先週にかけて、仕事がスゲー忙しくて。ムービーウォッチメンの課題映画になった「ちはやふる 下の句」だけは何とか観られたものの、睡眠不足を削りながら働くエヴリデイ。この日は帰宅すると家族で昼寝をして、起きた後はずっと働いていたのです。その忙しさは19日まで続いたので、先週の課題映画がすでに観て感想もある程度書いてた「アイアムアヒーロー」だったのは本当に助かったなぁと。それにしても2週間で映画を1本しか観ないってのは結構久しぶりでしたよ。ちなみに奥さん的にフェスはなかなか楽しかったらしく「来年も行っても良いわよ 川`∀´) オホホホホホ」と上機嫌だったことは書き残しておきましょう(偉そうに)。

で、20日は予定通り時間が空いたので、友だちの芝居を観に行きまして。僕には珍しい「女友だち」なんですが(「彼は秘密の女ともだち」ということではなく!)、今回で辞めるということで寂しい限りでしたよ。21日は、遅ればせながら“母の日のお祝い”として、実家に帰って母親に「怪しい彼女」「ドロップキック刑事(デカ)」をプレゼント。日曜は休日出勤で働いて、月曜日からまた新たなハードワークがスタートした…ってな感じですかね。


なんとなく「ドロップキック刑事(デカ)」の高低差を利用した名シーンを貼っておきますね。
殺人の追憶の飛び蹴り1


今週もまたバタバタしてるんですが、24日はイキウメのお芝居「太陽」のチケットを購入済みだし、25日は「タマフル&トップ5&生活は踊るオフ会」に行ければなぁと思っております。以上、先々週と先週の備忘録でした。ではでは~。







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2016年05月23日

父を探して(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2016)
父を探して

父を探して

原題:O Menino e o Mundo
2013/ブラジル 上映時間80分
監督・脚本:アレ・アブレウ
音楽:ナナ・バスコンセロス
パンフレット:★★★★(700円/オサレなポストカード型…素敵め!(`Δ´;) ヌゥ)
(あらすじ)
ある日、少年の父親は出稼ぎのためにどこかに旅立ってしまった。父親を見つけて、家に連れて帰ることを決意し、旅に出た少年を待ち受けていたのは、虐げられる農民たちの農村や、孤独が巣食う都会と、少年にとっては未知の広大な世界だった。少年は、行く先々で出会った大人たちや犬、音楽を奏でる楽隊の助けを得て父親を探していく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

もうすぐ5月も終わろうというのに、3月公開の映画の感想を垂れ流しておきますよ。一応、「観たい映画の覚え書き」で「○」を付けたものの、仕事が忙しかったのでスルーしようと思っていたんですけれども! 「牡蠣工場」を鑑賞した時「あまくない砂糖の話」の前売り券を買ったついでに、本作のチケットも買ってしまって…。4月上旬、シアター・イメージフォーラムにて「あまくない砂糖の話」と勝手な2本立てとして観てきました。すごく…イイ映画…なんじゃないかな… (´∀`;) エヘヘ


劇場にあった記事の切り抜きを貼っておきますね。
記事の切り抜き


「巨乳でもなければ、微乳でもない、自分の手にフィットする大きさの乳を探してーー」とか「圧縮した生ゴムのように筋密度が高い理想の大胸筋=乳を探してーー」といった話ではなく(不要な文章)。内容を雑に書いておくと、1つの原子から万華鏡のように世界が広がってスタートすると、出稼ぎのために旅立った父を探して、少年がいろいろな「文明批判ですヨ ( ´_ゝ`)」的な出来事に出会いながらも、気が付くと自分も歳をとっていて、実家に帰ると誰もいなくて、幼いころの思い出に浸ると原子に戻って終了…って、何が何やらだと思いますが、大体こんな感じの話を台詞&ナレーションなしで流してましたよ、きっと。絵本のような繊細なタッチの絵がスルスル動くのは観てて楽しいし、さまざまな民族音楽を融合させたという音楽も素朴かつ雄大な響きが素敵でしてね。なんか近年の大林宣彦監督の“どうかしてるスパーク映画”(褒めてます)を一人の少年に当てはめたようなイメージというか。非常にファンタスティックな作品だと感動しました。


僕の気持ちを代弁するドリアン海王の画像を貼っておきますね。
なんとファンタスティックな


「ファンタスティック」といえば、「4」よりもこのタッグチームを思い出すというプロレスファン。




その他、自分の娘・マナ子(仮名/4歳)を当てはめて、彼女の“幸福な幼年期”が永遠に続かないことがなんとなく切なく感じたり、「両親が側にいる」ってことが子どもにとってどれだけ大事でうれしいことなのかとかも考えたりして、凄まじく泣けたんですが、しかし。実は前日に“仁義なきメキシコ麻薬戦争映画”「ボーダーライン」を鑑賞していたことで心の中が“嘆きの検察官”アレハンドロでいっぱいだったせいか、ごめんなさい、微妙に…退屈だったりもして…(同日に観た「あまくない砂糖の話」の方は、ナレーションなどの情報量が多くて気が紛れてた)。ところどころグッときたりしつつも、ふと気がつくと「雑なB級アクション映画が観たいなー (゚⊿゚)」なんて考えていたりした台無しなアタシ。違う機会に観てたら絶対違った感想になったと思うんですけど、とは言え、それも僕の“タイミング”、ですな(なんだこれ)。何はともあれ、クオリティは高いし、雰囲気も良いし、“合う人には絶対刺さる映画”だと思うので、気になる人は観ておくと良いザンス。




本作のテーマソングのデジタル版でございます。



全然違うんだけど、世界観の雰囲気で連想した大林宣彦監督作。僕の感想はこんな感じ








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