名古屋市科学館 新館&プラネタリウム(2010/03/13撮影)
50年ほどの歴史をもつ名古屋市科学館のうち、天文館と理工館がリニューアル。
ぽっかり浮かんだ
世界最大のプラネタリウムドーム(愛称:ブラザーアース)とあわせて
2011年3月19日、新館がついに開館しました
グランドオープンに先駆け、3月13日に開催された
“わくわくモニター”にめでたく当選 しましたので、張りきって参加してきました
先日行ってきたJR東海の「リニア・鉄道館」の内覧会 に引きつづき、
この春、名古屋にオープンする話題のスポット2ヵ所とも“プレ制覇”とは、
かなりの運を使ったかも?!
水のひろば <理工館 2・3階>
広々としたエントランスを入ると、ちびっ子たちが喜びそうな仕掛け満載の空間が!
雨や霧、雲といった“水の循環”を体験できる「水のひろば」
振りこの砂もよう <理工館 2階>
「ふりこのすなもよう」は、コドモの頃に大好きだった展示物。
自分が大人になったからか、はたまた新館での展示が小さくなったのか?
もっと広いスペースで、振り子の“Y字”がもっと大きかった記憶があるんですけど
こんな大きさで、ちびっ子たちは科学に夢を描けるのかなぁ
竜巻ラボ <理工館 3・4階>
新館の目玉展示のひとつ、「竜巻ラボ」。
人工的につくった竜巻そっくりの高さ9mもの巨大な空気の渦が、
目の前で見られますよ
モノづくり都市パノラマ <理工館 3階>
名古屋は自動車をはじめとした産業、“モノづくり”の地でもあります。
モノづくりやエネルギーの流れを、
鉄道を走らせたパノラマ模型で表現していました。
「リニア・鉄道館」内覧会で日本最大級の凄い鉄道ジオラマ を見たあとでは、
少々ショボイ感じもしますが、こちらのショーでは学芸員さんの生解説付き
ナレーターコンパニオンさんとは違い、ちょっとたどたどしいのもご愛嬌です
情報科学 <理工館4階>
以前の理工館ができたのは、昭和39年でした。
さすがに新館での展示物は、かなり見直しがなされています。
コンピューター言語の日本語変換の仕組みや、デジタルカメラの画素数の実験、
リモコンの送信部からでる赤外線を見られる仕掛けなどなど・・・
身近で最新の科学の話題が、わかり易く展示されていました
元素周期表 <理工館5階>
化学の時間にちょっと習ったけど、ちっとも覚えられなかった元素記号。
元素周期表 <理工館5階>
この展示なら、
実物と一緒に元素記号が書かれているから、記憶に残って楽しく覚えられるかも
極寒ラボ <理工館5階>
これも新館の目玉のひとつ、「極寒ラボ」。
マイナス30度の極低温空間の中で、
オーロラや白夜の全天周映像を見て、疑似体験できるらしいけれど、
整理券の配布がすでに終了していたので、残念ながら外から眺めるだけ
極寒ラボ <理工館5階>
マイナス30℃ですよっ
外からモニターで見てるだけでも、さむそう~
やっぱり、バナナで釘が打てちゃうのかな?
月の満ち欠け <天文館5階>
月周回衛星“かぐや”のデータに基づいて造られた
直径90cmの回転地球儀で、月の満ち欠けや月食の仕組みを学べますよ。
ツァイスⅣ型プラネタリウム<天文館5階>
これ見覚えあるよ、って人も多いのでは?
昭和37年の開館時から昨年2010年8月31日までの間、
旧天文館にて、実際に使われていたプラネタリウムが動態展示されていました
懐かしいですね。
さてさて・・・
そろそろ話題の球体プラネタリウム(愛称:ブラザーアース)へ向かいましょう
プラネタリウムの投影時間と座席はあらかじめ指定されるので
チケットが確保できれば、プラネタリウムの時間までゆっくり館内を見学できます。
(1回につき定員350名)
この日はモニターでしたから、応募時にすでに希望時間を指定していましたが、
オープン後は、9時30分から当日のすべての回を一気に売り出すようなので、
確実にプラネタリムを見たいなら、いったい朝何時から並べばいいのかなぁ?
光学式ユニバーサリウムⅨ型プラネタリウム
これが新しい光学式プラネタリウム「ユニバーサリウムIX型」。
肉眼で見られる9,100個の恒星の正確な位置と明るさ、その日の惑星の動き、
月の満ち欠けまでをも正確に表現することができるそうで
内部につかった光ファイバーのおかげで、星のまたたきもリアルに再現!
そして・・・
10万個の恒星の固有運動の情報をもとに、未来や過去の星空も表現できる
多機能なデジタル式プラネタリウム「スカイマックスDSII型」と併用して
限りなく本物に近い星空を魅せてくれます!
ドーム内径35mという世界最大級プラネタリウムに備えられたのは、
ゆったり大型リクライニングシート。
座席は、ひとつひとつが独立タイプ。
背もたれが後ろに倒れるだけではなくて、シート全体が左右30度ほど自由に動くので、
ゆったりドーム内の広大な星空を見渡すことができますよ。
足元にある黒い丸は、スピーカー。
ここから虫の音が聞こえるという粋な音響演出も、聞き逃せません
とにかく内径35mの球体はもの凄く広いので、写真にはとても収まりきれません
こんなに広いのに、驚いたのは音響の素晴らしさ。
BGMで流れるクラシックが、
まるで館内にオケピがあって、生で演奏されているかのようなんです。
それは、プラネタリウムという特殊な空間向けに専用設計された音響システム
そして名古屋市科学館プラネタリウムで欠かせないのが、学芸員さんの生解説。
小学生の時、遠足で聞いた「白鳥座のデネブ~~~~」は今でも忘れられない
この日の学芸員さんも、とても楽しくわかり易く生解説してくださって、
そのお声は、まるで深夜ラジオ「ジェットストリーム」の城達也さん!
ゆったりリクライニングシートに、城達也さん風の学芸員さんの美声・・・。
しばし夢の世界へひき込まれてしまい、記憶を失うほどに心地よかったです~
それもそのはず・・・
BGM音楽と学芸員さんの声とを音響的に特殊な処理をして、
とても自然に聞こえるように工夫をしているそうですよ
プラネタリムのチケットを確保のため、早起きで並び入場される方は、
くれぐれも睡魔に負けないようにご注意を
せっかくの素晴らしい時間なのに、寝てしまってはもったいないですよ~
レストラン
カフェスタイルで食事ができるスペースも完備!
メニューをチェックしてみると・・・
ブラックホールカレー ¥690
マップザウルスハヤシ ¥790
隕石ミートボールトマトパスタ ¥790
地球BOXハワイアンロコモコ ¥790 ・・・などなど。
プラネタリウムの最終上映回を見てたので、
すっかりオーダーストップの時間になってて、何も食べられなかったのが残念。
隕石ミートボールトマトパスタ、めちゃめちゃ気になってます~
モニターでいただいたお土産をご紹介!
名古屋市科学館オリジナルエコバッグ
科学館ゆるキャラ「アサラ」のボールペン
デンソーサブレ
DENSOさんオリジナルサブレには、びっくり
プラネタリウムのネーミングライツを獲得したのは、ブラザーさんでしたが、
デンソーさんも名古屋の企業代表として、しっかりスポンサーなんですねっ
内径35mの球体プラネタリウムは間近でみると、ド迫力
ちょっと前までこの中で星空を見ていたかと思うと、すごく不思議・・・
人間はスゴイものを造りますね~
秋には、“屋外展示スペース”が完成するそうで、
H-Ⅱロケットや実験棟「きぼう」、B6型蒸気機関車などが飾られる予定になってます。
充実の展示装置で科学のおもしろさを体験して、
世界最大規模の大きさを誇る内径35mの球体プラネタリウムでは、
限りなく本物に近い星空と、学芸員さんによる生解説
名古屋にいらしたら、見どころ満載な新しい科学館を楽しんでいってくださいねっ
名古屋市科学館
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
*** 2011年春 名古屋にOPEN!注目2大スポット関連レポ ***
リニア・鉄道館
1・「リニア・鉄道館」内覧会に応募しました
2・「リニア・鉄道館」内覧会&植樹祭に当選です
3・「リニア・鉄道館」の前で港の森づくり植樹祭
4・「リニア・鉄道館」内覧会に行ってきました
名古屋市科学館新館&球体プラネタリウム
1・名古屋市科学館の新館完成が楽しみ
2・名古屋市科学館新館わくわくモニター当選です
3・「名古屋市科学館新館プラネタリウム」わくわくモニター