『鏡を見て怒ってる』

他人から文句を言われたり悪口を言われたりすれば、誰だって嫌な気持ちになります。

ムシャクシャした気持ちになるのは当然のこと、時には怒って反論したくなることもあるはずです。(｀Δ´)

この、「怒る」という行為。

当然怒りの感情が湧くから怒るのですが、そもそもなぜ怒りの感情が湧くのか？

「悪口言われたら当然でしょが！！」とも言えますが、実は、私達は悪口言われたらなんでも怒るというわけでもないんです。

例えば、あなたはすごく背が高い男性だったとします。

あなたよりはるかに小さな人から、「おい、チビ！！」って言われたら怒りますかね？

おそらく、「なに言ってんだこの人？」なんて不思議な気持ちになるぐらいで、そんなに怒りの感情は湧かないと思います。

なぜかと言うと、あなた自身はあなたのことを「背が高い」と確信しているからです。

つまり、言われたことが「氣にしていること」ではないんです。

だから怒らないんです。(*ﾟｰﾟ*)

実は、人は、意識、無意識に関わらず、「自分が氣にしていること」、つまり、密かに「そうだ」と意識していることを指摘されると怒るんです。(^▽^;)

「チクショー、私が氣にしていること言いやがって！！」って感じで怒るわけです。

一方で、量子力学（量子論）的に言えば、意識、潜在意識（無意識）に関わらず、本人がそれを意識しているから、それが現象として現れてるはずです。

この世に存在する空間や物質などの全てを構成する量子は、意識すると確定する、物質化する性質があるからです。

ですので、ある意味、あなたが「氣にしている」ので、それが現象化している、ということになります。

それが現象化しているので、他人はそれに氣づき、それを指摘します。

そうすると、指摘された本人は何故か、「そんなことない！！」なんて否定して怒りだす。(^▽^;)

自分で意識しているからそうなっているのに、自分でそう思っているからそうなっているのに、何故か、「そうじゃない！」って否定して怒るんです。(;^_^A

よく考えたらなんか不思議ですよね～。(〃∇〃)

あなたの意識が現象化しており、その現象を見て怒っているんですから。

言わば、「鏡を見て怒っている」のと同じことなんです。

自分でヘアスタイルを整えたのに、鏡を見て「なんだこの髪型はー！！こんな風にしてないぞ！！」って怒っているのと同じということ。。。(^▽^;)

なので、人から何かネガティブなことを言われて「怒り」を感じた時は、ある意味、チャンスです。

なぜなら、あなたが無意識で「私はこういう人間だ」と思っていることを知るチャンスですから。。。

そういう意味では、あなたが思わず、「この野郎！！」(#｀ε´#)、なんて怒りたくなるようなことを言う人は、貴重な存在です（笑）

「あなた、無意識（潜在意識）でこう思っているよ」、ってわざわざ口に出して指摘してくれてるんですから。

「人のふり見て我がふり直せ」と言いますが、「自分の悪口聞いて、我が意識直せ」って感じですね。(*^.^*)

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