行け!行け!飛雄馬!! -49ページ目
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応援団長! 飛雄馬!!

昨日は市内の山手のほうで試合がありました。

出発が早いのと 配車の関係でジャビ子と飛雄馬はお留守番

前日までの雨で 途中雨脚がきつくなッタとたんグラウンドに水が浮いてきそう。

我がチームは ダブルヘッダーでまだ1試合残っていたのですけどとても続行不可能。

日程が押しているので何とか一つでも消化しようと...そこで名案!

自チームの地域は朝からまったく降っておらず また大変水はけの良いグラウンドなので

急遽 我がホームグラウンドへ移動し 残す1試合をすることに。


わ~い試合が見られる!!と大喜びの飛雄馬とジャビ子!

急いでグラウンドへ。

ジャビ子はウグイス! 飛雄馬は応援!

さて飛雄馬 相手チームの攻撃はじ~っとベンチ後ろで試合の流れを見ています。

無言です。しっかりボールの行方を見ています。

他のおちびちゃんが遊具や砂で遊んでいるのも目もくれず...

ただひたすら無言    m(◎◎)m ジーっと観戦

攻撃となると 大声で応援。


うちのチームは高校野球のように攻撃中は切れ目なく応援歌を歌っています。

ベンチの子供と父母が一緒に。

応援が時としてヤジになってはいけないと 数年前から始めました。

純粋に父母も一緒に応援できるようにと

常に観戦に来られる父母が3~4人で もともと人数が少ないし

低学年が半数以上 ぼ~っとしたりよそ事したり遊んだりしないようにと

少しでもゲームに目が行くようにと 

またチーム全体で 一体感を高めるために始めたことなんですけど


レパートリーは15はあるでしょうか(数えたことがないので)

場面に合わせて

♪一番強打者○○出たぞ! ヒットは確実~ 2塁打も確実!

♪光の速さで突っ走れ!ドラマティックに~(中日・井端の応援歌)

♪打てよ打てよ 打て打てよ!~(狙い撃ち)

♪おお~○○レッツゴー! (巨人・清水)

♪ホームラン○○! (チャチャ チャチャチャ)(ホームラン松井)

♪ひっぱれー ひっぱれー レフトへひっぱれ~ 流せ~ 流せ~ ライトに流せ~

♪ゴーゴー○○!(チャチャ チャチャチャ)(ゴーゴー二岡)

♪アッコちゃんの曲で (らーらーらーらら...)そ~れ○○! ○○!○○! 打て打て!!

♪ドカンと一発(○○!)打ってみようよ! 外野の頭を越せよ~ お~!


出塁すれば 


♪いいぞいいぞ~○○! いいぞいいぞ~○○! ナイスバッティング~!ナイスバッティング~!続け続け!××(次の打者名)!(もう一本!もう一本!もう一本たらもう一本!


などなど...攻撃中はほぼ切れ目なく続きます。

ジャイアンツの応援バージョンが多いのは

ジャビ子一家が応援の指導をしたからでご愛嬌(^^;


で、そんな応援 

いっけ~!いけいけ いけいけ○○!

(いっけ~!いけいけ いけいけ○○!)

打って~!打て打て 打て打て○○!

(打って~!打て打て 打て打て○○!)

リーダーは太文字の部分(誰とは決めていないんですけど 自然に誰かが言い出すのです)を切り出して

皆が後に続きます。


応援に気が入り込んでいる飛雄馬

ふとした瞬間 自然に自分がリーダーになって

他の団員お母さんたちがそれについて応援しているのです。

他のお母さんたち何の違和感なくついていきます。

その1打席ず~っとリーダーを続けました。


そして1試合 1時間半 試合をしっかり観戦応援し 満足げ。

3-2で逆転負けしてしまいましたが チームが一体となり

個々には ナイスプレーやナイスバッティングなどいいところも随所に出てきて

 (もちろん悪いところもありましたが)

見ていても時間を忘れるいい試合であり 応援するほうも熱が入り一体感のある試合でした。



ジャビ平兄ちゃんの涙

今日は高校1年のジャビ平兄ちゃんのことを書きます。

中学から中高6年制の私立に入りました。
もともと友達付き合いが苦手で 協調性にかける自己主義
当然 小学校の時からいじめられキャラ
アトピーなどもあり あちこち掻くと汚いなどと言われたり
みんなと一緒に上に上がるのはイヤだった

もうひとつの理由が大好きな少年野球
でも実力は伴わず1年から5年までず~っと補欠暮らし
中学校は地元少年野球が3チームひしめく競合地域にあり
彼にしてみれば先輩が仕切る中学野球万 年補欠のレッテルを貼られたまま入学し
中学3年間また補欠暮らしもいやだった
そして野球部がある私立へ入学するために野球を両立しながら猛勉強 

私立中学では入試に重点を置いただろうがため
ジャビ平のように6年間もみっちりと少年野球を経験者をしたものは
ないに等しいことはわかっていたから
実力の劣るジャビ平でも1年から経験を買われ ベンチ入り
秋にはスタメンをゲット。弱小ながらも充実した野球部生活を堪能

高校では運動部に限り併設する3年制高校の部活に6年制の生徒は加入する
6年制は大学受験を主とするため 運動部を続けるものも少ないし
入ったとしても腰掛部員と思われているでもジャビ平は違う
野球部は軟式しかないが そのため順当に勝てば2~3回戦で東海大会へ勝ち進める
そういう環境を見越してあえて中学からこの学校を受験したのだ。
自分が選手として試合に望み 大きな大会へ行きたいそう思ったからだ。

でもそう甘くなかった。
3年制の生徒と6年制の生徒は同じチームメイトなのにコミュニケーションが取れていない。
校長からして別なので まったく別の学校として運営している。
グラウンドをはさんで校舎もまったく別に建っている。
ジャビ平は何とか打ち解けようとするがもともと友達づきあいが苦手なので 
先輩や他の1年生部員とは温度差を感じずにはいられないようだ。 
時々連絡網が届かない 思い切って監督に連絡をした。ジャビ平にだけ届いていなかった。
翌日曜日紅白戦足が遅くても打てなくても出塁する野球はある。。。。 

フォーカス野球をやって自分をアピールした。

1-3 ふっと構えを解いた。ボックス内なので問題なし。
投球を途中でやめ暴投ボーク フォアボール 一塁にジャビ平がいるのを忘れワインドアップ もちろん 盗塁 あせった先輩フォアボール 次の打者セカンドゴロ サードのジャビ平は 大きなリードと声でますますのプレッシャーをかける当たり前の作戦。しかし先輩から目をつけられ呼び出され「卑怯な野球をするな」と言われた。 

帰宅し 開口一番お母さん聞いてよと言ってきた。納得のいかないもんもんとした悔しさ。
いいじゃないの 間違っていないんだから 堂々とやりなさいよと言ってやったが
「もうやらん 先輩から目つけられたくない あ~あ 一気に部活がいやになってきた もうどうでもええ!!それに今日の公式試合の応援の練習したんだ。1年生は声は出んし 恥ずかしがっとるのか知らんけど応援するのがそんなにかっこ悪いか?そんな仲間と一緒に野球するかと思ったら嫌気がさした。」


そう吐き捨てるとそして部屋にこもった。

旦那が帰宅しそのことを話した。お前が覚えたフォーカス野球が間違っていないと思うなら堂々とやれ!それでも批判する先輩がいたら なぜダメなのか質問しろ 先生にも聞いてみろ 納得できない回答なら そんな野球部やめろ 所詮そんなチームだお前には合わん 

でも俺プレーヤーとしてやりたいもん。。。目の奥に光るもの。。。

なら実力をつけろよ。今のお前は まだまだ中途半端じゃないか。だから「大して上手くもないくせに 6年制のお坊ちゃんのくせに 腰掛部員のくせに生意気な」って思われるんだ先輩がそんなだからってお前も感化されるな。
お前の後には(6年制中学に)フォーカスの後輩がいるだろう! そして来年間はもうひとり入学するし。
お前が3年になる頃には立派な野球部を作って道を作ってやればいいんだよ。
お父ちゃんに フォーカスの主任コーチに聞いてもらえて少しだけ胸がすっきりしたようだ。
うん わかった。そういうと ようやくニコッと笑みがこぼた。

はじめてのノック

今日はジャビ子の都合があり午後から練習に参加
午前中試合を終えた選手はベーランをしていた。
代表の「飛雄馬もベーランに入れ」の声に喜んで列の最後尾へ並ぶ
ファーストまでは以前も5~6本走ったことはあるが今日はHRベーラン 
飛雄馬の前に並ぶ幼稚園児(年長さん)と 2人ともべース1周は初めての体験
どうなるかな? みんなが注目!

前の子の走りを見てまねをするので ファーストを周るまではよかった。
セカンドへ向かう途中で視界から前の子が消える
回った時点で前を走る2年生はすでにサードを周りホームに向かっていた 
ショートの位置からサードを踏まずにホームへ(^^;皆で爆笑!

その後ろを走る飛雄馬といえば 
始めは全力でがんばっていたが セカンドを周るあたりで息切れ
咳き込み 喘息があるのでタンがっ詰まって眼を白黒 失速
そこをお父ちゃんが「こらあ~泣いとらんと全力で走らんか!!」
同じくサードベースを踏まぬままホームへ
またまた「こらあ~サードベース踏まんか!!」
「飛雄馬泣いとるのか? 苦しかったか がんばったな でももっと走って体力つけないかんなあ」
代表が飛雄馬に優しい言葉をかける。。。感極まってポロポロ(TT)

そしてその後 内外野に分かれてのノック
幼稚園児は5月には行って何度と受けていたが飛雄馬はまずはボール渡し
しばらくして お父ちゃんからノック参加許可を得る
前に並ぶ上級生を真似て
「バッチこ~い!」 両手を挙げて構える
強めのゴロだが 何とか正面に追いついてグローブを出すグローブを出すタイミングが遅くトンネル 
「エラーしたら全力で追え!!」
転々と転がるボールを追っていく 実際飛雄馬が参加した時間は20分ぐらいだったが
初めてノックに入れてもらえてとても満足げだった。
ノッカーお父ちゃんも 飛雄馬の代わりにボール渡しをするジャビ子に「おい あいつなかなかやるじゃないか」ってね。)
でも家ではダメだし(^m^)
「ぜんぜんダメ グローブの腕も振って走ること 待っている間に人のプレーも見ること!!」家での練習もますます熱が入りそうです。

飛雄馬の野球人生

飛雄馬は 野球大好きっ子
生まれる前からお腹の中で野球の歓声を聞き続け
生後3ヶ月でグラウンドデビュー。

111 222

朝早く夜遅い仕事 週末はコーチをしている父ちゃんに会えるのはグラウンドしかなし
お兄ちゃんが6年生のときだったので欠かさず試合も見たかったジャビ子は
雨でも風でも真夏の炎天下でも飛雄馬をグラウンドへ連れ出した。

バックネット裏のポプラの大木の下に
キャンプ用のガーデンベットを持ち込み 練習や試合の声援を聞いて過ごした。
家では 兄ちゃんの特訓を見て TVは野球中継 家族の話題は野球オンリー!
野球が好きにならない訳がない!

2歳のときユニフォームが新調された。特別に飛雄馬のユニフォームも作ってくださった。
チームの一員となった。

そして現在
毎晩 夕食前と夕食後 20分ほどの練習。
普段は飛雄馬に優しいお父ちゃんが
「鬼コーチ」と変身し 基本を教える。
できるようになるまで ジャビ平兄ちゃんがコーチする。
兄ちゃんにはつい甘えて 同じことを何度も間違える。
はたから見ていて 何度兄ちゃんが行ってもできないと鬼コーチのカミナリが落ちる。
顔がゆがみ うるうるするが 「泣くな!」と言う一喝にぐっと我慢する。
そして黙々と練習する。

張り付きボールというのを知っていますか?
ボールに吸盤が一杯ついたやつ
それを天井に投げ貼り付け 落ちてくるのを両手で取らせる。
ボールの真下に入り 3回に1回はしっかりキャッチできるようになった。
1週間ぐらい素振りをさせていたが
昨日は初めて新聞ボールとプラバットでトスをグラウンドでやったら 打てるようになった。
当たるとか 当てる のではなくきちんとしたフォームで確実に打った。

100の項目を覚えたら 松井やイチローになれるそういって教えている。
もちろん挨拶や整列の仕方なども入れての段階的なことだが現在15の基本を教えた。
ルールなどを含め とりあえず試合に出られる必要な項目50くらいのことを覚えたら
そのひとずつをレベルUPしていくという。飛雄馬の野球人生始まったばかり!

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