ジャビ平兄ちゃんの涙 | 行け!行け!飛雄馬!!

ジャビ平兄ちゃんの涙

今日は高校1年のジャビ平兄ちゃんのことを書きます。

中学から中高6年制の私立に入りました。
もともと友達付き合いが苦手で 協調性にかける自己主義
当然 小学校の時からいじめられキャラ
アトピーなどもあり あちこち掻くと汚いなどと言われたり
みんなと一緒に上に上がるのはイヤだった

もうひとつの理由が大好きな少年野球
でも実力は伴わず1年から5年までず~っと補欠暮らし
中学校は地元少年野球が3チームひしめく競合地域にあり
彼にしてみれば先輩が仕切る中学野球万 年補欠のレッテルを貼られたまま入学し
中学3年間また補欠暮らしもいやだった
そして野球部がある私立へ入学するために野球を両立しながら猛勉強 

私立中学では入試に重点を置いただろうがため
ジャビ平のように6年間もみっちりと少年野球を経験者をしたものは
ないに等しいことはわかっていたから
実力の劣るジャビ平でも1年から経験を買われ ベンチ入り
秋にはスタメンをゲット。弱小ながらも充実した野球部生活を堪能

高校では運動部に限り併設する3年制高校の部活に6年制の生徒は加入する
6年制は大学受験を主とするため 運動部を続けるものも少ないし
入ったとしても腰掛部員と思われているでもジャビ平は違う
野球部は軟式しかないが そのため順当に勝てば2~3回戦で東海大会へ勝ち進める
そういう環境を見越してあえて中学からこの学校を受験したのだ。
自分が選手として試合に望み 大きな大会へ行きたいそう思ったからだ。

でもそう甘くなかった。
3年制の生徒と6年制の生徒は同じチームメイトなのにコミュニケーションが取れていない。
校長からして別なので まったく別の学校として運営している。
グラウンドをはさんで校舎もまったく別に建っている。
ジャビ平は何とか打ち解けようとするがもともと友達づきあいが苦手なので 
先輩や他の1年生部員とは温度差を感じずにはいられないようだ。 
時々連絡網が届かない 思い切って監督に連絡をした。ジャビ平にだけ届いていなかった。
翌日曜日紅白戦足が遅くても打てなくても出塁する野球はある。。。。 

フォーカス野球をやって自分をアピールした。

1-3 ふっと構えを解いた。ボックス内なので問題なし。
投球を途中でやめ暴投ボーク フォアボール 一塁にジャビ平がいるのを忘れワインドアップ もちろん 盗塁 あせった先輩フォアボール 次の打者セカンドゴロ サードのジャビ平は 大きなリードと声でますますのプレッシャーをかける当たり前の作戦。しかし先輩から目をつけられ呼び出され「卑怯な野球をするな」と言われた。 

帰宅し 開口一番お母さん聞いてよと言ってきた。納得のいかないもんもんとした悔しさ。
いいじゃないの 間違っていないんだから 堂々とやりなさいよと言ってやったが
「もうやらん 先輩から目つけられたくない あ~あ 一気に部活がいやになってきた もうどうでもええ!!それに今日の公式試合の応援の練習したんだ。1年生は声は出んし 恥ずかしがっとるのか知らんけど応援するのがそんなにかっこ悪いか?そんな仲間と一緒に野球するかと思ったら嫌気がさした。」


そう吐き捨てるとそして部屋にこもった。

旦那が帰宅しそのことを話した。お前が覚えたフォーカス野球が間違っていないと思うなら堂々とやれ!それでも批判する先輩がいたら なぜダメなのか質問しろ 先生にも聞いてみろ 納得できない回答なら そんな野球部やめろ 所詮そんなチームだお前には合わん 

でも俺プレーヤーとしてやりたいもん。。。目の奥に光るもの。。。

なら実力をつけろよ。今のお前は まだまだ中途半端じゃないか。だから「大して上手くもないくせに 6年制のお坊ちゃんのくせに 腰掛部員のくせに生意気な」って思われるんだ先輩がそんなだからってお前も感化されるな。
お前の後には(6年制中学に)フォーカスの後輩がいるだろう! そして来年間はもうひとり入学するし。
お前が3年になる頃には立派な野球部を作って道を作ってやればいいんだよ。
お父ちゃんに フォーカスの主任コーチに聞いてもらえて少しだけ胸がすっきりしたようだ。
うん わかった。そういうと ようやくニコッと笑みがこぼた。