行け!行け!飛雄馬!! -46ページ目

寝言

審判のことでたくさんのご意見ありがとうございました。


うちのチームの指導者は本当に熱い人ばかりです。

野球に妥協を許さないので 子供の野球にそこまでと批判も多々ありますが

常に真剣に子供に向き合っているので 子供も厳しい練習についてきてくれる...

普段から熱心に練習や試合などを見に来てくれたりすると

なぜそんなにまで熱くなるのかがよくわかります。

でも 各々の家庭事情もあり 一部分だけで外面だけで判断してしまうと

わが子だけにしか目がいかず 指導者がどうしてそれほど熱くなるのか

その温度までついてこれないだけに温度差が開くばかりです。


ジャビ子は今は父母の立場から少し離れ(2年後飛雄馬が1年になったらには父母会参加ですが)

指導者側でお手伝いをしていますので 指導者同様燃えています(^^;



さて...今日のエントリーは飛雄馬の寝言


飛雄馬は保育園から帰ると ジャビ子が夕食の準備中 一人で遊んでいます。

座敷にトランポリンを立てかけてあり それにプラスティックのボールを投げて跳ね返ってくるボールを捕る練習を自分で思いつきました。

いつも 次第に自分の世界に入っていき 仮想試合が始まります。

「ピッチャー飛雄馬君投げました! うわ~打たれました! 捕った! ファースト! アウト!」

などと自分で実況中継しながら遊んでいます。

時々 ふすまの方へ投げたりして1塁3塁にけん制を入れたりもしています。

大体は フォーカス(自チーム)対巨人のようで

二岡にHR打たれたとか 慎之介を三振にしたとか 悔しがったり 喜んだり。。。。



ジャビ子は気がつかなかったのですが 旦那が今朝教えてくれた話です。


いつもその座敷に布団を引いて親子3人川の字で寝ます。

昨晩は暑く旦那も寝苦しく目が覚めかけたその時 

飛雄馬が何やらムニャムニャ言うので見ると薄暗い部屋で目を凝らしました


次の瞬間 寝ぼけたまま むくっと起き上がって

「サード!!」と大声で叫び 右手を振り上げそのままダイビングスローするように倒れ込んで

布団脇の座卓にゴツン! いた~いと叫ぶと そのままムニャムニャ~グーグーと

寝てしまったそうです。


普段子供の寝言で起きたことがなかったので 旦那もびっくり。

目がさえてしまい よく考えたらきっと自分がピッチャーでピッチャーゴロをサードへ投げてアウトにしようとした夢なんだな。。。


夢の中でも 野球付けの飛雄馬です。


早速朝起きてきた飛雄馬に聞くと 

案の定 ジャイアンツと試合をしていたそうで

二岡に打たれたけど飛びついて捕ってランナーをサードで刺したそうです。

頭痛くなかった?と聞くと

アウトにしたけど ボールが飛んできて頭に当たったんだもん。。。と左側頭部をなでていました(爆)


座卓で打ったことはまったく覚えていなかったようです。


子供だからというルールはない!

先日 日曜日の試合での出来事


1アウト同点・逆転のランナーを2・3塁にし スクイズのサイン 

バッチリ決まったスクイズ 

ピッチャーは躊躇せず1塁へ送球します。

こっちは当然ツーランスクイズです。

好スタートの2塁ランナー5年生 

3塁を回ろうとしたときそれは起きました。


相手サード ランナーがいるからとベースにベッタリ付いていた

予期せぬスクイズにまったく反応できませんでした。

それどころか ベースの端にぼーっと立っていました。

勢いよく回ろうとした2塁ランナーと接触 2人は転びます。

当然 タイムを取りこっちは抗議します。

「今のは走塁妨害でしょ!」

塁審は

「いや...後ろから来たランナーがつまづいて転んでぶつかったのだし...走塁妨害ではないです」


「ちょっと待ってよ!

完全にベースを踏んで立っていたんだよ。ぶつかりそうになったランナーがスピードを緩めることが出来ずぶつかったんでしょ! 勢いよく走った子供が悪いって言うのか?バカ言うんじゃないよ!」


「子供のことですから妨害は故意ではないですし...先に転んだのはランナーですから 今回は成り行きで...」猛抗議に3塁審シドロモドロ


今の瞬間 本当に3塁審は見ていたの?

主審は当然見ていなかった。ホームインと1塁への送球プレーに目がいっているから。

抗議は認められず....続行

結局 次の回 子供が奮起し 下位打線がつないでサヨナラ勝ちしました。



試合後に主審を交えて再抗議

「子供の試合だからそこまで厳しく取らなくても とか 成り行きだから とか つまづいて転んだ子が悪かったなどと 自分の審判としての能力の無さを子供のせいにするのか?それでは子供が納得しない。

こうこうこういう理由で ジャッジしましたと ルールにのっとった説明をしろ!」


いつも子供に厳しくルールを教え 走塁妨害 守備妨害などもきっちり教えているわがチームは 感情的になります。


じゃあ 同じ場面 自分の子供がそうだったとき

審判が「まあまあ 今回は」なんていいかげんな理由でジャッチされたらどうする?

これがリーグ戦ではなく トーナメントの決勝戦だったら 県大会をかけた試合だったら納得いく理由か?


うちのチームは ボークにも常に厳しくしています。

将来 その子が上の野球へ行ったとき 投球に癖があっては 絶対困るからです。

うちのチームの指導者が審判をする試合では 厳しく注意しますし  それ以前に イニング間の投球練習時にボークを注意してあげます。

その上で インプレー中にあれば厳密に取ります。

ですから他のチームの審判にも もっと厳しく取るように要求します。

そこまで見る余裕の無い審判が多いのです。


そして それを知らないで見ている父母は

「あそこはすぐにピッチャーに難癖をつけて抗議する。わざとピッチャーを動揺させようとしている。ウザイ相手だ。指導者も試合中 感情的になって大人気ない。」

と思われています。(教育委員会に通報した相手父兄もいました。そのときは連盟の審判長が間に入りことなくを得ましたが...そういううわさはどこからとも無く聞こえてきますから。)


野球のルールに

少年野球だから ルールは甘く取りましょう! 多少のボークは大目に見ましょうなんてありえない!!



ライバル対決


うちの小学校は少子化で各クラス25~30名の2クラス

そのチームの練習が厳しく代表が怖い(実際に厳しく怖いのですが...)の噂で団員が集まりません。

隣のA小学校には野球チームが無いのですが 一番近いうちではなく中学で一緒になるもうひとつの隣 練習時間も土曜日は半日と短く 指導者も優しい(?)B小学校学区のチームに入る事が多くなりました。


我がチームのエース 

いとこのお兄ちゃんについて入団したのが1年生でした。

その時代はA小学校からは7人いて団員の半数を占めていました。

でも現在にA小学校から入団してくる子は年々減り 3人


エース君は入団当初から K君というスポーツ万能のクラスメイトを勧誘してくれていました。

しかし その誘いを振り切ってK君は3年生でB小のチームに入団。

そしてそこからライバル対決が始まります。

3年生 2人ともめきめきと頭角を現しますが

上の学年が少なかったK君は4年生でチームエース クリーンナップとして出場します。

天才少年現る?と彗星のごとくデビューし 脚光を浴びます。

うちのエース君は当時はまだ ファーストをやったりキャッチャーをやったり...

打順も7番~9番を打っていました。

K君の活躍をうらやましく思いながらも

寡黙タイプのエース君は 密かに めらめらとライバル心を燃やし続けました。


それを代表が知って 

「お前をリーグ一のピッチャーにしてやる。今はそのための体作りだ。走って走って走りまくれ! 飯をドンと食え!」

走って走って走りこみ 下半身の強化 体力の増加

そして体は骨太に 剛速球ピッチャーの条件 お尻はドッシリとしてきました。


5年生 シーズン途中もともときゃしゃな体型のK君は連投でひじを痛めます。

そしてうちのエース君は 剛速球を引っさげて 堂々のピッチャーデビューしました。

その春そして ほぼ一人で投げ抜いて県大会へ上り詰めます。

投球の好調が さらに彼の持ち味パワーヒッティングに拍車をかけ 連盟公式戦では9HR


そして今年 ひじ痛から復活し エースに返り咲いたK君



今日は1年ぶり 直接対決


応援に行ってきます!








先のエントリーの続き

>Shinさん >ももさん >リナケイパパさん

こちらに まとめてレスで失礼します。


>我が子をプロ野球選手にと英才教育しているうちのような親...


と大きなことかきましたが 「プロ野球選手」になんて本当はおこがましいのです。

旦那もジャビ子も元々子供の頃から野球大好きなので
兄ちゃんも生まれてすぐからおもちゃのボール&バットで遊ばせてはいたんです。
でも気質なんでしょうね。
赤ちゃんの頃から絵本を見たりじ~っと室内で遊ぶのが好きな子でした。
その上 体が弱く 病気ばかりし あまり外で遊びをさせることもありませんでした。
草野球に連れて行ったりしましたし 野球中継は旦那のあぐらの中で じ~っと見ている子でした。
あけてもくれても野球しか見ないものだから根っからの野球好きになってしまったお兄ちゃん。

強要した訳でも無いのにある日グラウンドの横を通ったとき試合をしていて 「野球をやりたい」と家にすぐに帰り着替え 即日 自分から少年野球に入団したのです。

野球は好きだけでは上手にならない...幼児期に体を使って五感を駆使しての遊びをしなかったので その時すでに遅し...誰に似たの? 隔世遺伝か はたまた突然変異?!
目も当てられぬ運動音痴...バランス感覚は0に等しい。
それでも野球が好きだからと 練習こそ休まない子でしたが 旦那がコーチをするようになってからはさらに叱られっぱなし 
「俺練習休んだりしないのに上手にならない。 もっと上手になりたい!」
兄ちゃんの悲痛な願いに 旦那は家での特訓を始め 父親の気を殺して「鬼のコーチ」と化しました。
4年生から6年生までの3年間は親子とも本当に辛い日々でした。

ですから飛雄馬は おなかの中で男の子とわかり名づけることにした時点で野球をやらせるつもりでした。
赤ちゃんから五感を駆使し 潜在的な神経刺激しを養ってやれば伸びていくと本で読み実戦。
ありがたいことに 何とか人並み程度ですが それなりの運動神経を持ち合わせ 人並み以上の根性と集中力を持って生まれたおかげで 年齢的には いけるのではという感じです。

確かに「親の夢」だけど だからといって 巨人の星になってくれなんて 本当はこれっぽちも思っていないんですよ。
親がこんなだから 野球を好きにならない訳が無い...ならば好きな野球を人並み程度 上手くなれば お兄ちゃんのように
「こんなに野球が好きで 野球がやりたいけど 体が思うように動いてくれない...それでも続けられるならいつまでもプレーヤーでありたい」
そんな苦しさをまた味わせたくなかった。

高校野球でレギュラー捕れるのも 甲子園に出場するのも夢のまた夢 プロなんて星の数ほどのプレーヤーからからたった一握りもありませんもの...

目標が高ければ挫折も大きいでしょう。
いつか必ず訪れるもの。
でもそれが 少年野球でなく 中学でなく少しでも遅ければいいかなってそう思っています。

負けないぞ~!!

こちらにも書き込みいただいているリナケイパパ さんのブログで

幼稚園児ケイ君のフォームがたくさんUPされています。

そちらでジャビ子がコメントした記事なのですがコピペにて失礼します。


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ケイ君のフォームが力強いので 
「兵庫にも巨人の星になるんだって こんなにがんばっているお友達がいるんだよ」と

飛雄馬に画像を見せたんです。

見る見るうちに涙がじわ~

え? 何で泣いてるの?
「だって~ 行け行け飛雄馬になるのは 飛雄馬だけなんだもん~...びえ~」
さすがに飛雄馬の目にも いつもチームの6年生を見ているので ケイ君のフォームがきれいで力強く 自分より上手だということがわかり 負けたと思ったようです。
まわりに同じ年代で 上手い子がいないので 

自分だけが「行け行け飛雄馬」になれるものだと信じていたようです。

「ほらね。みんな松井やイチローになろうってがんばっているんだよ。ケイ君だって飛雄馬と一緒で 野球大好きだし お父さんといっぱい練習しているんだね。」
そう言うと
「うん。飛雄馬ももっとがんばる! 負けないよ!」

早速素振りを始めました。


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全国には 自分の夢を我が子に託し

我が子をプロ野球選手にと英才教育しているうちのような親はたくさんいますね。

みな それぞれがんばっています。

飛雄馬も 全国のライバルたちに負けないように

いつまでも野球が「好き」でいられるように

のびのび そして 楽しく 

時には厳しく教えていこうと思います。