やっぱり歩くといいみたい! | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


昨夜のニュースで、アメリカでもオレオレ詐欺(振り込め詐欺)が横行していると聞きました。アメリカでは、海外送金も簡単にできるだけに、国境を越えて行なわれているようです。英語では、It'sMe-It'sMe-Scam。ねらわれるのは、グランマとグランパ。送金する前に、必ずこちらから確認の電話を入れましょうね。


2週間ぶりにWiiFitに乗ったら、体重が増えてました(トホホ)。シェイプボクシングは週2回、しっかり汗かくまでやってるのに…。3連休に姪っ子夫婦が来てたので、若い人につられて食べたかなぁ~。それとも、雨や雪が続いて、歩いてないからかなぁ~。その両方か…。


これはいけません。運動量を増やさねば。明日は晴れて温かいようなので、学校の行き帰り、しっかり歩こうと思います。日経ヘルス3月号の「Health News Digest」にも、歩くのが健康に役立つという論文が2種類も紹介されておりました。


ひとつは、アメリカの健康栄養調査のデータを解析した結果、座位中心の生活でも、席を立つ時間を少しでもつくれば、生活習慣病の予防になるというもの(European Heart Journal 電子版 Jan.11,2011 Sedentary time and cardio-metabolic biomarkers in US adults: NHANES 2003–06 )。


20歳以上(平均年齢46.55歳)の男女4757人が、7日間、右腰に加速度計をつけて、歩いた時間を測定したところ、座位時間が1日に平均8.44時間、休憩などで席から離れる回数が1週間に平均556回。


2003/04から2005/06の間の2年間で、定期的に運動している人でも、座位時間が長い人ほど、ウエストサイズ、血中HDLコレステロール値、中性脂肪値、インスリン値、中性脂肪値、炎症反応の目安となるCRP(C反応性タンパク)値が、上がっていたが、休憩回数が多い人は、ウエストサイズが小さく、CRP値が低かったとのこと。


ということは、デスクワーク中心の生活でも、トイレに立つとか、お茶を入れに行くとか、ちょこちょこ席を立つ、つまり歩くようにするといいってことですね。オフィス内の移動も、できるだけ階段を使えば、もっといい。男性諸氏も、コピーはご自分でとりに行くほうが、メタボ予防になるようですよ。


もうひとつは、1日あたりに歩く歩数が1000歩増えるごとに、ウエストが引き締まって、MBI値も改善するというもの(BMJ 電子版 Jan.13,342,c7249,2011 Association of change in daily step count over five years with insulin sensitivity and adiposity: population based cohort study )。


オーストラリアのタスマニアで2000年と2005年に、平均年齢51.4歳の男性267人と、平均年齢50.3歳の女性325人の計592人のおとなを対象に、BMI値、ウエストとヒップのサイズ比、インスリン抵抗性を比較した調査です。


その結果、5年間に歩数を増やした人は、BMI値が1000歩当たり0.08低下、ウエストとヒップのサイズ比が0.15減少、インスリン抵抗性を示す数値が1.38上昇したとのこと。


つまり、歩けば歩くほど、メタボを予防できることが証明されたってことです。目安はやっぱり1日1万歩。私も歩かなくっちゃ。


ウォーキングは、ひざの痛み予防ぎっくり腰予防 に、梅核気の解消 にも、夏の代謝アップ冬の冷え予防にも、さんざんおススメしておきながら、自分はさぼってた…。反省、反省。明日は歩くぞ、1万歩!


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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ノースポール


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