ダイエットに胸式呼吸、リラックスに腹式呼吸 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


昨日は明け方冷え込んだせいか、朝起きたら、肩がこってました。このところ、ちょっと目を酷使したので、そのせいもあるかもしれませんが。5月も半ばというのに、10℃を下回りそうな気温だなんて!


そんな朝は、ふとんから出る前に伸びをして、起き上がったら胸式深呼吸をして、からだを温めます。このブログでは、腹式呼吸をおすすめすることが多いのですが、私自身は、ときに応じて呼吸法を使い分けてます。


1 からだを活性化する胸式呼吸


① 両脚をそろえて立つ

② お尻とおなかを軽くたたいてグッと力を入れ、背筋を伸ばす

③ 胸を張り、肩を軽く揺らして上半身をリラックスさせる

④ おなかを引き締めたまま、胸の中をふくらませるイメージで、鼻でゆっくりと深呼吸する


ポイントは、

・ 吸うときも吐くときも、おなかの緊張をゆるめずに、力をいれておくこと

・ 鼻の奥から寝息のような音が出るような、呼吸にかかわる筋肉を総動員するような感じで行うこと


1~2分もすれば、身体がフワ~ッと熱くなって、活性化するのがわかります。朝やっておくと、1日の代謝量もアップして、ダイエット効果も高いはず。これ、たぶん、ヨガの呼吸法のひとつです。


2 リラックスする腹式呼吸


① 両脚を肩幅に開いて立つか、仰向けに寝て、からだ全体の力を抜く

② 両手を軽くおなかにあてる

③ 普通の呼吸で吐き終わったところから、おなかをゆっくりへこませながら、さらに口から息を吐く

④ 口を閉じ、おなかを緩めて、自然と鼻から空気が入ってくるのを感じる


ポイントは、

・ 吐くときは口をちょっと開いて、細長~く口から吐き、吸うときは鼻から吸うこと

・ 腹筋を使って行うけれど、肩の力を抜いて、決して力まないこと


2~3分間行なうと、からだの芯からホンワリと温かくなります。横隔膜の動きが大きくなるため、腸が刺激されるので、便秘にも効果的です。 寝る前にやると眠りが深くなって、自律神経もととのいます


すわって行う腹式呼吸のやりかたはこちら→「腹式呼吸で自律神経をととのえる」

腹式呼吸がアンチエイジングにも効く理由はこちら→「腹式呼吸でアンチエイジング」


日頃呼吸が浅いと感じる方は、どちらでも構いませんから、ぜひやってみてくださいね。身体の隅々まで血流が良くなって、酸素が行きわたる感じがして、からだが軽くなりますよ。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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