眠気覚ましのツボ | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


仕事中、授業中の眠気、思い切って寝る?我慢する? ブログネタ:仕事中、授業中の眠気、思い切って寝る?我慢する? 参加中


疲れがたまっていたり、寝不足だったりすると、ものすごい眠気に襲われることってありますよね。一昨年のことですが、授業で話しているにもかかわらず、一瞬記憶が飛んだことがあって、我ながらビックリしました。試験監督中なら黙ってますから、まだ理解できますけど、しゃべりながらってどういうこと?ほんの一瞬、1~2秒のことですけどね。


え~~っ、そんなことあるのぉ?と思われますよね。あるんですよ、体験しましたから。私だけじゃないんです。同僚のこの方 も経験してますから。彼女が先に、「授業中、しゃべりながら寝ちゃった~」と言ってて、「まさかぁ~」と受け答えした数週間後のことでした。今から考えれば、脳が酸欠だったのかなぁと。


仕事中に襲ってくる眠気、このまま眠れたらどんなにいいか。そう思いながらも、そうはいかないのが世の常。OL時代は、ブログネタ運営局のジョニーさんと同じく、コーヒー飲んで、トイレで10分仮眠でした。その10分が取れないときは、体操。今は、鍼灸師ですから、当然ながらツボ押しです。


眠気を覚ますツボをご紹介しましょう。


1 手のツボ


春月の『ちょこっと健康術』-中衝 左手

春月の『ちょこっと健康術』-手甲ツボ 右手


手にあるツボは、人知れず押すことができますから、使いやすいですね。おすすめは赤●合谷(ごうこく)です。「様々な症状に効くツボ 合谷 でご紹介したときには、眠気覚ましになることは書きませんでしたが、目や頭の症状に効くので、眠気覚ましにも使えるんです。


Google検索すると眠気覚ましのツボとしてよく出てくるのが青●中衝(ちゅうしょう)。日本では古来この位置で使われてきましたが、2008年に決定したWHOのスタンダードとしてピンク●に変わりました。


青●中衝が眠気覚ましに使われるって、私は知らなかったんですが、心包経のツボですから血液循環をよくするという点で、使えるのかなと考えます。ピンク●では押しにくいし揉みにくいので、使うとしたら青●のほうでいいと思います。


目と脳へ効かせようとするなら、黄緑●少衝(しょうしょう)もいいですね。青●中衝と合わせると、イライラを鎮めるのにも使うことができます。青●中衝黄緑●少衝は、いずれも爪の生え際になりますので、左手の場合は↓この位置です。


春月の『ちょこっと健康術』-爪甲根部


反対の手の親指と人差し指で挟んで強めに揉むと、痛さで目が覚めますよ。それじゃツボの効用かどうかわからないじゃないかって?そんなことはありません。痛さを感じること自体、ツボである証拠ですから。


爪もみ


2 足のツボ


春月の『ちょこっと健康術』-足臨泣 左足


春月の『ちょこっと健康術』-足背ツボ 右足


今日は眠くなれないぞという日には、足にある赤●足臨泣というツボへ、磁気粒を貼っておきましょう。第4指と第5指(小指)の中足骨の間、小指伸筋腱の外側で少しくぼんだところになります。


3 顔と頭のツボ


春月の『ちょこっと健康術』-睛明


眉毛の内端で骨がすこし陥凹しているところにある赤●攅竹(さんちく)と、目頭の内側で鼻根が細くなっている陥凹部の青●睛明。目の疲れを取るのにも使いますが、目を覚ますのにも効きます。


「全身に効くツボ 百会 でご紹介した百会も、頭をすっきりさせてくれますよ。


お好みに合わせて、使ってみてくださいね。今日もいい1日になりますように。


春月の『ちょこっと健康術』-?


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