今回の1泊2日はトムラウシ温泉と翌日の所用だけが目的なので、特に旅行というレベルのものではありませんでした。

それ故、東大雪荘で入浴をしてしまえば、後は帯広市内の宿泊先に向かうだけで、のんびりとしたもの。あちこち行く旅行はそれはそれで楽しいけれど、こういう楽なスケジュールは心にも体にも余裕があって落ち着きます。

 

 

十勝地方は梅之助にとって、あまり縁のない場所。

梅之助が住む旭川も周辺は農村地帯である為、そういった風景は見慣れたもので、田んぼか畑かの違いとスケール感の差だけ。あまり観光に行きたいとはこれまで思っていませんでした(十勝に住む方々、ごめんなさい)。

それでも時折、車を停めて雄大な景色をパチリ。

トムラウシ温泉では雨だったのですが、次第に天候も回復してきました。

 

このままホテルに着いても時間は早いし、やる事もないので、その前にスイーツの「柳月」に寄ってみる事にしました。

 

 

「柳月スイートピアガーデン」(河東郡音更町下音更北9線西18-2)で、過去に2回ほど来た事があります。まるで神殿のようですね。

時刻は17:00ちょっと過ぎ。

 

 

農業と酪農が盛んな十勝地方はスイーツの産地。

新鮮な乳製品や小麦粉、小豆などスイーツの主要原材料がお膝元で生産されるのだから納得です。有名処は何といっても「六花亭」で、「柳月」はその次に来るブランド。

 

 

昨年のNHK朝ドラ「なつぞら」に出てきた十勝の菓子店「雪月」は、六花亭と柳月の両社をモデルとしていたと推察されています。

 

 

特にドラマ中の登場人物が考案した菓子の一つ「おバタ餡サンド」は、柳月の商品「あんバタサン」がモチーフになっているのは明らか。

丁度、「なつぞら」放送開始の一年前に発売され、朝ドラ効果で昨年は売り切れが続出したそうです。梅之助も食べた事がありますが、たっぷりと入った餡バターをサブレで挟んだお菓子で、バターを使用している割にはあっさりしていて美味しかったです。

 

 

ただし柳月の定番商品「三方六」が以前から好きなので、ここではそれを買っていこうと思っていました。三方六は、外側をミルクチョコレートとホワイトチョコレートを使って白樺の木肌を表現したバームクーヘンです。

 

 

(左)柳月HPより。

(右)アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」より。

 

かつて人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の登場人物・佐倉杏子が食べているお菓子の一つが三方六ではないか?とコアなファンの間で話題になった事があります(オタはよく見ているよね)。

 

 

 

おや、見慣れぬ三方六がありますね。

スイートピアガーデン限定の「三方六 はちみつレモン」(780円・税込)。限定ならばこれにしますか。嫁は他に幾つかお菓子を購入した模様。

さて、三方六はここで開封して食べる訳にはいかないので、無料サービスのコーヒーだけ頂きます。ミルクとシュガースティックをしっかりビニール袋に入れて、ここでもウィルス対策が施されていました。

 

 

これは自宅に帰った際に開封して、三方六を包むビニール包装を取った時のもの。

他にノコギリのようなプラスチック製ミニナイフが、カット用として付属していました。

写真ではよく分かりませんが、外側はレモンシュガーでコーティングされており、生地にははちみつが練り込まれています。

しっとり感が程よく、美味しく食べさせて頂きました。

 

 

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