小さなタクシー会社が、顧客を固定客化して、ドライバーの平均年収を倍増させる方法とは?
みなさん、こんにちは。本日は、あるタクシー会社のお話です。このタクシー会社の社長は、「空車で走行している割合が全体の8割」という稼働率の低い手法に疑問を持ちました。そこで、車にGPS機能を装備して「顧客からの呼出し配車」に移行し、安定した配車予約が取れる法人契約の締結を促進しました。つまり、流しで新規客を獲得するスタイルから、固定客を獲得するスタイルに転換したのです。もちろん、それと同時に運転手の能力アップやマナー教育も徹底して行いました。その結果、約15,000人もの利用頻度の高い優良顧客を確保し、車1台当たりの売上を70%もアップ。さらに、一般的なタクシー運転手の平均年収は約300万円なのに対し、このタクシー会社の場合は平均760万円。1000万円を超える社員も少なくないそうです。このように顧客を固定客化し、リピーターを増加させることは、収益を確実に向上させるということです。本日もお読みいただきまして、ありがとうございます。(参考)「創業手帳」ホームページ