以下、mixiの猫王さんの日記より転記。
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『韓国併合・合法論を斬る！』 第三部
～日本は韓国支配で大損をこいた？～
■はじめに
・日本は韓国支配で何も得していない
・韓国のインフラを整備してあげただけで、大赤字だ
・韓国の産業を起こしてあげたのであって、儲けは無かった
こんなのに反論する必要もないと思っていたら
合法論者の本などを読んでいると、必ず出てくる
彼らの本しか読んでないネトウヨも
当然のごとく、必ずと言って良いほど、同じ主張をする
これに対する反論も、ネットではあまり見かけないので
本来なら第三部にせず、+αの小ネタ集のほうに書こうとおもっていたが
あえて三本目に立てることにした
■何を根拠に大損だと？
まずこれがよく分からないのだ
普通、何かを立証するときに
「これこれこうだから」と結論を導くのだが
「日本は大損」などと、結論しか言わないので
一向に話が進まない
合法論者の意見には
直接的でも間接的でも
「儲かった」「損した」ということを判断する上での
経済データや論拠がないのだ
※インフラ整備は「損した」という論拠にはならない
それについては、後で述べる
仕方ないので、ネトウヨが反日とディベートするときの模範解答集本をみて
彼らの主張の誤謬、ってか詐術を明らかにしていく
◆全部、日本が儲けるためにしたこと
◇日本は韓国のインフラを整備してあげた、産業を起こした？
「日本の韓国経営のため、何年にいくら国庫から韓国に増資した（資本輸出）。
こんなにもたくさんのお金を、韓国のためにつぎ込んだのだ
もう、まったく大損だYO!」
これに対して突っ込む必要があるのだろうかと、疑問を禁じえないが
とりあえず書く
・経済インフラ整備した
・学校をつくった
・産業を起こした
・鉄道を引いた
全部、日本が儲けるためじゃないか！
そもそもインフラにかけたお金、国庫からいくら払ったかだけを見て
損だというのは、詭弁ってか、オカルト経済だ
例えば「関空」に国や自治体が、いくら資金を出した
だから損したっていうか？
（まあ、本当は国民と大阪府民は損しているんだが）
将来的に、投資した以上の見返りがあると思っているから
税金を投入しているのだ
それは、投資した「関空」から、直接、収入として帰ってくるのではない
税収だけでは、大赤字だし
国庫の帳簿だけをみれば、みんな赤字
インフラ整備することで、流通が見込める、産業が栄える
企業やそこで働く人の収入が増える
税収の増加が見込める
だから、インフラ整備するのだ
民間が儲かり、そこから税金が入ることで
かなり長い年月をかけて
儲かるという仕組みになっている
日本から韓国に、これだけ資本輸出した
そういう数字だけを見て大損だっていうのは、経済学でもなんでもない
日本が韓国にした事と、同じことを今の先進国がやってるよね
そう、「ＯＤＡ」のことだ
「ＯＤＡ」の解説の必要もあるのか迷うところだが
コレが分かってないから、簡単な嘘を信じちゃう人がいるんだろうから
一応、触れておく
◇ＯＤＡとは？
「先進国による開発途上国への支援」と思ってる人もいるのかも知れない
ＯＤＡ援助は、やがて支援国の利益に繋がるのだ
空港や港湾、鉄道の整備は、その国への貿易をしやすくし
産業を起こせば、安い原材料や加工品をその国から買うことが出来る
また、こちらの商品を売り込むことが出来る
市場を開拓し、自国の輸出産業を儲けさせることが出来る
学校をつくるのは、現地人の労働力を育てることに直結する
産業を起こしても、労働力がなければならず
そのための必要な教育がいる
病院も、「安定した人口増加」が見込めなければ
経済発展が望めない
被支援国がある程度の経済発展をしてもらわないと
魅力ある市場にもならず、加工品の輸入国にもなりえない
「韓国のために」という主張は、まったくもって詭弁だ
韓国のインフラ整備をしてやった、良いこともしたのだ
だから、「日本の韓国支配は悪いことばかりじゃなかった」というのは
犯罪者の居直りのようなものだ
女性の自宅に押し入ってレイプした犯罪者が
「身をもって戸締りの大切さを知っただろう？」
などという居直りと、同じ屁理屈だ
■日本は韓国経済を徹底的に利用した
◆利益が出る見込みのない国債と社債を押し付けられた韓国
韓国は、合法論者のいうような「施し」を受けてばかりでない
日本は、戦争遂行のため、また日本企業の利益のために
韓国経済（韓国人の貯金）を、徹底的に利用したのだ
日本が戦費調達のために
韓国の銀行に、※強制的に日本の国債や日本軍需産業の社債を買わせたのだ
当時の朝鮮商業銀行、現在のウリ銀行の貸借対照表をみると
全資産(23億ウォン)のうち、日本国債と政府機関の社債が2億7000万ウォンに上った。
なんだよ、約12％じゃないか
などと言うなかれ
（12％でも大変な数字だけど、恐らく合法論者には、その意味が分からないだろうから）
全資産というのは、持ってるお金だけじゃないからね
土地や建物、様々な資産勝ちを持つものすべてを含むからね
韓国の社会的富は、日本の戦争遂行に利用されていたのだ
インフラ整備の見返りを、十分受けている
※なぜ強制といえるのか？
強制というのは、銀行側の主張だけど
簡単に証明できる
勝つか負けるかわからない戦争している国の国債を
買う馬鹿はいないだろ！
今のアメリカみたいに、必ず勝ち
その後、占領政策で儲かると見込まれている戦争は別だけどな
こういうケースは、後で述べる
当然のごとく国債は、戦後は紙切れと化して
その後の朝鮮半島の経済を悪化させたのだ
◆日本側儲けの仕組み
ちょっと固有名詞忘れてしまったが
「なんとか鉄道」を日本は作ってやった
韓国人はそれで大助かりだ
その株主は誰やねん？
そう、産業を起こすとき、株で儲けるわけだ
何も封建時代の農奴や職人のように
直接的な搾取だけが、収奪じゃない
鉄道建設で現地の人を、働かせる
中国では、賃金不払いが発覚して問題になった
これは本題でないのでココまでにしとく
産業を起こし、有価証券で儲けるわけだが
当時の最も有名な日本人の一人が
それで大儲けしているわけだ
我らが天皇陛下である！
◆皇室の資産状況
この項は、以下のサイトから転載・引用させていただいた
皇室財産（１９４５年１１月１日）/国民と天皇と大日本帝国
◇マッカーサー司令部が発表した皇室財産 １９４５年１１月１日、毎日新聞（大阪）
『１５億９千余万円、御所有株は２９会社』
米軍総司令部渉外局３０日発表
日本皇室の財産は現金、有価証券・土地・林材・建物のみで１５億円以上に上る旨
３０日連合最高司令部により明らかにされた、
この正確な総額は、１５億９０６１万５５００円である、
この報告は連合軍最高司令部の指令により日本政府によってなされたもので、
最高司令部経済科学部はこの報告を将来の日本経済を支配すべき
計画の作成に用ひるはずである、
なほ上述の数字は美術品・宝石および金銀塊の額を含んでいない、
これらについての報告は追ってなされれはづである、
またこの数字は皇族１４方の財産も含んでいない、
□皇室財産の内訳は次のごとくである
現金および有価証券（３億３６１５万９８９０円）
土地（３３１万４２４２エーカー、推定時価３億６２２９万３９５３円）
林材（５億９２８６万５０００円）
□現金および有価証券の内訳
国債（１億３８２２万１５１３円）
地方債（２６３４万７２１７円）
諸株（８７９８万３５８３円）
社債（５８５４万６０２４円）
現金（２４７８万８３８７円）
諸株および社債の額は購入価格に基づくものである
しかし皇室が多額の投資をされている諸会社の多くは空襲によって施設の多くを焼失、
現在では生産皆無またはそれに近い状態である、
皇室は諸財閥の会社を含む２９会社の株を所有されるが、
単一の保有株としてその最大のものは銀行株で、
□銀行関係の持株内訳は左の通りである
日本銀行（２０万８０００株、２０８０万円）
横浜正金銀行（２０万９３１８株、２１５５万２３１円）
日本興業銀行（４万５４５０株、１４２万３１２円）
台湾銀行（３万２６４株、１８９万１０００円）
東洋拓殖会社（５万株、１８７万５０００円）
帝国銀行（２万９１１０株、１２８万１４０円）
□その他の諸会社株の主なるもの次のごとし
王子製紙会社（６万６０８株、３５８万２１５０円）
関東電業会社（３万４７４９株、１７３万７９５０円）
南満州鉄道会社（８万４３１７５株、３２９万５６２円）
台湾製糖会社（３万９６００株、１９８万円）
□皇室所有の土地の内訳次のごとし
森林（３１８万３２８７エーカー、６４５７万５２９１円）
宮城および御所（２２５６エーカー、２億１３６７万２８１１円）
農地（９万７６３７エーカー、１８９万９４０２円）
建物敷地（５５９エーカー、７９８７万５４８円）
その他（３万５０２エーカー、２２７万５９０１円）
以上所有地の評価額を見ると、
宮城１エーカー平均価格は９万５０００円とされているのに対し
森林および農地は約２０円、建物敷地は約１４万３０００円とされている
注）以下は投稿者の計算の為、間違いの可能性あり
皇室所有地計：13412737374平方メートル＝13413平方キロメートル（現在の日本の3.5％）
現在の日本国の面積＝377835平方キロメートル
エーカー：１エーカーは約40.469アール、約４０４７平方メートル、
アール：１アールは100平方メートル、約三〇・二五坪
◇1947年の皇室財産
1947年に於いて皇室財産は37億7500万円、財産税が33億4000万円かけられ、
日本国憲法では皇室財産は国に属する事となった。
残りは1500万円の現金と一部の貴金属・宝石・美術品、宮中三殿（賢所など）
三直宮家を除く１１宮家５１人の降下が決まり。
1947年10月18日に赤坂離宮で皇族のお別れ晩餐会が開かれた。
以上は「昭和天皇とその時代／川原敏明」よりの纏め。
降下した宮様には一時金があったようだが、
久邇宮朝融王や賀陽宮恒憲王は一旗組・団体・学校の総裁・顧問を次々引き受けた。
と続く。
日本国民の多くが生きる事に大変だった時代。
陛下、戦争で大儲けされましたな
この構図は、今の公共投資、インフラ整備、ＯＤＡと同じ構図ですね
国民の血税を、これらに投資する
そして、既得権者が大儲けする
国民は税負担でしんどくなるだけ
今回、日本企業のデータを探していないけど
それを提示する必要もないほど、分かりやすいよね
「なんとか鉄道」(※1)で、日本企業の株所有による儲けは
どっかにデータがあったんだけど、場所を忘れてしまった
いつか見つけたら、アップします
日本の戦国時代も、近隣諸国と戦争すればするほど
確実に「勝ち組み」であれば、儲かったそうだ
軍隊が攻め込む、その地の相場が上がる
戦争状態なので、その地の経済活動が止まる
自国から生活必需品などを持ちこみ
高い相場で大儲けする
この構図は、先の戦争でも変わりないようですね
■まとめ
・植民地支配には、良いこともあった
・日本は韓国のインフラを整備してあげたなど、良いことをした
・日本は大損だYO！
オカルトは、幽霊だけにしてください
歴史や経済に持ちこまないでください！
肝心なことは、ODAのように
韓国側が望んでやったインフラ整備や投資ではないということ
一部、二部で明らかにしてきたように
日本が武力をもって乗り込んで
無理やり併合した
その上で、日本が儲けるために
韓国にインフラ整備したということだ
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※1
◆ちょっと固有名詞忘れてしまったが
「なんとか鉄道」
思い出した！
京釜線だ
当時の株主割合は、まだ見つけられない
どこでみたんだったっけな？
本だったかネットだったかすら、思い出せない
以下、日記の補足として
◆京釜線
当時の日本政府の公文書に
京釜線建設の意図が、はっきりと現れている
１９０２年の閣議決定された文書には
小村寿太郎外相が桂太郎首相に出した文書には
以下のように書かれていた
「京義鉄道をわが手で敷設し、京釜線と連絡させれば韓国貫通の幹線鉄道はすべて帝国のものとなり、韓国をわが勢力範囲に置くのと同じだ」
この鉄動が、本当は誰のモノなのか、誰のためのモノなのか
はっきりと分かる
その他にも日本は韓国に鉄道し、軍用列車として利用
中国東北部へと線路を延ばし、勢力圏を拡大させようとした
京義線なんかは、モロに軍用鉄道だった
日本は大韓帝国に「軍用鉄道」としてつくることを通告していた
鉄道は、日本の戦争遂行のために作られたのだ
戦後、韓国がそれを利用したからといって
韓国のために作ったんだなどというデタラメが
どうして言えよう
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参照
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