博報堂から現代キャリア女性に関する意識・生活調査が発表された。

伽利女性に関するデータで面白い傾向がでているものあまりなかったので、
けっこう興味深いです。

とりいそぎ。。

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via: http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2009/20090915.pdf
博報堂研究開発局は、このたび、30~45歳で首都圏在住のキャリア女性*1500人を対象に仕事や家庭生活に関する調査を行いましたので、その結果をご報告いたします。
現代のキャリア女性はいわゆる総合職的なキャリアに加え、「母」や「妻」といった家庭での役割にもしっかり取り組みたいという、仕事だけでは満足できない姿が浮かび上がりました。
特に多くの役割を持つ「キャリアマザー」*2の生活を見てみると、家庭生活においては母親・主婦の役割に励み、仕事においてはキャリアにいそしみと、それぞれの生活において専業者に負けないよう頑張っていることが分かりました。ただ、その生活には自由になる時間がない、ロールモデルがいない等課題もあるようです。
現代のキャリア女性の姿について、キャリアマザーを中心に、同じキャリア女性である「キャリアDINKS」*3 「キャリアシングル」*4や「共稼ぎ男性」*5「専業主婦」*6との比較からご紹介いたします。
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1.
キャリアであっても、「母」の役割が最も大きいキャリアマザー
キャリアマザーは「母」として子供の世話にもっと手をかけたいと考えている他、理想では「妻」の役割をもっと増やしたいと考えており、仕事だけでは満足できない姿が浮き彫りに。
2.
仕事をしながらも、「主婦」として家事を切り盛りするキャリアマザー
キャリアマザーは仕事をしながらも、平日・休日ともに主婦として家事にいそしむ。家事のアウトソースはあまり利用しておらず、自分で切り盛りしている様子。
3.
仕事は「楽しみ」で、ずっと働き続けたいと考えるキャリアマザー
キャリアマザーは仕事に対しても前向きな気持ちで取り組む。自分の裁量で仕事を進め、仕事を楽しみ、仕事をずっと続けていきたいと思っており、家庭と仕事の両方の役割を担うことに幸せを感じている。
4.
「自由時間」はほとんどないが、何もしていない自分も受け入れ難いキャリアマザー
満足度・幸福度が高いキャリアマザーだが、生活の中で自由になる時間はほとんどなく、何よりも時間が欲しいと考えている。その一方で何もしていない自分は受け入れ難く、常に走り続けなければ、という気持ちが見てとれる。
5.
家庭生活・仕事生活両面でお手本にできる「ロールモデル」がいないキャリアマザー
キャリアマザーには家庭生活・仕事生活の両面で参考になるロールモデルはおらず、それぞれ専業者をお手本にするしかない状況で、自分なりに考えて奮闘しているようだ。




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