一日目:友人と待ち合わせの旅 | 女医の国際精神保健

女医の国際精神保健

精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

今度、学会でパリへ行きます。 ジュネーブから近いですか?」
とJYPOのお仲間よりメール。
お!会いに行こうかな?

「パリの学会発表に向けて準備中」
とオーストラリアの友人精神科医がフェースブックの近況報告。
お!会えるかな?

というわけで、週末一泊パリ旅行へ向けてTGV電車券を購入(往復約90ユーロ)。

パリっこ達 に連絡だ!
「うちに是非泊まって~」と軽いお返事。
「わーい、ではまた近くなったら詳細を相談しよう」
と、思ったら、
「ごめーん、丁度その週末が引っ越しの週末になっちゃった」
と友人ちゃん。
あれま、作戦変更だ。
「なら、我が家でどうぞ~」
と、MSF epicentre夫妻。

いよいよ当日。
券も持ったし、お土産も持ったし、歯ブラシも持ったし。
あ!お財布がない!!
嫌な思い出が頭をよぎります。
いろいろ考えますが、どうやら職場に忘れてきたっぽい。
職場の警備さんに電話を入れつつ、職場に向かいます。
あった!!警備さんに届いていました。
良かったよ~~~!!!

でも、すっかり電車は逃してしまったので、改めて券を検索。
パリ直通は売り切れ。
仕方がないので、リヨン乗り換えで行くこととしました。
約80ユーロの券を購入。
それにしても、経由便で乗り換え30分を入れて計4時間30分くらいで、直通で3時間10分って、なんで?
直通便はもう少し早くなれそうじゃない??

Polite Lies: On Being a Woman Caught Between Cu.../Kyoko Mori
¥1,223
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今回の旅のお供はこちら。
こちらを購入した際に 一緒に買ったのですが、全く読んでいなかった。。。
読みながら、ちょっと反発したくなっちゃうのですが、感想は全部を読み終わってからにします。


女医の国際精神保健Global Mental Health

のどかな風景を電車が行きます。

昼前に到着予定が、14時過ぎにパリに到着。
epicentre君が、お迎えに来てくれました。
久しぶり!元気?
さっそく彼のお気に入りの河のほとりへ向かうこととしました。


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バスティーユ。
オーストラリア君との今日の晩ご飯の待ち合わせはここだね、と確認し、歩き続けます。

epicentre君は、ペルー生まれのベネズエラと米国育ちで現在パリ勤務。
お父さんは、ペルー中央銀行の総裁だったんだって!
お父さんとお母さんがそれぞれ学者だったことと、ペルーが政治的不安定だったことから引っ越しも多かったみたい。
柔和な中に幅広い経験を備える彼。

パリの街中には卓球台が設置されていて、皆マイラケットを持って来て、卓球を楽しむそう。

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お!この噴水は、ジュネーブの国連前にあるのと同方式ミニ版。

地下鉄に乗って、少々北上。
河がありました。

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「ここ、ここ。でもさー、今日暑過ぎだね。日陰を探そう。もしくは、カフェだね」
というわけで、少しお散歩。


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ペタングをやっている人がたくさん。
ここでもここでも 、やってたねえ。
最近は、若い人の間でも流行っているんだって。


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通りすがりの、なんか粋なカフェ。
こちらで、一杯。
パナシェな友人君と、シードルな私。
とめどない話をしてたら、
「おーい。何してんの?これからお兄ちゃんの誕生日会にオレ行くけど、そこで会うでしょ?」
と、私のパリッこ仲間の弟君 が、偶然通りがかり。
「あらまー、奇遇!元気?え?そのパーティ何?」
フェースブック上での途切れ途切れの会話が今やっとつながった!
そっか、彼の誕生日会が今日なのね!行く行く!!
晩ご飯後に行くこと、決定☆
「また後でね~」

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少し日が傾いて涼しくなってきたねえ。
川沿いのお散歩を南下方向へ続けることにしました。
「最近、株を始めたんだ」
と友人君。
「世界の動きに少し詳しくなったよ」
お、面白いね。
「どの分野が延びそうかねえ」
と二人で、ああでもないこうでもないと素人談義をした結果
軍事、代替エネルギー、水、情報産業あたりが有力なのではないかという結論に。
軍事に投資するのは倫理的に許せないので、安泰そうなのは目に見えるけど、避けることとしました。
って、別に私が投資するのではなく、あくまで友人君なのですが。
「いろいろ作る時代っていうよりさ、作ったものがうまく届いたら配分されるかってのがこれからの要じゃない?」
「しかも、人と人や情報と情報をつなぐってのが、拡大する時代だよ」
と私。

歩きながら、アルコールの瓶を抱えて独り言を唱えている人、ホームレスの人がたくさんいます。
「困っている人がいたら、その場で現金を渡す派?渡さなさない派?」
「私は、その場限りの現金は渡さずに、仕組みづくりに自分の力と時間を注ぎたいと思うのだけど、そんなのいつになったら動くのか分からないから、現金を直接渡す方が効果的って友人がいて、何回か議論になったのよね。あなただったらどうする?」
と私。
「どちらかというと君よりだな。ちなみに、僕のお父さんは、自分の考えと同様の取組みをしている団体に寄付をして、そこの案内を持ち歩いていて、助けの必要な人に出会うと貴方の味方になってくれる組織だからって案内状を渡していたよ。」
さすが、中央銀行総裁なお父さんです。
その方法なら、私も納得だし、私と議論した友人君も納得に違いない。

「パーティへ持って行く自分たち用のワインとお誕生日祝いのワインを購入しよう」
Nicolas へ。
「ここは店員さんもワインに詳しいし、いいよね」
と私も友人も愛用のお店。





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最近パック詰めのワインが流行っているらしいです。
これまでは安物の代名詞でしたが、いろいろな理由から良いところのワインがパックにつまり始まっているらしい。
でも、私達の今回は普通に瓶のフランスワインの赤。

お!
オーストラリア精神科医君がいた!
ちょー久しぶり!4年ぶり!でも、フェースブックでつながってるから時を感じないねえ。


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道中のコンビニでカールラガーフェルド のコカコーラを発見。
つまり、シャネルな感じです☆

友人君お気に入りのクルド料理屋さんへ。
美味☆


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デザートをおまけしてくれた♪
オレンジの中がろうそくになっています。

オーストラリア友人君の脳画像研究について聞きます。
その分野でのデータを世界一保有しているという彼、いろんな会議にひっぱりだこです。
今回は、その分野が拡大すればマーケットが拡大する製薬会社に呼ばれての講演とのことです。
「年に2回は欧州に来るけど、オーストラリアからだと最低25時間はかかるんだよね」

そして、精神保健がもっと重点項目にのぼるために必要なものはなんだろう?と3人で熱烈に語ります。
最終的に、いろんなところにある偏見に苛まされているのではないかという結論にいたりました。

さて、誕生日パーティ会場の15区へ地下鉄で移動です。
お誕生日おめでとう!

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到着すると「宴もたけなわ」とはこのこと。
音楽に踊りに笑いにが渦巻く中、シャンパンがバンバン開きます。
お誕生日の友人君は嬉しそう!

話題豊富に酔っぱらっている人、じっくり語り系に酔っぱらっている人、いろんなタイプがいますが、それぞれいろんな医療施設の責任者だったりします。
人はみかけによりませんねえ。

スウェーデン人とフランス人のハーフとも会いました。
久しぶりにスウェーデン語☆
つくづく私のスウェーデン語力が落ちたことを実感。。。残念ねえ。。。使わないとねえ。。。
でも、フランス語は少し快適さが増しています。

終電は1時頃なので、それには間に合うように、20区の友人夫妻宅へ向かいます。


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途中レンタサイクル。
友人夫妻が登録しているみたい。
夜のパリをすいすい~。
すごーい気持ちいい。

おやすみ~。