「ICDの会議
でもうすぐジュネーブへ行きますよ」
とglobal mental healthの先輩
よりメール。
お!
お茶か晩ご飯できたら素敵☆
「ICRCの彼
もオブザーバーで来るよ」
とWHO先輩
より。
「やはり現場の声は大事だから、International Medeical Corps
やMSF epicentre
も来るよ」
お~。
仕事する友人の姿を見るのも楽しみ。
ICDとは、International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problemsです。
日本語では、疾病及び関連保健問題の国際統計分類。
こちらに解説があります。
今は10版を世界で使っていますが、11版が2015年5月から使われる予定です。
今回は、その中の、精神科の、ストレス関連疾患/障害/反応のあたりの分科会です。
世界の蒼々たる面々がずらっとテーブルを囲みます。
2日間の会議のうち、数時間だけ見学させてもらいました。
先輩も友人も素敵に仕事しています◎
前回の神経内科より女性も多いし、出身国もばらけている印象です。
「この先生達の話を聞けるなんて、夢みたい!しかも、勢揃い!」
とイタリア人の小児精神科医の同僚は大興奮。
「treatment gapが大きいのも心配だけど、mal traatmentが一番心配よ」
とバングラデッシュの先生からの一言が私はもっとも印象的でした。
treatment gap= 治療を受けるべき人数ー治療を受けるべきで実際受けている人数
mattreatment= 間違った治療
質の良いサービスを必要な人全員に届けることが大切です。そして、そのための正確で使いやすい診断分類が大切です。
会議1日目の終わりに皆で晩ご飯へ行きました。
その席でも、ストレス関連疾患/障害/反応の話で盛り上がります!
エキスパートとは、骨の髄までその分野を追求し、文字通り四六時中そのことを考えているんだわ~と実感。
今回の出席者のMSF epicentreの疫学者とも仲良く成りました。
奥さんも晩ご飯に登場。
奥さんは看護士さん。
二人は、フィールドで活動中のネパールで知り合ったそうです。
現在は、二人ともパリ勤務。
そして、奥さんはLSHTMの通信講座受講中!
会議二日目のコーヒー休みにWHO日本人先輩
も合流します。
global mental health先輩
JPO先輩
日本人先輩
私
の日本の精神保健談義。
さりげない会話の中で物事の流れなどいろいろ勉強になります。
会議の後は、サルトリウス先生宅訪問
その3です。
JPO先輩が、手みやげにと箱入りマンゴーを購入。
4つ入り!
こちらはWHOの私の部屋からの風景ですが、真ん中に止まってる車で週二回売ってるらしいです。
ちなみに、少し視点をあげると、向こうに見えるのはモンブラン。
白い建物は、UNAIDSという国連のエイズ専門機関です。
JPO先輩、global mental health先輩、私の3人で伺うと、いつものように先生と奥様が迎え入れてくれました。
ICDのこと、JYPOのこと、日本の災害のこと、アジア若手精神科医の会のこと、WHO精神保健部のこと、いろいろ話が展開します。
どの話になっても、ちょっと素敵な助言があり、ちょっとこちらが元気になる一言があり、本当に素敵です。
「言わなくても、君はまた来ると思うけど、いつでも歓迎だからね」
はい!また、来ちゃいます!
次はもう少しWHO職員が板につきはじめてると良いのですが。
その後、global mental health先輩と晩ご飯へ。
会議へ出席しての感想や、研究者としての活動、災害支援の活動などいろいろ教えて頂きました。
丁寧でいながら、大胆な感じが素敵です。
そして、今回は私がお支払い!
念願の「出世払い」!
なんといっても、この日に国連からスイスの口座に初めて振り込まれたそのお金でお支払い☆
(ゴルゴ13ではありません)
そこから、MSF epicentre君が誘ってくれたピクニックへ合流☆
「19時頃からピクニック」ってのは、さすが日の長い欧州の夏のピクニックです。
私達は、21時過ぎに合流しましたが、まだまだ明るい!
たーくさんの人々が湖沿い、芝生の上でくつろいでます。
いろんな言葉が聞こえてきます。
ジュネーブだ~。
MSF関係者が10人くらい。
やっぱりWHOより皆若いよね~。
これからもいろいろ混ぜてください~。
MSF epicentre君夫妻は、ほのぼのイイ感じ。
一緒にいるとこちらも優しい気持ちになれます。
またパリで会えるのを楽しみにしています☆