WHO見学2日目 | 女医の国際精神保健

女医の国際精神保健

精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

すがすがしい朝を迎えて、ちょっとした緑を眺めながらスイスチーズな朝食です。
同級生ちゃん達とジュネーブ感想を交換しながら、興味のある公衆衛生分野を語ったり。
朝からルンルン☆

今日は、歩いてOMS/WHOまで行くことにしました。
徒歩30分くらいだったかな?
道中には、幼稚園に向かうチビッコやお散歩中のおじいさんなどなどが伺えて、ジュネーブの日常生活を少々垣間みました。
やっぱ新しい土地は歩き回るに限ります。


精神科女医のロンドン大学大学院進学

こんな可愛いお家。
私のイメージのスイスです。
でも、街全体は以外と実用的な雰囲気の方が強いかも。
ドイツとフランスの影響を同等に受けてるイメージ。


精神科女医のロンドン大学大学院進学

WHO内の図書館には女性の自立をメッセージにした絵が飾ってあります。
お!
こちらは、Halle Berry
私の相当好みのツボな見た目な女優さんです。

WHOのいろんな部署からの案内が本日も続きます。

WHOは職員の医者が占める割合がとても大きいのが現状ですが、それが経済やマネージメントの出身の人々に移行し始めているようです。
そして、活動は何しろ資金がないと始まらないので、資金源を説得しやすい取り組みが進み、なかなか資金がまわらない部門は取り残されてしまうようです。
最近のチャンダイレクターの発言の
「what gets measured gets done」
は本当のようで、何しろ測定して数値化することが大切なようです。
(精神保健は難しいわけですねえ)
公衆衛生の取り組みの難しい点は、
1、人々の行動変容を要する点
2、使用した資金がその出資部門が回収できるわけではない点
最近の流れは「あらゆる政策に保健の観点も盛り込むこと」

温暖化と健康の話しもありました。
温暖化などのclimate changeは経済活動の観点から話されることが多く、健康問題として取り上げられることに苦渋しているようです。
(まずはagenda/議題に乗らないことには、誰にも語られません)

WHOに近づくには、インターンシップやJPOを通じて内部にまずは入り、そこから情報やネットワークを広げて行くことが大切とのことです。


精神科女医のロンドン大学大学院進学


精神科女医のロンドン大学大学院進学


職員食堂で皆でお昼御飯☆
健康的で美味しい感じ。
でも、ちょっと高い?
10フランか15フランくらい(1000円くらい)
プロジェクトで来ている別の同級生達にも偶然会いました!
楽しく刺激的に取り組んでいるようです。

その後アイスクリームを買って屋上へ。
ぐるっと山に囲まれて、なんだか自然をとても感じます。
そして、見える建物はすべて国際機関。
世界が動きます~
アイスクリームの話しからequityの話しまで。
みんなよく喋る~

その後、司書さんからも説明があり、WHOサイト の活用の仕方を教えてもらいました。
方向性を示すようなスピーチやレポートから、研究に使えるデータまで、本当にいろんな情報がつまっています。
そして、どれも無料です。
すごい。
講義中にもらったスイスチョコも美味しかった☆

そして、秋からのインターン受け入れ先である精神保健部 のdirectorと直接の指導担当のtechnical advisorにご挨拶訪問。
よく考えると二人ともインド人。
そして、私を推薦してくれた大学院の教授もインド人。
(もう一人の私を推薦してくれた日本の先生は日本人)
technical officerの先生もLSHTM卒業生。
歓迎ムードで大変居心地良かったです。
今回はお会いできなかった秘書さんもメール上で大変御世話になっています。
9月から大変楽しみです。

「今日分の予定修了しました~」
とSさんへ電話。
「お!じゃあ、スイスチーズでも買いに行こう」

その日はSさんおすすめのお店が開店していないようで。
「ちょっとフランスのカルフールで良いかな?」
わーい☆

精神科女医のロンドン大学大学院進学


精神科女医のロンドン大学大学院進学


ジュネーブはフランス国境と近いので、WHOから車で10分くらいでフランス☆
そして、お店に入るとこの棚はぜーんぶチーズ!
すごい。
ご近所のいつも晩ご飯を作ってくれる人々にお土産購入です。

UNAIDS勤務のEさんとその奥様でWHO勤務中のKさんに合流して、晩ご飯です。
(同級生ちゃん、Eさん、Kさん、Sさん、私の5人)


精神科女医のロンドン大学大学院進学

お店は湖のほとり!
時折ボートで来店の人々を見かけることもあるらしいです。
そんな時はお決まりのチョイ悪親父と美女のコンビのようです。
見たーい。

一年ぶりの再会で、昔のこと、公衆衛生大学院のこと、ロンドンのこと、ジュネーブのこと、国際機関のことなどなどたくさん喋りました。
私と同級生ちゃんへの今後の進路へのお助言も頂きました。
国際精神保健、がんばりまーす。


精神科女医のロンドン大学大学院進学


精神科女医のロンドン大学大学院進学


精神科女医のロンドン大学大学院進学


精神科女医のロンドン大学大学院進学


どれもこれもすんごい美味☆
ワインと共にたらふくたらふく食べました。
いや~、スイスは美味しい。
(イギリス、がんばれ~)

そして、また車でぴゅ~と送って頂いちゃいました。
ありがとうございます。
また、9月にお会いするのを楽しみにしております。

本日もたくさんの情報と刺激を受けて素敵な一日でした。
さすがに、ホテルで同級生と語る体力はなく、即就寝。