今勤めてる会社、先月まで神谷町にあったんですが、ゴールデンウィーク明けから丸の内(大手町寄り)に移転するんです。数カ月前から引っ越しプロジェクトが始まったため、バタバタしていた多くの理由は実はこのためでした。
転職してやっと土地勘が出てきたお隣だった六本木から遠くなるのは寂しいですが、東京駅近辺の方は声かけてください。落ち着いたらオフ会ランチでもしましょう!
というわけで、ゴールデンウィークも移転関連の作業があるため明日からずっと出勤なんですが、昨日・今日は自宅待機、且つカミさんと息子は長野なのでPC三昧です。ということで、ネットで面白い動画を拾ったのでご紹介です。
ロンドンに長期出張していた頃、「Pop Idol」というテレビ番組がありよく観てました。いわゆる「リアリティTV」に属するオーディション番組で、これを皮切りに世界各地でスピンオフの「xxx Idol」という番組が制作されています。一番有名なのは「American Idol」ですかね?ファイナリストに残った参加者の多くがメジャー契約に至ってます。
更に、この番組のフォーマットを使って別のオーディション番組が作成されました。「xxx Got Talent」シリーズです。アイドルというジャンルや年齢の枠を度外視して才能あるエンターテイナーを発掘するという趣旨で、イギリス版の「Britain's Got Talent」で日の目を見た「Paul Potts」と「Susan Boyle」は日本でもブレークしたのでご存じの方も多いでしょう。
このアメリカ版「America's Got Talent」のSeason 1で、当時11歳の「Bianca Ryan」という女の子が優勝を果たしました。昨日探していた動画はこのBiancaが「The Ellen DeGeneres Show」というトークショーで2006年にゲストとして呼ばれた時に映画「Dreamgirls」で使われた「And I Am Telling You I'm Not Going」を歌った時のものだったんですが、偶然もっとすごい歌手を見つけてしまいました。
同じショーで、翌2007年に全く同じ曲をフィリピン出身の15歳「Charice Pempengco(シャリース・ペンペンコ)」という女の子が歌っており、まるで2人を比較するように1つの動画に続けてその時の様子が収まっています。
まずは動画をご覧ください。最初に歌ってるのがBianca、次がChariceです。
最初にBiancaを聞いた時でも十分鳥肌が立つくらい声量があってうまいんですが、後でChariceを聞くとBiancaがかわいそうになるくらいレベルが違います。元々「Dreamgirls」は舞台ミュージカルとして制作され、「And I Am Telling You~」は2人のJennifer(Jennifer HolidayとJennifer Hudson)がそれぞれの時代でヒットさせています。なお、Jennifer Hudsonは本家「American Idol(Season 3)」出身で、コンテストでは7位に終わりましたが実力が認められて結果オスカーを手にすることになる「Dreamgirls」に大抜擢されました。
でも、Chariceの迫力のある歌唱力はこのオリジナルの2人に匹敵します。
以下の動画もなかなか良くできてます。Destiny's Childの「Stand Up For Love」ライブ映像にChariceが同じ曲を歌う様子を交互にかぶせています。世界のBeyonceもこの編集されると立場ないですね。デスチャの方は学芸会のように聞こえます。
それでは、今日の歌詞フレーズはこの曲からピックアップですが、曲の紹介が長くなってしまったので1ヵ所だけにしておきます。こちらの動画はJennifer Hudsonがグラミー賞のパーティーで歌った時のものです。
And I Am Telling You I'm Not Going by Jeniffer Hudson (2006)
最初のAメロからサビの「No, no, no, no way,」に即繋がりますが、そこが終わってBメロらしきところに入った最初です。
And I am telling you
I'm not going,
Even though the rough times are showing.
動詞の中には自動詞と他動詞、両方で使われるものが多々ありますが、多くは「どちらも同じ意味で目的語を取る場合、取らない場合の両方がある」というものです。例えば
She married Tom.(他動詞)
She married young.(自動詞)
という場合。どちらも主語が「she」であることから、「marry」という動詞の意味自体は同じです。
が、上の歌詞に出てくる「show」という動詞は一味違います。通常学校なんかで習う他動詞としての「show」は
I'll show you the picture of my family.
というように『見せる』という意味ですが、自動詞としての「show」にはもう一つ『見えるようになる・明らかになる』という全く逆からの使い方があるんです。この場合、主語は見せる方ではなく「見えてくる何か」の方になります。
「show up(姿を現す)」という句動詞がありますが、これに近い感覚ですね。
洋楽だと他にもMariah Careyがカバーしてヒットした「Without You」の歌詞に
You always smile but in your eyes
Your sorrow shows
Yes it shows
という形で出てきますが、これも全く同じ使い方です。
元々Chariceはネットの動画サイトで有名になったらしいんですが、日本ではまだ知名度低いですよね?この国の業界関係者や広告代理店はまったく何をしてるんでしょう。
┐( ̄ヘ ̄)┌
「xxx Idol」系の番組は世界中で作られているのに、オーディション番組大好きな日本版の「Japanese Idol」がないのもすごく不思議です。
きっとつんく♂が自分の利権を守るために裏工作してるに違いない!
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こちらもついでによろしくお願いします。
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ハマっちゃったら、これも買うしかない!!!ただのサントラと思ったら大間違い!
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