408.3 上高地スノーハイク ★光りと影★
関連:315.上高地 408.上高地スノーハイク 、★雪と山と水と紅と★ の続き
本当は上高地の影の部分にもスポットを当てようとしましたが、今日は画像のアップロードがうまくいきません。
なので、影の部分を綴るのは延期です。
コースタイム:釜トンネル入り口9:00→釜トンネル出口9:25→大正池10-:07→田代池10:55→河童橋12:12→ウエストン碑12:48→田代池13:18→大正池13:27→釜トンネル出口14:23
12:29 焼岳
大正池は焼岳の1915年の噴火で誕生。焼岳は上高地の移り変わりを熱く見守っている。
12:30 焼岳アップ この山は活火山、頂上に噴煙が見えます
焼岳の頂上から上高地を眺めると・・・・・こんな感じ。(396.焼岳 9月)5時間30分ほどの上高地スノーハイクでした。
標高1,500前後なので高山性の頭痛は起きませんでした。Feb.17 2011
★ ★ 【追記】前日写真アップができなかった上高地の影の部分 ★ ★
9:48 釜トンネルを出て20分ほど歩いたあたりの景色、穂高連峰が見えだし霧氷が綺麗で歓声をあけたくなる景色ですが・・・・・・
土砂崩れの防護柵がめぐらされその先には斜面を覆う崩落防止のネットが目にとまります。
冒頭で釜トンネル口に紹介されたH21年2月の雪崩写真はこの周辺だと思います。(→408.上高地スノーハイク )
これからは寒気が緩むのでハイカーは念頭に入れる必要があります。
12:41 河童橋からウェストン碑へ行く途中、霞沢岳から対岸のケショウヤナギに視線をおろすと・・・・・梢がやけに白く目立ちます。
12:34 目の前の木は・・・・ 直接的には野猿が飢えをしのぐための行為ですが・・・・本当にそれだけのことでしょうか?
2年前の秋家族で上高地で宿泊したとき林道に野猿の群れが歩いていて驚きましたがこれは近年のこと。
若い頃、島々から徳本峠を歩いた時にはあちらでも遭ったことはありますが、今は上高地の方が多いと思います。
冬以外は観光客の食べ残しに不自由しない
13:17 田代池手前の分岐 無雪期には左側は湿原になっています。
100m前方に田代池、左側の湿地には立ち入らぬよう間隔を狭めて散策コースを示すポールが立てられているのですが残念。
ローカル新聞で『上高地冬の顔』と題して1月第二週~三週に8回のシリーズでスノーハイカーの事故と規制について連載していました。
NHK長野放送局では監視員の率直な感想を報じ問題点を指摘
1997年安房トンネルの開通、2005年の新釜トンネルの開通は冬上高地への入山が容易になったことに加え体験型観光にスノーシューのブームが重なったとのこと
天候急変した・・・・と地図も照明器具も持たないハイカーが携帯電話で救助を要請したことや冬季用のトイレで三~四十人の列が並び、コース内の黄色いシミ、キャンプサイドで捨てられているゴミなど・・・・・
沢渡周辺の観光宿泊業と環境保護規制の板ばさみで揺れる冬の姿が浮き彫りにされていました。
自己責任の意識の低さもそうですがマナーの欠如は困ったものです。
結局は規制強化になってはねかえってきます。