写真集「川回し地形」・・・千葉県養老渓谷を散歩する①【過去記事の画像更新版】
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①-2トンネル部(下図・・・地形図参照)
MEMO
*「川回し地形」って、何?*
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千葉県房総丘陵で多く見られる地形。
蛇行した河川を人工的に短絡させて農地に転用する工法である。
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蛇行している河川で、上流・下流が近接するところをトンネルや切通でつなぎ、
それによって干上がった旧河床を農地に利用するというもの。
(江戸期に盛んに行われた)
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なお、
千葉県以外には、新潟県で事例が見られるが、こちらは「川瀬違え」と呼ぶらしい。。。
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結果として
・米の生産量
2006年度全国3位(32万トン・千葉県全体)
・野菜の産出額
2005年度全国1位(1653億円・千葉県全体)
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③旧河床と現河川の分岐部分
(下図・・・地形図参照)
*撮影ポイント・・・養老川流域の特徴*
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全長73.4KM、千葉県で2番目に長い川である。
【上流域】
観光資源が豊富で千葉県内屈指の観光ポイントである。
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【中流域】
豊かな自然に覆われた市原市南部の丘陵地帯で農業や酪農が盛ん。
ゴルフ場が多数存在。
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【下流域】
養老川によって形成された三角州の沖積平野で、住宅や商店の密集地。
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【最下流域】
京葉工業地域の一角をなす埋立地。重化学工業を中心にした工業地がひろがる。
*撮影ポイント・・・養老渓谷の特徴*
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梅ケ瀬渓谷の紅葉が有名。養老温泉も著名だが、水温は20℃前後の冷泉である。
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②-1旧河床の旧河岸場
(上図・・・地形図参照)
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②-2旧河床の現河川分岐に近いところ
(上図・・・地形図参照)
*撮影ポイント・・・市原市の特徴*
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昭和38年に姉崎町、五井町、市原市等が合併し誕生。
人口28万人。
古代は上総国の中心地域であった。
ゴルフ場は(自治体単位の統計で)日本一である。
ジェフユナイテッド市原・千葉(Jリーグ)の本拠地。
*養老川に沿って通る小湊鉄道*
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五井駅(千葉県市原市)―上総中野駅(千葉県夷隅郡大多喜町)
18駅、39.1KM
大正6年設立。
五井から安房小湊(JR外房線)まで免許を取得し、昭和3年に上総中野まで完成。
しかし、昭和恐慌で、安房小湊までの延長が頓挫。
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昭和9年、国鉄木原線(現・いすみ鉄道)が上総中野まで開通し、
当初計画とは異なる形での房総半島横断ルートが完成する。
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沿線の様子・・・
(↓本ブログ内関連記事)
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小湊鉄道と養老渓谷駅前の様子・・・(本ブログ管理者2007年4月撮影)